例外は多々ありますが、 BLは女性が、百合は男性が好む…というものとして…。 女性がBLに萌えるのはAとBというキャラそのものというより、 「ふたりの関係」や「台詞回し」などシチュエーションです。 AとBが作り出す「間(空気・雰囲気)」を求めてますので、 BとAになると「間」も変わるので、別物です。 実際、カップリングが同じでも、雰囲気(甘甘かドSものかなど)が異なれば、同じように敵対するほどに別物扱いですよね。 しかし、絵柄がかなり違っても同じカプだと受け入れられたりします。 シチュ重視なので、ビジュアルが無くても想像で補えます。 むしろ「どう妄想させてくれるのか」が重要ですので、 1から10まではクッキリハッキリ示さない方が好まれます。 一方、男性が百合に萌えるのはAとBというキャラそのものです。 ビジュアルです。 かわいいAとかわいいBが一緒にいるから萌えるのであって、 AとBが作る「間」に萌える訳ではありません。 だから、同じAとBの百合を描いた物であっても、 ビジュアルが好みでない(ビジュアルが示されていない)と一切受け付けないです。 このことは、 「BLには小説やボイスドラマという絵のない表現方法が根付いているが、 百合にはジャンルとして確立するほどにはない。 逆に、ガチガチのBLアニメは少ないが、百合アニメは多い」 が裏付けになると思います。 女性は妄想するのが好きで、男は覗き見するのが好きなんですよ。 たぶん(^_^;) 話半分で読んでいただければ…。