魅音に空気投げで倒された事に関しては小此木の芝居との説があります。
まずあの時点で番犬部隊が山狗を鎮圧しに雛見沢に向かっていて、野村からも終末作戦が失敗した事を伝えられています。
しかし表向きの山狗のボスである鷹野が自分達が負けた事を理解せずにヒステリックな突撃命令を下すだけなので、小此木としては鷹野の目の前でわざと負ける事で「もう作戦は失敗した」「もう勝ち目は無い」と鷹野にショックを与える事で分からせようとしたのでしょう。
もしあのまま小此木が魅音達を捕獲して梨花を殺して終末作戦を強行していた場合
・女王感染者が死んだので滅菌作戦は実施される
・山狗部隊は番犬部隊に捕獲されて女王感染者である梨花を殺した罪を問われる
・番犬部隊には富竹から鷹野のクーデターの話が伝わってるので、村一つ全滅させた罪で小此木以下山狗部隊は言い訳できなくなる
等のデメリットがあります。
あのまま鷹野の命令に従っていた所で小此木達にメリットは無いので、魅音に負けた振りをしたのでしょう。
赤坂に負けた事に関しては
・単に小此木より強かった
・相手が公安なので殺すと事後処理が色々と面倒なので無意識に手加減した
・舐めてかかっていたので赤坂の実力を過大に評価していた
・休日休憩取り消しと鷹野のストレスが溜まる命令のせいで雛見沢症候群を軽度発症していて、必要以上に赤坂を強いと誤認した
等が有り得ます。
山狗部隊が雛見沢症候群を発症していれば診療所の攻防で葛西や入江のハッタリに簡単に騙されたのも、裏山で部活メンバーに負けたのも合理的な説明ができます。
山狗部隊は予防注射を行なっていますが、予防注射をしてない富竹(L3以上)と取っ組み合いをしてるので、その時に富竹の体液から感染して発症した可能性が濃厚です。
発症要因は富竹との乱闘、休暇取り消し、徹夜による睡眠不足、鷹野のヒステリックな命令によるストレス等があり、鷹野と雲雀13のセリフを見ると発症者に共通の「クールになれ」との発言をしており作中でも発症していると解釈できるような描写もあるので、小此木を含む山狗部隊も何人か発症しているでしょう(沙都子や悟史と違って軽度ならば治療薬で治療可能なレベル)