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遙かなる時空の中で3感想(3)有川 将臣

2014-11-21 01:23:56 | オタ話

遙か3感想。ヒロインの幼馴染にして天の青龍・将臣くんの感想です。
全編を通じてネタバレ、勘違い・記憶違い・思い込み、独断と偏見が入り乱れていますのでお気をつけください


有川 将臣(ありかわ まさおみ)
八葉の一人・天の青龍。主人公である望美の幼馴染の有川兄弟の兄の方で、望美とは同級生。

感想記事の最初に書いた、遙か3をプレイするきっかけとなった絵描きさんがお好きだったのがこの将臣くんです。実際に自分でゲームをするまで、ストーリーや登場人物など当然ながらほとんど知らなかった私は、遙か3に対して、「将臣くんって人が出てくるゲーム」というかなり偏った知識しか持っていませんでした。
そんな訳で初めてゲーム中で彼を拝見したときは「ど、どうも。お噂はかねがね…」みたいな謎の状態になっていたことが思い起こされます。

ゲームのオープニングイベント最中の、望美と将臣くんの会話を聞く限り「もう君たちは付き合ってるってことでいいんじゃないか?」としか思えないのですが、あくまで幼馴染らしいです。
そんな将臣くんですが、望美・弟の譲と共に異世界へ飛ばされます。
ところがどっこい、望美と譲は比較的近くに着地して、異世界へジャンプ後すぐに再会できるのですが、将臣くんは時空の狭間で二人とはぐれてしまい、同じ異世界に飛ばされたものの、時間軸が少しずれたところに着地します。だいたい、二人よりも3年ちょいくらい前の地点に異世界へ来たことになっているので、二人と再会する頃には、将臣くんだけ歳をとっています。
そして最も肝心なのが、望美が源氏側で参戦しているのに対し、将臣くんは平家側の人間になっていたという所。幼馴染にして敵対関係。許されざる恋っていうやつです。
再会当時はお互いの所属に気が付かず、神子と八葉として怨霊退治したりするのですが、敵同士と気づいてからはまあ盛り上がっていましたね(ストーリーが)。

人となりとしては、あまり細かいことには拘らないさっぱりとした性格で、すごく雑な印象を述べると育ちの良いヤンキーみたいな感じです(嘘をつけ)。
兄貴肌で頼りになるし、いざというときには優しい、あと結構責任感が強い感じ。望美や譲からはゲーム中「自分勝手で単独行動が多い」という意見が出てますが、まあそんな感じですよね。他のキャラクターと違い、ゲーム中で一緒に行動できる場面がかなり少ないです。
勉強はあんまりしないと言いつつ頭は良いようで(思考能力的な意味で)、一ノ谷の奇襲を先読みして歴史を変えちゃう(厳密には異世界だから違うんだけど)あたりどんだけ武将クオリティ高いのよ!と驚くのです。

個人的には幼馴染ならではの望美との息の合ったやり取りがとても可愛くて好きです。スモモ冷えてない!のやり取りとか。
あと、将臣くんが最高に格好良いと思うのが、お世話になった平家の人たちを守る為に場合によっては望美たちよりも平家を優先するところです。清盛との関係にもどかしさを抱えながら葛藤する姿は見てるこっちもつらいぜ…となりました。そんな清盛との決着なのですが、なんか将臣くんルートだと曖昧に終わっちゃったなあという印象もあり、むしろ譲無印ルートでハッキリ行動に起こして、ちょっと切ないお別れをするあのエピソードが気に入っています。

そんなわけでイケメン、恋人未満の幼馴染、いつの間にか大人になってる、敵同士の悲恋、武将としてのクオリティ、戦っても強い、兄キャラ、頼りになる、優しい…とおいおいまだ八葉一人目だよ。トップバッターでこれだけ美味しい要素揃えちゃって、後の7人大丈夫なの??と不安になる位全方位に隙なくカッコいい将臣くんなのでした。
ただ、一緒に行動する事が少ない故にうっかりステータス上げるの忘れて、一人だけずっと弱いまま、なんて事があったので、それはちょっと申し訳ないなあなんて思ってみたり。

次回は地の青龍・源九郎義経の予定です。



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