チーミングは3種類存在します。 1つめはフォールトトレランス（Fault tolerance）で、複数のネットワークカードの一つが故障した場合でも、残余で通信を続行することが可能となる。 2つめはリンク・アグリゲーション（Link Aggregation）で、送受信時に複数のネットワークカードが一対一で個別のネットワーク機器と通信を行うことによって実効通信速度の低下が避けられる。 3つめはロード・バランシング（Load Balancing）で、トラフィックを分析することにより各ネットワークカードの負荷を調整できる。 これらがチーミングの種類と行う事で得られるメリットです。 デメリットは強いて言うなら設定を行う為の知識や技術を有している事、PC又はServer側がソフト側又はハード側共に対応しているのは必須としてルーターやLAN HUBが対応している必要があり対応品は一般的な機器より高い値段が掛かりコストが若干嵩む所ですかね？(ワークステーション向け、要は業務用になりますからね)接続機器も対応させるなら更にコストは嵩みます。 因みにありがちな勘違いですが2のリンク・アグリゲーションはあくまで内部通信での話であり外部通信(要はプロバイダを介して動画サイトやWebサイトを利用したりする一般的な利用方法)では適応されないのでこの辺りは勘違いしない様に気をつけて下さい。