書誌事項

毒の歴史 : 人類の営みの裏の軌跡

ジャン・ド・マレッシ [著] ; 橋本到, 片桐祐訳

新評論, 1996.11

タイトル別名

Histoire du poison

タイトル読み

ドク ノ レキシ : ジンルイ ノ イトナミ ノ ウラ ノ キセキ

大学図書館所蔵 件 / 181

注記

原著(François Bourin, 1991)の翻訳

参考文献: p464-474

内容説明・目次

内容説明

生物にあって生態系を見守る装置であったはずの毒は、人間が手にするや恐るべき兵器となり、幾多の変貌を経て、やがては地球環境を脅かすにいたる。人間の営みの裏側につねに闇の領域が形成されていくことを、毒という角度から掘り起こした本書は、今を生きる私たちに巨視的な哲学やモラルの必要性を問いかけている。

目次

  • 第1章 毒を出す動物たち
  • 第2章 毒の国への旅
  • 第3章 イブン・ワッシーヤの地獄の厨房
  • 第4章 最後の神明裁判
  • 第5章 毒殺者たちのローマ
  • 第6章 ポントスの王、毒の王
  • 第7章 毒の市
  • 第8章 毒のルネサンス
  • 第9章 変貌する毒
  • 第10章 忍び寄る死
  • 第11章 地獄の入り口で
  • 第12章 毒の境界

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ