ネタバレ回避のために、改行しておきますね。 うみねこEP4重大なネタバレ注意 以下スクロール EP4では『六軒島での不幸な事故』を免れた、遺留品が登場します。 その中に真里亞の日記帳があり、うーうーの意味はそこで明かされます。 「うーうー」は魔女マリアが最初に生み出した魔法、幸せの魔法です。 唱えるだけで大好きなママといつまでも仲良しでいられる、といった効果があります。 この魔法を真里亞が一番最初に使ったのは、楼座とのピクニックの時でした。 なかなか会うことの叶わないママのために習ったばかりの歌を披露しますが、 真里亞は途中で歌詞を忘れてしまいます。 それでもママに最後まで聴かせてあげたくて、口にしたのが「うーうー」です。 言ってみれば苦し紛れに出てきたような呪文ですが、楼座は大層喜びました。 それ以来、彼女はこの思い出を大切にして「うーうー」を幸せの魔法としました。 EP2のラストでは、他の場面に比べて「うーうー」が極端に減ります。 それは、少しだけでも楼座と心が通じ合えた真里亞が幸せだったからです。 ただし、これはあくまで「日記帳」によるものなので、信じるか否かは人それぞれです。 残念ながら、この魔法が描かれたページは霧江の妹によって破り捨てられてしまいますが そのことが、マリアージュ・ソルシエール魔女同盟最後の魔女の闘志に火をつけることに成ります。 ◆ 余談ですが、真里亞の日記帳には他のマリアの魔法も書かれています。 中でも気になっているのが「お空から、飴玉を降らせる魔法」です。 砂糖水を作って絵の具で染めて、窓際にお供えする・・・というものです。 こんなことしたって空から飴玉は降ってきません。 ですが、それを毎日繰り返したことで“奇跡”が起きます。 砂糖水を置いていた場所に飴玉が数粒顕現していたのです。 この飴を大事に食べることで、楼座が家に帰ってこない寂しさを紛らわしていたようです。 マリアの“白き魔法”が顕現することは珍しいことです。 その様なささやかな幸せが、魔女マリアにとっての魔力の源でした。