アメリカのごく少人数(ほとんど一人)のクリエイターが作り上げたインディーズゲームです。
そのため、きちんとしたゲームメーカーが作るゲーム(予算と機材と人手がある一方で、儲けを出さないと行けないためある程度『万人向け』になる)とは、根本的に異なるゲームであることを念頭に置いてください。
主な制作者であるトビー・フォックス氏は日本のゲームが大好きで、特に『MOTHERシリーズ』『東方projectシリーズ』の大ファンであり、アンダーテールでもそれらのゲームを強くリスペクトしていると公言しています。
昔ながらの2Dドット絵によるRPGです。弾幕避けの要素が有りますが、本格的な弾幕STGのようなシビアなものではありません。
プレイ時間は、プレイスタイルにより大きく変化しますが、初見ならだいたい『一周目で』5~6時間程度かと思われます。
先述の通りインディーズのドット絵ゲームですので、物凄いグラフィックとか爽快感のあるアクションとかは当然ながら有りません。ただ、BGMは高く評価されています。曲単体では大したことないものの、ゲーム内描写とのマッチングや、ライトモチーフの使い方に定評があります。
総じて(インディーズ全般に言えることですが)作者の趣味や嗜好が大きく反映されているので、人を選ぶゲームではあります。
私としては、『これが初めてのゲーム!』という日とには勧められません。DQなどの往年のゲームをいくらか経験し、『ゲームのお約束』に浸っている人に強くオススメします。
元はsteamで出ているPCゲーです。PlayStationnetworkやSwitchは移植版となります。貴方がお持ちのハードでプレイすればいい、とは思いますが、VITAだけは一部ボスで処理落ちが報告されています。
また、演出の都合上、PCのウインドウでやったほうが楽しめる部分もあります。あとsteam版は安い上に頻繁にセールしてるのも利点ですね。