【感想・ネタバレ】GOSICK II ──ゴシック・その罪は名もなき──のレビュー

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Posted by ブクログ 2017年08月23日

【あらすじ】
「“灰色狼の末裔”に告ぐ。近く夏至祭。我らは子孫を歓迎する」不思議なその広告を見たヴィクトリカは夜、学園を抜けだし山間の小さな村にやってきた。時が止まったようなこの地で、またも起こった惨劇。それは、かつて彼女の母・コルデリアが巻き込まれた事件と呼応するかのように続いてゆく。そして、最後...続きを読むにヴィクトリカが見抜いた真実とは…!?直木賞作家がおくるダーク・ミステリ待望の第2巻登場。

【感想】

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Posted by ブクログ 2014年04月22日

 シリーズ二作目である。
 前回と比べて、今回はモノローグ(という体裁を取った他者の視点)が減ったことにより、物語の密度がぐっと上がった印象である。この点において、前回より質の良い作品に仕上がっていると思う。
 ジュブナイルとしても非常に出来が良くて、終盤のエモーショナルな展開はお見事。このシリーズ...続きを読むの強みだろう。
 前半のネタ撒きと後半の繋がりも良く出来ていて、一冊として非常にまとまりよく仕上がっている。

 名作と言っていいだろう。後半からは読む手が止まらなかった。文句なしの星五つである。

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Posted by ブクログ 2021年05月05日

ヴィクトリカの母親コルデリアの無実の罪を証明できてよかったよかった。

本編とはあまり関係ないけど、占いで久城とヴィクトリカが実は同じことを聞いていたのがほっこり。

2021年5月5日

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Posted by ブクログ 2020年07月27日

2巻にして凄い話でした。(笑)久城とヴィクトリカが、早くも進展を見せている…………!!

全巻に引き続き、ヴィクトリカの可愛さは増すばかりで、いちいち行動がかわいらしく描写されていているところがよかったです!

……ただ、やはり全巻に引き続き、ミステリーとして弱いですね。(下手なラブコメよりは面白い...続きを読むとも思いますが)それでも、命懸けに飛び込んでいく2人は読んでいて面白い!

GOSICK、アニメあるんですね、知らなかった……

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Posted by ブクログ 2020年04月16日

まだ語られていなかったヴィクトリカの母親の過去が遂に明らかに。この世界観だからこそ成せる、かなり特殊な村…。いや、自分が知らないだけで実際モデルになったような場所があるのかも?
それはさておき、メイドの狂気がすごい。ぞわぞわっと寒気がするような気持ち悪さ。
主人公達の絆は更に深まったようで、次回が楽...続きを読むしみです。

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Posted by ブクログ 2019年04月12日

ヴィクトリカと久城のコンビ2作目。
この二人のコンビの微笑ましいこと。自然と笑みがこぼれます。
 物語は微笑ましくはいきません。
今回はヴィクトリカの母の冤罪を晴らすため、ヴィクトリカは小さな村へと行きます。勿論、久城が黙って見送るはずがありません。二人が向かった村は時代に取り残されたような閉鎖的な...続きを読む村で、そこでまた新たな事件が…という話。

 事件については特に驚く展開ではありませんでした。
が、ツボだったのは村の儀式で久城とヴィクトリカが同じ質問をしたこと。
素っ気なくみえてヴィクトリカも久城のことを大切に思っているのね。だから久城が落ちそうになった時、必死に手を伸ばして助けようとしたのでしょう。

質問の答え、占いは叶わないという結果でしたが、もしかしたら二人次第で未来は変わるのではないかと思ってしまいます。

 謎に包まれたヴィクトリカですが、今作でお母さんについて少し明らかになりました。次作以降が楽しみです。

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Posted by ブクログ 2018年02月25日

というわけで、すぐさま第2弾にも手を伸ばし、
イッキに読んで、一弥とヴィクトリカの今後に
思いを馳せる私でした。

アニメもちょっと見てみたい。

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Posted by ブクログ 2016年02月08日

ヴィクトリカの母親の話
母親の身の潔白を晴らすために奔走するヴィクトリカ、翻弄される一弥
相変わらずのテンポは安心感満載

山の中の名も無き村での祭で起こった事件はミステリーだが、あくまでも今回のメインは母親の話。
閉じられた空間はどこか不思議で、本当にそんな村あったのかという気持ちさえしてくる。
...続きを読む
学園と事件現場のギャップにファンタジーを感じてGOSICKごちそうさま


自分で書いてる感想の意味分からんな〜ww

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Posted by ブクログ 2015年12月25日

ある日一弥は、「灰色狼」の末裔に夏至祭の参加を呼びかける新聞広告を発見します。ブロワ警部がヴィクトリカのことを「灰色狼」と呼んでいたことが気になった一弥は、その広告をヴィクトリカに見せますが、それ以降、彼女は考え込んでしまい、いつも以上に一弥のことなど気にも留めないようになってしまいます。

ところ...続きを読むがその夜、一弥は学園からこっそり抜け出そうとしているヴィクトリカを発見します。彼女を放っておくわけにはいかないと、一弥もヴィクトリカについて行くことにします。やがて彼女がたどりついたのは、灰色狼たちの住む「名もなき村」でした。

じつはヴィクトリカの母コルデリア・ギャロはこの村の出身で、20年前に前村長のシオドアを殺害した疑いで村から追放されていたのでした。その後彼女はブロワ侯爵の妾となり、ヴィクトリカを産んだのです。ヴィクトリカは、母の冤罪を晴らすため、村の探索を始めます。しかし、彼らとともに村を訪れていた美術大学の学生2人が、夏至祭の最中に、村の中で何者かによって殺害されてしまうという事件が起こります。ヴィクトリカは、現在の事件と20年前の事件の解決に挑むことになります。

「名もなき村」と村長たちの最後のシーンが印象的でした。

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Posted by ブクログ 2015年12月23日

吸血鬼が出そうなゴシックワールド.出たのは灰色狼.相変わらずのヴィクトリアと一弥のコンビ.楽しみなシリーズです.今回はヴィクトリアの母の謎の一端が溶け,未来がわかる占いの結果で不安材料も出てきました.トリックも面白いけれど一族の歴史的な桜庭ワールドが根幹にあり,次巻が楽しみです.

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Posted by ブクログ 2015年06月17日

おどろおどろしいゴシックミステリーと感じそうなものなのだけれどもそこはやはり桜庭一樹ワールドが溢れる世界で二冊目も一気に読み終わりました。

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Posted by ブクログ 2014年08月28日

桜庭一樹のラノベゴシック推理小説第二弾。
こっぱずかしい少年少女の純愛(以前だけど)をスパイスに怪奇とミステリーは進んで行く。
世の中学生にはこれを読んで、清く正しく中二病をこじらせて欲しいものです。

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Posted by ブクログ 2021年09月11日

名もない村で起きた殺人事件の無実を晴らすためにヴィクトリカと一弥はその村へ向かう。
同行者の他3人の若者とシスターのミルドレッドとともに。
そこで起こった殺人事件と過去の殺人事件をヴィクトリカが解決していった。
つくづく思うけど、ヴィクトリカの一弥に対してのツンデレぶりがおもしろい。
けど、一弥も家...続きを読む族に対して負い目を感じているところがなぜか共感。

2014.5.22(1回目)

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Posted by ブクログ 2024年03月24日

野兎走りの次に覚えてた話。
トリックとか動機とかミステリとしては緩いけど、ヴィクトリカが可愛いしサクッと読む分には丁度良い^^
いつもは開いてるけどシオドアの気分次第で時々閉まる程度の鍵なら到底密室とは呼べないのに、視野が狭い上に頭が固くて前時代的なセルジウスが結論を出すのが性急過ぎたせいでコルデリ...続きを読むアが無実の罪で追放されたなんて遣る瀬無いな。

同じ我が儘でもヴィクトリカのは可愛いと思えるのにアブリルのは何か無理…
それに人の郵便物勝手に開けたり生垣の枝鉈でへし折ったり色々有り得なくて嫌い…そういうキャラも必要なのはわかるけど(ー ー;)

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Posted by ブクログ 2023年11月05日

安易にラブコメ的に発展しないのが良い。
一弥が、古き良き男性像から、距離を置いた
キャラクター造形なのも良い。
アンチラブコメ、アンチ男らしさ
とかっていうと言い過ぎかもしれないけど。

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Posted by ブクログ 2020年10月14日

個人用読書メモ



・名もなき村「セイルーン王国」の事件の話。灰色狼と呼ばれる人々が暮らす村。
・ヴィクトリカの出自がこの村であることが明らかになる。
・ヴィクトリカの母・コルデリアは殺人の冤罪でこの村を追い出される。
・母親の無実を証明した。

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Posted by ブクログ 2020年08月29日

Gosick2
ヴィクトリカのママの冤罪をはらすべく、山奥の村へ。そこでは、時代を止めた村人が細々と生活していた。
ママ、コルデリアは、そこで村長のメイドをしていたが、村長殺しで追い出されたよう。
<灰色狼>伝説のもととなったと言われる隠れ里、<名もなき村>で起きた密室殺人。

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Posted by ブクログ 2019年10月22日

再読。ヴィクトリカのツンデレぶりが可愛らしい。久城一弥のヘタレぶりも可愛らしい。ツンデレとヘタレのコンビは探偵ものでは意外に定番の関係なんだな。

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Posted by ブクログ 2018年10月08日

実に退屈だ/ 頬をふくらますヴィクトリカ以外に得るべきものはない/ しかし、わずかに感じさせる雰囲気の良さを認めないわけにはいかない

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Posted by ブクログ 2017年05月04日

GOSICKシリーズの2作目。
ヴィクトリカの過去が語られる。

「灰色狼」と呼ばれる母親の過去の汚名を晴らすため、旧態前とした村起きた新たな殺人事件を解決するため2人が奮闘する。
暗く思い雰囲気は変わらないが少しずつ一弥との距離が近づく感じと掛け合いは結構好き。

超テレビっ子な自分は、こんな何も...続きを読むない村にいたらすぐに脱走するだろうな(笑)

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Posted by ブクログ 2017年04月23日

美少女でツンデレのヴィクトリカと極東の島国から来た留学生の久城一弥の探偵譚の第2話は、ヴィクトリカの母コルネリアの故郷での事件。母の無実を証明するため、ヴィクトリカが謎を解く。

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Posted by ブクログ 2017年02月19日

背がこれ以上伸びないと知って落ち込んでいる(これはこれでかわいい)のかと思いきや、一弥と同じ質問をしていたヴィクトリカがかわいかった。

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Posted by ブクログ 2017年01月08日

早い段階で、ヴィクトリカの母親の話が出たなぁ…。最後まで展開が読めず、飽きなかった。久城はいい人だと思うけど、たまにイライラする笑

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Posted by ブクログ 2016年07月22日

毎度のことながら、このシリーズはヴィクトリカと久城くんのコンビがとても微笑ましくて可愛い!久城くん、日本男児らしくて、とても素敵です。勇敢って、恐怖があっても何かを守るためにそれを我慢して立ち向かうことなのだなあと思いました。他の桜庭さん作品とは全く違う雰囲気ですが、好きです。

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Posted by ブクログ 2015年08月29日

引き続きGOSICKシリーズ。

喧嘩して絶交したのをさっぱり忘れてる久城に怒るヴィクトリカが可愛かった。

ハーマイニアがとにかく怖い。
水差しに目玉とかこええよ。

「外の世界から隔絶された灰色狼の村」という舞台がまた素敵。
しかもその正体は村ではなく…。

時代が時代だけに占いの結果が気になる...続きを読む
というかヴィクトリカも久城と同じこと聞いてたのね…。
ほんとに可愛い奴だ。

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Posted by ブクログ 2015年06月11日

意外と早かった、お母さんの過去が出てきた。
外出禁止のはずのヴィクトリカはあっさり学園をでてしまった。w

物語の雰囲気はけっこう好きで一巻に続いての二巻目。今度は山奥のミステリアスな村での事件。
一巻よりドキドキは少なかったなぁ。

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Posted by ブクログ 2014年11月23日

灰色狼の伝説残る村へ二人旅。
過去の事件をヴィクトリカの頭脳で解き明かす。

フランクなやり取りと、
次々起こる不可解な事件にテンポ一定で読み進められた。
1巻の迫力と比べるとちょっと盛り上がりにかけるかな?

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Posted by ブクログ 2014年08月19日

GOSICKシリーズの2巻。ヴィクトリカのツンデレ感が可愛らしい。話はヴィクトリカの母親のいた村にヴィクトリカが行き、そこで起こる事件と母親にまつわる事件を解決するというもの。
読みやすいんだけど、なんとなく話に乗り切れず最後まで読んでしまった感じ。一巻もそうだったんだけど、若干トリックが無理やりな...続きを読むような印象を受ける。
3巻以降も家にはあるので、ちょっとずつ読んでみようと思う。

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Posted by ブクログ 2014年06月19日

GOSICKシリーズ二作目。
テスト前だったのに、ちょっと一息と読み始めて、気づいたら12時。どんどん引き込まれてしまいました。
ハーマイニアさんが夢に出てきそうなくらい怖い…。ヴィクトリカのツンデレぶりも可愛らしかったです。

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Posted by ブクログ 2014年05月04日

(2014.05.04再読)
ゴシックシリーズ第二弾。
正直、1冊目を読んで、次は読むのどうしようか…と思ってましたが、結論から言えば読んでよかったです。
ミステリのことよりも、ヴィクトリカのこととか一弥のこととかの方が気になる。
時代が時代なので、一弥はこの後どうなるのか。
ヴィクトリカの生い立ち...続きを読むや母親のしたことなんかは、シリーズを通して謎が解けるような感じだし。
第三弾も、買っておこうかな。

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Posted by 読むコレ 2014年01月20日

一作目が期待以上に面白かったので、続きを買ってしまいました。
若いホームズとワトソンという趣で、限定条件下での殺人事件に挑むというミステリ仕立ての流れは前作と同様。ただ、仕掛けが弱くて意外性に欠けた点も前作同様でした。
その前作で大変素晴らしかった、殺人動機に至る過程を現在の物語と並行して絡ませ...続きを読むるプロットも、今回は特にとって代わるようなものは無かったので、読み所が減ってしまったのは残念。
ただ、互いに弱い所を補いながら事件に挑む主人公二人は大変魅力的で、応援したくなります。一弥君の成長が楽しみなシリーズです。

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