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Photo: Vishal Bhatnagar/NurPhoto via Getty Images

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フィナンシャル・タイムズ(英国)ほか

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Text by COURRiER Japon

インドの最も象徴的なエンターテイメントであるボリウッドとクリケット。このふたつほど、インド経済における「ダイナミズムと根深い錆び」を如実に示しているものはないと、英紙「フィナンシャル・タイムズ」が報じている。

インターネット時代におけるファン獲得競争のなかで、ボリウッドとクリケットはどちらも同じ課題に直面してきた。このふたつの明暗を分けたのは何だったのだろうか?

インドで「プレミアリーグ」といえば、それはサッカーではなく、クリケットの全国リーグである「インディアン・プレミアリーグ(以下、IPL)」を指す。2008年の開始以来、IPLの推定価値は11億ドルから150億ドル以上へと成長している。

五輪競技ではないクリケットだが、インドやパキスタン、オーストラリア、南アフリカ、バングラデシュ、スリランカ、西インド諸島などのイギリス連邦諸国を中心に人気の競技で、サッカーに次ぐ世界第2位の競技人口をもつスポーツだとも言われている。

毎年春に開幕するIPLのシーズンは2ヵ月間ほどだが、今年はその間にライブ放送とストリーミングで10億人近くの視聴者を集めた。
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