グリッド

翻訳エディタでは、各セグメントが別々の行に表示されます。

• ランニングテキストでは、通常、セグメントはセンテンス単位です。
• 構造化コンテンツ (テーブル、XMLファイル、およびデータベース) では、通常、セグメントはセルまたはデータレコード単位です。1フレーズだけでなく、複数のセンテンスが含まれる場合もあります。

  各行の左側には、ソースセグメントを含むセルがあります。

右側のセルで翻訳を入力または編集します。

翻訳を確定するには、Ctrl+Enterを押します。

翻訳を確定すると：

• memoQは翻訳をドキュメントとプロジェクトの作業用翻訳メモリに保存します。
• セグメントのステータスは確定済みになります。
• memoQは次のセグメントに移動し、前翻訳します。セグメント全体をカバーする一致がある場合、ターゲットセルに一致が挿入されます。(ドキュメントまたはビューの最初のセグメントが自動的に前翻訳されることはありません。)

  ドキュメントを保存する必要はありません：セグメントが確定されていない場合でも、memoQはすべての変更を自動的に保存します。

  ターゲットセルが実際に翻訳でない場合、またはプロジェクトに翻訳メモリがない場合：セグメントを確定するには、代わりにCtrl+Shift+Enterキーを押します。セグメントをドキュメントに保存し確定済みにしますが、作業用翻訳メモリには保存しません。

移動：

• ドキュメント内を上下に移動するには、上と下矢印キーを使用します。
• 多数のセグメントを上下に移動するには、Page UpまたはPage Downを押します。
• 一度に1単語ずつ移動するには：Ctrl+LeftまたはCtrl+Rightを押します。
• セグメントの先頭にジャンプするには：Ctrl+Page Upキーを押します。(Homeは行の先頭にジャンプします。)
• セグメントの末尾にジャンプするには：Ctrl+Page Downキーを押します。(Endは行の末尾にジャンプします。)
• ドキュメントの先頭にジャンプするには：Ctrl+Homeキーを押します。
• ドキュメントの最後にジャンプするには：Ctrl+Endキーを押します。

  テキストを選択：

• 文字を選択するには：Shiftを押したまま、右または左を押し続けます。
• 単語を1つずつ選択するには (さらに単語を選択するには)、ShiftとCtrlを押したまま、右または左を押し続けます。
• 行ごとにテキストを選択するには：Shiftを押したまま、上または下を押し続けます。

  注意：セグメントの最初または最後の行に到達してからShift+上またはShift+下を押すと、memoQはセグメント全体と一緒に前または次のセグメントを選択します。セグメント全体を選択する方法です。

• ターゲットセル全体を選択するには：Ctrl+Aキーを押します。

  セグメントを選択：

• 全セグメントを選択するには：最初のセグメントをクリックします。Shiftを押したまま、下を押します。最初のセグメントのターゲットセルが複数行ある場合、memoQは行の選択を開始します。セグメントの末尾に達すると、memoQはセグメント全体の選択を開始します。

  または：最初のセグメントの番号をクリックします。最後に選択するセグメントまでスクロールします。(プロセス内のどのセグメントもクリックしないでください。)Shiftを押したまま、最後のセグメントの番号をクリックします。

• ドキュメント内のすべてのセグメントを選択するには：Ctrl+Shift+Aキーを押します。
• 現在のセグメントから最後までのすべてのセグメントを選択するには：Ctrl+Shift+dキーを押します。
• 現在のセグメントから先頭までのすべてのセグメントを選択するには：Ctrl+Shift+eを押します。

  マウス (またはタッチスクリーン) も使用できます：

• ジャンプ先をクリックします。
• マウスボタンをクリックしたまま、マウスをドラッグしてテキストまたはセグメントを選択します。
• マウスのホイールを使用して上下にスクロールします。または、右側のスクロールバーのポジションをクリックします。

セグメントの作業を開始すると、memoQはソーステキストに対する候補を検索します。

候補が翻訳結果リストに表示されます。セグメント全体をカバーする候補もあれば、セグメントの一部のみをカバーする提案もあります。

候補を挿入するには：

• 最初 (一番上) の候補を挿入するには、Ctrl+Spaceキーを押します。
• 別の候補を挿入するには、Ctrlと候補の番号を押します。
• または、Ctrl+下やCtrl+上を押して候補に移動してから、Ctrl+Spaceを押します。
• または、候補をダブルクリックします。

  前のセグメントを確定して現在のセグメントに到達した場合：最高ランクの候補は、ターゲットセルにすでに挿入されています (セグメント全体に対する一致がある場合)。別のものが必要でない限り、候補を挿入する必要はありません。

• 候補がセグメント全体に対するものである場合は、以前に入力したテキストが提案された翻訳に置き換えられます。
• 候補がセグメントの一部に対するものである場合、提案された翻訳がキャレットの位置に挿入されます。

  候補を挿入した後、必要に応じてテキストを編集します。翻訳の準備ができたら、セグメントを確定します。Ctrl+Enterを押します。

memoQは、用語ベースや自動翻訳ルールからの候補を予測します。予測タイピングはミューズからのヒントも与えます。

通常、単語、数字、またはフレーズの2文字を入力したときに、提案や、そのセルにメニューが表示されます。

• メニューの最初の候補を承諾するには、タブまたはEnterを押します。(またはクリックします。)
• 別の候補を選択するには、目的の候補が選択されるまで下を押して選択し、そして、タブまたはEnterを押します。(またはクリックします。)

  または、挿入する項目をピックします。

  プレーサブルから選択できます：数字、タグ、用語、翻訳対象外アイテム、自動翻訳の候補は、まとめてプレーサブル (placables) と呼ばれます。

プレーサブルから何かをピックするには：翻訳を入力中にCtrlを押します。

自動選択メニューがセル内に表示されます。ターゲットセルにまだ含まれていない用語、数字、タグ、その他のソーステキストからのプレーサブルが表示されます。

• 自動選択メニューから最初の候補を挿入するには、タブまたはEnterを押します。(またはクリックします。)
• 別の候補を選択するには、目的の候補が選択されるまで下を押して選択し、そして、タブまたはEnterを押します。(またはクリックします。)

通常のコピー、カット、ペーストの動作はすべてmemoQで使えます。Ctrl+C、Ctrl+X、Ctrl+Z - よく知られたショートカットキーを使って動作させてください。

選択したテキストをマウスでターゲットセル内または別のターゲットセルにドラッグできます。

特別な場合もあります。

ソースセルからターゲットセルにテキストをコピーするには：

• ソースセルからテキスト全体をコピーするには：Ctrl+Shift+Sキーを押します。ターゲットセルに既にあったテキストからソーステキストに置き換わります。

  複数のソースセルをターゲットセルにコピー：2つ以上のセグメントを選択し、Ctrl+Shift+Sキーを押します。memoQはソーステキストを各セグメントのターゲットセルにコピーします。

• ソーステキストの一部のみをターゲットセルにコピーするには：ソースセル内のテキストを選択します。Ctrl+Shift+Tキーを押します。memoQは選択したソーステキストをターゲットセルの現在の位置に挿入します。ターゲットテキストは削除されません。

  選択したテキストを1単語ずつ移動するには：

• 選択したテキストを次の単語の後に移動するには：Ctrl+Shift+Nを押します。
• 選択したテキストを前の単語の前に移動するには：Ctrl+Shift+Bを押します。

変更 (テキストの上書きまたは削除など) を行った場合は、元に戻すことができます。前の操作を元に戻すには、Ctrl+Zを押します。

ドキュメントを閉じるまで、操作を元に戻すことができます：ドキュメントを開いている間は変更を元に戻すことができます。ドキュメントを閉じて再度開いた後は、ドキュメントを閉じる前に行った変更を元に戻すことはできません。

1つではなく複数のアクションを元に戻すには：編集リボンで、元に戻すアイコンの横にある小さいボタンをクリックします。元に戻すメニューが表示されます。

memoQは、元に戻すことができる操作を一覧表示します。

最後の3つの操作を元に戻すには、3番目の操作をクリックします。5つを元に戻すには、5つ目をクリックします。

memoQはソースドキュメントの一部の書式を表示しますが、すべての書式ではありません。

ドキュメントのタイプで許可されている場合、memoQには次を表示します：

• 太字
• 斜体
• 下線付き書式、および
• これらの組み合わせや
• 上付きと下付き。

  その他のフォーマットはすべてインラインタグとして表示されます：その他の書式設定コマンドは、インラインタグの形式で表示されます。インラインタグの使用については、このページの次のセクションを参照してください。

ターゲットセルにも自由に適用できます。たとえば、ソースセルに太字の書式がない場合でも、太字の書式を使用できます。

選択したテキストの大文字や小文字をすべて小文字 (all lowercase) からイニシャル形式 (Initial capitals) やすべて大文字 (ALL CAPITALS) に変更することもできます。

選択したテキストに書式を適用するには、編集リボンの形式セクションを使用します：

または、キーボードを使用してそれらの一部を適用します。初期状態では、Microsoft Wordと同じです：

• 太字：Ctrl+B
• 斜体：Ctrl+I
• 下線：Ctrl+U
• 大文字と小文字の変更：Shift+F3Shift + F3を押すと、メニューが表示され、必要な大文字と小文字を選択できます。

  

  memoQで最初にShift+F3キーを押すと、通知が表示されます：

  

  メニューを非表示にし、Shift+F3を押すだけで切り替えるには：非表示をクリックします。

  以前と同じように作業を続けるには：非表示にしないをクリックします。

  後で選択するには：通知の外側をクリックします。memoQは後で確認します。

  選択した内容を変更する場合：

  1. memoQの左上のクイックアクセスツールバーで、オプション アイコンをクリックします。
  2. オプションウィンドウの左側で、リストのその他をクリックします。
  3. 翻訳タブで、必要に応じてShow suggestions for toggle case (Shift+F3)チェックボックスをオンまたはオフにします。

書式を変更または適用できない？この種類の書式設定は、すべてのドキュメント形式では使用できません。ドキュメント形式でインライン書式が許可されていない場合、またはmemoQが認識できる書式が使用されていない場合は、太字、斜体、または下線付きの書式を適用できません。これは、memoQがドキュメント内での表示方法を認識していないか、またはそのドキュメント形式でそれらの書式がまったく認識できないためです。

セグメント内で構造またはフォーマットが変更されると、memoQはインラインタグを表示します：

Wordドキュメントの場合は、フォントの書体、サイズ、または色が変更されている可能性があります。

ドキュメントを翻訳するときは、この書式をターゲットセルにコピーする必要があります。そうしないと、翻訳は赤いフォントになりません：

これを行うには：

• 「Line 26」の翻訳を選択します (例：「Bus Nummer26」) を選択し、F9を押します。選択したテキストの前後に同じタグが表示されます。これは、タグがペアになっている場合に実行できます：つまり、フレーズの前に開始タグ があり、フレーズの後に終了タグ があります。
• または、Ctrlを押して、表示されるメニューから正しいタグペアを選択します。

  タグが単独の場合 (たとえば、空タグ の場合)、1つずつコピーできます：タグを置く場所にキャレットを配置します。上の例では、「Bus」の直前をクリックします。次にF9を押します。または、Ctrlを押して、表示されるメニューから適切なタグ (またはタグシーケンス) を選択します。

複数のタグを隣接させることができます。F9を押すと、タグシーケンス全体がコピーされます。

• セル内に複数のタグまたはタグシーケンスがある場合：F9はコピー元のセルからコピー先のセルにまだ含まれていない最初のタグまたはタグシーケンスをコピーします。Ctrlキーを押すと、コピーするものを選択できます。
• 複数のタグがあり、分からなくなった場合：ターゲットセルからすべてのタグを消去できます。Ctrl+F8キーを押します。
• ドキュメント内に図形、画像、または埋め込みオブジェクトがある場合、memoQはそれらもインラインタグで表示します。

  レガシーフォーマットタグ：一部のタグは中括弧で囲まれて表示されます：。一部のドキュメントタイプでは、これらのタグは、セグメント内に段落区切りがある場合に表示されます。これらのタグをコピーするには、F9を押します。またはCtrlを押して、表示されるメニューから選択します。

  一部のタグがコピーされていない場合：一部のタグは必須です。ターゲットセルに必須タグがない場合は、エラーが発生します。レガシーフォーマットタグは常に必要です。

エラーは次のように表示されます：

オプションタグがない場合：memoQは警告を出します。右側には、オレンジ色の稲妻が表示されます。警告に対処するには、稲妻をダブルクリックします。または、エラーと警告を解決タブを開き、すべての警告を一度に確認します。

一部のドキュメントタイプでは、ターゲットセルに新しいタグを挿入できます。

タグの作業をするには、編集リボンのコマンドを使用します。

• タグの 挿入：タグの挿入モードをオンにします。このモードでは、マウスを1回クリックするとタグが1つずつ配置できます。まず、すべてのタグを配置してから、テキストを編集し直します。F6を押して開始することもできます。
• 次のタグシーケンスをコピー：または、F9キーを押します。インラインタグまたは書式設定タグの次のシーケンスをターゲットセルにコピーします。タグシーケンスは、タグのタイプに関係なく、隣接するすべてのタグです。このコマンドは、ターゲットセルにまだ存在しない最初のタグシーケンスを常にコピーします。ペアのタグがある場合：ターゲットセルで、最初にペアで囲むフレーズを選択します。次にF9キーを押します。memoQは1つのタグシーケンスだけでなくタグペアもコピーします。
• タグのアレンジ：タグの順序が間違っている場合は、このコマンドで修正します。Alt+F6キーを押すこともできます。
• すべてのタグを挿入：ソースセルのすべてのタグをターゲットセルの1つの位置にコピーします。多数のタグがあり、それらの位置が重要ではなく、エラーや警告をすばやく除去したい場合にのみ使用してください。つまり、このコマンドの使用はお勧めできません。Alt+F8キーを押すこともできます。
• すべてのタグを削除：現在のターゲットセルからすべてのタグを削除します。デフォルトショートカットキー：Ctrl+F8
• 新規インラインタグを挿入：ターゲットセルに新しいインラインタグを挿入します。これは、ソースセルに存在しないタグを意味します。そのタグはドキュメントタイプで許可されている必要があります。このコマンドによってインラインタグウィンドウが開き、挿入するタグを選択できます。
• インラインタグを編集：選択したタグを編集します。タグを変更できるインラインタグウィンドウを開きます。Ctrl+F9キーを押すこともできます。
• タグのクイック挿入：ソースドキュメントタイプで許可されているタグを挿入できます。右側にタグのメニューが表示され、挿入するタグを選択できます。ペア化されたタグは、1つずつではなくペアで挿入されます。

  各タグの表示量も選択できます。編集リボンで、インラインタグアイコンの下部をクリックし、次のいずれかを選択します：

• ショート インラインタグを表示：インラインタグが最もコンパクトな形式で表示されます。表示されるのはタグがあり、それが開始タグ、終了タグ、または空タグであるかどうかだけです。タグの名前や属性は表示されません。
• 標準の長さのインラインタグを表示：インラインタグの名前が表示されますが、属性は表示されません。
• フィルタしたインラインタグを表示：インラインタグの名前と属性が表示されます。表示する属性は、ドキュメントタイプ定義の一部です。XMLファイルで作業している場合、これはフィルタ構成の一部です。これがmemoQの一般的な表示です。
• ロング インラインタグを表示：memoQには、各インラインタグの名前とすべての属性が表示されます。注意：この設定を使用すると、ドキュメントが読み取り不能になる場合があります。問題を解決する場合にのみ使用してください。

タグではなく、テキストの一部として表示されるコードまたはタグが含まれているように見えることがあります。

これは、一部のセルにWebページ (HTML) コードが含まれているExcelドキュメントで発生する場合があります。

このようなドキュメントを翻訳するのは困難です。なぜなら、これらの部分を注意深くコピーする必要があるからです。1文字足りないだけでも、翻訳されたドキュメントが使用できなくなります。

この場合、これらのパーツを実際のタグに変換することができます。これを行えば、コード、プレースホルダー、またはXMLタグのように見える部分を、翻訳中に変更されないように保持することができます。実際には、コンテンツではなく構造に属するテキストの部分に対してこれを行うことができます。

これを行うには：準備リボンの正規表現タグ化ツールボタンをクリックします。現在の文書でタグ化を実行ウィンドウが開きます。ドキュメントの一部をインラインタグに変換するルールを作成したり、既存のルールセットを選択したりできます。

注意：そのためには、正規表現について知っておく必要があります。

さらに詳しく：現在の文書でタグ化を実行ウィンドウについてのヘルプを参照してください。

翻訳に特殊文字を挿入できます。そのためには：編集リボンで頻出記号をクリックし、メニューから選択します：

• メニューに他の記号や文字を追加できます。そのためには：編集リボンの記号ショートカットのカスタマイズをクリックします。記号ショートカットのカスタマイズウィンドウが開きます。
• キーボードにない文字を挿入する必要がある場合は：編集リボンの記号の挿入をクリックします。記号の挿入ウィンドウが開きます。
• 一部の文字 (スペース、ノーブレークスペース) は表示されません。表示するには：編集リボンの非印刷文字をクリックします。

  アラビア語およびヘブライ語テキストに特殊制御文字を挿入することもできます。右から左の文字にラテンアルファベットの単語や数字が含まれている場合に必要です。これは双方向テキストと呼ばれます。

双方向テキストを正しい順序で表示するために、memoQではアラビア語やヘブライ語などの言語の制御文字を使用しています。これらの制御文字は、Office (Word、Excel、Powerpoint) では表示されません。Microsoft Officeでは、各文字の処理方法を定義する追加のフラグが使用されます。memoQはこれらを左から右 (LTR) または右から左(RTL) マーカーに変換します。これは、スペース、コンマ、ピリオド、括弧などの中間的な文字を明確にするのにも役立ちます。

ターゲット言語がアラビア語またはヘブライ語の場合、またはアラビア語のスクリプトを使用する別の言語の場合は、編集リボンからLTRマーカーとRTLマーカーを挿入できます。例：

レビュー担当者は、memoQでの変更を追跡できます。そのために新しいドキュメントバージョンを作成する必要はありません。

変更履歴をオンにするには：レビューリボンの変更履歴をクリックします。

ドキュメントを編集すると、Microsoft Wordとほぼ同じ方法で、memoQに挿入、変更、および削除が表示されます。

変更履歴をオンにすると、memoQにマークアップが表示されます。ただし、最終バージョンのみを表示することもできます。レビューリボンの変更を表示をクリックします。メニューからFinal versionを選択します。

変更履歴をオフにするには：レビューリボンの変更履歴を再びクリックします。

memoQはドキュメントの変更を保存します。各変更には、変更を行ったユーザーの名前と変更が行われた時刻がマークされます。変更の詳細を表示するには、マウスでポイントします：

自分の変更を追跡するとき、memoQは自分のユーザー名を使って変更をマークします。作成したローカルプロジェクトでは、プロジェクトホームの設定ペインでユーザー名を変更できます。設定ペインの一般タブで、ユーザー名ボックス内の名前を変更します。memoQによって自動的に保存され、ドキュメントに戻るとすぐに新しい名前が使用されます。

オンラインプロジェクトでの名前は変更できません：オンラインプロジェクトのチェックアウトの作業中は、名前を変更できません。変更は常に、memoQ serverへのログインに使用するユーザー名でマークされます。

マークアップは特定の形式でのみエクスポートされます：ほとんどのドキュメント形式では、memoQはマークアップをエクスポートすることができません。ただし、ドキュメントがMicrosoft Wordの場合は、変更履歴をエクスポートできます。また、SDLXLIFFドキュメントや表形式RTFでもエクスポートすることもできます。

オンラインプロジェクトで変更履歴を使用できない場合があります：プロジェクトマネージャは、変更履歴が許可されないようにプロジェクトを設定できます。オンラインプロジェクトのチェックアウトで作業していて、変更履歴ボタンがアクティブではない場合 (そしてボタンがアクティブであるべきだと思うとき) は、プロジェクトマネージャに確認してください。

翻訳をレビューする場合、さまざまな方法でフィードバックを追加できます。その1つは、変更履歴をオンにすることです (前のセクションを参照)。または、セグメントにメモを追加できます。

ただし、プロジェクトで言語的品質保証モデル (LQAモデル) を使用している場合は、問題のあるセグメントを拒否することをお勧めします。

セグメントを拒否するには、Shift+Enterを押します。

プロジェクトにLQAモデルがある場合、LQA エラーを入力ウィンドウが開きます。このウィンドウのフィールドに入力すると、セグメントの問題に関する詳細なフィードバックが表示されます。

ドキュメントのレビューが完了したら、翻訳者にドキュメントを返送できます。そのためには、納品/返却コマンドを使用します。これは、オンラインプロジェクトで作業している場合や、ハンドオフパッケージでプロジェクトを受け取った場合に機能します。

いずれにしても、あなたの後にドキュメントを開くと、LQAフィードバックが表示されます。プロジェクトマネージャは、この情報からLQAレポートを取得することもできます。

プロジェクトがLQAモデルを使用しているかどうかを調べるには：プロジェクトホームの設定ペインを開いてLQA モデルタブをチェックするか、プロジェクトマネージャに問い合わせてください。

これは、過去にドキュメントを翻訳したことがあり、その編集済みバージョンを翻訳する必要がある場合に便利です。

この場合、ソースドキュメントには、ソースセルに表示される変更履歴のマークアップがあります。

このドキュメントを翻訳するときは、翻訳結果リストでTC一致を見てください。TC一致は、変更が拒否されたソースセグメントの完全一致です。これは、memoQが編集されていないセグメントを検索することを意味します。つまり、オリジナルに翻訳したバージョンを検索します。

ソースドキュメントに変更履歴がある場合は、memoQにマークアップが表示されます。ただし、最終バージョンのみを表示することもできます。レビューリボンの変更を表示をクリックします。メニューからFinal versionを選択します。翻訳結果のリストにTC一致が表示されます。

TC一致が挿入されると、翻訳エディタには次のように表示されます：

変更の詳細を表示するには：変更箇所をマウスでポイントします。memoQには、変更を行ったユーザーの名前と変更が行われた時刻が表示されます：

非常に厳密に規制されているドキュメントもあります。それらは厳密なバージョン管理で書かれており、すべての変更が明確にマークされています。これらのドキュメントを翻訳するときは、編集されていないバージョンそしてすべての変更履歴をそのまま翻訳する必要があります。

memoQでは、これを行う方法は次のとおりです：

1. すべての変更が拒否された場合と同様に、変更履歴のないドキュメントをインポートします。これはWordドキュメントで実行できますが、オプションを設定してインポートする必要があります。
2. ドキュメントを翻訳し、すべてのセグメントを確定して翻訳メモリに保存します。
3. ドキュメントを再度インポートします。今回は変更履歴を使用します。これもWordドキュメントで実行できますが、オプションを設定してインポートする必要があります。
4. 前の翻訳のTC一致を使用して、変更を1つずつ挿入します (残念ながら、これを簡単に行う方法はありません)。通常は、変更と共に作成者の名前をコピーする必要があります。
5. その前に、ドキュメントをざっと読んで、変更を挿入した著者のリストを入手してください。少なくとも多くの変更を挿入した著者のリストを入手してください。変更の作成者を表示するには、変更箇所をマウスでポイントします。
6. 一度に1人の作成者が挿入した変更を編集します。プロジェクトホームに戻り、設定 (翻訳エディタを閉じない) を選択します。一般タブをクリックします。ユーザー名ボックスに、最初の作成者の名前を入力します。
7. ドキュメントに戻り、この作成者の変更を翻訳します。完了したら、プロジェクトホームに戻り、2番目の作成者の名前を入力します。その著者の変更も翻訳してください。
8. すべての変更が翻訳されるまで、これを繰り返します。最後に、ユーザー名ボックスを自分の名前に戻します。

これはローカルプロジェクトでのみ機能します：オンラインプロジェクトのチェックアウトの作業中は、名前を変更できません。変更は常に、memoQ serverへのログインに使用するユーザー名でマークされます。

現在の行のソースセルを編集するには、F2を押します。

ソースセルの背景が緑色になります。変更を加え、タブをクリックするか、ターゲットセルを押します。

タグを削除しない：ソースセルからタグを削除しないでください。これをすると、後でタグ付けの問題を解決できないことがあります。

テキストに明らかなエラーがある場合は、ソースセルを変更できます。クライアントがエラーを修正すると予想している場合は、ソースセグメントを修正して、見越すことができます。

ソーステキストが編集されたセグメントを確定すると、memoQは翻訳メモリに2つのユニットを保存します：1つは編集前のソーステキスト、もう1つは編集後のソースセグメントです。

memoQがソーステキストをセグメントに分割することをセグメンテーションと呼びます。memoQはテキストを理解していないので、センテンスの終わりと始まりを推測することしかできません。基本的なルールは、ピリオドがあるところでセンテンスが終わり、その後にスペースと大文字が続くというものです。例外もありますが、これはコンピュータのために作らなければならない単純なルールです。

時には間違っていることもあります：

memoQは2つのコマンドを使用してこれを修正できます：結合と分割。

memoQのセグメンテーションはこれほど悪くありません：結合と分割の例を示すために上のようなエラーを作り出しました。

2つのセグメントを結合するには：キャレットを最初のセグメントに置き、Ctrl+Jキーを押します。2つのセグメントが1つになり、右側のセルに翻訳がある場合は、それらも一緒に結合されます。

1つのセグメントを2つに分割するには：テキストを分割する位置にキャレットを置き、Ctrl+Tキーを押します。(この例では、3番目のインラインタグの直後にカーソルを置くことをお勧めします。) memoQはセグメントを2つのセグメントに置き換えます。ターゲットセルに翻訳があった場合、それは最初のセグメントに残ります。

問題の原因が略語の場合：memoQが略語 (上記の例では「No.」) 判断できないためにセグメンテーションが正しくない場合は、それをアクティブなセグメンテーションルールに追加して、ドキュメントを再セグメント化できます。

セグメンテーションルールには、標準の略語リストが必要です：アクティブなセグメンテーションルールが編集されすぎていて、標準の略語リストが削除されている場合、これは機能しません。これを確認するには、編集用のアクティブなセグメンテーションルールを開きます。

略語を追加するには：

1. ソースセルで略語を選択します。
2. 編集リボンの略語 を追加をクリックします。略語を追加ウィンドウが開きます。
3. その略語があるかどうかを確認します。
4. これが略語であるか、固有名詞であるか、数字の前の略語であるかを選択します。
5. この文書を今すぐ再セグメントチェックボックスをオンにします。プロジェクト内の他のドキュメントにも同じ問題があると思われる場合は、すべての文書を今すぐ再セグメントチェックボックスもオンにします。
6. OK(O)をクリックします。memoQは必要に応じて略語を追加し、セグメントを変更します。

memoQでセグメントの結合または分割ができない場合でも、これは正常なことです。

• クライアントから受け取ったパッケージの作業をしている場合は、プロジェクトマネージャがセグメントの結合または分割を無効にしている可能性があります。つまり、技術的に可能であっても、セグメントを結合または分割することは許可されていません。
• 特定のセグメントを結合できない場合があります。これは、ドキュメントがExcelやXMLなどの構造化ドキュメントからインポートされた場合に発生します。2つのセグメントがExcelシート内の異なるセルに由来する場合、または異なるXML要素に由来する場合は、これらのセグメントを結合できません。2つのセグメントを結合できない場合は、常にプレビューを確認してください。これにより、2つのセグメントが表示され、結合できない理由がわかります。

翻訳のスペルをチェックする前に、スペルチェックを設定する必要があります。

そのためには：オプションを開き、スペルと文章校正を選択します。

スペルチェッカーを実行するには、F7キーを押します。スペルチェックウィンドウが開きます。このウィンドウでは、すべての疑わしい単語やフレーズを調べることができます。無視するリストに単語を追加したり、スペルチェッカーの設定を変更したりできます。

ただし、通常は必要ありません：

通常、memoQは疑わしい単語やフレーズに下線を引きます。

赤い下線を右クリックし、メニューからオプションを選択します。

• memoQは修正候補といくつかのオプションをリストします。リストに適する語が表示されている場合は、クリックします：memoQはテキスト中の単語を置き換え、波下線は消えます。
• 単語が正しいことが確実で、下線だけをクリアする場合は、すべてスキップ(K)をクリックします。
• 今後memoQがこの単語を承諾するようにするには、追加をクリックします。
• 今後、memoQにこの単語を無視させることもできますが、そのためには無視するリストを使用する必要があります。通常、memoQプロジェクトには無視するリストは付属していません。

  無視するリストを追加するには：F7を押してスペルチェッカーを起動します。[スペルチェック] ウィンドウで [無視するリスト] をクリックします。使用する無視するリストのチェックボックスをオンにします。または、新しい無視するリストを追加するには、追加をクリックします。

コンピュータにMicrosoft Wordがインストールされていて、Wordにターゲット言語用の文法チェッカーがインストールされている場合は、memoQがこれを使用して翻訳の文法をチェックできます。

疑わしい文章に印を付けるために、memoQはそれに青の下線を引きます：

下線付きの文を右クリックします。あなたは (もしあれば) memoQの提案を承諾してもよいし、そのセンテンスをスキップすることもできます。

詳細については、スペルチェッカーを実行してください：F7を押します。文法チェックが有効な場合は、スペルチェックウィンドウには文法の警告も表示されます。

ビルトインの品質チェッカーはさまざまな問題について警告します：インラインタグの欠落、余分なスペース、数字の欠落、不統一な翻訳など。実際、エラーや警告が表示されることがあります。セグメントの右側のステータスボックスに次のように表示されます：

• 警告：オレンジ色の雷 記号が表示されている場合は、品質保証モジュールから警告が出ています。問題の詳細については、稲妻記号をダブルクリックしてください。警告ウィンドウが開きます。警告は無視できます。セグメントでは、無視された警告は次のようになります：

  警告のあるドキュメントをエクスポートできます：ドキュメントに警告がある場合は、memoQでエクスポートが許可されます。ただし、エクスポートされたドキュメントにフォーマットまたは構造上の問題がある可能性があります。

• エラー：記号が表示されている場合は、セグメントにエラーがあります。つまり、必須インラインタグまたはレガシーフォーマットタグがターゲットセルから欠落していることを意味します。これらが確実にコピーされるまでは、ドキュメントをエクスポートすることはできません。エラーの詳細を示するには、エラー記号をダブルクリックします。エラーは無視することはできません。

  memoQのQA警告の完全なリストについては、このヘルプトピックを参照してください。

  QAの実行コマンドの後で、セグメントを確定すると、一部の警告がなくなることがあります：QAの実行コマンドは、単にセグメントを確定するときには実行されないチェックを実行します。これらのチェックは、ほとんどが統一性チェックです (たとえば、同じセグメントがいくつかの異なる方法で翻訳されたかどうかのチェック)。セグメントを確定すると、QAはそのセグメントを再度チェックします。ただし、今回は「クイック」チェックのみが実行され、統一性チェックは実行されません。セグメントまたはQA設定プロファイルを変更しなくても、警告記号が消えることがあります。

翻訳ドキュメントには大量のセグメントが含まれている場合があります。必要なセグメントを見つけるには、グリッドのすぐ上にあるフィルタおよびソートバーのオプションを使用します：

ソースセルに1つまたは2つの単語を含むセグメントをフィルタするには：ソースボックスに、検索する単語を入力します。memoQは、これらの単語を含むセグメントにグリッドを縮小します。

ターゲットセルに1つまたは2つの単語を含むセグメントをフィルタするには：ターゲットボックスに、検索する単語を入力します。memoQは、これらの単語を含むセグメントにグリッドを縮小します。

ソースボックスとターゲットボックスを一緒に使用できます。

正規表現：フィルタリングボックスに正規表現を入力すると、その正規表現に一致するセグメントがmemoQに表示されます。以下の説明をご覧ください。

フィルタオプションを変更するには：設定アイコンをクリックします。フィルタオプションウィンドウが開きます。

一致する文字を検索するときに大文字と小文字を区別するには：大文字と小文字を区別チェックボックスをオンにします。オンにして「memoq」をフィルタした場合、「memoQ」という語のセグメントは表示されません。多くの結果を得るには：チェックボックスをオフにします。

テキストフィルタで正規表現を使用するには：正規表現を使用チェックボックスをオンにします。正規表現アシスタントを開くには：ソースまたはターゲットテキストボックスで アイコンをクリックします。

memoQは通常、互いの上にフィルタを適用します。ソースフィールドの「device」をフィルタした後、ターゲットフィールドの「Gerät」をフィルタした場合、memoQはソーステキストに「device」が含まれ、ターゲットに「Gerät」が含まれるセグメントのみを表示します。この動作を変更するには：これ以前のフィルタ結果をクリアチェックボックスをオンにします。同じフィルタリングの後、memoQはターゲットテキストに「Gerät」を含むすべてのセグメントを表示します。ソーステキストに「device」が含まれていないものも含まれます。

memoQに表示するコンテンツを指定するには：検索場所セクションを使用します。

• 検索をセグメントのコメントにまで拡張するには：コメントを含めるチェックボックスをオンにします。
• 検索をセグメントのコンテキスト識別子にまで拡張するには (XMLやExcelなどの構造化されたドキュメントでのみ)：コンテキストIDを含めるチェックボックスをオンにします。
• コメントまたはコンテキスト識別子で検索し、実際のテキストでは検索しないようにするには：ソースまたはターゲットテキストを含めないチェックボックスをオンにします。

memoQに何を探すかを指示するには：一致セクションを使用します。

• コンテンツ全体がソースまたはターゲットカラムと一致するセグメントだけをフィルタするには：部分一致ラジオボタンをクリックします。
• 一単語全体がソースまたはターゲットカラムと一致するセグメントだけをフィルタするには：完全に単語が一致する場合のみラジオボタンをクリックします。
• フレーズがソースまたはターゲットカラムと一致するセグメントをフィルタするには：部分一致ラジオボタンをクリックします。

ソースまたはターゲットカラムと一致するフレーズをハイライト表示するには：すべて強調表示チェックボックスをオンにします。

フィルタバーに表示されるその他のアイコンは何ですか?

• ：ソースおよび/またはターゲットフィールドに入力した単語を含むセグメントをフィルタするには、これをクリックします。
• ：このボタンをクリックすると、フィルタがクリアされ、すべてのセグメントが再び表示されます。以前のフィルタでセグメントが表示されていない場合は、新しいフィルタを入力する前にこのアイコンをクリックします。

これ以前のフィルタ結果をクリアチェックボックスをオンにすると、フィルタをかける際にmemoQはすべてのセグメントから開始します。

選択したテキストでフィルタするには、Ctrl+Shift+Fキーを押します：ソースセルまたはターゲットセルのテキストを選択し、Ctrl+Shift+Fキーを押します。これにより、選択したテキストでドキュメントがフィルタされます。ソースセル内のテキストを選択した場合、memoQはソーステキスト内のテキストをグリッドでフィルタします。ターゲットでフィルタするには、ターゲットセル内のテキストを選択し、Ctrl+Shift+Fキーを押します。フィルタをオフにしてドキュメント全体に戻るには、もう一度Ctrl+Shift+Fキーを押します。

グリッド内のセグメントをソートするには、並べ替えドロップダウンからソート順を選択します。

• 並べ替えない：セグメントは、ドキュメント内の順序で表示されます。
• ソースをアルファベット順に：ソース言語セルのアルファベット順にセグメントを並び替えます。
• ターゲットをアルファベット順に：ターゲット言語セルのアルファベット順にセグメントを並び替えます。
• ソーステキストの長さ順で：ソーステキストの長さでセグメントを並び替えます。
• ターゲットテキストの長さ順で：翻訳の長さでセグメントを並び替えます。
• マッチ率：ソース言語エントリのマッチ率でセグメントを並び替えます。最初に前翻訳されたセグメントで有用です。他のすべてのセグメントのマッチ率は0%です。
• 登場回数：ソーステキストがビュー全体で繰り返される回数でセグメントを並び替えます。
• 最終変更日時：最後に変更された日付でセグメントを並び替えます。
• 行の状況 ：セグメントを行状況で並び替えます。通常の昇順は、開始前、前翻訳済み、編集済み、翻訳者確定済み、レビュー担当者 1 確定済み、レビュー担当者 2 確定済みです。
• 並べ替え順序ドロップダウン：昇順または降順を選択します。
• 昇順：セグメントを昇順に並び替えます：AからZへ、最短から最長へ、低から高へ。
• 降順：セグメントを降順にソートします：ZからAへ、最長から最短へ、高から低へ。

ドキュメント内の特定のテキストを検索するには、Ctrl+Fキーを押すだけです。クイック検索ウィンドウが開きます。検索するテキストを入力し、Enterを押します。詳細については、クイック検索ウィンドウのヘルプを参照してください。

さらにオプションが必要な場合は、もう一度Ctrl+Fキーを押します。詳細検索と置換ウィンドウが開きます。詳細については、詳細検索と置換のヘルプを参照してください。

テキストを置換するには、Ctrl+Hを押します。クイック検索と置換ウィンドウが開きます。さらにオプションが必要な場合は、もう一度Ctrl+Hを押します。詳細検索と置換ウィンドウが開きます。

各行の右端のステータスボックスには、コメント アイコンがあります。

セグメントにコメントを追加するには、このアイコンをダブルクリックします。またはCtrl+Mを押します。

メモウィンドウが開きます。コメントの深刻度とセグメントのどの部分に属するかを選択します。次に、コメント自体を記入します。OK(O)をクリックします。

さらに詳しく：メモウィンドウについてのヘルプを参照してください。

既にコメントがある場合は、コメントアイコンをポイントすると表示されます。

コメントはプロジェクトに保存され、バイリンガル文書にエクスポートされます。

ソースドキュメントがMicrosoft Wordドキュメントの場合は、コメントを完成した翻訳にエクスポートすることもできます。

セグメント内のテキストにマークを付けるには (蛍光ペンと同様)：

1. ソースセルまたはターゲットセルのテキストを選択します。
2. クイックアクセスリボンまたはレビューリボンで、テキストをマークをクリックします。memoQはテキストを緑色で強調表示します。
3. 色 (およびハイライトのタイプ) を選択するには：テキストをマークアイコンの下にある小さな矢印をクリックし、情報、警告、エラー、またはその他のいずれかを選択します。
4. テキストをマークした後、ハイライトにコメントを追加できます。同じセグメント内で、レビューまたはクイックアクセスリボンのメモをクリックします。メモウィンドウが開きます。ハイライトがメモのリストに表示され、そのメモに属するコメントを編集できます。

他のユーザーがハイライト表示された部分を削除すると、memoQはターゲットセルの右上隅に黄色の三角形を表示します：

セグメント内の既存のハイライトと削除されたハイライトをすべて表示するには：コメント アイコンをダブルクリックします。

各行の右側に、ステータスボックスがあります。memoQでは、各セグメントのステータスを色分けして示しています。

• ステータスは次のいずれかです：
• 開始前：グレー。まだ作業していないセグメント。
• 編集済み：ピンク。変更されたがその後確定されていないセグメント。
• 前翻訳済み：青。翻訳メモリやライブ文書資料からmemoQによって自動的に埋め込まれたセグメント。
• フラグメント結合済み：紫。フラグメント結合から自動的に挿入されたセグメント。
• 機械翻訳済み：オレンジ。機械翻訳から自動的に挿入されたセグメント。
• 翻訳者確定済み：緑、チェックマークが1つ。翻訳者の役割のユーザーがセグメントを確定しました。
• レビュー担当者 1 確定済み：緑、チェックマークが1つとプラス記号。レビュー担当者1の役割のユーザーがセグメントを確定しました。
• レビュー担当者 2 確定済み：緑、チェックマークが2つ。レビュー担当者2の役割のユーザーがセグメントを確定しました。
• ロック済み：ステータスボックスに南京錠のアイコンが表示されます。セグメントの背景は灰色です。テキストは編集できません。
• 拒否済み：赤色で交差した鉛筆：。レビュー担当者によって拒否されたセグメント。

  ステータスを変更したいですか?ステータスを確定から開始前に戻して、統計でより正確なカウントを得ることができます。これを行うには、ステータスボックスをダブルクリックします。セグメントの状況を変更ウィンドウが開きます。

  パーセント値は何ですか?翻訳メモリまたはライブ文書資料からの一致がセグメントに挿入された場合、そのマッチ率がステータスセルに表示されます。マッチ率の詳細については、翻訳メモリおよびライブ文書資料からのマッチ率のヘルプを参照してください。

ドキュメントが再インポートされた場合、翻訳の新しいバージョンがバイリンガル文書からインポートされた場合、スナップショットが作成された場合、またはドキュメントが前翻訳された場合、新しいバージョンが作成されます。

これらのバージョンを比較するには：レビューリボンの変更履歴をクリックします：

選択肢は次のとおりです：

• オフ：変更履歴情報は表示されません。
• 最後に受信したバージョンと比較：memoQは、現在のバージョンと、バイリンガル文書から最後にインポートされたバージョンが比較されます。
• 最後に納品されたバージョンと比較：memoQは、現在のバージョンと、バイリンガル文書にエクスポートされた最後のバージョンを比較します。
• 最後に挿入された一致テキストと比較：memoQは、現在のバージョンと最後の前翻訳動作の後に作成されたスナップショットを比較します。
• カスタム：過去バージョンと比較して変更履歴を保存ウィンドウが開きます。比較したい任意の2つのバージョンを選択できます。

セグメントを誤って変更しないようにしたり、統計からセグメントを除外したりするには、セグメントをロックします。

• 現在のセグメントをロックするには：セグメントをクリックし、Ctrl+Shift+Lキーを押します。セグメントのロックを解除するには、もう一度Ctrl+Shift+Lキーを押します。
• 複数のセグメントをロックするには：セグメントを選択します。Ctrl+Shift+Lキーを押します。
• 複数のドキュメントのセグメントをロックするには：準備リボンのセグメントをロック/ロック解除をクリックします。セグメントのロックウィンドウが開きます。

memoQは、翻訳メモリ、ライブ文書資料、機械翻訳、そしてフラグメント結合からの候補をドキュメント中のいくつかあるいはすべてのセグメントを埋めることができます。

これを行うには、ドキュメントを前翻訳します。

ドキュメントを前翻訳するには：準備リボンの前翻訳をクリックします。前翻訳と統計ウィンドウが開きます。

前翻訳の実行前にセグメントを選択します。これで、選択したセグメントが入力されます。

開始前と前翻訳済みセグメントのみが上書きされます：セグメントを前翻訳する場合、memoQは編集中または確定された翻訳を上書きしません。編集中または確定されたセグメントも前翻訳する必要がある場合は、まず翻訳をクリアします。

さらに詳しく：前翻訳と統計ウィンドウについてのヘルプを参照してください。

場合によっては、白紙の状態からやり直すこともできます。たとえば、最初にソーステキストをターゲットにコピーし、エクスポートをテストします。ドキュメントの翻訳を開始するには、これらのコピーされた「翻訳」をクリアする必要があります。

そのためには：準備リボンで、翻訳をクリアを選択します。翻訳をクリアウィンドウが開きます。最初にセグメントを選択します。

一部の翻訳者は、左から右への翻訳ではなく、下への翻訳を好みます。つまり、ターゲットセルはソースセルの隣ではなく、ソースセルの下にレイアウトされます。

memoQは現在のセグメントに対してこれを行うことができます。グリッドは残りますが、現在のセグメントはグリッドの中央で水平に表示されます。

このようにレイアウトするには：表示リボンで、アクティブな行アイコンの下部をクリックします。メニューから中央 (横編集画面)を選択します。結果は次のようになります：

元のビューに戻すには：表示リボンで、アクティブな行アイコンの下部をクリックします。メニューから場所は指定しないを選択します。