ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸の鉄門扉

2021-05-22 21:23:46 | 水戸

 最近はアルミ製の門扉が多くなっているようですが、以前、鉄門扉は洋風建物の入口に欠かせないアイテムだったようです。とくに、公共建築などではよく見られたように思いますが、今回はそうしたもので残っているもののいくつかです。

 

遺徳之碑(偕楽園 常盤町1-3-3)
 関新平は、幕末の悲惨な対立を引きずった明治初期の水戸へ明治5年に今の知事として来任したそうです。関が来たことに対する反発から水戸城を放火した人たちの釈放や、明治になって身分を失った武士階級への授産をはかったりしたそうです。そうしたことをたたえて明治30年に建てられた碑だそうです。その周囲には伝統的な鉄門扉と鉄の垣根が設置されてています。

 

鯉淵小学校(鯉淵町3000)
 小学校の裏門のようです。以前は、学校などには、鉄門扉がよく見られたように思います。校章がつけられていて、どちらかというと重々しさを感じさせるデザインのようです。

 

旧芦山浄水場(渡里町921-1)
 ロケ地カードがある、映画のロケ地としてよく使われるらしい、かつての浄水場です。入口にモダンなデザインの鉄門扉がありました。浄水場は、昭和7年に建設されたそうです。

 

妻里小学校(中原町682)
 校庭側の入口に、これもモダンなスタイルの鉄門扉がありました。両側の柱に細いベルト状の鉄で固定されているようです。

 

大串貝塚ふれあい公園(塩崎町1064-1)
 これは新しいもののようですが、中央に縄文土器や、大串貝塚の貝殻があしらわれています。


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