ポートの使用

ポートはFreeBSBソフトウェアパッケージシステムであり、ソフトウェアパッケージのインストール、アンインストール、更新に使用できます。

基本システムに沿ってインストールしなかった場合は、今すぐインストールできます。

portsnap fetch

:portsnap extract

すでにインストールしている場合は、以下を更新してください。

portsnap fetch update

ポートを使用して、パッケージシステム自体が依存関係を確認し、（必要に応じて）ダウンロードし、コンパイルしてインストールします。

インストールメディア（CD、USB、FTPなど）でも利用可能なバイナリパッケージを使用できます。

クイックインストール

ポートを使用してMoodleをインストールできます：

cd /usr/ports/www/moodle25/

make install clean

ステップバイステップインストール

Apacheをインストールします

Apacheがhttpサーバになります。

cd /usr/ports/www/apache22

make install clean

次に、起動時に開始するようにApacheを構成します。

echo 'apache24_enable="YES"' >> /etc/rc.conf

/usr/local/etc/rc.d/apache24 start

Webブラウザでホスト名またはIPアドレスを指定すると、由緒ある “It Works” が表示されます。

MySQLをインストール

MySQLがSQLデータベースサーバになります。

cd /usr/ports/databases/mysql56-server/

make install clean

次に、起動時に起動するようにMySQLを構成します。

echo 'mysql_enable="YES"' >> /etc/rc.conf

/usr/local/etc/rc.d/mysql-server start

セキュリティを強化するには、MySQLrootユーザのパスワードを設定します。

/usr/local/bin/mysqladmin -u root password 'your-password'

PHPをインストールする

PHPは、Moodleが開発されているスクリプト言語です。

cd /usr/ports/lang/php5

先に進む前に、PHPビルドにApacheサーバのサポートが含まれるように構成オプションを追加する必要があります。

make config

Apacheモジュールのビルド を選択します。

make install clean

本番サーバの推奨構成ファイルをコピーします。

cp /usr/local/etc/php.ini-development /usr/local/etc/php.ini

/usr/local/etc/apache24/Includes/mod_php.conf にmod_php構成ファイルを作成します。

<IfModule mod_php5.c>

DirectoryIndex index.php index.html

</IfModule>

<IfModule mod_php5.c>

AddType application/x-httpd-php .php

AddType application/x-httpd-php-source .phps

</IfModule>

Moodleにはいくつかの追加のPHP拡張機能が必要です。

cd /usr/ports/lang/php5-extensions/

メニューでこの拡張機能をチェックして（まだチェックしていない場合）、インストールします：CTYPE、CURL、DOM、GD、HASH、ICONV、JSON、MBSTRING、MYSQL、MYSQLI、OPENSSL、SOAP、SIMPLEXML、TOKENIZER、XMLRPC、XSL、ZIP、ZLIB：

make config

次に、この拡張機能をインストールします。

make install clean

GITをインストールする

GITは、コードをダウンロード、更新、Moodleに提供するためのツールです。

cd /usr/ports/devel/git

make install clean

Moodleの準備

この手順を実行する前に、インストールドキュメントをお読みください。

Moodleをダウンロード

GITを使用すると、moodleをダウンロード、更新、Apachewwwパブリックディレクトリにアップグレードできます。

cd /usr/local/www/apache24/data/

git clone -b MOODLE_25_STABLE git://git.moodle.org/moodle.git

すべてのMoodleディレクトリとファイルの所有者としてApacheユーザを設定します：

chown -R www:www moodle

Moodledataを作成する

mkdir /usr/local/www/apache24/moodledata

Apacheユーザにこのディレクトリへの完全な特権を与える

chown -R /usr/local/www/apache24/moodledata

chmod -R 777 /usr/local/www/apache24/moodledata

Moodledbを作成する

MySQLコンソールにアクセスする

mysql -u root -p

次に、次のSQLステートメントを実行し、yourpassword を必要なパスワードに置き換えます。

mysql> CREATE DATABASE moodle DEFAULT CHARACTER SET utf8 COLLATE utf8_unicode_ci;

mysql> GRANT ALL ON moodle.* TO moodle@localhost IDENTIFIED BY 'yourpassword';

Moodleのインストール

コマンドラインインターフェイス（CLI）またはWebインストーラーを使用して、2つの方法を選択できます。

CLI

MoodleCLIインストーラーを実行します。

cd /usr/local/www/apache24/data/moodle

su www -c '/usr/bin/php-cli admin/cli/install.php'

指示に従い、さらに情報が必要な場合：

su www -c '/usr/bin/php-cli admin/cli/install.php --help'

Webインストーラー

exemple.com/moodleや127.0.0.1/moodleのように、ホスト名またはIPアドレスに /moodle を加えた状態でWebブラウザを開きます。次に、指示に従います。

インストール後

cronジョブを構成します

サーバcrontabを使用して、5分ごとにMoodleCronを自動的に実行します。

crontab -u www -e

*/5 * * * * cd /usr/local/www/apache24/data/moodle ; /usr/bin/php-cli admin/cli/cron.php > /dev/null

Moodle設定を確認してください

設定 > サイト管理 > レポート > セキュリティの概要：環境セキュリティの概要の詳細
設定 > サイト管理 > コース > バックアップ > 自動バックアップ設定：コースを自動バックアップするようにMoodleを設定する
設定 > サイト管理 > サーバ > HTTP：プロキシ資格情報を設定する必要がある場合
設定 > サイト管理 > プラグイン > メッセージ出力 > 電子メール：必要に応じてSMTPサーバと認証を設定します（Moodleサイトが電子メールを送信できるようにします）。サイトのサポート担当者もこのページに設定されています。

参照

Documentation

FreeBSDのインストール

目次

ポートの使用

クイックインストール

ステップバイステップインストール

Apacheをインストールします

MySQLをインストール

PHPをインストールする

GITをインストールする

Moodleの準備

Moodleをダウンロード

Moodledataを作成する

Moodledbを作成する

Moodleのインストール

CLI

Webインストーラー

インストール後

cronジョブを構成します

Moodle設定を確認してください

関連項目

参照