At First

P-01Bの「充電停止しました」

 P-01Bの待受画面を見ると、見慣れないアイコンが表示されていた。
 選択してみると「充電停止しました」というメッセージ。(助詞の「を」があった方が良いと思いますが…)

充電停止アイコン


 決定ボタンを押すと「電池の劣化防止のため充電を停止しました。しばらくしてから再度充電してください」と表示される。

充電停止のメッセージ


 取扱説明書によると、FOMA端末を使用しながら充電した場合や、自動的に充電が停止した場合にデスクトップに表示されるアイコンで、電話機内部の温度上昇を検知して充電を停止する機能のようだ。確かに、直前にiアプリをしばらく利用してから、すぐ卓上フォルダに置いて充電を開始した記憶がある。
 この充電停止機能は、2009年度夏モデルのP-07Aあたりから搭載されているが、すぐに卓上フォルダに置いて充電したくなる私のような人には大変ありがたい。
 利用者が電池の残量や電池が熱を持っているかどうかを気にしなくても、電話機が自動的に充電を制御して電池の劣化防止を図ってくれるのは楽になる。こういった機能はカタログには載らない地味な機能だろうが、高く評価したい。

 電池残量といえば、同じく2009年夏モデルから、電池の残量のアイコン表示が3段階から5段階に細分化された。
 P-01Bも、5段階アイコン表示と数字での残量表示の切り替えが可能だ。

電池残量のアイコン表示 電池残量の数字表示


 5段階のアイコン表示は20%刻みで、電池の残量に比例して目盛りが一つずつ増減していく。これまでの3段階表示はSH-01Aの取扱説明書に「十分残っています」「少なくなっています」「ほとんどありません」と表現されているように、目盛りと残量の関係が分かりづらかった。これも日常的に嬉しい改善点である。

 この電池残量表示の細分化にともない、これまでなんの意味があるのかまるで分からなかった機能メニューからの「電池残量表示」が少しは意味を持ってきた。
 電池残量をアイコン表示にしていても、メニューから「設定/サービス」→「その他」→「電池」→「電池残量」で電池残量が%表示で確認できる。
 ようやく活躍の場ができて良かったね、と安心してたら、iウィジェットの「iWウォッチ」は時計アプリだけでなく、高解像度のアニメーションで電池残量表示も可能のようで、また電池残量を表示できる機能が増えてしまった。さらに言えば、待受画面からウィジェットボタンで一発起動できるだけ「iWウォッチ」の方が使い勝手がよいと言えるかもしれない。
 やっぱり、機能メニューの電池残量表示は「いらない子」か。

常に数字で表示される電池残量表示機能 プリインストールのiウィジェット「iWウォッチ」で電池残量表示

最近の「昔使っていたPanasonic製端末」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事