事実上国内唯一となってしまった国内PHS通信事業者から、またまた興味深い端末が発売されます。Willcom D4。なんと、Windows Vistaを搭載した超小型PHS端末、というか、まさにウルトラモバイルPC。価格やスペックを見ると、工人舎などのモバイルPCのほうがお得感がありますが、野営移動無線局対応などを考えると、なんともそそられる設定。う～ん、さすが、目の付け所がシャープさん＾＾；）
2年間の回線契約条件を加味すると、実質購入価格はおよそ１０万円弱。どうしようかなぁ、、と悩みつつも、事前予約（7月4日）の時点では見送り。7月7日に一般予約開始。あっと、、、気がついたら、ぽちっとな。。やってしまいました。：＾） もともと、アンチ「ケータイ」主義を貫き、ここ2年ほどW-ZERO3[es]を使ってきたのですが、これでいよいよ音声着信不可※です^^)。
※PC電源が切れていると、当然音声電話は着信できないらしい
ぽちっとやってしまった、一般予約が開始された7日午前中はOKだったのですが、午後になると「予定数量に達したため、予約受付中止」。をぉぉ、結構引きがあるのだなぁ、とおもいつつ、また夕方「予約再開」。なんやねん？！。でも夜半には、また「予約一時見合わせ」。初回ロット、いったい何台作ったのでしょう。Willcomさん、大混乱の様相。
さらに混乱に拍車をかけたのが、「大容量バッテリ無料であげちゃうキャンペーン」。W-ZERO３などの、いわゆるスマートフォンは、待ち受け受信可能時間は、一般携帯電話以上、数百時間バッテリがもちます。ところがD４は、標準バッテリだと１．５時間。ケータイ的な使い方を期待していたユーザにとっては青天の霹靂。W社も、こんなユーザからのクレーム回避のためか、全員に大容量バッテリを無償プレゼントするキャンペーンをはじめました。ところがこの「間」が悪い。4日から事前予約、7日から一般予約をはじめたにもかかわらず、キャンペーンの発表は８日。一般予約は事実上７日で終了していることを考えると、「あとだしじゃんけん」といわざるを得ません。もっというと、大容量バッテリでも４．５時間しかもちません。（焼け石に水？！） さらにまぬけなことに、本体予約と同時に、大容量バッテリの受注もしている（わたしも発注しました）。はたしてこの混乱状況をどうやって収拾していただけるのか。。
WillcomD4、７月１１日発売とのこと。現物が届きましたら、またレポートさせていただきます。
by taniyan
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