コツコツ一直線

好きな作品をアニメ・ジャイキリ・牙狼<GARO>中心に感想レビューしています。

うみねこのなく頃に 第20話 「EpisodeIV-II zugzwang」感想

2009-11-12 23:54:03 | うみねこのなく頃に(2009夏秋)

 今回は縁寿と真里亞の会話中心話。これまで謎だった魔法の謎に迫ります。この物語での魔法というのはどういう位置づけなのでしょうか。
 あと今回は遂にさくたろうが…!ある意味衝撃的でした。これは七姉妹が寄ってくるのも分かるかも…。


 今回は六軒島サイドの話はお休み状態に。文字がやけにでかい件…。仲が良い楼座と真里亞を見て、縁寿は不機嫌に…。裏事情を知っているだけに色々複雑なようです。
 それから退出した縁寿は本をめくり、真里亞と対面…。縁寿は真里亞を哀れんでいましたが、真里亞は自分にとっては違うと、縁寿にまた過去を見せようとします…。

 そこにはまた楼座の帰りを寂しく待つ真里亞が…。アニメでは楼座が裏で何をしているか明かされているだけにあれですね…。
 そんな真里亞の支えになるのはぬいぐるみのさくたろう…。原作のイメージ以上にさくたろうが動くのでビビりました。これは真里亞の幻想なんでしょうか…。さくたろうは真里亞に笑顔になってもらおうと励まします。2人は2人で楽しそうですね~。真里亞自身が本当に楽しいならいいかもしれません。茅原さんの声が明るくて救われます。
 それを見てもやっぱり縁寿は、楼座が裏で愛人と会っていること、一人で留守番している真里亞が幸せなのかどうかを指摘しますが、真里亞は気にすることなく…。真里亞は真里亞なにに幸せを見出そうとしていました。これまでマイナス面ばかり表に出ていた真里亞ですが、こういう真里亞のプラス思考はたいしたものだと思います。

 しばらくして帰って来た楼座。真里亞も母親の楼座の帰りを喜びます~。でも楼座のコートから旅館の領収書が…。真里亞は気にしないようにしますが、楼座は堪えきれず、真里亞を抱きしめ、涙を流します…。楼座にもまだ子を思う心は残っていたようですね…。不安定なところもありますが。
 そんな楼座を文句言うことなく許してしまう真里亞はある意味すごいかも…。真里亞も真里亞でここまで至るまで色々あったようです。

 そしてここで何故かベアト召還…。そしてベアトと真里亞は出会った頃のことを思い出し、縁寿へ話します…。
 ベアトはその、さくたろうを動かす真里亞の魔法に驚きを隠せず。そして真里亞を讃えます。ベアトにとってもその真里亞の魔法は未知のものでした。
 そしてさくたろうの存在も認め、新しい友人に何かプレゼントをしたいと考えます。そこでベアトはワルギリアの力を借りてあることをすることに…。そしてベアトはさくたろうに人間の姿を与え、そして真里亞を魔女と認めます――。そうして真里亞は魔女の衣装になり、そして原初の魔女見習いへ昇格します…。やっぱりさくたろうの人間バーションはすごい破壊力ですね…。原作では一瞬放心状態になってしまいました。
 そしてその過去の出来事を見て、縁寿は魔女の修行をしていたことを思い出します…。縁寿にも魔女見習いをしていた時期があったようです。それはあの学園にいた頃のようですが…。


 後半。真里亞に魔法を教えてもらう縁寿。それが魔女見習いをしていた時期の話のようです。そして友達を呼び出す魔法を授けようとします…。どうやら魔女同盟マリアージュ・ソルシエールに所属している縁寿には、さくたろうも呼び出せるようです。
 そこでまず呼び出すことになったのは煉獄の七姉妹~!EP4の一番の見せ場です!そして呼ばれた七姉妹はさくたろうを見ると、真っ先にさくたろうに抱きつこうと迫ってきます。本当にハーレム状態ですね…。さくたろうが羨ましいかも。七姉妹は皆さくたろうが好きなんですね~。癒しを感じました。
 でも今の縁寿には七姉妹全員を常に召還できる力はなく…。まずは七姉妹の一人を呼び出すことからはじめることに。そこでマモンがジャンケンで一人目に選ばれます~。ここまであまり出番がなかったマモンの出番が遂に!マモンもまたいい子なんですよね~。縁寿を見守る姿を見て、EP4で好きになりました。

 寮のトイレで一人になる縁寿。寮の中はとても規則が厳しく、一人になれる場所はトイレだけでした…。なんか本当刑務所状態ですね…。
 点呼を取られるそんな中、マモンは縁寿が何故ピンクの髪飾りをしているのか疑問に感じます。そこから縁寿の髪飾りの話に…。縁寿がピンクの髪飾りを大事にしているのは、やっぱり戦人からもらったからという理由でした。縁寿はやっぱり兄想いですね…。戦人にはもっと色々自覚してほしいです。
 マモンによれば髪飾りにはこれまで縁寿が長年溜め込んできた魔力が宿っているようです。マモンは反魂の魔法を習得しようとしている縁寿を応援します。ここまで非道な敵という存在でしかなかった七姉妹のまた違った一面が見えてきました。こういうのに弱いです…。
 またここで縁寿が修行に挫けた理由の一端が…。ここは原作でやっていて見ていて一番堪えたシーンなんですよね…。あまりにもあれすぎて。ここもやっぱりいずれやるんでしょうね…。

 時間はまた先へ。再び縁寿が天草達と手がかりを求める話へ。縁寿はウィッチハンターの男に会いに行くことに。まあオカルトマニアみたいなものですね。
 まずはメッセージが入った2本のワインボトルについての話に。EP1以来にこの話が~。そこには事件の過程を描かれた手紙が入っていたようですが、どちらも同じ事件について描かれているのに、殺される順番や過程が違う事件のよう…。EP1、EP2の事件もそれぞれ島で起こったということなんでしょうか。
 また手紙を書いたのは真里亞とされているようです。最後に縁寿は真里亞の日記を見せ、手紙の筆跡が真里亞であることを確認すると、お金を置いて去ってしまいます…。縁寿はやっぱり冷めたところがあるようですね…。

 車の中での縁寿・天草。お金はあるため、逃亡生活には不自由なさそうです。まあ追っ手が心配ですが…。霞の出番が怖いです。

 グレーテルと呼ばれる縁寿…。これは探索を経て、戦人達のところへやってきた現在ですね。EP4は時間がころころ変わるのでややこしいです。
 そんな中、マモンが縁寿を呼びに来ます。ここで2人の再会が~。マモンも今はベアトの家具であるものの、縁寿が兄の戦人とまた再会できたことを喜んでくれます~。マモンは良い子ですね…。マモンと縁寿のやり取りが和みます。

 が、ここで空気を壊すかのようにラムダデルタ登場…。そしてここでラムダが衝撃的な事実を明かすことになります…。それはここで縁寿が戦人を連れ帰ることができても、この戦人が戻る世界は、今の家族や戦人を失った縁寿のところではなく、戦人が帰るのはまた別の世界だということ…。ラムダはそれを教え、縁寿が絶対報われない戦いをしていると縁寿へ話します…。縁寿にとってショッキングな事実です…。
 そこでラムダデルタは取引を持ちかけます。それは永遠の引き分け…。それなら縁寿も戦人と永遠に一緒にいることができ、ベルンをこの世界に留まらせたいラムダの願いも叶えられることになりますが……。縁寿の選択が気になるところで次回へつづきます。

 今回のEPは今までと話の流れが本当に違いますね…。原作をやっていた時もそうでしたが、やっている時は戦人とベアトそっちのけで縁寿の話が続いたので戸惑いました。でも改めてみるとファンタジー展開の謎を解くヒントが結構隠されているようですね。今回のさくたろうとか特に。確かに「愛がないと視えない」のかもしれません…。


 次回は「EpisodeⅣ-Ⅲ prophylaxis」今回の予告はさくたろう。うさぎのおもちゃがなんか見ていて切ないです…。あとさくたろうの裏の面が色々台無し~!!真っ黒すぎます。9歳でうーうーは確かにあれですが、これはちょっと公式やりすぎかも…。さくたろうは決してこういうことを思うキャラではないと思うのですが…。
 でも次回は更に七姉妹の見せ場がありそうで楽しみです。さすがEP4の癒し的存在…。

 ではまた次回に!