タックの庭仕事 -黄昏人生残日録-

≪ 奈良産業大学野球部総監督の不正行為 ≫

Photo_3Map_01 多くのプロ野球選手を出してきた大学硬式野球の強豪、奈良産業大学(キャンパスマップは、大学のHPから転載)硬式野球部の新田泰士・総監督が経営する整骨院(地図は、HP<みむろ整骨院>から転載)が、野球部員の氏名を使って、医師の診療報酬に当たる療養費を架空請求し、数百万円にのぼる不正受給をしていたことが判明し、「奈良県や近畿厚生局は不正請求が組織的に行われていたとみて調べている」(1月20日付『讀賣新聞』第37面〈社会〉)。
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 「整骨院は月に1度、同部OBで柔道整復師の資格をもたない男性従業員が『療養費支給申請書』を白紙のまま部に持ち込み、藤原忠理監督(43)やコーチが毎回、30~40人の部員に署名させていた」(同新聞)と関係者は語っている。
Photo_8 大阪市内で開かれた近畿学生野球連盟の臨時常任理事会(岡本理事長と高田常任理事の記者会見の写真は、1月22日、デイリースポーツ・ネットニュースから転載)に出席した大西菊太郎学長は、「野球部が積極的に不正に関与した事実はない」(同ネットニュース)と弁明しているが、事は「不注意」では済まない。姑息な手段で不正に公金をくすねることに荷担した監督やコーチを「道義的責任」で解任とは無責任だろう。大学は、反社会的行為として厳正な調査を進めるべきである。 ■ 写真中段<左>は『ウィキペディア』、<中>はHP<キャンパスウオーカー>、<右>は近畿学生野球連盟のHPから転載 ■

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