宝蔵院胤舜(バガボンド)単語

1件
ホウゾウインインシュン
1.6千文字の記事
  • 0
  • 0pt
掲示板へ

宝蔵院胤舜(バガボンド)とは、井上雄彦漫画バガボンド』の登場人物である。

概要

吉岡場に乗り込み吉岡七郎闘を繰り広げるも又八により場に火の手が広がり一時休止。
七郎から「もっと強くなった貴様が見たい」と一年の猶予をもらいその間、各地で武者修行に出ることに決める武蔵。まずは奈良の宝蔵院に狙いを定め、そこで出会うことになるのが胤である。

戦闘において作中武蔵に明確に土を付けた最初の人物。武蔵は「負けじゃない、勝ちの途中」と認めなかったが。

本業は坊主なので頭はつるっぱげ状態。武蔵ほどではないが体格は良い。

次に両腕を切り落とされた僧侶からその末を聞けるだけ聞いておいて心配するようなそぶりは一切みせなかったり、武蔵にのされた厳をやはり心配することなく終着が右ストレートと聞いたときは爆笑するなど、当初は他人にあまり頓着がない描写が立っていた。

また自分と同じ腕前の人間世界吉岡清十郎だけ、胤栄より自分の方が強いと言うなど尊大で独りよがりな性格だった。しかし武蔵とのニ戦後は二代としての自覚が芽生え皆を率いることを強く決心。以前より明朗快活で世話好きな人間となった。

なお原作である吉川栄治の『宮本武蔵』では胤との戦いは描かれていない。

vs武蔵

武蔵次のバトルに割り込む形で参戦。厳をやったのが小汚いほうだと聞かされ、まずは武蔵とやりあうことを決める。

序盤こそ武蔵が押す展開になるもクリーンヒット一発もないまま完璧に捌き徐々に一方的に削っていく。

あがく武蔵一方的ボコボコにし恐怖をという名のに支配させ、最期の炎を燃やした一撃すら優しくいなす。

「命を教わる」と感謝の言葉を述べ殺そうとすると武蔵は恐ろしさのあまり逃走。

この敗北と逃亡により、武蔵は、それまで自分に心酔してベッタリくっ付いてきていた太郎から「生き恥さらしてまで生き延びて良かったのかどうか。自分は逃げることなんか教わりたくない」と言われ一時見放される。

vs武蔵2

ただの坊さんだと思っていた宝蔵院胤栄から手当てを受け己の小ささを実感した武蔵は胤栄から「武蔵なら自分が伝えられなかった大切なことを胤に教えられる」と判断され山で特訓を施されていた。

若干燃え尽き症候群気味だった胤もこの話を聞いたとたんやる気を出す。

「突けば、薙げば薙刀、引けば」と表現される確実に命を奪う武器・宝蔵院流十字を手に武蔵手紙を送り決戦の時を待つ。

試合の刻、少し寝過ごして現れた武蔵は以前とは打って変わって静かで、それでいて巨に見えた。

着が続く中、次第に武蔵に気おされ哮を発し不用意に突撃。不用意すぎて武蔵もうまく反応できず事なきを得るが攻撃は見切られ、コチラは逆に武蔵の姿が木々と同化したようにハッキリとしない。
自由自在だ」とき軽くジャンプした武蔵に突きを見舞いを切り裂くが武蔵カウンターが頭に命中。仮死状態に陥る。

がその才と「生命のやりとり」をめるあまり皆から恐れられ独りになっていったという厳の回想が挟まれその後、慎之助という本名と母親強姦のすえ殺され父親加害者と相打ちになってこの世を去ったという封印された記憶がよみがえる。

強さをめること以外何もせず、にも何も与えないまま生きてきた胤孤独のままでは逝きたくないと強く願う。するとに昇る間、降り始めてきたに引き戻されるようにが体に戻り蘇生

以後、武蔵と共に治療を受けながら回復し十字の封印と宝蔵院流槍術の二代として生きることを決意。

武蔵とは命を奪い合うことのない再会を誓った。

以降

柳生の高四人に囲まれながらも胤との対戦が生きていることを実感した武蔵が心の中で感謝を述べるシーンがある。また、武蔵が70人切りを果たしたと聞いたときは今日の寺の多忙さと武蔵もタダでは済まなかったであろうことを見抜き心配している。

関連動画

関連静画

関連項目

【スポンサーリンク】

  • 0
  • 0pt
記事編集 編集履歴を閲覧

この記事の掲示板に最近描かれたお絵カキコ

お絵カキコがありません

この記事の掲示板に最近投稿されたピコカキコ

ピコカキコがありません

宝蔵院胤舜(バガボンド)

1 つつつつ
2024/01/03(水) 15:55:51 ID: QxypOmcJx4
漫画としては面いが、作者の知識いみたい
いつもん中持ってる、下手すりゃ根本近く持って突いてる
通常右手は柄の端っこ持って突くだろうね
射程を全く生かさず戦ってる、突くだけで払ったり振り回したりいたりが
武蔵は寸前で見切ってるが、実際ならそこから右手ガンガン追い突き来るから、ちゃんと木刀で柄を払うのが正しい
👍
高評価
1
👎
低評価
0