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伝説のゲーム、ダイナマイトナース【前編】

2011-08-25 18:20:51 | カード
伝説のカードゲーム「ダイナマイトナース」と言うカードゲームがある。
MTGや遊戯王のようなトレーディング、デッキ型ではなく、
トランプやUNOのように1山で遊ぶタイプのゲームで、
20年ばかり前にホビージャパンから発売された。
モンスターメーカーが立て続けにリリースされたり、
TRPGが流行してた頃だと思えばバックボーンも分かるだろうか。

なぜ、このゲームが伝説なのか。
一つはイラストが思い当たる氏。
 これを機に仕事も増え一部では有名になった。
一つはゲームの内容。
 後述するが今じゃ発売できないヒッデー内容w
そして最後の一つは
 面白すぎるゲーム性。

そんなダイナマイトナースは遊び倒されたボロボロの状態ですら
ヤフー、中古市場で1万円は越えるドプレミアアイテムなのだ。


…まぁ我が家にはフツーにあるのだがw
プレミアを買った訳じゃなく当時小学生だかの時に買って
中学、高校で遊び倒したのを後生大事に持っているだけなのだけど。

まぁ【後編】へのフリに折角なので
このダイナマイトナースを解説したい。

このゲームは2~6人用のカードゲームでプレイヤーは病院経営者になり、
手札から相手プレイヤー、もしくは自分にアクションを掛けて
相手の負け点を稼ぎつつ自分は負け点を回避する。
出来る事はカードの種類と同じ3つ。

●「患者カード」を相手プレイヤーに送る
 (エンカウント的な来院を表してる)。
 即時対応できない場合はプレイヤーの場に入院する事になる。
 自分の場に据え置かれる。(負債の蓄積)
●「医者カード」で入院患者か送られてきた患者を手術する。
 成功した患者は捨て札になる(負債の排除)
●「イベントカード」で自分、または相手にアクションを掛ける。

一旦カードを説明したい。

●医者カード

後述する患者カードを治すのが医者。
通常の医者は技術度まで患者カードを手術できる。
画像の10なら6+2+2とか。
数字が反転してるオールマイティー医者は
枚数も絶対値も少ないが技術度以下の患者は何人でも手術できる。
画像は看板キャラのアリーナとコミカライズでメインキャラになった葉子。

●患者カード。

病気、ケガなどした患者を表し、難易度が付いている。
この世界は営利主義の為、切り傷でも手術するのだw
相手プレイヤーから送られた患者は手持ちの医者で手術できない場合
自分の病院(場の事をそう呼ぶが、以後は場とする)に入院する。
相手プレイヤーの妨害で手術に失敗した場合や、
自分の場から溢れてしまう場合「容体悪化」となり、
再度容体悪化すると死亡する。
これが負け点「キルマーク」になる。
画像は一番軽いカード
数字が反転してるのは即時手術できないと死亡する急患。

●イベントカード

自分に利益、もしくは相手に不利益を与えるカード。
このカードの妨害合戦こそダイナマイトナースの醍醐味である。
黒文字は通常のイベントカード。
自分のターンに使う物や相手のターンに割り込む物など様々。
赤い文字の物はオープンイベントカードと言い
手札に溜め込めずその場で効果を発揮する。

段々ダメな匂いを感じ取れて来たと思うが、
このゲームは強い患者を送りつつ妨害して
相手に医療ミスを多発させで陥落させるゲームなのだ!
そりゃ再販できんわw

そしてゲーム性でヤバい部分もチラホラ見えてきている。
説明が逆になってしまったが各プレイヤーは
自分の場に3つのベッドを持っているのだが、
それより溢れた患者の分だけ古い患者から「容態悪化」するのだが、
容体悪化をチェックするフェイズは
自分の手番になってすぐ、カードを引く前。
つまり自分の番までに不利になった状態を手札で挽回できないのだ(笑)
ちなみにカードの裏面の柄は全て容体悪化で統一されてるのだw



あと何気にサラッと書いたが
「プレイヤーは他のプレイヤーに患者を送りこめる」と言うのがミソ。
弱ってる相手には示し合わせなくてもついつい強患者を送り込んで
袋叩きの様相を呈する事が多々あるのも魅力。

そして手術を失敗させる多くのカードと
医者よりも患者数の方が多い壊れたバランス配分が
このゲームを人気たらしめてるのだ。

久々のプレイ風景


ゲーム中盤くらい。
ノリで向かって左上の友人Aが袋叩きにあって
入院患者6人まで増えてる。

ゲーム終盤。
向かって左下の俺もボコボコにされて死者8になってる上に
他のプレイヤーもなんだかんだ死んで荒れに荒れてるw


最後にちゃんとプレイした事がある人の
動画があったので貼っておこう。
●前編
●後編

じゃあ【後編】に続く。 →【後編】へ

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