マリアージュ・ソルシエールは謎が多いですね。
EP4で存在が発覚した同盟ですが、これは縁寿視点によるものです。
ボトルメールが真里亞の筆跡で無かったように、日記自体も全て真里亞が記したものかは不明瞭です。
故に、EP4での「マリアージュ・ソルシエール」関連の設定には一部偽りが含まれていると考えるべきでしょう。
ですが、やはり疑問を抱かざるを得ませんね。
特に、EP3の真里亞殺害はとある赤字に接触寸前です。
EP2にて登場した「妾は約束は守る」という赤字です。
この時点で、一見彼女は「真里亞を黄金郷へ招く」という約束を破っている様にも見えます。
これら二つに接触しないように考えると、以下の様な解釈でしょうか。
◆
碑文を解いたエヴァ・ベアトリーチェによって黄金郷への扉が開かれています。
EP3のラストにて、戦人がベアトを認めたことで幻想の黄金郷が形成されました。
この時に、ベアトは真里亞との約束を守ったと言えるではないでしょうか。
EP1や2で結局彼女は死亡していますが、『魔女の棋譜』にて黄金郷へ招かれたとされています。
つまり、理想郷へ連れて行ってもらえるなら、真里亞は生殺与奪をベアトに任せると言うことなのでしょう。
戦人が認めさえすれば、彼女はあの時に約束を成就出来たのではないでしょうか。
縁寿という外部の駒の存在により妨げられてしまいますがね。
◆EP5ネタバレあります、注意してご覧ください
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同盟自体の設定はEP5以降も生きているものと考えられます。
留弗夫と楼座が連絡をとったシーンでは、EP4と同様文中にさくたろうが登場します。
楼座との不仲、それによるさくたろう依存はEP4と代わりませんので
真里亞の心の安定のために、EP5世界でもマリアージュ・ソルシエールは存在していると見て問題ないでしょう。