デュオ・マックスウェルとは、新機動戦記ガンダムWに登場する架空の人物である。CV:関俊彦
逃げも隠れもするが嘘は言わないデュオ・マックスウェルだ!
工作員としての能力、特にセキュリティ破りのプロフェッショナルでもある。また、拳銃の扱いにも非凡な才能がある。
技量の面では360度に方位のトーラス一斉掃射を運動性能ほぼ皆無の輸送機で大半を避けれる凄まじい技量の持ち主でもあり、MS乗りとしても非常に卓越している(と言ってもWのGパイロット等、主役級のキャラのMS操縦の技量はこんなレベルであり皆、ほぼ同等程である)。
黒の牧師服を纏い、自らを「死神」と称しているが性格は明るく社交的で人懐っこく、殺伐としたシリアスな傾向を持つ本作の中で際立って印象付けられている。
主人公ヒイロ・ユイを始め、ぶっとんだ性格と言動が多い「W」内では常識人とされている。
三つ編みの長い髪がトレードマーク。ボイスカセットでは解いた描写があるが、映像中では見られない。カトル曰く「ふわふわ」らしい。
愛機ガンダムデスサイズを「相棒」と呼ぶあたり、とても自分のガンダムを大事にしているようだ。でも、デスサイズを自爆させようとしても見事に裏切られ、爆破できず捕虜になってしまった。
でも、これらのような不遇にもめげずどんな辛い状況下であっても、持ち前の明るさと行動力で生き抜き続けた強さに視聴者(特に女性)は彼に憧れたのだろう。ちなみに劇中でデュオは涙を一切流していない。
コミックボンボンで連載された「がんばれドモンくん」シリーズの人気投票(1995年~1997年)では、3回連続1位という快挙。因みに主人公ヒイロは着々と順位を上げていったのだが、最後となった97年では2位どまり。
「大人のガンダム」内の人気投票でも高い人気がある事を書かれた。
主な搭乗機:ガンダムデスサイズ、ガンダムデスサイズヘル、ガンダムデスサイズヘルカスタム(EW)
『デュオ』を名乗る意味
6歳の頃、L-2コロニー群のV08744に現れ、ソロという少年と出会う。
ソロは当時蔓延していた新種のウイルス「通称コロニー風邪」(死亡率40%)に感染しておりデュオが医療施設からそのワクチンを盗み出し、注射したのだが、手遅れだったらしく、間もなく死亡した。
デュオもそのウィルスに感染していたはずだったが、発病はしなかった。
彼は「俺達はいつも一緒だぜ」という思いで、『デュオ』という名前を名乗ることにした。
貧乏くじ
劇中最も貧乏くじをひかされる事が多く、何かと不遇な場面に遭遇する。終盤でぼやくシーンがあるため、本人も自覚している節がある。
- リリーナを殺そうとするヒイロの行動を阻止したのに、正真正銘の命の恩人でありながらなぜかリリーナに非難されてしまう。
- ヒイロにデスサイズのパーツを勝手に利用される。
- 初対面のトロワにいきなりミサイルをぶっ放される。
- 組織に潜入したトロワに見せしめとしてデスサイズを破壊される。
- OZに協力的なところを印象付けるため、拳法の達人である老師Oに叩きのめされてしまう。
- ヒイロに頼まれて彼の頬を一発殴ったが、即座に鳩尾へのカウンターを喰らって昏倒させられ、潜入を続けるトロワを信用させるための捕虜になった(EW版)。
- ガンダムパイロット5人全てに専用のBGMが用意されているが、デュオの「黒い風が死を誘う」のみ劇中で一度も使用されなかった。
などなど。極めつけにガンダムを開発した博士を乗せて出る際に『死神と貧乏神のお通りだ!』なんて啖呵も切っている。ちなみにガンダムパイロット5人組の中でこの大百科に登録されたのが最も遅いのも彼だったりする。
ニコニコで見る動画は綺麗だなあ。
関連項目
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