「信長公記」の一節に 「上総介殿（信長）は天女の御仕立に御成候て、小鼓をあそばし、女踊りをなされ候。津島にて堀田道空の庭にてひと踊りあそばし、それより清須へ御かえりなり。」 時期は桶狭間の戦い以前の弘治３年（１５５７）もしくはその前年、津島（愛知県津島市）の堀田道空（津島衆の頭領）の庭で、鼓を打ってて女踊りを舞ったとあります。 信長は天女の扮装で、女踊りを舞ったようです。ゆえに信長はコスプレ好きだったということでしょうか。 この時は領民を集めての盆踊り興行であり、信長だけではなく、家臣にも赤鬼、餓鬼、地蔵、弁慶などに扮装させ、仮装大会を行っています。