◆EP4のネタバレがあります。注意してご覧ください。
以下スクロール。
●右代宮 戦人(ウシロミヤ バトラ)
父親:右代宮 留弗夫?
母親:右代宮 明日夢?
解説:右代宮家序列第8位。事件当時18歳。
金蔵息子兄弟の次男、留弗夫と明日夢の息子。
金蔵唯一の男系男孫にあたります。
若き日の留弗夫は自他共に認めるプレイボーイでした。
そんな彼と結婚した明日夢が、事件の18年前に出産したのが戦人です。
・・・ですが、どうやらそう簡単な話ではないらしく、
EP4で登場した赤字により、彼の出生の謎が提示されました。
戦人の母親は、どうやら明日夢本人ではないらしいのです。
これについては後述します。
●右代宮 縁寿(ウシロミヤ エンジェ)
父親:右代宮 留弗夫?
母親:右代宮 霧江
解説:序列不明、第9位?事件当時6歳。
留弗夫と明日夢死亡後の後妻、霧江の娘。
事件から遡ること6年前、明日夢は死亡します。
その直後に、留弗夫は仕事のパートナーであった霧江と結婚。
明日夢存命時から霧江は縁寿を身篭っていたようで、
ほぼ同時期に縁寿は誕生します。
戦人がアニメで語っていた「6年ぶりに六軒島を訪れた」とは、
父親が明日夢に対して裏切りともいえる行動をとったことへの反感に因るもので、
戦人は5年間親族会議には出席せず、明日夢の両親の家で過ごしていました。
ただ、戦人は明日夢存命時から霧江との交流があり、
現在も「カアチャン」ではなく「霧江さん」と呼んではいますが、
「チェス盤思考」を率先して使いたがるように、戦人は霧江を慕っています。
●補足
『うみねこ』の舞台は1986年10月ですが、
その19~18年前に様々な事件が起きています。
アニメでも語られた「隠し屋敷(九羽鳥庵)のベアトリーチェ」もまた、
19年前に楼座と会話を交わしたことが赤字で宣言されています。
18年前に生を享けた右代宮金蔵の孫は二人。
“長男”蔵臼と妻夏妃の娘、右代宮朱志香。
“次男”留弗夫と明日夢の息子、右代宮戦人。
実は、霧江も同時期に留弗夫の子供を妊娠していたと主張しており、
その子供の出産日は戦人と同じ7月15日だったそうです。
霧江の子供は死産し、留弗夫との結婚を主張する材料にはなりませんでした。
EP4にて戦人の実母が明日夢でないことが明かされます。
19年前の時点で、長男夫妻には子供が居ませんでした。
その隙を見付けた“次女”絵羽は金蔵に婿を認めさせ、
初の男孫を生んだことで家督争いに譲治を混ぜる事に成功しました。
同様のことを明日夢は行ったのかもしれません。
金蔵は後継ぎに男性を望んでいたことから、
「男系(留弗夫)の男孫」は武器になると踏んだのでしょう。
留弗夫の隠し子の一人を連れてきた可能性があります。
また、死産したとされる「霧江の子ども」が戦人かもしれません。
2009年秋時点での最新作「EP5」まででは、
まだ戦人(縁寿も併せ)の出生の秘密は明かされていません。