航空戦における「命中項」は各スロット一律「95」で固定です。 つまり、どんな「装備・レベル・運・cond値」などの命中補正を加算させようとも、すべて命中項「95」から敵の回避項を差し引いた値が「航空戦命中率」となります。（cond値につきましては「赤疲労」などの状態が命中率に関与していないことから、その逆の「キラキラ状態」の効果もでないことは想像しやすいかと思われますが。） ※例外としまして、熟練度補正(平均内部熟練度[120]時...「＋12」)のみは命中項「95」に加算されます。 そうなると「艦攻」における命中補正は「砲撃戦」時にしか役に立たないのかと申し上げますとそうではなく、こちらは「触接」という「航空戦」の「火力倍率」の補正に関わる項目になりますので、高い命中率の艦攻をなるべく積むというのも決して無駄というわけではありません。 （「触接」にも関与しない「艦爆」や「水爆」は完全に装備の命中補正は「航空戦」の役に立たないということになりますが...。） ※ただ、「命中」(触接)による火力倍率と「素の火力」の上位艦攻とのトレードオフで割に合うのは「九七式艦攻(友永隊)」くらいだと思いますので、この装備を複数積めない状態でしたら「触接」による高火力倍率への固定が難しくなることから基本は「雷装値」の高い艦攻を優先して積んで良いものと思われます。 「砲撃戦」や「砲撃支援・航空支援」の場合はまた仕様が違い、装備の「命中補正」はちゃんと反映されております。（基地航空隊のみ未確定とされる。ほとんどの機能が「航空戦」と似たものとなっていることから現状では補正はないものとされる説が有力ですが、「命中＋1」が素で備わっている「野中隊」の存在などもあることから「陸攻のみは補正があるのか」、それとも「全艦載機の補正が有効であるのか」がいまだに具体的な答えが出ておりません。） よって、御質問内容の場合は同じ戦闘場面でもたまたま回避項が高い敵艦に航空戦の攻撃が集中してしまったなどの理由が考えられます。 他、載せている艦攻の攻撃力が低過ぎて(あるいは艦攻の低い側である種別倍率80%の方を引き続けていて)カスダメになっていることから「当たっていない」という印象を受けている可能性もありますが、基本は「miss」と表示されなければすべて命中はしておりますので、このあたりも今後観察する際には良く留意して頂けたらと思います。