一昨日は、新生堂「内林武史 オブジェ作品展『星の街』」を観たのでございます。
http://shinseido.com/takeshi-uchibayashi-ex18/
(写真撮影は許可を得ておりまする)
開催前から楽しみにしておったゆえ、初日にまいりましたのじゃ。
作品は、地下1階と1階にございます。
メイン会場の地下1階は、天井が高い広々した真っ暗な空間。
おお~、月のタワーの下に44個の光る家が集まって、『星の街』になっておる。
どこから観ても美しく、いつまでも眺めていたいぞよ。
このハシゴを上って、月に座っても眺めてみたいのぅ。
家は全てサイズなども異なりまするが、3つ連結された大きい家は白い光、単体の家は黄色い光。
1点1点販売されるゆえ(お渡しは会期後)、この美しい星の街が観られるのは会期中だけなのじゃ。
星の街の地図もございまして、家は全てM(メシエ番号)がつけられておりまする。
会場の隅にも家が。壁に映る光も美しい。
1階は自然光の入る空間で、旧作から新作まで13点ほどが展示されておりまする。
「空想の庭」シリーズ(2018年)3点は、マホガニーとガラスの箱の中に広がる世界がどれも魅力的で、ひとつお迎えしたかったのじゃが、散々迷ったあげく決められず。
《街と三日月》は、都会の夜空の三日月と星々に惹かれるし・・・
《幾つもの行き先》は、半開きのドアの向こうに見える無数の星々がツボじゃし・・・
《橋と月》はスイッチ2つで、素敵な橋の上のガラスの球体の月が瞬いたり消えたり、空の色も変化するし・・・
う~む、やはり選べぬ。3点とも欲しいぞよ~(ばきっ)
《秘密の入口-705》(2018)もお気に入り。
高さ20㎝ほどのドアは、灯りの色をリモコンで変えられるのじゃ。
旧作も素敵な仕掛けのある灯りのオブジェが色々。例えば、
《水滴》(2001)はビー玉の滑り台で、影も綺麗。
《machi-tsuki'06》(2006)は、月の満ち欠けが見られまする。
《機械との対話 mcdr-1908》(2009)は、CDもラジオも聴けるのじゃ。
在廊なさっていたご本人にお話もお伺いでき、たいそう楽しゅうござりました。
わたくしは午前中に行ったのじゃが、1階は夕方暗くなってからも観てみたいのぅ。
星の街の絵はがき購入。
会期は12月22日まで。ご興味ある方はぜひ。
わたくしも再訪する所存にござります。
★星繋がりなおまけ話
復刻を楽しみにしておった「大人の科学マガジン ピンホール式プラネタリウム」を買うべく、本屋へ行ったのじゃ。
これじゃ↓
https://hon.gakken.jp/book/1570024000
ところが手に取って見たらば、「組み立て時間60分」と表記が!
普通の人で60分なら、不器用大王なお供のEは60時間はかかるに相違ない・・・
いやいや、60時間かかっても組み立てられればよいが、永久に組み立てられぬやも知れぬ・・・
と、そのまま棚に返してしもうた。
でもやっぱりお部屋をプラネタリウムにしたい~。ジタバタ