Drupal (ドルーパル)は、世界100万サイトで使われている世界シェア第3位のCMSです。
特徴は豊富な機能と高い拡張性で、世界シェア第1位である「WordPress」ではできなかった細かい要望が、Drupalであれば実現できる可能性があります。
しかしこれからDrupalをはhじうめる場合はテーマを選ぶ必要がありますが、何のテーマを選べば便利なのか?という判断が難しいです。さらにテーマによっては「英語で紹介されていて読めない」という悩みもつきまといます。
そこで当記事にて
「よくわからないけどとにかくすぐに使いたい」
「できれば無料で使って判断してみたい」
という要望にお答えします。
具体的には
- ブログ向けDrupalテーマ
- ホームページ向けDrupalテーマ
を「無料テーマ10選」に分けてご紹介し、それぞれの機能について解説します。
当記事を最後まで読めば、ご自身が選ぶべき機能がついているテーマを一目で判断ができるようになります。
また当記事は3分程度で誰にでも簡単に読めるよう解説しました。ぜひ最後までご覧ください。
ブログ向け (個人サイト向け)おすすめDrupal (ドルーパル)テンプレート5選紹介
1.モダンなデザインと使いやすさなら『Bootstrap』
機能説明
- 1〜3カラム設定
- レスポンシブ設定
- メインメニューの追従設定
- パンくずリスト設定
- Icon API モジュールを介してアイコンフォントの設定
Bootstrapおすすめポイント
Bootstrapはモダンなデザインと使いやすさが人気です。
デフォルトテーマだけでもクオリティは高く、テーマディレクトリ内にはサブテーマが作成できます。
テンプレートもありますから柔軟性が高くとても便利です。
レスポンシブ対応させたい、機能性を重視したい人向けのテーマです。
2. スライドショーをメインコンテンツにするなら『Marinelli』
機能説明
- 1〜3カラムの固定幅レイアウト設定
- スライドショー設定
- CSS3使用設定
- メガメニュー設定
Marinelliおすすめポイント
1〜3カラムの設定ができてレイアウトの設定が可能のテーマです。
特にスライドショー機能として、デフォルトでついていることが大きな特徴になります。
管理画面でスライドショーが、いくつも設定ができることがメリットの1つといえます。
そしてメガメニュー (ドロップダウン)が使用できることも特徴となります。
サイトの項目選びをスムーズにして読者が迷わずに選べるDrupalテーマです。
3.専門知識がいらないテーマなら『BlueMasters』
機能説明
- 2〜3カラムのレイアウト設定
- レスポンシブ設定
- 12個のリージョン設定
- Respond.jp設定
- スライドショー設定
- 複数階層のメガメニュー設定
- コメントカウンター設定
BlueMastersおすすめポイント
機能は充実していますが、フロントページは別テンプレートファイルが存在するため、レイアウトが異なります。
SNSボタンもテンプレートファイルで、直書きされているので管理画面からは削除ができません。
逆に言うと、専門知識がなくてもデフォルトテーマで、作業ができるテーマになります。
あまりDrupalのテーマをいじらない人におすすめです。
4.シンプルなデザインと細かな設定をしたいなら『Responsive Bartik D7』
機能説明
- 小さい画面サイズで折りたたみ可能なメニュー設定
- 小さな画面上の折りたたみタブ設定
- Drupal7,Drupal8のデフォルトテーマ設定
- Respond.jp設定
Responsive Bartik D7おすすめポイント
このテーマはDrupal7,Drupal8のデフォルトテーマです。
Bartikにレスポンシブしたテーマになっています。
Drupal7とDrupal8はほぼ同様のものだと考えてよいです。
カラー設定もできるので、細かく設定したいデザインを選びたい、シンプルなテーマを選びたい人におすすめです。
5.シンプルかつエレガントなデザインなら『Danland』
機能説明
- 1〜3カラムのレイアウト設定
- 17個のリージョン設定
- スライドショー (リージョン型)設定
- 4つのブロック領域をもつカスタムフロントページ設定
おすすめポイント
シンプルでエレガントなデザインが特徴的で、17個のリージョン設定が可能。
環境設定ではとくに特殊な機能はないので使い勝手はとても便利です。
デザインについてこだわりたい人に向いているテーマです。
ホームページ向け (ビジネス向け)Drupalおすすめテンプレート5選紹介
1.最高品質なサイトを作りたいなら『Corporate Clean』
機能説明
-
- 1〜3カラム設定
- パンくずリスト設定
- レスポンシブ設定
- 複数階層可能のメガメニュー設定
- Colorモジュール設定
- スライドショー (リージョン型)設定
- Respond.jp設定
Corporate Cleanおすすめポイント
Colorモジュールを使用しているのでコーポレートカラーでサイトを変更することもできます。
レスポンシブ対応させるために必要Respond.jpは、IE6-IE8でレスポンシブ対応が可能となります。
無駄を感じない機能が多くあるテーマですので、使いやすさを重視したい人に向いています。
2.カラムを自由にカスタムしたいなら『Business』
機能説明
- 1〜2カラム設定
- 固定幅920px設定
- 12個リージョン設定
- パンくずリスト設定
- 複数階層のメガメニュー設定
- Colorモジュール設定
Businessおすすめポイント
シンプルで見やすく飽きないデザインがおすすめです。
機能も企業で使うべき機能が充実しています。
注意することは、カラム設定が1〜2カラム設定しかできないことと幅が固定で920pxになります。
変更があまりできないことを踏まえて、テーマ選びの基準にするとよいです。
3カラムにこだわりがない場合選ぶべきテーマの1つです。
3.レイアウトを細かく設定したいなら『MAYO』
機能説明
- 1〜3カラムのレイアウト設定
- レスポンシブ設定
- スタイル設定
- フォント設定
- パンくずリスト設定
MAYOおすすめポイント
管理画面からレイアウトに対するさまざまな設定が可能で、サイトの幅やヘッダーのロゴもできてとても便利です。
CSSを知らない人でも、細かい設定ができます。
4.女性をターゲットにするなら『Beauty Theme』
ダウンロードページの画像
機能説明
- レスポンシブ設定
- 1〜2カラムのレイアウト設定
- 3つのフッターブロックを揃えた拡張フッターエリア設定
- 合計12個のリージョン設定
- 複数階層のメガメニュー設定
Beauty Themeおすすめポイント
テーマの書体は、日本語だと明朝体です。
リボンをイメージするメニューやヘッダー上部にあるピンク色の水玉などが特徴の1つです。
特にサイドバーのギザギザラインのデザインは、とても可愛いデザインです。
女性向けサイト作成におすすめのテーマです。
5.初心者にもあつかえるテーマなら『Skeleton』
機能説明
- 1〜3カラムのレイアウト設定
- 14個のリージョン設定
- Colorモジュール設定
- レスポンシブ設定
- 複数階層のメガメニュー設定
Skeletonおすすめポイント
文字が見やすく、欲しい機能はたくさん充実しています。
WordPressのSkeletonと同等の機能が備わっているので、以前Skeletonを使用していた人であれば初見で使用できるのでおすすめです。
Drupalテーマ選びまとめ
ブログ向けとビジネス向けに分けて、Drupalテーマ10選の詳細について解説しました。当記事にてご紹介したテーマは「すべて無料」で使用できるので、一度試してみてだめなら次、という使用方法でも問題ありません。
ほとんどのテーマで設定できるのが1〜3カラム設定ですが、デザイン性やリージョン設定などに関してテーマごとにそれぞれ特徴が違います。
あなたが使用したい、ピンと来たテーマがあればぜひ、参考にしてみてください。