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概要

聖剣伝説2』のラストダンジョン。

封印されていた古代兵器で、古代文明時代の正式な名称は『空中要塞ギガント』どこかで…)。

膨大なマナを利用して半永久的に飛行を続ける巨大な飛行要塞で、作中では世界制覇を掲げる軍事国家ヴァンドール帝国が8大神殿の種子の封印を解いたことで浮上した。

フラミーで飛んで入らないと、中には入れない。


武装には主砲が存在し、マナの樹を一撃で吹き飛ばす程の威力を誇る。また、稼働直後は要塞全域にバリアが張られており、入れない。ただ、こちらは要塞復活により残り少ないマナが大量に吸われた結果、バリアを維持するマナが失われ、自然に無力化される。


正体はかつて遥か過去に存在した古代文明時代の負の遺物。古代時代はマナの力をエネルギー資源として利用する事で、現代水準と同等以上の文明を築いていたが、やがて人々はマナを戦争に利用するようになり、後世に『マナの要塞』と伝わる『空中要塞ギガント』が生み出された。

しかし、強大過ぎる力は神々の怒りに触れ、『マナの神獣』が地上へと遣わされ、激しい戦闘の余波で世界中は炎と毒に包まれ、マナが失われていった。

その時、聖剣を携えた勇者により要塞は落とされ、神獣は人々の前より姿を消し、文明が失われたが、世界に平和が戻った、と伝えられる。


作中の時代では御伽話の存在として実在すら疑われている存在だが、『マナの神殿』の地下にある旧古代文明の遺跡で眠り続けており、ヴァンドール帝国は要塞を復活させ、その圧倒的な武力による世界統一を目論み、その動きを察知して阻止しようとするタスマニカ共和国とパンドーラ王国の連合軍という対立の構造を生み出している。


なお、マンダーラ寺院の古代文明の記憶装置【びでいお】の幾つかには要塞が建設された経緯が見えてくるものが存在する。

第一にワイドショーらしき音声では「今や国々の間で残り少なくなったマナエネルギーの使用権利を巡って紛争が絶えない」とのセリフが出て来る。この事から古代文明末期はマナを大量消費し続けた結果、世界規模での枯渇問題に直面し、マナを巡る資源戦争に突入していた事が窺える。

第二にニュースの音声でも「帝国がロリマー王国に北上侵攻を続けたため、ロリマー王国からミサイル攻撃を受け、帝国側は報復措置としてロリマー首都ウェンデルへの24時間以内に全面攻撃を……」との内容があり、マナ争奪戦だと仮定した場合、かなり混乱した戦乱状態と想像出来る。


『マナの要塞』はそうした資源争奪時代の末期に生み出された究極の破壊兵器であり、恐らくはマナ争奪戦で絶対的な優勢を確保するために、当時のいずれかの勢力が建造した最強の戦略兵器だったと推察される。ただし、皮肉にも要塞の稼働には膨大なマナが必要で、要塞が残り少ないマナを吸い上げた結果、マナ枯渇の限界点を上回り、本編終盤の様に『マナの神獣』が現れたと思われる。


本編エンディングではマナエネルギーが完全に失われたため、要塞は機能を停止したと思われるが、その後は描写がなく不明。


リメイク版のオープニングデモでは新規イラストによる『マナの要塞』の全体図が描かれている。また、同デモでは『マナの神獣』との戦闘で要塞は激しく損傷していたと思われる場面があり、マンダーラの『びでいお』でも当時の中継映像で『空中要塞ギガント』が破壊され、海の上へ落ちていく瞬間が報道されていた。更には聖剣の勇者により要塞は落とされたとされていたため、少なくとも飛行不可能なまでに破壊されていた筈だが、本編復活時の要塞は特に機能に問題は生じていなかった。

『マナの要塞』封印時に修復が行われた可能性があるが、世界を滅ぼしかけた兵器が何故修繕されたのかは不明である。リメイク版の公式ガイドブックでは当時の『聖剣の勇者』が要塞を落とした後、8つの『マナの種子』を使用して要塞を封印したとされている。


また、ヴァンドール皇帝やタナトスはマナの要塞による新秩序構築を企てていたが、マナの神獣やマナ枯渇に関する対策は考えていたのかは不明。


ちなみに要塞が浮上した後にワールドマップを移動する際、空が夕陽の如く赤く染まり、雷鳴が轟くようになるのだが、SFC版では雷鳴に合わせて要塞が高速で移動している。


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聖剣伝説2 ラストダンジョン

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