Hyper-Vマネージャーから仮想マシン、ゲストOSを削除してもファイル(実態)が残る

最近、Hyper-Vを操作しはじめてから、VMwareと異なる点が色々とありますが、その一つがHyper-Vマネージャーから仮想マシン、ゲストOSを削除してもファイル(実態)が残るという点です。


これって2段階で操作しないといけないのが面倒ですよね。VMwareならストレージから削除とすれば仮想マシンデータも一緒に削除されます。ちなみに、仮想マシンのデータを残したい場合は、インベントリから削除すれば再び、登録できます。


そして、Hyper-Vですが、Hyper-V マネージャーから仮想マシンを削除しても VHD/VHDX ファイルが削除されないのは仕様みたいで、対処方法としては、Hyper-V マネージャーから仮想マシンを削除しても VHD/VHDX は削除されない為、VHD/VHDX を削除する場合は、Hyper-V マネージャーから削除する仮想マシンを選択し、「操作」-「設定」から仮想 HDD 格納先を確認し、エクスプローラーなどにて VHD/VHDXファイルを削除する必要があります。

 


また、SCVMM から仮想マシンの削除を行う場合、VHD/VHDX ファイルが削除されますので、あくまで、Hyper-Vマネージャー利用時限定の話になります。

 

SCVMMはHyper-Vの統合管理をする製品です。VMwareのvCenterサーバのようなものですね。


しかし、、、サーバを購入すれば無料で使える分、マイクロソフトはデフォルトでは使えない機能が多すぎですね・・。