知多半島の基礎知識

探検

知多半島とは


知多半島は愛知県の南西部にある半島です
平日休日問わず、サイクリストをよく見かけます
主なサイクリングルートは2つあり

知多イチコース


247号線を中心に平坦基調で海岸沿いを一周するコース
右回り、左回りによって見える景色は大きくことなり
伊吹おろしによる強烈な北風、照り付ける強い日差しなど
季節によって対策も異なります。

背骨ルート


佐布里池付近をスタートとして味覚の道、ふるさとロード、すいせんロードを通って羽豆岬へ行くアップダウンの激しいルートです
南へ行くほど起伏が激しくなります

詳しいルートや攻略については別の記事にて

知多半島はどうやってできた?

・かつて知多半島は巨大な湖の底に

画像
東海湖は東海3県の平野全体に広がっていた


調べてみると650万年前~300万年前頃、知多半島は東海湖という巨大な湖の底にありました。
東海湖の大きさは北が岐阜市、西は鈴鹿山脈、東は瀬戸、南が知多半島の先端
東西約60km、南北約110km
地殻変動によって徐々に消滅したとのことです。

・異なる二つの地層


知多半島のほとんどは砂や泥が押し固まってできた地層でできています
しかし、野間から師崎までは堆積岩でできています
なぜ異なる二つの地層によってできているかというと

蒲郡〜知多半島〜鳥羽は中央構造線の一部です
中央構造線は世界第一級の断層で、西日本や木曽山脈など日本の地形のほとんどに影響しています
そこへ木曽三川や豊川などが流れ込み大きな湖を形成
川が運んできた砂や泥が溜まり、押し固まることによって知多半島の原型が出来上がった
そこから侵食や風化などによって現在の知多半島は出来上がったと考えられます

・知多半島の歴史の爪痕

知多半島の最高峰は山海と豊浜のあいだにある富士ヶ峰(124.6m)です
堆積岩からできている地域のちょうど真ん中あたりです
知多一ルートを走っていても、地層や岩がむき出しの場所が多いです
逆に北側では山裾のなめらかな場所が多いです

まとめ

背骨ルートでは、ちょうどすいせんロードに入るところから地層が切り替わります
何回走ってもすいせんロードはキツです
ほんとうに平坦に行きたくなります
すいせんロードは新しい区間が開通したので
今後、詳しい解説していきます

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