ハリソン君の素晴らしいブログZ

新旧の刑事ドラマを中心に素晴らしい作品をご紹介する、実に素晴らしいブログです。

『ドS刑事』#06~最終回

2019-10-19 12:00:11 | 多部未華子









 
#06(2015.5.16.OA/ゲスト=恒松祐里、森川 葵、おかやまはじめ、玄覺悠子ほか)

脚本が川崎いづみさん単独に戻って、明らかにギャグの切れ味が悪くなりましたw なんで共作を続けないんでしょうか?

だけど不思議なもんで、スベっても以前ほどイライラしなくなりました。各キャラクターに色が付き、観てる我々も親しみを感じて来たから……かも知れません。

特に代官山(乳首)に対する乳首な苛立ちが、すっかり消えちゃった自分には自分で驚きました。前回、ちょっと沈みかけたマヤ(多部未華子)を元気づけようとする、彼の健気な姿が描かれた事で、あのでくの坊ぶりが許せるようになったワケです。

そんなちょっとした描写でキャラクターの、引いてはドラマ全体の印象まで変わっちゃう。演じる役者さんの好感度も違って来ますよ!(大倉くんが乳首である事実は揺るがないけれど)

前回、共同脚本で参加された山岡真介さんの功績かと思います。だから続投して、ずっと川崎さんの弱点を補って欲しかった!

マヤが特別弁護人として法廷に立つクライマックスは、もっと面白くしようと思えば出来た筈です。勿体無い! 証拠となった防犯カメラの映像なんか、あまりにご都合主義でガッカリしました。

冒頭、マヤと代官山が聞き込みに行った女子高の先生が、白金課長(吉田 羊)と瓜二つってアイデアは(吉田さんの演技力を活かす意味で)ナイスと思ったけど、たぶん後付けですよね。

その女子高がマヤの母校で、自分をイビった先生にドS攻撃(言葉責め)でリベンジする描写しか、脚本には書かれてなかったんじゃないでしょうか?

それを吉田さんの2役でっていうコメディ的発想は、たぶん川崎さんからは出て来ない気がします。脚本の弱さを補う為に、監督さんはじめ制作陣が知恵を絞ったんでしょう。

せっかく私がツボにハマりかけてた、岸本加世子さんが老人(睡眠中)のヒゲを剃るシーンも今回は無かったし!w

岸本さんと言えば、マヤの父親(警察庁次長)と曰わく有りげな伏線の張り方も、あまりに稚拙と言えば稚拙過ぎますよね。これほど真相が気にならない謎がかつて有ったでしょうか?w

やっぱり、川崎さんの単独脚本じゃ弱いです。こうして欠点ばかり目について来る(観る側に考えるスキを与えちゃう)脚本なんです。

それでも我々が毎週『ドS刑事』を楽しみにしちゃうのは、あらためて言うまでもなく、多部ちゃんの存在がド真ん中にあるから。

多部ちゃんが脇役だった『東京バンドワゴン』や『ラストホープ』だと、そうは行かなかったですよね。回を重ねる毎に苛立ちが増し、終盤になると心底どーでもよくなってました。

多部ちゃん演じる黒井マヤは、本当に魅力的です。一挙手一投足から眼が離せません。特に前回からは、鞭を振るうシーンがw

そのサービスショット、今回は確信犯的に正面から(しかもローアングルで)多部ちゃんのオヘソを狙ってましたけど、前回は着てなかったタンクトップが加わりましたよね?

もしかすると、前回はハプニングだったのかも知れません。あれほど肌が露出するとは予想してなかったのかも? それだけに永久保存のお宝映像ですw


#07(2015.5.23.OA/ゲスト=手塚とおる、やべけんじ、松嶋亮太ほか)

脚本(川崎さんと共作)に徳尾浩司さんというライターさんが加わり、ギャグの切れ味がますます悪くなりましたw

これだけはホントに、キャリアや知名度の問題じゃない。持って生まれたセンスの問題です。ご本人は「これ、最高!」と思って書かれてる筈なのに、視聴者は……少なくとも私は全然笑えない。

笑いのセンスが無いライターさん2人が共作してるワケですから、笑えなさも倍増してます。もはやスベり芸の域に入り、かえって心地良い位ですw

でも、カルトの域には程遠いんですよねぇ。そのギャグの狙いがサッパリ解んないほど独創的ってワケじゃない。狙いはよく解るけどハズしてるっていうw、デーブ・スペクター型のスベり芸です。

もちろん、笑いのツボは十人十色ですから、めちゃくちゃウケてる人もいるかも知れないし、以前書いたように幼児層のツボを狙ってるなら、我々オトナが笑えないのは仕方ありません。

しかし今回、なんで今さらUFOネタなんだろう?w 幼児の親(Xファイル)世代へのアピールなのか、はたまた我々(まさにUFOブーム直撃)世代を狙ったのか? 何にせよ、その時代錯誤なセンスだけは気に入りましたw

また、今回は拉致された代官山(乳首)に代わって浜田刑事(八乙女光)がマヤ(多部未華子)とコンビを組みましたが、乳首に勝るアホっぷりと大根ぶりで、私はどうリアクションすれば良いやら分かりません。

代官山(乳首)も結局ただのアホに戻っちゃったし、あくまで『天才バカボン』を観るノリで楽しめば良いんでしょうか? けど赤塚不二夫さんみたいな切れ味は無いんですよねぇ~

やっぱり、多部ちゃんの演技とオヘソを愛でるだけのドラマなんだって割り切るべきなのか…… 第4話と第5話で面白くなる可能性が見えただけに、割り切るには勿体無い気がしちゃうんですよねぇ……

次回はトクさん(伊武雅刀)が主役コンビに絡んで来るみたいなんで、大根芸とは違った味わいが期待出来そうです。マヤと代官山(乳首)との距離が縮まるとか、そんなんどーでもええねんホンマに!

せめて、第5話を書かれた山岡真介さんの再投入を希望します。徳尾さん、お疲れ様でしたw

~今週のツボ~

多部ちゃんの凛々しい表情が随所に見られ、とにかく格好良くて痺れました。やっぱり眼力のある人は刑事役がよく似合う!

そんな多部ちゃんを見てると、このドラマはもっとシリアスな作りにした方が良かった気もして来ます。で、もっともっと多部ちゃんのアクションを見せて欲しかった!


#08(2015.5.30.OA/ゲスト=遠山俊也、矢野聖人ほか)

何度も睡魔に襲われ、さすがにもう「素晴らしい」って言い張るのは無理だと思ったんだけど……

脚本が驚くほどつまんないお陰で、現場のスタッフ&キャストの皆さんが如何に工夫を凝らし、何とか面白くしようって頑張っておられるのが、かえって伝わり易くなってるんですよねw

例えば、黒井マヤ(多部未華子)が鞭を振るうシーンで、近くにいた刑事達が『マトリックス』ばりにのけぞったり、代官山(乳首)が紙コップを持ったまま腕時計を見てジュースがジャーって零れたりw

笑えた部分って、間違いなく脚本には書かれてない、撮影現場において即興で演出されたであろうネタばっかりなんですよね。

その極めつけが、4枚目の画像です。矢野聖人くん(犯人役)&多部ちゃんっていう組み合わせでなければ成立しないであろう、奇跡的な画ですw このショットを観て、やっぱり『ドS刑事』は素晴らしい!って、私は思い直しました。

矢野くんのあの表情って、そんじょそこらの若手俳優が作れるもんじゃないし、それに負けない表情が作れる女優さんは、日本には多部ちゃんか故・岸田今日子さん位しかいないでしょうw

物凄い悪女(あるいは狂女)を演じる多部ちゃんが観たくなりました。既に舞台『サロメ』等でその片鱗は披露してますけど、本格的な悪役を演じる多部ちゃんを想像させてくれる今回の『ドS刑事』でした。


#09(2015.6.6.OA/ゲスト=北浦 愛、寉岡萌希、ざわちん、金児憲史ほか)

週刊文春の記事で「Z級ドラマ」と評された『ドS刑事』を、頑なに「素晴らしい刑事ドラマ」だと言い張り続けるこのブログも「Z級ブログ」って事になるんでしょうか?w

ドンバチアクションやヌード画像、昭和アニメ等、中学生レベルな記事の内容を思えば確かに「Z級」と呼ばれるに相応しいブログです。だから同じZ級の『ドS刑事』を素晴らしいと評するのは自然な事ですね。

しかし、中途半端なB級やC級よりも、Z級の方が絶対面白いですよw 何しろ究極なんだから。マジンガーやももクロだってZなワケだし。

そんな低クオリティーなドラマに、誰もがA級と認めるハイクオリティーな女優=多部未華子さんが主演したら一体どうなるか?

世間ですっかり「笑えない」「脚本が酷い」等の低評価が定着したにも関わらず、そこそこの視聴率をキープし、今期ドラマの満足度ランキングでも上位に君臨し、多部ちゃんの新たなファンが急増中らしい!という、驚くべき実験結果が出ちゃいましたw

以前、私が提示した「多部ちゃんエスパー説」が、いよいよ現実味を帯びて来ましたよね? このドラマが「どうやらつまんない」って我々が気づいた時期にも「かえって多部ちゃんの凄さを証明してくれるドラマになるかも?」って、半ばジョークで書いた事が実現しちゃいました。

Deep Purplinさんから頂いたコメント通り、多部ちゃんの底力をもっと世間に広く知らしめる事こそがスタッフの狙いだったとしたら、この結果は大成功と言えましょう。

『デカワンコ』とはまた違った種類の奇跡ですよね。多部ちゃんの出演作をレビューする際に、私は「奇跡」って言葉をよく使いますけど、本当に多部ちゃんは「奇跡を呼ぶ女優」だと思います。

私自身、なんだかんだ言いながらも毎週『ドS刑事』を楽しみにしてますからね。タベリストとしての義務とかお情けで観てるワケじゃないんです。何か説明しようがない魅力がある。それはやっぱり、多部ちゃんの吸引力以外には考えられません。

Z級ドラマのスベりっぷりを見物するのがクセになってる側面もありますけどw(それにしたって『じぇじぇじぇ!』の引用は酷い。クリエイターとしての志が低すぎます)

~今週のツボ~

☆「ゴスロリ……久し振りね」

ついにストレートな『デカワンコ』ネタが登場しました。コスプレのイベントに出向いた黒井マヤ=多部ちゃんの台詞です。楽屋オチとしては程良いサジ加減だったと思います。

☆演技派女優・吉田 羊のアクション

白金課長=吉田羊さんが今回はスケバンのコスプレを披露した上、剣道を取り入れた立ち回りまで演じてくれました。ここまでアクティブな吉田羊さんの姿って、かなりレアなんじゃないでしょうか? 少なくとも私は初めて見ました。

☆ざわちん

私は辛うじて知ってたけど、バラエティー番組を観ない人には意味不明ですよねw 顔の部分メイクだけで有名人そっくりに化けちゃう、顔真似の名人さんが本人役で登場しました。

先の「じぇじぇじぇ!」といい、その時にしか通用しない流行ネタをドラマで使うのは感心しません。て言うか今さら『あまちゃん』って……


#10(2015.6.13.OA/ゲスト=佐戸井けん太、小林且弥、青山倫子ほか)

~今週のツッコミどころ~

☆『太陽』ネタ

制服警官の叔父(佐戸井けん太)から「刑事の顔になった」と言われ、調子に乗った代官山(乳首)が『太陽にほえろ!メインテーマ』を口ずさみながら「なんじゃこりゃあーっ!!」って、最もベタな『太陽』ネタを披露しました。

普通なら喜ばしい事なんだけど、乳首にやられるとムカつきますw

☆自警団

自警団=闇の処刑人(つまり真犯人)って、フィクションの世界じゃ相場が決まってますから、登場した時点で先が読めちゃう。それを逆手に取って他に犯人を設定するような捻りも無し。

私は犯人当てを楽しむタイプじゃないから別に構わないんだけど、なかなか気づかない刑事達がバカみたいに見えちゃうのが困ったもんです。話の運び方をもっと工夫すれば、もうちょい何とかなると思うんだけど……

☆50年前の初恋の君

……と瓜二つだ!って、着物姿のマヤ(多部未華子)を見てトクさん(伊武雅刀)が驚くんだけど、顔はそのまんまなのに今まで気づかなかったの?って思いますよねw

しかも、そのネタが結局ストーリーに全く絡んで来ないというw ギャグにも伏線にもなってない事こそがギャグ(狙い)なんでしょうか?

☆5人組の「見た感じ」

自警団5人組が並んだ写真と、男性刑事達5人が並んだ姿を見比べて、どっちが「頼りたくなる感じ」か試してみる場面。

この刑事部屋におけるコントは毎回そうなんだけど、無駄に長いですよねw サラッと流せばクスッと位は笑えるかも知れないのに、延々とやってるもんだから完全に逆効果。

そんなに時間かける程のネタかよ!って思っちゃう。作者が1人で面白がってるように見えるから「センスが無い」って言うんです。川崎さんにとってはコレが面白いネタなんだ……って、毎回、ある意味新鮮ですw

その辺りのスベりっぶりが、私はちょっとクセになってるんですよね。笑いのツボがこれほどズレてると、かえって可笑しくなって来ちゃう。まさか、これが真の狙い?

☆なぜ、このタイミング?

白金課長が部下達に「皆それぞれ、自分流に捜査してくれればいい。全責任は私が取るから」って、七曲署のボスを彷彿させるイカした台詞を言うんだけど……

ストーリーの流れの中で、その台詞が最も効果的に感動を誘うタイミングって、絶対そこと違うやろ!って思っちゃいましたw ここ一番に取っとけよ!ってw

その後で有栖川係長(勝村政信)が同じこと言おうとして「全責任は私が取……」で言葉を失っちゃうのは笑えたけど、如何せんこれも長い!w

もっと後の場面で言わせた方が良かったのでは? 笑わせるにせよ泣かせるにせよ、話の運び方(構成)に工夫が無さ過ぎるんじゃないかと思います。

☆乳首の怒り

佐戸井けん太さん(多部ちゃんとは『つばさ』以来?)が殺され、甥っ子の代官山が怒りに燃えるんだけど、クライマックスで犯人達と対峙する(一番燃えるべき)場面で、いつも通りにフザケてる姿を見て、本当に心底こいつは乳首だと思いました。

で、手錠を掛ける段になって急に感情込められても、支離滅裂なだけで視聴者には何も伝わって来ません。脚本も演出もチグハグだけど、やっぱり役者が大根なのが致命的だと私は思います。

☆青山倫子さん登場!

『隠蔽捜査』じゃ一服の清涼剤だった青山倫子さんが、今回は白金課長と敵対する本庁の冷徹なキャリアとして登場されました。

これがまた唐突なもんだから、イマイチ場面が盛り上がらない。最終回に繋がる大事な場面なのに、もっと工夫の余地があったんじゃないでしょうか?

……とまぁ、今回は多部ちゃんの着物姿ぐらいしか見所が無かったもんで、不満点を列挙してみましたm(_ _)m

脚本に関しては食材そのものよりも、調理の仕方があまりにガサツ(しかも味オンチ)なのが良くないって事ですね。で、そのガサツな脚本を食材にして、多部ちゃんという一流シェフが腕を振るって、何とか食べられる料理に仕上げてくれてる。

だから多部ちゃんに「おんぶにだっこ」のドラマだって、皆から言われるんですよw あんな食材でも美味しくしちゃう多部ちゃんって、やっぱ凄いよなあって。


#11=最終回(2015.6.20.OA/ゲスト=石黒 賢、青山倫子、小林且弥ほか)

最終回はぐっとシリアスになり、チームの結束や信頼を示す熱い場面や、クライマックスには銃撃戦まであって、まるで『太陽にほえろ!』みたいでしたw

人それぞれ感じ方は違うでしょうが、私は非常に居心地良かったです。これよこれ! これが刑事ドラマなんだよ!って。

だけどその反面、もっとスベってくれなきゃ『ドS刑事』じゃないよっていうw、一抹の寂しさも感じました。出来の悪い子ほど可愛いかったりするんですよね。

囚われた黒井マヤ(多部未華子)と代官山(乳首)を救出すべく、出動する場面で熱い台詞を言った仲間の刑事達が、いざ銃撃戦に赴く段になると「何年振りかな?」だの「弾丸、5発も入るの?」だのと緊迫感の無いやり取りをする。

さっきの熱い場面とのギャップを狙ったギャグなんだろうけど、いつも通りにスベっててw、笑えない我々は「ええから早く先に進めよ!」ってイライラしちゃう。

それでこそ『ドS刑事』なんですよね!w こうして怒りながらツッコミ入れるのも今回で最後かと思うと、不思議と寂しいもんです。

そんな感覚が味わえるのも、多部ちゃんのファンになったからこそです。もし他の女優さんの主演だったら、第2話あたりで早急にオサラバしてる筈ですから、中毒症状に陥るなんて事は、まず有り得ない。

いやしかし、これがホントに多部ちゃん主演でなかったら、一体どんな代物になってた事でしょう? その人の女優生命は終わってたかも知れませんw やっぱり、エスパー多部ちゃんの魔力があればこそ、怒りながらも楽しめるドラマになったんです。女優・多部未華子の株がまた上がりました。

主演映画『ピース オブ ケイク』の最新予告編を観ましたけど、ストーリーは全然知らないにも関わらず、多部ちゃんが「風が吹いたんです! 風が吹いたの!」って叫ぶ場面を観ただけで涙が出ちゃいました。

スペシャルドラマ『永遠の0』でも、画面に現れた瞬間に私の涙腺を破裂させた多部ちゃん。理屈じゃ説明出来ない何かが、彼女の演技にはあるんです。

それに引き替え、どんなに燃える展開になっても我々を燃えさせてくれないのが、皆から乳首呼ばわりされてる気の毒なアイドル=大倉忠義くんです。稚拙な脚本のせいもあるけど、それに輪をかける大根ぶりで代官山刑事のキャラを空虚化しちゃいました。

しかも最終回では、多部ちゃんの柔らかいお尻に顔をうずめる&ポケットを探るフリして撫で回すという、超ド変態なセクハラ行為で、タベリストとオシリストを兼ねる我々の神経を更に逆撫でしてくれました。一生許しません。

~最終回のツボ~

☆三女優

多部未華子、吉田 羊、青山倫子という本格派女優3人が対峙するシーンは見応えありました。本庁のキャリアと所轄署の刑事という、すっかり見飽きた対立構図でも、役者の力量で惹きつけることが出来るんですよね。

☆特殊警棒

あれは鞭じゃなくて警棒だったんですね。知りませんでしたw

まぁ、どう見ても鞭ですけどw 鞭を愛用するヒーローとして、ハリソン・フォードと多部ちゃんの共通点がまた1つ増えました。

だけど最終回の番宣で、多部ちゃんは「もう二度と使う機会は無い」「人生でこれが最後の鞭」って、やたら強調してましたねw それって、続編や映画化はあり得ない、あっても引き受ける気は毛頭無いっていう宣言なんでしょうか?w

☆アクション!

やっぱりアクションシーンがちょっとでもあれば画面が弾み、ドラマに活力が生まれます。刑事達みんな急に格闘が強くなって「キャラがブレてる」ってまた言われそうだけどw、警察官ならある程度の心得があって然るべきでしょう。

最初から、毎回これ位やっとけば良かったんですよ! 下手な謎解きに終始するんじゃなくて! そして多部ちゃんにも格闘技やってもらいたかった!

最後に1発だけ未華子キックが炸裂しましたけど、やっぱキレがあってサマになる。せっかくそれを存分に活かせるジャンルだったのに、つくづく勿体無いです。

☆Gメン歩き

キムタクの『HERO』が元祖だなんて、よもや思ってないでしょうね? 周りの通行人にとってはチョー迷惑な、大人数の横並び歩き。あれは『Gメン’75』のオープニングであり『西部警察』のエンディングでもあるんです。(『太陽にほえろ!』はあんな不自然な事しませんけどw)

それを再現するのは刑事ドラマ愛の証。脚本には、そういう資質を持ったライターさんを起用して欲しかったです。

……とまぁ、こうやって文句を言うのも今回で最後。来週はもう無いかと思うと、やっぱり寂しいです。

いつかまた、アクション満載の刑事物を多部ちゃんにはやって頂きたいです。そして大倉忠義くんとは、今回が人生最後の共演になることを切に願いますm(_ _)m
 

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