ベストアンサー
「○○を見て○○がしたくなって○○を買った!」というのが、アニメ関連の一つのネタとして定着しつつありますね。 最近で言えば「ゆるキャンみてキャンプしたくなってテント買った!」みたいなやつですね。 その元をたどっていくと質問にある「けいおん」に遡りますが、何せ10年ぐらい前なのでその当時のことを知らないと「本当にそんなことがあったのか?」「話を盛ってるんじゃないか?」などと都市伝説的に受け止められてるかもしれないので、当時の記事から引用しておきます。 2009年6月26日 日刊サイゾーより -------------------- 『けいおん!』の経済効果はこれだけにとどまらない。一般消費者にとっては高額商品の領域にあるエレキギター、ベース、キーボードにまで影響が及んでいる。 最初に楽器業界を驚嘆させたのは、フェンダージャパンのベース「JB62/LH/3TS」の大ヒット。秋山澪の使用モデルだが、「『けいおん!』の放送開始後、4月末~5月間での2週間あまりで例年の4~5ヶ月分が売れました。現在、通常の2年間分に相当する数を工場に発注している状況です」(フェンダージャパン発売元の神田商会)というほどの勢いがある。左利き用ギター、ベースの専門店である谷口楽器、老舗として名高い山野楽器銀座本店でも、6月分として入荷した2本がたちまちはけてしまった。実は、これは毎月供給される通常生産分。納品には発注から4ヵ月を要するため、「通常の2年間相当数」が楽器店に入荷するのには、9月まで待たなければならない。店頭実勢価格75,000円前後の普及価格帯でありながら、市場に存在しない「幻のベース」となっているのが現状だ。生産本数が少ない左利き用である点を考慮に入れても、『けいおん!』のインパクトは相当大きかったものと見える。 前述の山野楽器銀座本店は「入荷後、即完売するという状況です。時には1週間で例年の1年分の本数が売れることもあります」とコメント。また『けいおん!』のPOPで各キャラクター使用モデルをディスプレイしているイシバシ楽器店渋谷店も、「メーカーから仕入れられるだけ仕入れても、すぐに売れてしまうという状況です」と、『けいおん!』熱を客単価レベルで実感しているようだ。 「4~5月の、左利き用を含む『JB62』の売り上げは、例年の50%増。同シリーズの上位機種に関してはいずれも10~20%増となっています」と、神田商会の担当者は語っている。 中略 ちなみに澪以外のメンバーの担当楽器についての影響は以下の通り。 ・田井中律のドラムセット「HipGig メローイエロー」 「今のところ売り上げに変化はありません」(YAMAHA広報) ・琴吹紬のキーボード「TRITON EXTREME 76」(生産終了品) 「生産が終了していますので、お問い合わせいただいたお客様には現行機種「X50」、「M50」を薦めさせていただいています。『けいおん!』の影響は大きいです」(KORG広報) ・平沢唯のギター「Gibson 2008 Les Paul Standard」 「エピフォンのレスポール(店頭実勢価格25万円のギブソンに対し、5~7万円と安い)が非常によく売れています。これまでにない勢いですね」(イシバシ楽器店 渋谷店) 「実際に数は把握してはいないのですが、弊社ではベースよりも廉価モデルのレスポール・ギターの方が売れているようです」(廉価モデル販売メーカーA) 中略 ともあれ、昨年来、不況で売り上げがガタ落ちした楽器業界にとっては、『けいおん!』はまさに救世主と言えるだろう。 -------------------- 他にもネットで「けいおん 楽器」とでも検索すれば参考になる記事は幾らでもでてくるかと思います。 また、それが楽器の購入にとどまらずやがて全国の軽音バンドブ-ムにも結びつきました。テレビ番組でもあちこちで紹介されたようで、その一端が知りたければ下記をご覧下さい。最初の方でけいおんが紹介されています。 youtu.be/M0uM2GzPaXo @YouTube なお、けいおんを見て楽器を始めたくなる、というのは最近でも珍しくないですね。 ここでもよく見かけます。
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