ワンピースまんがぱうち(レビュー・ネタバレ)

ワンピースをまとめながら、フラグとなる詳細を記録しつつストーリーを追っていきます。

117話 ドリーとブロギー (リトル・ガーデン-4)

2015年10月27日 | アラバスタ編




グランドラインのとある小さな島「キューカ島」では、Mr.3(ミスタースリー)と呼ばれる男が、ミス・ゴールデンウィークと共に、休暇を楽しんでいた。
この二人こそ、暗殺組織"バロックワークス"のオフィサーエージェントで、ビビとナミ、ゾロ、ルフィの暗殺の指示を受けた凄腕暗殺者である。コードネームが小さくなる程の強さを増す。Mr.3は「優れた犯罪者は、優れた頭脳によって目的を遂行するものなのだカネ。私達が、そいつらに教えてやろうじゃないカネ。『犯罪組織』を敵に回す怖ろしさを・・・」と不敵に笑った。






さて、「リトルガーデン」では、巨人族ドリーとブロギーの戦いが続いていた。



両者の攻撃が急所狙いの一撃必殺の本気の戦いを、100年繰り返しているのを見たウソップは感動を覚えた。ブロギーもまた、ナミとウソップに対して、戦いの理由など忘れた、と笑って決闘に向かっていたのだ。

ナミは「はた迷惑なケンカよね・・・、今のうちに逃げるわよ」と決闘に嫌悪を示したが、ウソップはそれに対してナミを激しく叱責した。
「バカ野郎!これが真の男の戦いってもんなんだよ!!あの二人は自分の胸に"戦士"という1本の旗を掲げている。それは命よりも大切なんだ。ソレを決して折られたくねェ・・・!!その為に100年かけて戦ってきたんだ。わかるか?これは紛れもなく"戦士達"の"誇り高き決闘"なんだよ!!!」と震える程の感動を覚え、目を輝かせて決闘に見入った。

「まさにこれなんだ!!おれの目指す"勇敢なる海の戦士"ってのは。おれはこういう誇り高い男になりてェ!!!こんな戦士達の暮らす村に、おれはいつか行ってみてェなァ・・・!!!」
ウソップの漠然としていた”夢”が、具体的になった瞬間だった。




その巨人達の決闘は、7万3千466戦、7万3千466引き分けで今日も終わった。
戦いが終わった二人は、楽しそうに大笑いしながら、今日の客人からもらった酒を分け合って別れ、それぞれの家で、それぞれの客人達との会話を楽しんだ。
ルフィとビビは、ドリーからこの島には「エルバフ」の「永久指針エターナルポーズ」が1つあることを聞いた。ウソップとナミは、ブロギーに、エルバフの戦士は”誇り”を滅ぼすことなく死ねたなら、それは"名誉ある死"であり、その誇りはエルバフの地に引き継がれる永遠の宝だ、と教えられた。

そんななごやかさをぶち破るように、ドリーが酒を飲んだ瞬間、ドリーの体が爆発した。ナミ達がブロギーに渡し、ブロギーがドリーに譲った酒に、爆発物が仕掛けられていたのだ。



腹の中を爆発させたドリーのダメージは相当なものであった。100年もの間、”誇り”をかけて戦い続けてきたブロギーが、そんな卑劣な事をするはずがない。ドリーは怒りに身を焦がせて立ち上がった。「ブロギーじゃない・・・貴様ラダ・・・・」


もう何を言っても無駄だと悟ったルフィは、ドリーとの戦闘体制に入った。
「おっさんにゃ悪いけど、ちょっと黙らせる」










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