・爆弾(というよりも火薬?)は旧日本軍のもの。EP7の通り、六軒島は日本軍の基地とされていました。 ・自身を極限まで追い詰めて困難を突破する、という「狂気の装置」として金蔵が時限爆弾化。 ・それを「島で何が起こったか分からなくする」ための装置としてヤス＝紗音が事件に使う。 ・八城 幾子(EP6で十八と名乗った作家)はヤス(紗音)ではありません。もちろん彼女が嘘をついていればその限りではありませんが、良家のお嬢様だったという設定などから、その可能性はまずないでしょう。 ・十八(男性)は間違いなく戦人本人です。 ・六軒島で起こったことですが、ep7の通り、留弗夫と霧絵による殺人があったと考えてよいでしょう。しかし大事なことですが『戦人は殺されていません』。なんせ未来で生きているのですから。 ・ep7では電話で呼び出されて以降戦人の行方が描かれていませんが、有力なのは以下の推理です。 ・戦人は絵羽が留弗夫、霧絵を射殺する現場を目撃。殺人事件が起こっている事を知り、その犯人を絵羽だと思い込 む(これでep3のような「絵羽犯人説」が書かれた理由付けができる)。ボートで島を脱出するも、何らかの事情で 記憶喪失になり、十八として幾子に保護される。当然ヤスは射殺されている。 ・ep6の入れ代わりですが、「嘉音という人物がいない」のではなく「嘉音と紗音という2つの名前を使い分けられる人間がいる」と考えて下さい。つまり以下の手順です。 ・隣部屋にいる紗音が窓から脱出、嘉音を名乗って戦人と入れ替わり、客室に入る。 ・クローゼットに入った後に嘉音の名を捨てて紗音に戻る。これにより《クローゼットの中に嘉音は存在しない》という赤き真実をクリアーできる。 ・現実世界では、事件当初は「絵羽犯人説」、その後の調べが進むに連れて「次男一家犯人説」が主流になったようです。霧絵と留弗夫(場合によっては戦人も)が犯人というのは未来においては殆どの人が信じていると思われます。 ・誰が一番悪い、とは言い切れないでしょう。全ての元凶の戦人、禁忌を犯した金蔵、大量殺人を計画したヤス、殺人を行った(と思われる)留弗夫と霧絵、金蔵の死を隠していた夏妃や使用人たち………他にも数えきれないほどの罪が重なった結果が、あの事件です。 ・ep8の金蔵は確かに偽物ですね。しかし現実での金蔵がどういう人物であったのかは分かりません。多くのイメージ通りの暴君であったのかもしれないし、他人には厳しくても孫には甘い、というep8のような性格だったのかもしれません。