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心に眠った厨二病を呼び起こす、妖退治物語!
物語の舞台は烏森(からすもり)という土地。そこには、「妖を引き寄せ、力を与えてしまう」という厄介な性質があります。土地の力を受け、時に狂暴化する妖を、人知れず退治して平穏を守る存在…それこそが「結界師」!
この作品の魅力のひとつは、個性豊かで深みのあるキャラクターです。
主人公の良守や幼馴染の時音もさることながら、絶対に外せないのが数多くの敵キャラたち。人間に裏切られた過去、この世への悲しみ、昔の仲間への怒り…どの敵にもしっかりと動機があるので、倒すべき相手にも関わらず、思わず感情移入してしまいます。良守や時音がかっこよく見える理由は敵キャラにもあるのかも?
そしてもうひとつの大きな魅力が、巻を追うごとに広く、深く展開していく物語です。
序盤は短いエピソードが多い本作品ですが、平穏な日常とバトルを繰り返しているうちに、気づけば大きく深い事件に巻き込まれることになります。ミクロもマクロも練り込まれた展開は、読了後もきっと読み返したくなること間違いなし!
烏森はなぜ強力なのか?結界師とは何なのか?数々の謎の真相を、ぜひ確かめてみてください!
Posted by ブクログ 2011年09月11日
第5巻は「ウロ様」の巻です!
豆蔵もいいキャラですね!!
結界という目に見えない術、目に見えない妖と戦う結界師にとって、神という存在は避けては通れないのかもしれません。
神とは絶対的存在で人間の想像をはるかに超える存在です。
その神様と出会う良守、神の領域に触れるとどうなってしまうんでしょう?
烏...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年04月23日
面白かったです。
「ウロ様編」では、良守の心境があまりにもリアルに描かれていて少し怖かったのですが、「利守の日々編」では、良守の「兄」としての一面も見れて面白かったです。
また、ラストは白羽児を良守と時音が協力して滅したところで終わっているので、だんだんと敵の勢力が大きいことがわかってきてストーリー...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
連載時からちょこちょこシリアスパートがあったものの、初の本格的長編・黒芒楼編の序章。
まずはうろ様。このあたりから烏森の語られている伝説と史実との差がちらりと見え始めて。
本格的に謎が出てきました。
そして確実に第1巻から比べると力・応用力がぐんぐんつき始めている主人公。
主人公の特権、と言われれ...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
【ストーリー】
結界師として先祖代々守る烏森の土地の秘密に強い関心を抱き出した良守。本編(5巻)の収録内容は「なんなんだ?」「ウロ様」「無色沼」「神の領域」「神様の足跡」「利守の日々」「隠し事」「羽」「白羽児」「時音の矢」となり、良守の元に神様の壊れた寝床を修復するという仕事が舞い込む。ほか、弟の利...続きを読む
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