私もコミック版Episode1~Episode7第6巻までしか読んでいないため
その範囲で、ある程度分かる項目を解答いたします。絶対あっている
という保証はありません。ネタバレの可能性もあります。
・縦ロールのベアトリーチェ
→ヤスが最初に想像して作り出した「ベアトリーチェ」のイメージ。
作り出したきっかけは、自らの物忘れ癖が「ベアトリーチェ」の仕業と
思い込んだヤスが、魔女を探ろうとしたことから。
最初はヤスがベアトリーチェの原型としていたが、後にその設定は
ヤス自身(名前はベアトリーチェだが、姿はクレル)に引き継がれ、
ベアトリーチェの友人となり、名前も「ガァプ」として設定が変更。
【参照…コミックEpisode7:第33話】
・肖像画の(金十トン)のベアトリーチェ
→九羽鳥庵に住んでいたベアトリーチェ。ヤスの母親であり、
いわば「実在した2代目ベアトリーチェ」である。
なお、このベアトリーチェは魔法を使えず、屋敷から出ることも
許されなかった。しかし、森で迷ってしまった楼座に後押しされ、
屋敷の外へ出るも、海岸沿いの崖から転落して死亡する。
【参照…コミックEpisode3:第6話】
・ヤス→のベアトリーチェ
→魔法に憧れを持ち、想像のベアトリーチェ(外見はガァプ)と世界を
交換した際に生まれた新しいベアトリーチェ。姿はクレル。
のちに、紗音と世界を交換する際、戦人好みの容姿に変更した。
なお、作中でウィラードと理御と会話をしているのは、事件の真相を
擬人化した「クレル」であり、「犯人の代わりに自白をする存在」。
またクレルは「ベアトとゲームを擬人化させるための依り代」とされ、
「人格」ではない、「人」というより「道具」である。
【参照…コミックEpisode4:第25話、Episode7:第31話】
・戦人の六年前の罪
→幼い頃に、薔薇庭園で紗音と交わした約束「(約束を交わした日から)
1年後にまたこの薔薇庭園で会おう」という約束を破るどころか
覚えてすらいなかったこと、これが戦人の罪である。
なお、これに心を痛んでいた紗音に耐えかねたベアトリーチェ
(姿はクレル)は、紗音の戦人への恋心を受け継いだ。(世界の変更)
【参照…コミックEpisode7:第31話】
・そもそもの話の流れ
→Episode1~4までゲームが行われ、Episode4にて、すべてのゲームを
総集して戦人が真実を推理し、青き楔でベアトを討つ。ベアトは
最後の出題「戦人以外の全員が死亡した状況で戦人以外の何かが
戦人を殺害する」という謎を残し、Episode5以降、生きる意志を無くし、
生ける屍となる。ここからEpisode5が開始する。なおこのEpisode5で
ベアト登場するが、これはゲーム盤の駒としてのベアトである。
Episode5は、探偵「古戸ヱリカ」が加わり、エリカが従来の戦人と
同様の立ち場(ニンゲン側)から事件を解いていく。ヱリカは連続殺人
事件の犯人は「夏妃」であると推理。戦人はこれを否定し、ドラノールと
赤き真実を交えて戦うも、敗北。その後にベアトの物語をすべて理解し、
ゲームマスターとしてEpisode6を紡ぐことになった。
Episode6は、謎の推理小説家八城十八(正体はフェザリーヌ)の
Dawn(夜明け)という偽書を交えて物語は進んでいく。
そこでベアトリーチェが登場するが、このベアトは魔術師バトラにより
再構築されたベアトであり、本来のベアトとは違う。いわば「雛」。
ヤスの中に存在した戦人への恋心を象徴する存在ともいえる。
この章で、雛ベアトは嘉音の力を借りて、本来のベアトリーチェの貫録を
取り戻し、ヱリカを打ち破る。
Episode7は、異端審問官・ウィラードが登場し、「ベアトリーチェを
殺したのは誰か」というベルンカステルの依頼により、推理をする。
この章で「碑文の謎」「ベアトの正体の一部」などが明かされる。
・漫画24話の二ページ目の一コマ目とか、ちょこちょこ出てる帽子
かぶったウェーブの髪の毛の女の子
→2ページの1コマ目右のキャラクターは、恋愛を司り、試練を課して
試す大悪魔「ゼパル」。Episode6において、譲治と紗音・嘉音と
朱志香・ベアト(と戦人)、どの組みが恋を成就させる奇跡を得るか
という試練を、同じ大悪魔「フルフル」と共に3組に与えた。
なお、性別は不明であり、フルフルとは逆である。
主要キャラ説明の「九羽鳥庵のベアトリーチェの子(ヤス)」という文
→そもそも「ヤス」とは、ただの使用人ではなく金蔵と九羽鳥庵の
ベアトリーチェの子である。(3代目ベアトリーチェ)
19年前に生まれたヤスは、次期当主として育てるようにと、金蔵から
夏妃に預けられた。しかし夏妃はその赤ん坊を崖から落としてしまい、
金蔵も夏妃も赤ん坊が死亡したと思い込んだ。実際は源次と南條により
助けられ、金蔵にも内緒で福音の家で「安田」として育てられていた。
ヤスが夏妃に受け入れられて崖から落とされなかった可能性の姿が
「右代宮理御」である。
以上が私が分かる範囲です。長文失礼しました。