[ネタバレ注意] というか、同一人物もなにも嘉音という人間は存在してないと思います。 嘉音は死体も残らないですし。 嘉音と紗音が同一人物扱いをされるのは、生み出した人間が同じだからです。 ヤスは想像力が豊かで、寂しいと思ったら空想の友達をつくるし、物が紛失したら魔女の仕業だと思い込むような人間です。 それと同様に、自分を慕ってくれる弟みたいな存在が欲しい、と思えばそれはヤスの中ではそれが"い"る存在になるのです。 そうして誕生したのが嘉音です。 しかし、朱志香の文化祭の件がありますから…。 一概には言えませんけど。 各Episodeに登場した嘉音については、文章による表記なので普通に存在できた、ということになります。 ヤスが一生懸命に書いたんでしょう。 お疲れ様でした、とねぎらうべきですね（笑） あの日の六軒島は、大爆発により誰がいたのかすら曖昧な状態ですから、実在しない人物を１人追加するくらい普通にできるんです。 戦人と幾子は、ヤスのその設定をそのまま活かして偽書を制作したんだと思います。 だから、絵羽が遺した六軒島事件の真相を記述してある日記帳には、嘉音の名前はないと思いますよ。 もちろん、金蔵の名前も。 居ない人間は、真実の世界には存在できないので。 EP7のお茶会を見ればわかります。 以上です。