網創漠蓄

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シャフルナーズ家の黄昏

2009-06-14 14:01:01 | ハヤテのごとく!
少しシスター・ソニアの生い立ちについて気になったことを。



ソニアは「ミコノス島の出身」と名乗っている。
その他の言動からして先祖代々のシチリア島では育っていない模様。

そしてソニアの生まれ年と考えられる1986年に、
イタリアでマフィアに絡む事件が起きている。それは
ジョヴァンニ・ファルコーネ裁判官等が手がけたという
イタリア史上前代未聞というマフィア関係者の裁判である。


(あまりにも唐突に「日本」が出てくるが・・・)

トンマーゾ・ブシェッタの告白から始まった裁判で342人が有罪判決を受けた。
あるいはソニアの祖父もこのとき収監されたのかもしれないが、
それ以外にもマフィアの歴史を見ると「第二次マフィア戦争」から
「国家との闘争」の時期に当たっている。

そしてソニアの祖父は、少なくとも自身と「子の夫婦一組」は暗殺を免れ、
ひょっとしたら国外に逃がしたのかもしれない。ソニアの誕生前後に。

それでも才能の無い父はマフィアとしての仕事も失敗し、
粛清されそうになったのでネットワークの無い安全圏(日本)に逃れたのでは。
マフィア(のままでいるの)は(自分の生存率が非常に)よくないから・・・


(第226話にも出て来た墓地・・・だよね?)

以前「Sr. Sonia はアメリカ系?」という推測をしたが、実は元々偽名、あるいは
もしかしたら苗字自体、どこかで加工してあるのかもしれない。
しかしギリシャ語に無いはずの「シャ」音を残してある。

第6巻中扉を見る限り、恐らく父を葬るためにミコノス島に帰っているが
生活基盤は残ってなかったのではあるまいか。「滞留」以上ではなかったので。
お世話になれそうな親戚や知人すら・・・修道会以外には。当然イタリアにも。

そんなわけでソニアの父は修道会の手引きで日本に渡ったのではないか、
それでソニアは父の死後半ば自動的に
その修道会に身を寄せることになったのでは、と予想。

つまり「シャフルナーズ家」自体存亡の危機にあるのでは。
マフィアとしての技やノウハウだけをソニアに遺して・・・


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