魔剣カオスとは、アリスソフト制作のランスシリーズに出てくる架空の武器である。
作中では、エクスードソード、日光など魔人にダメージを与えられる数少ない武器である。
概要
魔剣カオス
魔人と魔王の無敵結界を破る力を持つ、ただ日光やエクスードソードもあり唯一ではない。
魔人が人類に勝てないのは無敵結界があるからである。
また剣としても切れ味は非常によくものを落としたり投げたりするだけでもあっさり切れるレベルのもの。
ランスの戦闘能力をもち、様々な魔人を倒し続けている。
無敵結界について
魔人と魔王についてである。
三神の一人プランナーはメインプレイヤーの丸い物を作り、第二のメインプレイヤーとして丸い物よりはるかに優れたドラゴンを作り上げた。
初代にて最強と言われた全長4.7kmもあった魔王ククルククル、しかし2000年以上のドラゴンとの戦いによりついに死亡し、偶然とどめを刺したアベルが魔王となった。
しかしアベルはドラゴン族の唯一のメスのカミーラを魔人にしたけっか、ドラゴン族全員の怒りを買いドラゴンの集団によってあっさりと倒されアベルは幽閉され平和を手に入れた。
しかしそのドラゴンも箱庭のような世界にて殺し合いを中断させた楽しむルドラサウムの怒りを買い彼らもまた天使の集団による殺戮行為により衰退した。
その後に第三のメインプレイヤーである人間を作り上げ、人間の中で最も頭のよかったスラルが三代目魔王になる。
魔王スラルはプランナーと謁見し寿命を千年にする代わりにいかなる敵にも攻撃を受けない無敵結界を持つという設定を追加したのだ。
この無敵結界こそが魔人にも適応され、魔人が通常の方法で倒せなくなるという人類が様々な軋轢を生み、同時に人類史上最悪の魔人戦争を引き起こすきっかけとなる。
カオスについて
魔剣カオスはカオスと名乗っているがこれは剣の名前ではなく人間時代の本名である。
スラルとナイチサの後に魔王になったのはジルだったがそれが最悪の魔王時代と言われる。
ジルは聡明な賢者だったが、人から恨みを買った結果暴行を受け四肢を切断されそのまま捨てられていた、その後に勇者との戦いで死にかけたナイチサが彼女を魔王にした。
魔王化による残虐性も含め、ジルは人類のありとあらゆる国家を壊し人類すべてを奴隷にしたのだ。
カオス曰く「あの時代は朝を迎えるたびに神に感謝していた」といわれるほどである。
そのジルによる暴走をどうにかするために結成されたのがエターナルヒーローである。
ブリティシュ、ホ・ラガ、カフェ、日光、カオスの5人により結成された。
魔法使いとの戦いの後に負傷したブリティシュを除き、彼らは神と謁見する。
この時にカフェと日光は魔人を倒す力を望み、魔人を倒す剣となった。
のちにカオスは魔王ジルを倒すために現れたガイの帯剣となる。
しかし、ガイは二重人格の部分を利用され魔人にされてしまう。
そのままジルが千年経過し寿命が尽きるはずをプランナーによって延命される。
それを快く思わないガイがジルをだまし、カオスで串刺しにしカオスを媒体に魔王ジルを封印する。
こうして、魔剣カオスは歴史から姿を消し、後に日光が魔人を倒すために活躍を続けることとなる。
その剣が一人の男に抜かれるまで……
魔剣カオスの関係のある人物
ランス
いうまでもなく主人公。
危険な剣のためセル参に預けていたが、Ⅵの冒険が終わった後に楽しみだという理由でついてきた。
捨てられたり氷を削るのにつかわれたりさんざんな扱いを受けている。
ランスの裏でちゃっかりムフフなことをしている。
セル
カオスの持ち主、芯の強い性格だが逆に言えば強情で騙されやすい性格。
3か6の間においてカオスが盗まれたことがある。
カオスは心の弱い人間がもつと暴走するし、盗み出した人が暴れだしたのを勇者アリオスが食いとめた。
この件がセルがカオスに対して不信感を持つ原因となる。
鬼畜王やⅥでは出番が多かったが、ランス・クエストではチョイ役で終わったりした。
ガイ
のちの魔王。
設定資料曰く人間牧場の出身。
剣と魔法を極めた人物であり、本来なら精神崩壊する禁術も二重人格により防ぐことができた。
カオスと禁術で魔王ジルを一歩手前まで追い詰めるも、二重人格の悪の面に乗っ取られその間に魔人にされてしまった。
延命を行おうとしたジルをだまし討ちしてカオスを使い封印した。
ジルの返り血を浴びた結果自らが魔王になった。
しかし人類をむやみに弾圧することもなかった。
のちに自分を殺しに瀕死の状態で目の前にやってきたシルキィを気に入り、自分の配下になれば人類を開放してやろうと、シルキィが本当に魔人になったら本当に人類を開放するなど。
(なおこの件は魔人ケイブリスには最低の魔王だといわれるほど嫌悪されている)
これはヘルマン、リーザス、ゼスの3つの大国を生み出し、魔人戦争といわれる最悪の戦いを起こす原因にもなった。
寿命がきたときに後継者がいなかったため異世界から美樹を連れてきて魔人にした、この直後がランスシリーズの始まりとなっている。
カフェ・アートフル
エターナルヒーローの一人、身長が低いため人間時代のカオスは彼の頭をひじおきにしていた。
カオスの死んだ恋人に似てるらしくカオスは惚れていた。
ただ本人は日光と比較されることが多くコンプレックスだった。
ただ何でもかなう権利を絶世の美貌に使ったため仲間からは嫌われていた。
のちにその美貌で王国に監禁され3代にわたって奴隷にされた、王国の崩壊とともに自分を助け出した男も自分の美貌に惚れるためだけだったと。
鬼畜王では自分を守るための組織を作り、元に戻すか、ぶちぎれたランスに奴隷にされるかイベントが変わる。
ランス・クエストでは嫉妬された女性に装置で封印されていた。
カオスが本名を当て解放された。
(こののちの罵倒イベントに笑う)
魔王ジル
カオスを含めエターナルヒーローが倒そうとした相手。
寿命が尽きても延命してためカオスを使いジルを封印していた。
ただ通常の方法で抜くどころかたどり着くことも不可能な状態。
そのためこれをリーザスやランスによって引き抜かせる計画こそがランス3の物語の中心となっている。
ジルの封印は解かれ、さらに人質を使って剣をへし折られるが、エロパワーによって復活。
そのまま、アイゼル、ノスを倒し、復活したばかりでカオスの封印も完璧に溶けていないジルはランスによって倒される。
最後にランスを誘惑してランスと一緒に異次元に落とそうとしてそのまま行方不明になった。
アリオス・テオマン
15-20のころに覚醒する勇者。
盗賊が暴れたためねじ伏せた。
その時に自分の帯剣にならないかといったが気に入らないと断られた。
マチルダ
元はバードの相棒、ランスにひどいことをされたため復讐のために盗み出した。
カオスもマチルダをエロイ子にしようと色々画策するも結局心が持たず壊れて暴走した。
のちに導く者に入る、腕輪をつけられ魂の汚染度が上がるも汚染人間にはなっておらず素は素直な子だと。
のちにランスにおしおきされ、そのまま仲間に強制的になる。
オブ・トータス
魔剣カオスを高値で買い取ろうとするイベントがある、理由は言うまでもなく法王になる得点のため。
無論メイドが断った、ランスはがっかりした。
日光
カオスと一緒に魔人を倒すための力を求めて剣(刀)になった。
カオスと違い人間に戻れたりもするためカオスは羨ましがっていた。
カオスがジルの封印の媒体に使われたため、歴史上に残っているのは日光の伝説ばかりである。
M.Mルーン
聖魔教団の首領にて、魔人戦争の原因を起こした張本人、人類史上最大の魔力を持つ。
(魔人戦争については国家や闘神を作ってる最中にそれに気づいた魔人が攻めてきた戦争であり元凶や起こした人間ではない)
魔人を倒すために無尽蔵の魔力によって回復と魔法を無限に使える闘神を生み出し対抗しようとする。
無敵結界を破れなくても魔人を疲れさせて封印できるだろうと計画。
しかし闘神は一つ一つ破壊され、長きにわたった戦いにより人類そのものがMMルーンを裏切るという暴挙に絶望し、本来は魔人と戦う力を人間に向け、大魔法で街を一つ消し飛ばし、闘神の標的を人間に向けてしまった。
これによってフリークに裏切られ、ハンティとレプリカの三人で倒され、魔人側に闘神の弱点のマナバッテリーを教えついに崩壊した。
のちに魔女狩りが行われ彼らを守るために作られた国がゼスである。、ランスⅥでは魔法を持たぬ差別問題になっていく。
無論これらの原因の一つに、聖魔教団そのものが日光とカオスなどを手に入れられなかった部分もあるのもいうわけはないだろう。
のちにルーンが乗る予定だった闘神MMルーンはそのままヘルマンの王城の地下に隠され、魂も本に封印された。
しかしカオスと魂がMMルーンの近くに持っていった結果、MMルーンとして目覚めカオスを強奪するためにランス一行と戦うこととなる、ランスⅨの正史ルートのラスボスとなる。
ゲームごとの性能
ランスⅢ(旧PC版)
通常の武器が5-20程度で、聖剣の威力50なので手に入った時にかなりランスが強くなる。
そして終盤で手に入るが、その魔剣カオスの性能はまさかの200。
殆どの雑魚や敵を一撃で倒せるほどの性能となる。
ただ魔人ノスは無尽蔵に防御力が上がっていくような使用でランス以外でダメージを与えられなくなる。
また肝心の魔王ジル戦はまさかのもぐらたたきであるのでカオスは一切関係ない状態になる。
どうせならハニーキング戦に持っていきたいところだが、カオスを手に入れたころではすでにマップには出れない状態になっているので残念。
ランス03
ランスⅢのリメイク版。
ランス01のシステムを使い、強力だが攻撃が常にできる状態ではないため、ランスⅢと比べ大幅に弱体化している。
魔王ジル戦ももぐらたたきからガチの通常バトルに変更されている。
鬼畜王
序盤でランスが日光を持ち、セルにカオスを渡してもらうが断られるイベントが発生する。
尋ねても断られ拷問にかけても断られる。
のちに改心したランスのふりをしたジークに盗まれるイベントが発生。
ジークとの戦いにランスを持っていくとそのまま手に入れるイベントが発生し、日光を装備した健太郎がユニットとして参加するようになる。
鬼畜王は隊長と兵士に分かれており、隊長の攻撃は微々たるものであるが、魔人相手には魔人かカオスか日光でないとダメージを与えれない仕様になっているので重要な武器である。
中身になる魔人が微妙なキャラばかりなのでほぼカオスを装備したランス頼みになるだろう。
ただバグ技でカオスの威力を100にすることが可能。魔王ケイブリスを倒すには重要な武器となる。
ただ威力を100にしても武器攻撃回数分しか入らない、10回こうげきしたら10のダメージ通る仕様である。
ランスⅥ
windows版にて本格的に発売された作品、廉価版がdlsiteやfanzaで販売されている。
カオスを手に入れる前に魔人との戦いがあるため本当にダメージが入らない。
カオスを手に入れて初めてジーク、サイゼル、カミーラ、そして隠しボスにダメージを与えられるようになる。
また設定も変わったのか鬼畜王と違いカオスが無敵結界を解除する仕様になった。
ただ武器の威力は15になっている、ランスの素の攻撃力がトップレベルに高いので気にはなりにくい。
ただ無茶苦茶モードというやり込みモードになったらランスの攻撃力が平均程度にまで下がるのでカオスの攻撃力の低さが目立つようになる。
戦国ランス
セルさんのところからついてきたカオスを装備しているが、合戦では武器の威力が20%がるだけと通常のアイテム効果しかない、しかもランスの合戦の低さとランスの部隊が壊滅すると必ずゲームオーバーになる仕様から合戦の時の性能では邪魔になってる部分が強いほど。
個人戦でもランスが強いためアイテムをかえれない部分が弱みになりやすい、ただこれは仲間になる健太郎にも言えることである。
無論個人戦にて魔人戦があり、蘭ルート以外では必ず魔人ザビエルとぶつかる。
一応キャラとしては最強クラスだが、健太郎とカオスが死ぬと積むため後衛にさげたり守りながら戦うことになる。
謙信ルートでは健太郎が仲間にならないためランス頼みとなる。
ランス・クエスト
手に入るのはマグナムからであるが、無印でも魔人が二人現れる。
カミーラを探しに来た魔人カイトによってボコられ、家に帰ると魔剣カオスがマチルダにより盗まれるイベントが発生、そのままマチルダからカオスを取り戻すがアイテムには追加されず、魔人カイトとのバトルも発生しない。
また無敵結界を使わない魔人ますぞゑとの戦いがある。
マグナムにおいて魔剣カオスを買い取りをして断るイベント、そしてエンロンに強奪されようとするイベントが起きたりする。
撃破必死の魔人カイト戦の前に魔剣カオスを手に入れるイベントをクリアして装備することが可能。
成長率R、必殺率30、威力2000と文句なしの最強武器、ただ経験値が-60%であり、魔人以外の戦いで付けるのはよくなく扱いが難しい部分もある。
魔人カイト戦がクエストの終盤前にあるため、必要な武器となる。
なおTADAパッチがあり、魔剣カオスの成長率-60%を排除することが可能だが公式パッチではないので注意が必要。
ランスⅨ
もはやただの武器にしかなっていない。
魔人でもないが、M.M.ルーンを呼び起こす原因となる。
ランスX
最終作だが、今作はカードバトルのため設定上だけの存在。
ただ今作は魔人ともっとも戦う作品でカオスは重要視されることとなる。
関連動画
関連静画
魔剣カオスに関するニコニコ静画のイラストやマンガを紹介してください。(特にない場合はこの部分を削除してください)
関連商品
関連コミュニティ・チャンネル
魔剣カオスに関するニコニコミュニティもしくはニコニコチャンネルを紹介してください。(特にない場合はこの部分を削除してください)
関連リンク
- ありません
関連項目
- 2
- 0pt