私は9スタで2-2(占い:真狂、霊能:真狼)は全然有りな選択肢だと思いますよ。 というか普通に強いです。 ただ当然デメリットもあります。 他と比較してどういった状況になっていくのかを考えて質問者さんの好きな方法を取ればいいと思います。 人狼ジャッジメントでは狂人が占いに出るのがベーシックですのでとりあえず狂人は占いCOした場合に限定して3パターンを見ていきますね。 【2-1盤面】 人狼ジャッジメントでは最もポピュラーな盤面。 基本グレー詰め。 ・初日狼吊りの場合 縄余裕が生じるため占い結果黒の場合色味で吊られる。 そのため多くの人が占い真偽が付いていなくとも占い噛みをする。 狂人を噛んだらほぼ負け。 他の選択肢としては「霊能噛み」「狩人噛み」がある。 霊能噛みはGJが起きたら絶望的。 「狩人噛み」は占い結果で圧迫されるため即敗北のリスクは大きくなるが縄を２つ逃れれば確実にPP出来る。 初日のグレーの数によってこの噛みがしやすいかどうかは決まってくる。 ・初日狩人吊りの場合 初日に狩人対抗に狼が出ないと狩人は基本吊らないと思われる。 そのため「霊能噛み→狩人CCOした狼吊り」で4日目に2人の占い目線での黒位置が決まり狂人の黒出しとの1対1。 初日の狩人吊りで縄を使ったためここで吊り勝てばPPで勝利。 ・初日に市民吊りの場合 「占い噛み」 最近はみんなわかってきて脳死で占いロラをしてくれなくなったため初心者村とかでないならば基本的に狂人を噛んだらほぼ負け。 占いロラ噛みならその限りではないものの縄は増える。 また占いロラ噛みは霊能も狩人も共に確実に生存。 「霊能噛み」 GJが起きても奇数進行なので縄は増えない。 ここで村を吊れれば(ランダム処刑あり部屋に限るが)RPPが2回可能。 狩人が占い護衛などをしていて霊能を噛めたらラッキー。 「狩人狙いの噛み」 初日のグレーの数にもよるが確定黒などになってしまう危険性がある。 またそこに狼を塗れるかもしれなかったのにそれを放棄してその位置を確定白にしてしまうことになる。 必然的に自分達に縄が近づいてしまう。 ただ狂人噛みのリスクは追わなくて済む。 また狩人を噛めれば乗っ取りが出来るかもしれないし狩人が生きているか死んでいるか村目線わからないというのは狩人COが1人でも信用しきれないなど厄介な点が生じる。 2-1盤面は占い噛みが起こりやすい。 しかしベグでミスなどをすると一気に不利となり「ほぼ負け」とも言える状況になりがち。 それ以外の道を選ぶならRPPか縄を自分達に近づける必要がある。 よって勝つためには(2-1盤面で初日に占い真偽をつけることはかなり難しいが)占い真偽を見極める力または縄が近づいても切り抜けられる白さまたは運(+ある程度の実力)のいづれかが強く要求される。 【3-1盤面】 占いロラ進行となることが多い。 (＊初日真切りで霊能結果白でも翌日グレー詰めなどのケースはとりあえず除外してよくある黒が吊れるまでロラ続行のケースのみに限定する) ・初日狼吊りの場合 2-1盤面の初日狼吊りに近い状況となる。 変わることは「残った占いに狼がいる可能性がほぼ0とされること」「狩人が透けないこと」「初日に占いが多く喋るので占いの真偽判断の材料は多いこと」「(霊能結果の重要性が増すので)占い護衛がされにくくなること」などが挙げられる。 ・初日狂人吊りの場合 初日に狼吊りでないのなら占い噛みはされにくい。 「かなり対抗の真目が高い」や「占いに出た狼が霊能結果によって翌日破綻してしまう」などのことがなければ狩人狙いや黒塗り出来なそうなところが噛まれるだろう。 その場合次の日に真占いを吊れなければ負けが濃い。 真占いが吊れれば最終日3人で縄抜けできれば勝ち。 狩人と霊能を噛めていれば進行がいない状態での3人だし噛めていなかったとしても1対1で吊り勝てば勝利。 ・初日真占い吊りの場合 潜伏している方の狼が1縄抜ければ勝ち。 次の日狂人吊りなら言わずもがな狼吊りでも1縄抜けでPPが可能。 3-1盤面は占いに出た狼が最後まで残れば大きく有利な状況に出来る。 また初日狼吊りでなければ縄余裕も与えないので経費を吊ることもできない。 しかし真が残ると当然負けであるし初日狼吊りではかなり不利な状況になる。 またどんなに占いに出た狼が頑張っても結局最後に勝利を掴むには潜伏狼の貢献も必須。 つまり両方の狼に技術が求められる。 【2-2盤面】 霊能ロラ進行が多い。 真から吊ろうと偽から吊ろうと真霊能吊りに1縄使えるため村目線縄余裕はなくなる。 つまり経費吊りができない。 また真占いに黒出しされても霊能ロラが優先されるために最終局面での1対1で吊り勝てばPPで勝利というのが揺るがない。 狂人目線を考えて真占いの白出しに黒を出せばいいのだから誤爆による確定黒などを恐れる必要もない(もちろんその危険性を孕んだまま黒を出して真目を取ることも１つの戦略としてある。ただそれは狂人の判断に任せれば良い)。 つまり占いを噛む必要性がなくなる。 また噛み先の自由度が非常に高いので黒塗りしたいところを残せる。 黒い理由がある人を残せるのだから黒塗り理由が真っ当になりやすい。 さらに言えば村目線霊能に出た狼がどっちなのかがわからないのでライン考察もすることができない(仮に分かったとしてもどうせロラなのだから自由にラインを切ったり繋いだりが出来る以上無意味)。 デメリットとしては「霊能に出た狼は正直つまらない」「相方任せとなり相方が強くないと勝てない」「1GJが出た場合のRPPは確実に50%となる(75%にならない)」「1対1の相手が狩人だと多少きつくなる」「(3-1や2-1ではあり得る)1対1以上に有利な状況にはならない」ことなど。 2-2盤面は占い噛みが強要されることがない。 そのため狂人を噛んでしまったので確実に負けということが起こり得なくなる。 また霊能に縄を使わせられるので経費吊りもできない。 最後の1対1のお膳立てに全力を注げる。 ただし相方および狂人頼りになることは留意しなければならない。 他と比較して一言で表すと「リスクマネジメント的」である。 とにかく安定はしている。 【結論】 2-2にした場合確実に相方を「1対1で吊り勝てば勝利」の土俵に立たせることが出来ます。 つまり2-1盤面での初日だと判別が難しい「占い真偽」を見極めて、ミスったら負けのギャンブル性の高いことをする必要がなくなります。 ただ相方(+狂人)頼りの戦法であり、自らを成長させるなどの観点から言えば無意味な戦法と言えます。 占い真偽の精査に自信があるのなら当然2-1の方が良いでしょうし、狩人を見極める力があるのでしたら狩人狙いの噛みがしやすい3-1や2-2の方が良いでしょう。 占いで真目取るのが得意でしたら3-1の方が最終盤面1対1以上に出来るので強いですしね。 それぞれの場合のメリットデメリットを考えて自分が得意だと思える戦法で勝負すれば良いと思います。 【最後に】 2-2盤面は十分強いと言える戦法だと私は思います。 なのに2-2にして叩かれてしまうのは単に「人狼ジャッジメントのプレイヤーにテンプレとされているものが最も強いのだと信じて疑わないステレオタイプ君が多いから」だと思ってしまいます。 とは言っても多くの人は「私はこういう意図があってこの戦法をしています。」とちゃんと伝えれば納得してくれます。 もしそれでも納得しない方の場合、理由を明示してくれる方ならきちんと議論してその結果出た結論のプレイをこれからしていけばいいだけですし理由も言わずとにかくダメだと怒鳴り散らすだけの人なら無視で大丈夫です。 何も考えずに言われた(/見た)方法のみを愚直に信じて行動するのは良くありませんがあなたがきちんと考えてこの方法が最も自陣営に貢献出来ると判断しての行動なら進んでやるべきだと私は思います。 色々な人の意見に耳を傾けて自分が一番納得出来る道を模索して下さい。 普通の人であればその行為をバカにする方はいないでしょう。 では頑張ってください。 *-ω-)ﾉ"ばいばい