Sun Java System Directory Server Enterprise Edition 6.3 トラブルシューティングガイド

一般的なエラーコード

ここでは、instance-path/logs/errors ログに表示されるエラーコードと、これらのエラーが発生したときに行うべき適切な処置について説明します。


4104: No backend has been defined to do the import.

原因:

サーバーは、インポートを行うバックエンドを検出できません。これは内部エラーであり、通常の状況では発生しないはずです。

対処方法:

Sun の技術サポートに連絡してください。


4105: Bulk import not supported by this backend.

原因:

バックエンドは、ワイヤーインポートを受け付けません。これは内部エラーであり、通常の状況では発生しないはずです。

対処方法:

Sun の技術サポートに連絡してください。


4107: Ignoring extremely large value for configuration attribute attribute_name.

原因:

指定された設定属性の値が大きすぎます。

対処方法:

指定された設定属性の値を変更します。値の許容範囲については、属性の説明を参照してください。


4108: The given file filename could not be accessed.

原因:

サーバーは、指定された設定ファイルから情報を取得できません。

対処方法:

このファイルが存在すること、およびこのファイルに適切なアクセス権限があることを確認します。


4109: The given file filename could not be opened for reading.

原因:

サーバーは、指定された設定ファイルを開くことができません。

対処方法:

このファイルが存在すること、およびこのファイルに適切なアクセス権限があることを確認します。


4110: Could only read value of value bytes from configuration file filename.

原因:

サーバーは、指定された設定ファイルを読み取ることができません。

対処方法:

このファイルが存在すること、およびこのファイルに適切なアクセス権限があることを確認します。


4111: The default password storage scheme SSHA could not be read or was not found in the file filename. It is mandatory. Server exiting.

原因:

必須のパスワード保存方式である SSHA (Salted Secure Hashing Algorithm) を設定ファイルから取得できませんでした。

対処方法:

設定ファイルにパスワード保存方式として SSHA が存在することを確認します。存在しない場合は、追加します。


4112: Skipping plugin plugin - no valid signature.

原因:

指定されたプラグインに有効な署名がありません。

対処方法:

プラグインの有効な署名を設定するか、プラグインを無効にします。


4112: Unable to load plugin plugin_name.

原因:

指定されたプラグインの設定情報を読み込んでいるときにエラーが発生しました。

対処方法:

指定されたプラグインの設定情報が正しいことを確認します。詳細については、SLAPI_DEBUG_PLUGIN のデバッグを有効にすると役に立つ場合があります。必要に応じて設定情報を変更し、サーバーを再起動します。


4119: No password storage scheme plug-ins defined in the configuration.

原因:

設定ファイル内にエンコーディング方式が見つかりませんでした。

通常の状況では、必須の方式である SSHA が設定ファイル内にない場合はサーバーが起動しないため、このエラーは発生しません。

対処方法:

パスワード保存方式のプラグインを設定ファイルに追加し、サーバーを再起動します。


4120: Invalid scheme to hash password: scheme . Valid values are: scheme values.

原因:

パスワードをハッシュするためのタグ (アルゴリズム) が設定ファイルに定義されていません。

対処方法:

設定ファイルにパスワード保存方式を追加するか、または指定された方式を変更して、サーバーを起動します。


4121: Invalid scheme: scheme. No password storage scheme loaded.

原因:

パスワードをハッシュするためのタグ (アルゴリズム) は定義されていますが、サーバーが関連情報を取得できません。

対処方法:

パスワード保存方式の設定とインストールを確認し、サーバーを再起動します。


4122: The configuration files in directory directory could not be read or were not found. Please refer to the error log or output for more information.

原因:

設定ファイルの読み取り時にエラーが発生しました。エラーの具体的な原因はログファイルに記録されています。

対処方法:

ログファイルで詳細を参照します。


4123: The configuration file dse.ldif in directory directory could not be read or was not found. Please refer to the error log or output for more information.

原因:

Directory Server の設定ファイルの読み取り時にエラーが発生しました。エラーの具体的な原因はログファイルに記録されています。

対処方法:

ログファイルで詳細を参照します。


4124: Unknown attribute attribute_name will be ignored

原因:

設定ファイルに不明な属性を設定しようとしました。

対処方法:

属性名を確認して修正します。


4125: The configuration file filename was not restored from backup.

原因:

設定ファイルのバックアップに失敗しました。バックアップに失敗した理由は、エラーメッセージに示されています。

対処方法:

エラーを修正し、設定ファイルを手動でバックアップします。


4126: Failed to create lock. Cannot register supported SASL mechanism. Server exiting.

原因:

これは、コンピュータ上のリソースに問題があることを示しています。

対処方法:

サーバーを再起動します。


4127: Failed to create lock. Cannot register supported extended operations. Server exiting.

原因:

これは、コンピュータ上のリソースに問題があることを示しています。

対処方法:

サーバーを再起動します。


4128: Could not load configuration file filename .

原因:

指定された設定ファイルを読み取ろうとしたときにエラーが発生しました。

対処方法:

設定ファイルが存在すること、および設定ファイルに適切なアクセス権があることを確認します。詳細は、エラーログを参照してください。


4129: Bad configuration file. Edit the configuration file to correct the reported problems and then restart the server. Server exiting.

原因:

設定ファイル内にエラーがあります。エラーの詳細は、エラーログで報告されています。

対処方法:

設定ファイルを編集して報告された問題を修正し、サーバーを再起動します。


4130: Cannot copy DSE file filename to path.

原因:

いくつかの原因が考えられます (ファイルシステムが満杯、アクセス権が正しくないなど)。エラーの詳細は、エラーログで報告されています。

対処方法:

設定ファイルが存在すること、および設定ファイルに適切なアクセス権があることを確認します。


4131: The entry entry_name in file filename is invalid.

原因:

サーバーは、指定されたエントリを読み取ることができません。エラーの詳細は、エラーメッセージに示されています。

対処方法:

エントリが有効であることを確認し、必要に応じて変更します。


4132: Cannot parse DSE entry entry_name.

原因:

サーバーは、指定されたエントリを解析できません。エントリの LDIF 構文にエラーがあります。

対処方法:

エントリが有効であることを確認し、必要に応じて変更します。


4133: Cannot write temporary DSE file filename .

原因:

システムエラーです (ファイルシステムが満杯、アクセス権が正しくないなど)。

対処方法:

ログファイルで詳細を確認し、サーバーを再起動します。


4134: Cannot backup DSE file filename.

原因:

サーバーは、指定された DSE ファイルを書き込むことができませんでした。

対処方法:

指定されたパスを調べて、適切な書き込み権を持っていることを確認します。


4135: Cannot rename temporary DSE file filename .

原因:

サーバーは、指定された DSE ファイルの名前を変更できませんでした。

対処方法:

指定されたパスを調べて、適切な書き込み権を持っていることを確認します。


4136: Invalid plugin action plugin_name.

原因:

指定されたプラグインに対する無効な値が設定ファイルに含まれています。

対処方法:

設定ファイルの値を確認し、有効な値を設定します。


4137: Attempting to delete a child entry whose existence is unknown to the parent. Deletion attempt ignored.

原因:

親にサブカウントがない子エントリを削除しようとしました。

対処方法:

このエラーは、通常の状況では発生しないはずです。


4138: Failed to start plugin_name plug-in.

原因:

プラグインの依存関係が正しく設定されていません。

対処方法:

依存関係が正しく、有効になっていることを確認します。


4139: Failed to resolve plug-in dependencies.

原因:

依存関係の解決中にエラーが発生しました (通常は、プラグインが無効になっているなど、その前に発生した問題の結果である)。

対処方法:

依存関係が正しく、有効になっていることを確認します。


4140: Could not load symbol symbol_name from library library_name for plug-in plugin_nam e.

原因:

これは、次の原因で発生することがあります。

  1. プラグインエントリの設定が正しくない

  2. プラグインライブラリが見つからないか、誤った場所にある

  3. プラグインライブラリで、init 関数に対応する必要なシンボルが見つからない

対処方法:

次の手順を実行します。

  1. プラグインの設定を確認します。

  2. ライブラリのパスと init 関数名が正しいことを確認します。


4152: Unknown plugin type type.

原因:

プラグイン設定エントリに、認識されているプラグインタイプがありません。

対処方法:

設定を確認し、指定されたプラグインエントリを修正します。


4153: Only one instance allowed for plugin type type.

原因:

指定されたタイプのプラグインが設定内に複数定義されています。このタイプのプラグインは 1 つしか許可されません。

対処方法:

指定されたタイプのプラグインが 1 つだけになるように設定を修正します。


4158: UNBIND

原因:

無効なアンバインド PDU。これは、クライアントコードのエラーです。

対処方法:

クライアントコードのエラーを修正します。


4159: Bad controls in the UNBIND.

原因:

アンバインド PDU に不正な制御があります。この制御はクリティカルとしてマークされ、サーバーでは不明です。または、この制御は誤ってエンコードされています。これは、クライアントコードのエラーです。

対処方法:

このクライアントでは、アンバインドに対するクリティカルな制御は必要でないはずです。クライアントコードのエラーを修正します。


4160: Cannot retrieve internal operation result for search operation (“operation” subtree subtree)

原因:

Directory Server は、内部検索の実行中にパラメータブロックから操作を取得できませんでした。

対処方法:

Sun の技術サポートに連絡してください。


4161: Cannot allocate pblock for an internal search (“baseDNscope filter)

原因:

Directory Server は、内部検索の実行中にパラメータブロック構造用の領域を割り当てることができませんでした。

対処方法:

システムに十分な空きメモリーがあることを確認します。


4162: ldapu_get_cert_subject_dn_fails

原因:

サーバーは、クライアント証明書のサブジェクトを取得できません。

対処方法:

エラーログのメッセージで詳細を確認します。


4163: ldapu_get_cert_issuer_dn_fails

原因:

サーバーは、クライアント証明書の証明書発行者を取得できません。

対処方法:

エラーログのメッセージで詳細を確認します。


4164: Bad BER decoding of an attribute value assertion.

原因:

属性値表明のデコーディング中にエラーが発生しました。属性値表明の形式が正しくありません。

対処方法:

要求を行ったクライアントアプリケーションを確認します。


4165: BER decoding: found id instead of id for MessageId.

原因:

LDAP 要求でメッセージ ID タグが見つかりませんでした。

対処方法:

この要求は無効です。要求を作成したアプリケーションを確認します。


4166: BER decoding: ber_peek_tag returns no Operation tag.

原因:

操作タグのデコーディング中にエラーが発生しました。

対処方法:

この要求は無効です。要求を作成したアプリケーションを確認します。


4167: Load library error.

原因:

ダイナミックライブラリの読み込み中にエラーが発生しました。これは、ライブラリが存在しない場合、ライブラリが存在しないライブラリを必要とする場合、またはライブラリがシンボルを解決できない場合に発生することがあります。

対処方法:

ライブラリが存在し、アクセス可能であることを確認します。


4168: Compute hash of a node in a filter but the filter choice is not valid type

原因:

Directory Server は、フィルタノードのハッシュを計算しようとして、無効なタイプを検出しました。

対処方法:

Sun の技術サポートに連絡してください。


4169: Compare two filters but the filter choice is not valid type

原因:

Directory Server は、2 つのフィルタを比較しようとして、無効なタイプを検出しました。

対処方法:

Sun の技術サポートに連絡してください。


4170: slapi_filter_test_ext: found unknown filter type type

原因:

Directory Server は、エントリがフィルタと一致するかどうかを検査しようとして、無効なタイプを検出しました。

対処方法:

Sun の技術サポートに連絡してください。


4171: slapi_vattr_filter_test_ext: found unknown filter type type

原因:

Directory Server は、エントリがフィルタと一致するかどうかを検査しようとして、無効なタイプを検出しました。

対処方法:

Sun の技術サポートに連絡してください。


4173: slapd_init: could not create one or more locks for communication purpose (operations connections...)

原因:

Directory Server は、リソースの制約のためにロックを作成できませんでした。

対処方法:

Directory Server がほかのアプリケーションとシステムリソースを争奪する必要がないことを確認します。

Directory Server を再起動します。


4175: FrontendConfig_init: failed to initialize read-write lock structure.

原因:

Directory Server は、リソースの制約のためにロックを作成できませんでした。

対処方法:

Directory Server がほかのアプリケーションとシステムリソースを争奪する必要がないこと、およびシステムに十分な空きメモリーがあることを確認します。

Directory Server を再起動します。


4176: config_set: the attribute attribute is read only; ignoring new value value

原因:

読み取り専用属性が変更されました。

対処方法:

属性値を変更しないでください。


4177: Could not open lockfile filename in write mode.

原因:

指定されたロックファイルを開くことができませんでした。

対処方法:

このロックファイルが存在し、アクセス可能であることを確認します。


4178: Could not open file filename in mode mode.

原因:

指定されたファイルを開くことができませんでした。

対処方法:

このファイルが存在し、アクセス可能であることを確認します。


4185: Cannot allocate lock and/or conditional variable to handle slapd_started variable.

原因:

Directory Server は、リソースの制約のためにロックまたは条件変数を作成できませんでした。

対処方法:

Directory Server がほかのアプリケーションとシステムリソースを争奪する必要がないこと、およびシステムに十分な空きメモリーがあることを確認します。


4186: *** DISK FULL *** Attempting to shut down gracefully.

原因:

次のいずれかです。

  • ディスク容量不足のため、Directory Server を実行できませんでした。

  • Directory Server が正しく設定されていないため、バックエンドのデータにアクセスできません。

対処方法:

必要に応じて、Directory Server が使用するローカルディスク容量を増やします。

nsslapd-backendcn=config の下の適切なマッピングツリーエントリに正しく設定されていることを確認します。

バックエンドの状態が正しく設定されていることを確認します。

バックエンドがオフラインでないことを確認します。


4187: Trying to get a block element but the element identifier ID is unknown.

原因:

Directory Server は、存在しないパラメータブロックフィールドにアクセスしようとしました。

対処方法:

プラグインの開発中に自分で破損した場合を除き、Sun の技術サポートに連絡してください。


4188: Trying to set a block element but the element identifier ID is unknown.

原因:

Directory Server は、存在しないパラメータブロックフィールドを変更しようとしました。

対処方法:

プラグインの開発中に自分で破損した場合を除き、Sun の技術サポートに連絡してください。


4189: sequence error in error strings at item index. Error error (string) should come after error error (string)

原因:

Directory Server は、エラーのエンコーディング時に問題を検出しました。

対処方法:

Sun の技術サポートに連絡してください。


4190: Internal search base=”base” scope=scope filter=filter Result: code (message)

原因:

認証に使用される内部検索が失敗しました。

対処方法:

クライアントに設定された資格で、認証に使用されるエントリにアクセスできることを確認します。


4191: Failed to change user and group identity to that of user.

原因:

サーバーは、指定されたユーザーに対するユーザーおよびグループのアイデンティティーを変更できませんでした。

対処方法:

ユーザー権限が正しいことを確認します。


4197: MODRDN invalid new RDN ("RDN")

原因:

指定されたエントリに対する RDN 変更操作が成功しませんでした。

対処方法:

有効な新しい RDN を使用して再試行します。


4197: MODRDN invalid new superior ("DN")

原因:

指定されたエントリに対する RDN 変更操作が成功しませんでした。

対処方法:

有効な新しい親エントリを使用して再試行します。


4210: Protocol error Account Usable control MUST be marked critical

原因:

アカウントユーザビリティー制御がクリティカルとしてマークされませんでした。

対処方法:

クライアントアプリケーションの保守担当者に通知します。


4211: error-code occurred while changing state of backend backend-name. Resetting state.

原因:

バックエンドをオフラインにするときにエラーが発生しました。

対処方法:

すべてのバックエンドが正常に機能している状態であることを確認します。


4212: Server is already suspending all operations.

原因:

管理者は、すでに凍結されているサーバーを凍結モードにしようとしました。

対処方法:

ありません。


4213: error-code while stopping databases. Please make sure suffixes are online.

原因:

サーバーを凍結モードにするときにエラーが発生しました。

対処方法:

サーバーによってサポートされるすべてのサフィックスが読み取りおよび書き込み操作に応答していることを確認し、再試行します。


4612: Unable to start slapd because it is already running as process process.

原因:

Directory Server は、すでに実行中のため起動できません。

対処方法:

実行中のサーバーインスタンスを停止してから新しいサーバーを起動します。


4613: Unable to start slapd because the process process is importing the database

原因:

現在データベースのインポートを実行しているプロセスがあるため、Directory Server を起動できません。

対処方法:

実行中のインポートプロセスインスタンスを停止してから新しいサーバーを起動します。


4614: Unable to run db2ldif with the -r flag because the database is being used by another slapd process.

原因:

データベースが別の Directory Server プロセスによって使用されているため、-r フラグを指定して db2ldif を実行できません。

対処方法:

別のプロセスがインポートプロセスでない場合は、代わりに db2ldif.pl -r を実行します。インポートプロセスである場合は、実行中のインポートプロセスを停止してから db2ldif を起動します。


4615: Unable to run db2ldif because the process process is importing the database

原因:

現在データベースのインポートを実行しているプロセスがあるため、db2ldif を実行できません。

対処方法:

実行中のインポートプロセスを停止してから db2ldif を起動します。


4616: Unable to run db2bak because the process process is importing the database

原因:

データベースのインポートを実行しているプロセスがあるため、db2bak を実行できません。

対処方法:

実行中のインポートプロセスを停止してから db2bak を起動します。


4617: Unable to import the database because it is being used by another slapd process

原因:

データベースが別の slapd プロセスによって使用されているため、データベースをインポートできません。

対処方法:

Directory Server を停止してからインポートを実行します。


4618: Unable to create an index because the database is being used by another slapd process

原因:

データベースが別の slapd プロセスによって使用されているため、インデックスを作成できません。

対処方法:

Directory Server を停止してからインデクスを作成します。


4623: Pathname path too long.

原因:

絶対パスを変換しようとしたときに、パス名が長すぎることが検出されました。

対処方法:

相対パスまたは絶対パスベースを変更して、全体の長さが最大許容長より短くなるようにします。


4625: Cannot determine current directory.

原因:

サーバーは、絶対パスを変換しようとしたときに現在のディレクトリを特定できませんでした。

対処方法:

Sun の技術サポートに連絡してください。


4626: slapi_add_internal: add_values for type type failed.

原因:

エントリに対する一連の変更を変換するときに内部エラーが発生しました。

対処方法:

Sun の技術サポートに連絡してください。


4627: Unable to test the database because it is being used by another slapd process

原因:

データベースが別の Directory Server プロセスによって使用されているため、データベースをテストできません。

対処方法:

実行中のプロセスを停止して再試行します。


4629: Unable to create directory.

原因:

システムエラー - ディレクトリを作成できませんでした。

対処方法:

ファイルシステムが有効であることを確認し、再試行します。


4630: ref_array_init: new lock creation failed

原因:

Directory Server は、リソースの制約のためにロックを作成できませんでした。

対処方法:

Directory Server がほかのアプリケーションとシステムリソースを争奪する必要がないことを確認します。

Directory Server を再起動します。


4631: ref_adjust: referrals suppressed (could not get target DN operation or scope from pblock).

原因:

リフェラルが無効になっています。サーバーは、ターゲットの DN と操作の構造を取得できませんでした。

対処方法:

Sun の技術サポートに連絡してください。


4633: Suffix to be imported contains encrypted attributes.

原因:

このサフィックスに設定された引数の中に、鍵データベースのパスワードが指定されていません。鍵を取得して暗号化を続行するには、このパスワードが必要です。

対処方法:

ldif2db コマンドの実行時に -Y pwd 引数または -y pwd-file 引数を使用します。


4634: Security initialization for attribute encryption failed.

原因:

属性の暗号化機能に必要なセキュリティーの初期化に失敗しました。

対処方法:

指定されたパスワードが正しいこと、およびパスワードファイルの構文が正しいことを確認します。SSL が正しく設定されていること (証明書ファイルの暗号化方式) を確認します。


4737: Security Initialization failed: unable to read configuration from dn.

原因:

セキュリティーの初期化に失敗しました。サーバーは、指定された設定 DN から設定を読み取ることができませんでした。

対処方法:

設定 DN が有効であることを確認し、再試行します。


4738: Security Initialization: Failed to retrieve SSL configuration attribute nscertfile from filename

原因:

セキュリティー初期化エラー。サーバーは、SSL の設定属性 nscertfile を取得できませんでした。

対処方法:

nscertfile 属性の値が正しいことを確認し、再試行します。


4739: Security Initialization: Failed to retrieve SSL configuration information (error error): nskeyfile: filename nscertfile: filename

原因:

セキュリティー初期化エラー。サーバーは、SSL の設定属性 nscertfilenskeyfile のどちらかを取得できませんでした。

対処方法:

nscertfile 属性および nskeyfile 属性の値が正しいことを確認し、再試行します。


4740: Security Initialization: NSS initialization failed (error error): path: path certdb prefix: prefix keydb prefix: prefix.

原因:

セキュリティー初期化エラー。NSS の初期化に失敗しました。

対処方法:

NSS の設定を確認し、再試行します。


4741: Security Initialization: NSS initialization failed (error error)

原因:

セキュリティー初期化エラー。NSS の初期化に失敗しました。

対処方法:

Sun の技術サポートに連絡してください。


4742: Security Initialization: Failed to retrieve SSL configuration information (error error): nssslSessionTimeout: variable

原因:

セキュリティー初期化エラー。サーバーは、SSL の設定属性 nssslSessionTimeout を取得できませんでした。

対処方法:

nssslSessionTimeout 属性の値が正しいことを確認し、再試行します。


4744: Security Initialization: Unable to get token for variable cipher family (error error)

原因:

セキュリティー初期化エラー。サーバーは、(nsssltoken 属性から) 必要なトークンを取得できませんでした。

対処方法:

暗号化方式ファミリのエントリに nsssltoken 属性があること、およびその値が有効であることを確認します。


4745: Security Initialization: Unable to find slot for variable cipher family (error error)

原因:

セキュリティー初期化エラー。サーバーは、必要なスロットを見つけることができませんでした。

対処方法:

サーバーから (外部または内部の) セキュリティートークンにアクセスできることを確認します。


4746: slapd_get_tmp_dir mkdir(variable) Error: error

原因:

システムエラー。サーバーは、一時ディレクトリを作成できませんでした。

対処方法:

現在のユーザーが一時ディレクトリを作成するための十分なアクセス権限を持っていることを確認し、再試行します。


4747: Security Initialization: Unable to set SSL export policy (error error)

原因:

セキュリティー初期化エラー。サーバーは、SSL のエクスポートポリシーを設定できませんでした。

対処方法:

Sun の技術サポートに連絡してください。


4748: Security Initialization: Failed to set SSL cipher preference information: cipher (error code - message)

原因:

セキュリティー初期化エラー。サーバーは、SSL の暗号化設定情報を設定できませんでした。

対処方法:

次の手順を実行します。

  1. 設定に含まれる暗号化方式の構文を確認します。

  2. すべての暗号化方式がサーバーによってサポートされていることを確認します。


4749: Security Initialization: Failed to import NSPR fd into SSL (error error)

原因:

セキュリティー初期化エラー。サーバーは、NSPR のファイル記述子を SSL にインポートできませんでした。

対処方法:

Sun の技術サポートに連絡してください。


4750: Security Initialization: Unable to get internal slot (error error)

原因:

セキュリティー初期化エラー。サーバーは、内部スロットを取得できませんでした。

対処方法:

Sun の技術サポートに連絡してください。


4751: Security Initialization: Unable to authenticate (error error)

原因:

セキュリティー初期化エラー。サーバーは、認証できませんでした。

対処方法:

Sun の技術サポートに連絡してください。


4756: None of the ciphers are valid.

原因:

暗号化方式が無効です。

対処方法:

暗号化方式を確認し、再試行します。


4757: Config of SSL session cache failed: out of disk space! Make more room in the temp directory and try again.

原因:

ディスク容量の問題のため、SSL セッションキャッシュの設定に失敗しました。

対処方法:

/tmp ディレクトリの領域を解放し、再試行します。


4758: Config of SSL session cache failed (error error).

原因:

SSL セッションキャッシュの設定に失敗しました。

対処方法:

Sun の技術サポートに連絡してください。


4759: Security Initialization: Failed to enable security on the imported socket (error error)

原因:

セキュリティー初期化エラー。サーバーは、インポートされたソケットでセキュリティーを有効にできませんでした。

対処方法:

Sun の技術サポートに連絡してください。


4760: Security Initialization: Failed to enable SSLv3 on the imported socket (error error)

原因:

セキュリティー初期化エラー。サーバーは、インポートされたソケットで SSLv3 を有効にできませんでした。

対処方法:

Sun の技術サポートに連絡してください。


4761: Security Initialization: Failed to enable TLS on the imported socket (error error)

原因:

セキュリティー初期化エラー。サーバーは、インポートされたソケットで TLS を有効にできませんでした。

対処方法:

Sun の技術サポートに連絡してください。


4766: Encryption alias not configured.

原因:

暗号化のエイリアスが設定されていません。

対処方法:

Sun の技術サポートに連絡してください。


4769: Failed to set SSL client ready for client authentication: certificate db: database returned code return_code (error error)

原因:

サーバーは、SSL クライアントをクライアント認証が可能な状態に設定できませんでした。

対処方法:

SSL クライアントとして機能するサーバーから、証明書と鍵データベースにアクセスできることを確認します。


4772: SSL client authentication cannot be used (no password) (error error)

原因:

パスワードが定義されていないため、SSL クライアント認証を使用できません。

対処方法:

start-slapd コマンドで pin.txt ファイルオプションを使用して、サーバーがセキュリティートークンのパスワードを確実に受け取るようにします。


4773: ldapssl_enable_clientauth (variable) (error error)

原因:

SSL エラー - サーバーはクライアント認証を有効にできません。

対処方法:

サーバーに設定されたパスワードが正しいことを確認します。


4774: ldap_simple_bind_s(variable) (error error)

原因:

SSL を使用した単純バインドに失敗しました。パスワードが正しくない可能性があります。

対処方法:

DN のパスワードが正しいことを確認します。


4775: ldap_sasl_bind(LDAP_SASL_EXTERNAL) (error error)

原因:

SASL EXTERNAL メソッドを使用したバインドの試行に失敗しました。サーバーは、外部の資格を見つけることができませんでした。

対処方法:

サーバーがクライアントの証明書を受け取ったことを確認してから、バインドを試行します。


4776: sasl error message

原因:

SASL エラー。エラーの詳細は、エラーログに記録されています。

対処方法:

エラーログで詳細を確認します。


4779: Security initialization: Unable to create PinObj (error error.)

原因:

セキュリティー初期化エラー。サーバーは、PIN オブジェクトを作成できませんでした。

対処方法:

start-slapd コマンドで pin.txt ファイルオプションを使用して、サーバーがセキュリティートークンのパスワードを確実に受け取るようにします。


4780: Security Initialization: Unable to authenticate to slot for variable cipher family (error error)

原因:

セキュリティー初期化エラー。サーバーは、必要なスロットに対して認証できませんでした。

対処方法:

入力されたパスワードが正しくありませんでした。正しいパスワードを確認し、再試行します。


4781: SSL is misconfigured. Client authentication is enabled but no certificate authority is trusted for SSL client authentication.

原因:

サーバーは、SSL のクライアント認証を許可または要求するように設定されています。クライアント証明書の発行に関して信頼できるとしてマークされた CA 証明書がデータベースにありません。サーバーは、SSL クライアント認証を実行できません。

対処方法:

Directory Service Control Center を使用して 1 つ以上の CA 証明書をインストールします。certutil を使用してインストールされた CA 証明書の信頼属性に T 信頼属性が含まれていることを確認します。


4782: Failed to create context for cipher operation.

原因:

NSS コンテキストの作成に失敗しました。

対処方法:

有効な証明書を使用して鍵を生成できることを確認します。


4783: Out of memory to create a buffer to hold the encrypted output (error code - string).

原因:

Directory Server は、属性を暗号化するのに必要なメモリーを割り当てることができませんでした。

対処方法:

Directory Server が使用できるメモリーを増やします。


4784: Out of memory to create a buffer to hold the cleartext input (error code - string).

原因:

Directory Server は、属性を暗号化するのに必要なメモリーを割り当てることができませんでした。

対処方法:

Directory Server が使用できるメモリーを増やします。


4785: Cipher operation failed.

原因:

サーバーは、暗号化処理を実行できませんでした。

対処方法:

コンテキストが正しくない可能性があります。サーバーを再起動します。


4786: Crypto mechanism not supported by this server.

原因:

暗号化メカニズムが無効であるかサポートされていません。

対処方法:

暗号化メカニズムの対称鍵を生成するか、サポートされているメカニズムを選択します。


4787: Out of memory to create a buffer to hold the cleartext output (error code - string).

原因:

Directory Server は、属性を暗号化するのに必要なメモリーを割り当てることができませんでした。

対処方法:

Directory Server が使用できるメモリーを増やします。


4788: Out of memory to create a buffer to hold the encrypted input (error code - string).

原因:

Directory Server は、属性を暗号化するのに必要なメモリーを割り当てることができませんでした。

対処方法:

Directory Server が使用できるメモリーを増やします。


4789: Out of memory to create a pwd item. (error code - string).

原因:

Directory Server は、属性を暗号化するのに必要なメモリーを割り当てることができませんでした。

対処方法:

Directory Server が使用できるメモリーを増やします。


4790: Out of memory to create a buffer to hold the pwd item data (error code - string).

原因:

Directory Server は、属性を暗号化するのに必要なメモリーを割り当てることができませんでした。

対処方法:

Directory Server が使用できるメモリーを増やします。


4791: Out of memory to create the salt (error code - string).

原因:

Directory Server は、属性を暗号化するのに必要なメモリーを割り当てることができませんでした。

対処方法:

Directory Server が使用できるメモリーを増やします。


4792: Out of memory to create a buffer to hold the salt data (error code - string).

原因:

Directory Server は、属性を暗号化するのに必要なメモリーを割り当てることができませんでした。

対処方法:

Directory Server が使用できるメモリーを増やします。


4793: Failed to generate symmetric key.

原因:

サーバーは、対称鍵を生成できませんでした。

対処方法:

サーバーがセキュリティートークンを証明書として使用できることを確認します。


4794: Out of memory to create a buffer to hold the parameter data (error code - string).

原因:

Directory Server は、属性を暗号化するのに必要なメモリーを割り当てることができませんでした。

対処方法:

Directory Server が使用できるメモリーを増やします。


4795: Failed to map key generation parameters into crypto operation ones.

原因:

サーバーは、鍵生成メカニズムを暗号化メカニズムに対応づけることができませんでした。

対処方法:

サーバーを再起動します。


4796: Unable to retrieve private key for certificate.

原因:

サーバーは、証明書から非公開鍵を取得できませんでした。

対処方法:

証明書の非公開鍵と公開鍵の両方を使用して証明書がデータベースにインポートされたことを確認します。通常、これは証明書要求から始まる処理の一部として行われます。


4797: Signature failed.

原因:

属性の暗号化に必要な署名に失敗しました。

対処方法:

サーバーを再起動します。


4798: Key database password was rejected.

原因:

鍵データベースのパスワードが拒否されました。

対処方法:

新しいパスワードを入力して再試行します。


4799: Couldn’t read key database password.

原因:

サーバーは、鍵データベースのパスワードを見つけることができませんでした。パスワードが指定されなかったか、パスワードの構文が正しくありませんでした。

対処方法:

NULL でないパスワードを入力するか、有効なパスワードを含む有効なパスワードファイルが指定されていることを確認します。


4800: No key db password was specified.

原因:

鍵データベースのパスワードが、明示的にもパスワードファイルでも指定されていませんでした。

対処方法:

有効なパスワードまたは有効なパスワードファイルのパスを指定します。


4801: Unable to read key password file from directory.

原因:

サーバーは、パスワードファイルから鍵データベースのパスワードを読み取ることができませんでした。

対処方法:

パスワードファイルのアクセス権限を確認し、パスワードファイルが適切なサイズであることを確認します。


4802: Bad password file syntax: missing ”:’ preceding password.

原因:

パスワードファイルの構文が正しくありません。コロン (:) がありません。

対処方法:

正しい構文のパスワードファイルを作成します。


4803: Bad token identifier: token.

原因:

パスワードファイルのトークン識別子が、開いているトークンと一致しません。

対処方法:

設定の nsSSLToken 属性の値と一致するトークン識別子を指定します。


4804: Missing security initialization required by attribute encryption.

原因:

セキュリティーの設定が完了していません。

対処方法:

証明書と鍵データベースのセキュリティーが有効になっていること (nsslapd-security: on) を確認します。


4805: Failed to check whether attribute encryption is configured or not.

原因:

属性暗号化設定要素の内部検索に失敗しました。

対処方法:

属性の暗号化が正しく設定されていることを確認し、Directory Server を再起動します。


4807: Security Initialization: Unable to register PIN callback(error code - message)

原因:

セキュリティー初期化: PIN コールバックを登録できません。

対処方法:

NSS が処理を拒否しました。ライブラリの互換性と要件を確認します。


4808: Security Initialization: certificate database file name should look like 'slapd-[serverId-]cert'

原因:

セキュリティー初期化: 不正な形式の証明書データベース名

対処方法:

cn=encryptionnsCertfile 属性の値を確認します。nsCertfile: slapd-cert8.db という形式になっているべきです。


4865: Detected virtual attribute loop in get on entry entry attribute attribute.

原因:

エントリの仮想属性の取得中にループが検出されました。

対処方法:

このエントリに設定された仮想属性を確認し、ループを解消します。


4866: Out of memory to duplicate a type name.

原因:

サーバーが仮想属性のマップ挿入に必要なサービスプロバイダを割り当てるためのメモリーが不足しています。

対処方法:

サーバーが使用できるメモリーを増やし、サーバーを再起動します。


4867: Detected virtual attribute loop in compare on entry entry attribute attribute.

原因:

サーバーは、仮想属性サービスプロバイダの比較中に仮想属性ループを検出しました。

対処方法:

このエントリに設定された仮想属性を確認し、ループを解消します。


4868: Out of memory to allocate a service provider.

原因:

サーバーが仮想属性の登録に必要なサービスプロバイダを割り当てるためのメモリーが不足しています。

対処方法:

サーバーが使用できるメモリーを増やし、サーバーを再起動します。


4869: Out of memory to allocate a service provider handle.

原因:

サーバーがサービスプロバイダハンドルを割り当てるためのメモリーが不足しています。

対処方法:

サーバーが使用できるメモリーを増やし、サーバーを再起動します。


4870: Out of memory to create a map for virtual attributes.

原因:

サーバーが仮想属性用のマップを割り当てるためのメモリーが不足しています。

対処方法:

サーバーが使用できるメモリーを増やし、サーバーを再起動します。


4871: Out of memory to create a new hash table.

原因:

サーバーが仮想属性用の新しいハッシュテーブルを割り当てるためのメモリーが不足しています。

対処方法:

サーバーが使用できるメモリーを増やし、サーバーを再起動します。


4872: Failed to create a new lock for virtual attributes map insert.

原因:

サーバーは、仮想属性のマップ作成に必要な新しいロックを作成できませんでした。原因として、メモリーエラーが考えられます。

対処方法:

サーバーが使用できるメモリーを増やし、サーバーを再起動します。


4994: Multiple backend instances are specified.

原因:

試行されたタスクに複数のバックエンドインスタンスが指定されました。

対処方法:

Sun の技術サポートに連絡してください。


4995: Cannot perform an import with pre-V3 backend plugin.

原因:

現在サポートされていないバージョンのバックエンドプラグイン API を使用しているため、データベースのインポートを実行できません。

対処方法:

新しいバージョンのバックエンドプラグイン API (Version 3 以降) にアップグレードし、再コンパイルして、インポート機能を追加します。


4996: No ldif2db function defined for backend backend

原因:

このバックエンドには ldif2db 関数が定義されていません。この種類のデータベースは、インポートを実行できません。

対処方法:

インポート機能を持つバックエンドを使用します。


4997: Unable to allocate new task for import.

原因:

サーバーは、インポート用の新しいタスクを割り当てることができません。通常、これはリソース上の問題が原因です。

対処方法:

コンピュータ上のリソースを解放し、サーバーを再起動します。


4998: Cannot export - backend not found.

原因:

指定されたバックエンドが見つからなかったため、データベースをエクスポートできませんでした。

対処方法:

設定ファイルを調べて、正しいデータベースとサフィックスが指定されていることを確認します。


4999: ldbm2ldif: backend backend export failed (error)

原因:

データベースをエクスポートしようとしたときに、db2ldif 関数が失敗しました。

対処方法:

エラーログで詳細を参照し、Sun の技術サポートに連絡してください。


5000: No backend instance names are specified.

原因:

バックエンドインスタンス名が指定されていなかったため、データベースをエクスポートできませんでした。

対処方法:

Sun の技術サポートに連絡してください。


5003: Cannot perform an import with pre-V3 backend plugin.

原因:

現在サポートされていないバージョンのバックエンドプラグイン API を使用しているため、データベースのインポートを実行できません。

対処方法:

新しいバージョンのバックエンドプラグイン API (Version 3 以降) にアップグレードし、再コンパイルして、インポート機能を追加します。


5004: No ldif2db function defined for backend backend

原因:

このバックエンドには ldif2db 関数が定義されていません。この種類のデータベースは、インポートを実行できません。

対処方法:

インポート機能を持つバックエンドを使用します。


5005: Unable to allocate new task.

原因:

サーバーは、エクスポート用の新しいタスクを割り当てることができません。通常、これはリソース上の問題が原因です。

対処方法:

コンピュータ上のリソースを解放し、サーバーを再起動します。


5006: Unable to create ldbm2ldif thread for export.

原因:

サーバーは、エクスポートに必要なスレッドを作成できません。通常、これはリソース上の問題が原因です。

対処方法:

コンピュータ上のリソースを解放し、サーバーを再起動します。


5007: db2archive function failed when trying to backup (error error)

原因:

バックアップを実行しようとしたときに、db2archive 関数が失敗しました。

対処方法:

エラーログで詳細を参照し、Sun の技術サポートに連絡してください。


5008: Unable to process backup when no db2archive function defined

原因:

db2archive 関数が定義されていなかったため、データベースをバックアップできませんでした。

対処方法:

ありません - このタイプのデータベースはバックアップできません。


5009: Cannot perform a backup with pre-V3 backend plugin variable

原因:

現在サポートされていないバージョンのバックエンドプラグイン API を使用しているため、データベースのバックアップを実行できません。

対処方法:

新しいバージョンのバックエンドプラグイン API (Version 3 以降) にアップグレードし、再コンパイルして、バックアップ機能を追加します。


5010: Unable to allocate new task for backup.

原因:

サーバーは、バックアップ用の新しいタスクを割り当てることができません。通常、これはリソース上の問題が原因です。

対処方法:

コンピュータ上のリソースを解放し、サーバーを再起動します。


5011: Unable to create backup thread.

原因:

サーバーは、バックアップスレッドを作成できません。通常、これはリソース上の問題が原因です。

対処方法:

コンピュータ上のリソースを解放し、サーバーを再起動します。


5012: Restore failed (error error)

原因:

復元処理に失敗しました。

対処方法:

エラーログで詳細を参照し、Sun の技術サポートに連絡してください。


5014: Cannot perform a restore with pre-V3 backend plugin variable

原因:

現在サポートされていないバージョンのバックエンドプラグイン API を使用しているため、データベースの復元を実行できません。

対処方法:

新しいバージョンのバックエンドプラグイン API (Version 3 以降) にアップグレードし、再コンパイルして、復元機能を追加します。


5015: Unable to allocate new task for restore.

原因:

サーバーは、復元用の新しいタスクを割り当てることができません。通常、これはリソース上の問題が原因です。

対処方法:

コンピュータ上のリソースを解放し、サーバーを再起動します。


5016: Unable to create restore thread for restore.

原因:

サーバーは、復元スレッドを作成できません。通常、これはリソース上の問題が原因です。

対処方法:

コンピュータ上のリソースを解放し、サーバーを再起動します。


5017: db2index function failed when trying to restore (error error)

原因:

データベースを復元しようとしたときに、db2index 関数が失敗しました。

対処方法:

エラーログで詳細を参照し、Sun の技術サポートに連絡してください。


5019: No db2index function defined for backend backend.

原因:

バックエンドに db2index() 関数が定義されていなかったため、データベースのインデックスを作成できませんでした。

対処方法:

Sun の技術サポートに連絡してください。


5020: Unable to allocate new task for index.

原因:

サーバーは、インデックス用の新しいタスクを割り当てることができません。通常、これはリソース上の問題が原因です。

対処方法:

コンピュータ上のリソースを解放し、サーバーを再起動します。


5021: Unable to create index thread.

原因:

サーバーは、インデックススレッドを作成できません。通常、これはリソース上の問題が原因です。

対処方法:

コンピュータ上のリソースを解放し、サーバーを再起動します。


5023: Cannot create task node (error error)

原因:

サーバーは、タスクノードを作成できません。

対処方法:

エラーログで詳細を参照し、Sun の技術サポートに連絡してください。


5024: Unable to create global tasks lock.

原因:

サーバーは、グローバルタスクのロックを作成できません。通常、これはリソース上の問題が原因です。

対処方法:

コンピュータ上のリソースを解放し、サーバーを再起動します。


5025: Cannot import. Lookup instance name by suffixes failed.

原因:

サーバーが指定されたサフィックスのインスタンス名を特定できなかったため、データベースをインポートできませんでした。

対処方法:

設定内でサフィックスが正しく指定されていることを確認します。


5026: Cannot import. Could not find database for suffix.

原因:

サーバーが指定されたサフィックスのデータベースを特定できなかったため、データベースをインポートできませんでした。

対処方法:

設定内でデータベースとサフィックスが正しく指定されていることを確認します。


5027: Cannot import. Backend not found.

原因:

サーバーが指定されたバックエンドを特定できなかったため、データベースをインポートできませんでした。

対処方法:

設定内でデータベースとサフィックスが正しく指定されていることを確認します。


5028: Cannot import - lookup instance names by suffix failed.

原因:

サフィックスの設定に問題があるため、データベースをインポートできませんでした。

対処方法:

設定内でサフィックスが正しく指定されていることを確認します。


5029: Could not find database for suffix.

原因:

データベースが見つからなかったため、データベースをエクスポートできませんでした。

対処方法:

設定内でデータベースとサフィックスが正しく指定されていることを確認します。


5030: No archive2db function defined.

原因:

archive2db 関数が定義されていなかったため、データベースを復元できませんでした。

対処方法:

ありません - このタイプのデータベースは復元できません。


5031: Cannot index - backend not found.

原因:

指定されたバックエンドが見つからなかったため、サーバーはデータベースのインデックスを作成できませんでした。

対処方法:

Sun の技術サポートに連絡してください。


5034: Incompatible options nsExportReplica=true and dsDecryptAttrs=false: cannot dump replica with encrypted attributes.

原因:

エクスポートの呼び出し時に、互換性のないオプションである nsExportReplica: truedsDecryptAttrs: false が指定されました。属性を暗号化したままでレプリカをダンプすることはできません。

対処方法:

これらのオプションを同時に使用しないようにします。レプリケーションのためにデータベースをエクスポートする場合は、属性が復号化される (dsDecryptAttrs: true) ことを確認します。


5035: Unknown Password Compatibility task: state

原因:

パスワードポリシーの互換性のアクションが不明です。

対処方法:

サーバーを正しい互換状態に移行します。


5036: Can not modify Password Policy compatibility state. Task aborted.

原因:

サーバーは、指定された互換状態に移行できませんでした。

対処方法:

クライアントアプリケーションに返された追加情報を参照してください。


5036: Password Compatibility task and Password Policy state are incompatible. Can not change Password Policy state.

原因:

サーバーは、指定された互換状態に移行できませんでした。

対処方法:

クライアントアプリケーションに返された追加情報を参照してください。


5037: Unable to allocate new task for changing password compatibility state !"

原因:

バックアップ用の新しいタスクを割り当てることができません。

対処方法:

サーバーが使用できるリソースを増やし、サーバーを再起動します。


5038: Unable to create Password Policy compatibility task thread !

原因:

バックアップスレッドを作成できません。

対処方法:

サーバーが使用できるリソースを増やし、再試行します。


5039: Password Policy compatibility state is already state. Task aborted.

原因:

要求されたアクションでは互換状態が変化しないため、何も行われません。

対処方法:

ほかの互換状態に変更します。


5040: Unknown log rotate task: type.

原因:

サーバーは、ログローテーション属性に設定されたログタイプを認識しませんでした。

対処方法:

有効なログタイプを使用します。


5041: Unable to allocate new task for log rotation !

原因:

サーバーは、ログローテーション用の新しいタスクを割り当てることができませんでした。

対処方法:

サーバーを再起動して、使用可能なシステムメモリーを増やします。


5042: Unable to create log rotation task thread!

原因:

サーバーは、ログローテーション用の新しいタスクを割り当てることができませんでした。

対処方法:

サーバーを再起動して、使用可能なシステムメモリーを増やします。


5121: reslimit_init: slapi_register_object_extension() failed.

原因:

サーバーは、リソース制限の初期化中に、オブジェクト拡張を登録できません。

対処方法:

Sun の技術サポートに連絡してください。


5122: PR_NewRWLock() failed for reslimit.

原因:

システムエラー - サーバーは、リソース制限用の新しいロックを作成できません。

対処方法:

Sun の技術サポートに連絡してください。


5123: error: Resource limit initialization failed.

原因:

リソース制限の初期化に失敗しました。リソースに問題がある可能性があります。

対処方法:

ログファイルのエラーメッセージを確認し、Sun の技術サポートに連絡してください。


5124: error: slapi_get_object_extension() returned NULL

原因:

サーバーは、リソース制限用のオブジェクト拡張を取得できませんでした。

対処方法:

Sun の技術サポートに連絡してください。


5126: error: parameter error (attribute already registered)

原因:

追跡する新しいリソースを登録するときに、パラメータエラーが発生しました。制限の値を特定するために、バインドされたエントリで問い合わせることができる LDAP 属性タイプは、すでに登録されています。

対処方法:

指定された属性が 1 度しか登録されないことを確認します。


5127: error: parameter error

原因:

追跡する新しいリソースを登録するときに、パラメータエラーが発生しました。

対処方法:

次の作業を実行します。

  1. タイプが SLAPI_RESLIMIT_TYPE_INT であることを確認します。

  2. attrname が、制限の値を特定するために、バインドされたエントリで問い合わせることができる LDAP 属性タイプであることを確認します。


5127: error: parameter error

原因:

内部エラー。接続とリソースに関連付けられた制限の整数値を取得するときに、NULL 値のパラメータが見つかりました。

対処方法:

Sun の技術サポートに連絡してください。


5128: error: unknown handle handle

原因:

パラメータエラー。リソースを識別するために使用されたハンドルが不明です。

対処方法:

Sun の技術サポートに連絡してください。


5129: Cannot malloc bytes.

原因:

0 バイトまたは負のバイト数を割り当てようとしています。ソフトウェアに問題がある可能性があります。

対処方法:

Sun の技術サポートに連絡してください。


5130: malloc of bytes bytes failed; errno error.

原因:

メモリーの割り当てに失敗しました。原因として、利用可能なメモリーが不足していることが考えられます。

対処方法:

サーバーが使用できる仮想メモリーを増やすか、サーバーの最大キャッシュエントリ数 (cachesize) または最大データベースキャッシュサイズ (dbcachesize) のパラメータを小さくします。


5131: cannot realloc number bytes; trying to allocate 0 or a negative number of bytes is not portable and gives different results on different platforms. Please check the code and change it to avoid the attempt to allocate number bytes.

原因:

number バイトのメモリー再割り当てが許可されません。

対処方法:

プラグインの開発中に自分で破損した場合を除き、Sun の技術サポートに連絡してください。


5132: realloc of bytes bytes failed; errno error.

原因:

メモリーの再割り当てに失敗しました。原因として、利用可能なメモリーが不足していることが考えられます。

対処方法:

サーバーが使用できる仮想メモリーを増やすか、サーバーの最大キャッシュエントリ数 (cachesize) または最大データベースキャッシュサイズ (dbcachesize) のパラメータを小さくします。


5133: cannot calloc number bytes; trying to allocate 0 or a negative number of bytes is not portable and gives different results on different platforms. Please check the code and change it to avoid the attempt to allocate number bytes.

原因:

number バイトのメモリー割り当ては許可されていません。

対処方法:

プラグインの開発中に自分で破損した場合を除き、Sun の技術サポートに連絡してください。


5134: cannot calloc number elements; trying to allocate 0 or a negative number of elements is not portable and gives different results on different platforms. Please check the code and change it to avoid the attempt to allocate number elements.

原因:

number 要素のメモリー割り当ては許可されていません。

対処方法:

プラグインの開発中に自分で破損した場合を除き、Sun の技術サポートに連絡してください。


5135: calloc of bytes bytes failed; errno error.

原因:

メモリーの c 割り当てに失敗しました。原因として、利用可能なメモリーが不足していることが考えられます。

対処方法:

サーバーが使用できる仮想メモリーを増やすか、サーバーの最大キャッシュエントリ数 (cachesize) または最大データベースキャッシュサイズ (dbcachesize) のパラメータを小さくします。


5136: strdup of chars chars failed; errno error.

原因:

文字列の複製に失敗しました。原因として、利用可能なメモリーが不足していることが考えられます。

対処方法:

サーバーが使用できる仮想メモリーを増やすか、サーバーの最大キャッシュエントリ数 (cachesize) または最大データベースキャッシュサイズ (dbcachesize) のパラメータを小さくします。


5137: ber_bvdup of bytes bytes failed; errno error.

原因:

BER 値の複製に失敗しました。原因として、利用可能なメモリーが不足していることが考えられます。

対処方法:

サーバーが使用できる仮想メモリーを増やすか、サーバーの最大キャッシュエントリ数 (cachesize) または最大データベースキャッシュサイズ (dbcachesize) のパラメータを小さくします。


5249: The entry entry in the configfile filename was empty or could not be parsed.

原因:

設定ファイルのエントリが空だったか、またはエントリを解析できませんでした。

対処方法:

設定ファイルのエントリの構文を確認します。


5250: Invalid value

原因:

Directory Server 設定ファイルに指定された設定属性に値がないか、値が無効です。

対処方法:

Directory Server 設定ファイル内の cn=config の下にある属性の値が onoff のどちらかであることを確認します。


5251: Cannot set error log filename.

原因:

ファイル名が NULL か、パスが無効だったため、エラーログのファイル名を設定できませんでした。

対処方法:

cn=config の下にある nsslapd-errorlog 属性の値が有効であること、およびそのパスが存在することを確認します。


5252: Undefined value for errorlog level.

原因:

エラーログレベルの値が定義されていないため、エラーログレベルを設定できませんでした。

対処方法:

cn=config の下にある nsslapd-errorlog-level 属性の値が設定されており、正しいことを確認します。


5253: Bad value for nsslapd-maxdescriptors.

原因:

ファイル記述子の最大数を設定する要求に失敗しました。値が NULL か、または許容範囲 (1 〜 maxmax は 1 つのプロセスが作成できるファイル記述子の最大数) 外です。

対処方法:

Directory Server の設定に含まれる nsslapd-maxdescriptors 属性の値が RLIMIT_NOFILE パラメータより大きくなく、かつ 1 より小さくないことを確認します。


5254: Ignoring attribute (since -d option was given on the command line) nsslapd-errorlog-level.

原因:

コマンド行に -d オプションが指定されたため、Directory Server の設定に含まれる nsslapd-errorlog-level 属性が無視されました。

対処方法:

設定ファイル内のこの属性の値を反映させる場合は、コマンド行に -d オプションを指定しないでください。


5255: The plugin entry entry in the configfile filename was invalid.

原因:

-d で指定されたプラグインの設定エントリが無効であるため、指定されたプラグインをロードできませんでした。

対処方法:

誤ったプラグイン設定を確認して修正します。


5256: file: max_descriptors : error

原因:

値が NULL か、または許容範囲 (1 〜 maxmax は、1 つのプロセスが作成できるファイル記述子の最大数) 外だったため、最大接続数を設定する要求に失敗しました。

対処方法:

cn=confignsslapd-maxconnections を調べて、その値が SC_OPEN_MAX システムパラメータより大きくなく、かつ 1 より小さくないことを確認します。


5385: Convert LDIF entry into LDAP entry fast method. Error: entry has no dn.

原因:

サーバーは、LDIF エントリを LDAP エントリに変換しようとして、エントリに DN がないことを検出しました。

対処方法:

エントリを調べ、DN があるか確認します。


5390: str2entry_dupcheck: entry has no dn.

原因:

サーバーは、文字列エントリを LDAP エントリに変換しようとして、エントリに DN がないことを検出しました。

対処方法:

エントリを調べ、DN があるか確認します。


5392: Error occurs while removing attribute values. Possible existing duplicate value for attribute type attribute found in entry entry.

原因:

属性値を削除しようとして、エラーが発生しました。これは、属性値が重複しているために発生することがあります。

対処方法:

削除しようしている属性値を確認します。


5393: str2entry_dupcheck: unexpected failure constructing the value tree.

原因:

サーバーは、値ツリーに値を追加できませんでした。

対処方法:

エラーログで詳細を確認します。


5394: Error occurs while removing attribute values. Possible existing duplicate value for attribute type type found in entry DN

原因:

エントリに重複した属性値があります。

対処方法:

属性を削除し、新しい値のセットを追加します。


5395: Attribute 'nscpEntryWSI’ can only be computed by root user.

原因:

ディレクトリマネージャー以外のユーザーは、属性 nscpEntryWSI を計算できません。

対処方法:

要求を行ったクライアントアプリケーションを確認します。この属性を計算できるようにするには、クライアントがルートとしてバインドする必要があります。


5396: Cannot compute ’nscpEntryWSI’ attribute because there is no pblock in the context

原因:

必要なパラメータブロック構造が使用できませんでした。

対処方法:

Sun の技術サポートに連絡してください。


5397: Existing duplicate values found in attribute “ type“ of entry “DN

原因:

エントリに重複した属性値があります。

対処方法:

属性を削除し、新しい値のセットを追加します。


5398: Duplicate value addition in attribute “ type” of entry “DN

原因:

クライアントが重複した属性値を追加しようとしています。

対処方法:

クライアントアプリケーションを修正します。


5399: occurred while removing attribute values. Could not find value number for attribute type (message).

原因:

属性値の削除中に、エラーが発生しました。この値が見つかりませんでした。

対処方法:

削除する属性値を確認します。


5505: Registration of extension failed.

原因:

プラグインがオブジェクトタイプの新しい拡張を登録しようとしましたが、そのオブジェクトタイプは少なくとも 1 つのオブジェクトによって使用されています。

対処方法:

プラグインのコードを修正します。


5506: Registration of extension extension by plug-in failed: number extensions already registered (max is max_ext).

原因:

Directory Server が登録しようとしたオブジェクト拡張の数が多すぎます。

対処方法:

プラグインの開発中に自分で破損した場合を除き、Sun の技術サポートに連絡してください。


5507: Number of extension users for extension is negative number.

原因:

Directory Server は、オブジェクト拡張の数が負の値であることを検出しました。

対処方法:

Sun の技術サポートに連絡してください。


5508: Registration of type object type failed. There is no more free slot in factory array for object type (current in use number max is number).

原因:

Directory Server は、ConnectionOperationEntryMapping Tree Node 以外のオブジェクトタイプを登録しようとしました。

対処方法:

プラグインの開発中に自分で破損した場合を除き、Sun の技術サポートに連絡してください。


5509: Trying to get extension on unregistered object type (object type identifier ID).

原因:

Directory Server は、登録されていないオブジェクトタイプを拡張しようとしました。

対処方法:

プラグインの開発中に自分で破損した場合を除き、Sun の技術サポートに連絡してください。


5510: Release extension on unregistered object type (object type identifier ID).

原因:

Directory Server は、登録されていないオブジェクトタイプの拡張を解放しようとしました。

対処方法:

プラグインの開発中に自分で破損した場合を除き、Sun の技術サポートに連絡してください。


5511: Plugin plug-in tries to register extension for object type that does not exist type.

原因:

Directory Server は、存在しないオブジェクトタイプを拡張しようとしました。

対処方法:

プラグインの開発中に自分で破損した場合を除き、Sun の技術サポートに連絡してください。


5635: Backend backend is already pointed to by another mapping tree node. Only one mapping tree node can point to a backend.

原因:

マッピングツリーノードの設定にエラーがあります。

対処方法:

マッピングツリーエントリの nsslapd-backend の値を確認します。

マッピングツリーノードの状態の値が正しいこと、および必要に応じて nsslapd-referral が正しく設定されていることを確認します。


5641: Could not find parent node for entry entry. Node parent is defaulting to root node.

原因:

現在のマッピングツリーノードの親ノードを特定できませんでした。

対処方法:

Directory Server の設定に含まれるエントリの nsslapd-parent-suffix 属性を確認します。


5642: Node node is either a 'backend' or 'referral on update' node therefore it must define a backend (attribute 'nsslapd-backend').

原因:

新しいマッピングツリーノードは、「backend」ノードまたは「referral on update」ノードですが、バックエンドが定義されていません。

対処方法:

Directory Server の設定に含まれるエントリの nsslapd-backend 属性を確認します。


5643: Node node is either a 'referral' or 'referral on update' node therefore it must define a referral (attribute 'nsslapd-referral').

原因:

新しいマッピングツリーノードは、「referral」ノードまたは「referral on update」ノードですが、リフェラルが定義されていません。

対処方法:

Directory Server の設定に含まれるエントリの nsslapd-referral 属性を確認します。


5644: Cannot load distribution plugin lib library for node node.

原因:

配布プラグインをロードできませんでした。

対処方法:

エラーログで詳細を確認します。このダイナミックライブラリが存在しないか、アクセス不可か、または存在しないほかのライブラリを使用している可能性があります。


5645: Node node wants to define a distribution plugin but either 'nsslapd-distribution-plugin' or 'nsslapd-distribution-funct' attribute is missing in the configuration file (dse.ldif).

原因:

エントリに配布プラグイン名または配布関数名がありません。

対処方法:

プラグイン設定エントリの nsslapd-distribution-plugin 属性と nsslapd-distribution-func 属性の値を確認します。


5648: Could not create mapping tree node for entry entry.

原因:

マッピングツリーノードを作成できませんでした。

対処方法:

エラーログで障害の形跡を調べるか、Sun の技術サポートに連絡してください。


5650: Modify (add or replace) callback for mapping tree: could not find parent for mapping tree node DN

原因:

次のいずれかです。

  • マッピングツリーの親がマッピングツリーの子のサフィックスではありません。

  • Directory Server は、CN または nsslapd-parent-suffix の変更中に新しい親を見つけることができませんでした。

対処方法:

変更がクライアントの要求によって開始された場合は、クライアントを修正します。それ以外の場合は、Sun の技術サポートに連絡してください。


5653: Distribution plugin returned wrong backend: backend index index (range 0..max) for entry DN at node DN

原因:

次のいずれかです。

  • nsslapd-distribution-func の属性値がありません。

  • 配布プラグインが不正なバックエンドインデックス値を返しました。

対処方法:

次の手順を実行します。

  • 配布プラグインの設定を確認します。

  • 配布プラグインを修正します。

    どちらの方法でも解決しない場合は、Sun の技術サポートに連絡してください。


5654: Distribution plugin not configured for mapping tree node DN

原因:

Directory Server が配布プラグインを使用しようとしましたが、配布プラグインが正しく設定されていませんでした。

対処方法:

配布プラグインの設定を確認します。


5659: Cannot find distribution function function in distribution plugin lib library for node node.

原因:

プラグインライブラリ内の配布関数を特定できませんでした。

対処方法:

エラーログで詳細を確認します。このダイナミックライブラリが存在しないか、アクセス不可か、または存在しないほかのライブラリを使用している可能性があります。


5889: Could not create lock for Schema DSE

原因:

Directory Server は、スキーマのサブエントリ用のロックを作成できませんでした。

対処方法:

Directory Server がほかのアプリケーションとシステムリソースを争奪する必要がないことを確認します。


5890: No schema files were found in the directory directory_name.

原因:

スキーマディレクトリにスキーマファイルがありません。

対処方法:

バックアップまたは CD イメージからデフォルトのスキーマファイルを復元します。


5891: Could not add attribute type “objectClass” to the schema: message

原因:

Directory Server は、デフォルトの objectclass スキーマ定義を作成できませんでした。

対処方法:

Sun の技術サポートに連絡してください。


5892: Could not add attribute type “aci” to the schema: message

原因:

Directory Server は、デフォルトの aci スキーマ定義を作成できませんでした。

対処方法:

Sun の技術サポートに連絡してください。


5893: Entry entry required attribute objectclass is missing.

原因:

指定されたエントリが objectclass 属性なしで追加されました。

対処方法:

エントリを追加したアプリケーションを確認します。


5894: Entry entry has unknown objectclass.

原因:

objectclass が不明なエントリが追加または変更されました。

対処方法:

エントリを追加または変更したアプリケーションを確認します。


5895: Entry entry single-valued attribute has multiple values.

原因:

追加または変更されたエントリが無効です。単一値の属性に複数の値があります。

対処方法:

エントリを追加または変更したアプリケーションを確認します。


5896: Entry entry attribute attribute required by objectclass objectclass is missing.

原因:

追加または変更されたエントリに必須属性がありません。

対処方法:

エントリを追加または変更したアプリケーションを確認します。


5897: Entry entry attribute attribute is not allowed.

原因:

追加または変更されたエントリに無効な属性が含まれています。

対処方法:

エントリを追加または変更したアプリケーションを確認します。


5898: No attribute types to iterate through internally

原因:

Directory Server は、空の属性タイプリストを取得しました。

対処方法:

Sun の技術サポートに連絡してください。


5899: No OID found in schema for syntax syntax

原因:

Directory Server は、この OID と一致する OID をスキーマ内で見つけることができませんでした。

対処方法:

スキーマまたはクライアントを修正します。どちらを修正しても問題が解決しない場合は、Sun の技術サポートに連絡してください。


5900: Missing value for objectClasses attribute.

原因:

スキーマ LDIF ファイルの解析中に、objectClasses 属性の値が指定されていませんでした。

対処方法:

スキーマ LDIF ファイルまたはスキーマ変更要求を確認します。


5901: No name or OID specified for checking schema

原因:

内部エラー

対処方法:

Sun の技術サポートに連絡してください。


5906: Value has invalid syntax (not syntax ): attr=value

原因:

無効な属性構文のエントリが追加または変更されました。

対処方法:

エントリを追加または変更したアプリケーションを確認します。


8194: Replication session aborted for agreement agreement_name because consumer replica is disabled.

原因:

コンシューマが無効になっているエラーを返しました。つまり、コンシューマはレプリケーション更新を受け取ることができる状態になっていません。

対処方法:

コンシューマレプリカを有効にします。コンシューマを再度初期化することが必要な場合もあります。


8195: Pending changes: error value.

原因:

更新履歴ログの巡回に失敗しました。

対処方法:

レプリケーションが正常に機能していることを確認します。それには、insync ユーティリティーを使用してレプリケーションアグリーメントオブジェクトを確認します。

エラーログのエラーコードで詳細を確認します。


8196: Bad Window size value for agreement agreement_name .

原因:

ds5ReplicaTransportWindowSize 属性の値が無効です。

対処方法:

レプリケーションアグリーメントを定義している Directory Server の設定を確認します。

対処方法:

レプリケーションアグリーメントに対して試行された変更操作を確認します。


8197: Bad Group size value for agreement agreement_name .

原因:

ds5ReplicaTransportGroupSize 属性の値が無効です。

対処方法:

レプリケーションアグリーメントを定義している Directory Server の設定を確認します。

対処方法:

レプリケーションアグリーメントに対して試行された変更を確認します。


8198: Bad Compression Level value for agreement agreement_name.

原因:

ds5ReplicaTransportCompressionLevel 属性の値が無効です。

対処方法:

レプリケーションアグリーメントを定義している Directory Server の設定を確認します。

対処方法:

レプリケーションアグリーメントに対して試行された変更を確認します。


8199: Modification of attribute_name attribute is not allowed - agreement agreement_name.

原因:

ユーザーは、指定されたレプリケーションアグリーメント属性の変更を許可されていません。

対処方法:

レプリケーションアグリーメントを定義している Directory Server の設定を確認します。

対処方法:

レプリケーションアグリーメントに対して試行された変更を確認します。


8200: Failed to update flag to force 5.1 Replication protocol for agreement agreement_name.

原因:

レプリケーションアグリーメントが停止中です。

対処方法:

アグリーメントの停止が完了してから再試行します。


8201: Failed to update the state (enable/disable) of the agreement agreement

原因:

このアグリーメントのレプリケーションが停止中です。

対処方法:

アグリーメントの停止が完了してから再試行します。


8202: Unknown replication agreement

原因:

指定された DN を持つレプリケーションアグリーメントが見つかりませんでした。

対処方法:

指定された DN とすべてのレプリケーションアグリーメントを確認します。

対処方法:

このエラーがクライアントアプリケーションに含まれていないことを確認します。


8203: Failed to update partial replication checksum for agreement agreement

原因:

次のいずれかです。

  1. 部分レプリケーションのために提供されたチェックサムの値が無効でした。

  2. このアグリーメントのレプリケーションが停止中です。

対処方法:

アグリーメントの停止が完了してから再試行します。


8204: Refusing to update partial replication checksum for agreement agreement_name permission denied.

原因:

サーバーは、内部操作でしか許可されない更新操作を受け取りました。

対処方法:

禁止されている更新操作を送信したクライアントを確認します。


8205: Failed to update Bind Method for agreement agreement

原因:

レプリケーションアグリーメントが停止中です。

対処方法:

アグリーメントの停止が完了してから再試行します。


8206: Failed to update Transport Information for agreement agreement

原因:

レプリケーションアグリーメントが停止中です。

対処方法:

アグリーメントの停止が完了してから再試行します。


8207: Failed to update Bind DN for agreement agreement

原因:

レプリケーションアグリーメントが停止中です。

対処方法:

アグリーメントの停止が完了してから再試行します。


8208: Failed to update TimeOut value for agreement agreement

原因:

次のいずれかです。

  1. クライアントが無効な属性のタイプまたは値を設定しようとしました。

  2. このアグリーメントのレプリケーションが停止中です。

対処方法:

次の手順を実行します。

  1. クライアントアプリケーションを確認します。

  2. アグリーメントの停止が完了してから再試行します。


8209: Failed to update Credentials for agreement agreement

原因:

次のいずれかです。

  1. クライアントが無効な属性のタイプまたは値を設定しようとしました。

  2. このアグリーメントのレプリケーションが停止中です。

対処方法:

次の手順を実行します。

  1. クライアントアプリケーションを確認します。

  2. アグリーメントの停止が完了してから再試行します。


8210: No value supplied for attr attribute

原因:

指定された属性の値が設定されていませんでした。

対処方法:

次の手順を実行します。

  1. クライアントアプリケーションを確認します。

  2. アグリーメントの停止が完了してから再試行します。


8211: Invalid value value supplied for attr attribute

原因:

指定された属性に設定された値が有効な値ではありません。

対処方法:

次の手順を実行します。

  1. クライアントアプリケーションを確認します。

  2. アグリーメントの停止が完了してから再試行します。


8212: Failed to update replication schedule for agreement agreement_name.

原因:

次のいずれかです。

  1. レプリケーションスケジュールの形式が無効です。

  2. レプリケーションアグリーメントが停止中です。

対処方法:

次の手順を実行します。

  1. クライアントアプリケーションを確認します。

  2. アグリーメントの停止が完了してから再試行します。


8213: Failed to update Partial Replication Configuration for agreement agreement_name. The agreement needs to be disabled first.

原因:

有効になっているレプリケーションアグリーメントで、部分レプリケーションの設定を変更しようとしました。

対処方法:

部分レプリケーションの設定を変更するには、最初にレプリケーションアグリーメントを無効にします。


8215: Partial replication not started for agreement agreement_name.

原因:

部分レプリケーションが開始されていません。

対処方法:

このレプリケーションアグリーメントの設定 (特に、部分レプリケーションの設定エントリ) を確認します。Directory Service Control Center で、このアグリーメントの部分レプリケーション機能を開始します。


8216: Partial replication pointed to by this entry has been modified. Please update the current configuration on this supplier or re-initialize consumer accordingly.

原因:

部分レプリケーションの設定が変更されています。

対処方法:

サプライヤの現在の設定を更新するか、コンシューマを再度初期化します。


8218: Replication protocol v5.0 not supported for consumer.

原因:

このコンシューマでは Version 5 のレプリケーションプロトコルがサポートされていません。

対処方法:

指定されたコンシューマで実行されている Directory Server のバージョンを確認します。


8219: Could not parse update vector for replica replica_name. The replica must be reinitialized.

原因:

サーバーは、指定されたレプリカの更新ベクトルを解析できませんでした。

対処方法:

コンシューマが開始要求中にレプリカ更新ベクトル (RUV) を送信したことを確認します。


8220: Too much time skew between replicas for [ consumer:port]

原因:

指定されたレプリカ間の時間差が大きすぎて、レプリケーションが正常に機能しません。

対処方法:

サプライヤマシンとコンシューママシンの日付および時刻が同じであることを確認します。時間情報プロトコル (NTP) の使用をお勧めします。


8221: Failed and requires administrator action.

原因:

増分更新中に致命的エラーが発生しました。このコンシューマのレプリケーションは無効になります。

対処方法:

コンシューマのエラーログで詳細を確認します。レプリケーションアグリーメントを更新し、更新を再初期化することにより、レプリケーションを再開します。


8222: search_in_ruv_storage_entry: replica ruv tombstone entry for replica DN not found

原因:

Directory Server は、このサフィックスのデータベースでレプリケーション更新ベクトルの格納エントリを読み取ることができませんでした。

対処方法:

このサフィックスのレプリケーションを再度初期化します。


8223: Invalid value value supplied for attr attribute

原因:

指定された属性に設定された値が有効な値ではありません。

対処方法:

次の手順を実行します。

  1. クライアントアプリケーションを確認します。

  2. アグリーメントの停止が完了してから再試行します。


8225: Replica_write_partial_repl_checksum: failed to update partial repl checksum with value value for replica replica. LDAP error.

原因:

レプリカエントリに属性値を書き込んでいるときに、エラーが発生しました。

このエラーが発生すると、サーバーの稼働中は問題ありませんが、次回サーバーが再起動したときにレプリケーションが正常に機能しなくなることがあります。

このエラーは、重要なレプリケーション設定属性の値を Directory Server の設定に永続的に保存できないときに発生します。

対処方法:

サーバーをただちに停止し、Directory Server の設定に含まれるこのサフィックスの cn=replica エントリを確認します。dsfilterspconfigchecksum 属性がエントリ内に存在する場合は、エラーログに記録された値をこの属性の値として設定します。dsfilterspconfigchecksum 属性がエントリ内に存在しない場合は、この属性を追加し、エラーログに記録された値をその値として設定します。サーバーを再起動します。


8226: replica_write_last_init_time: failed to update last init timestamp with value value for replica replica. LDAP error.

原因:

レプリカエントリに属性値を書き込んでいるときに、エラーが発生しました。

このエラーが発生すると、サーバーの稼働中は問題ありませんが、次回サーバーが再起動したときにレプリケーションが正常に機能しなくなることがあります。

このエラーは、重要なレプリケーション設定属性の値を Directory Server の設定に保存できないときに発生します。

対処方法:

サーバーをただちに停止し、Directory Server の設定に含まれるこのサフィックスの cn=replica エントリを確認します。lastInitTimeStamp 属性がエントリ内に存在する場合は、エラーログに記録された値をこの属性の値として設定します。lastInitTimeStamp 属性がエントリ内に存在しない場合は、この属性を追加し、エラーログに記録された値をその値として設定します。サーバーを再起動します。


8227: Unable to read user schema.

原因:

サーバーが、自身の内部スキーマエントリにアクセスできませんでした。

対処方法:

サーバーを停止して再起動します。これで問題が解決しない場合は、Sun の技術サポートに連絡してください。


8228: Bind error for agreement: .agreement.

原因:

レプリケーションプロトコルのバインドエラーが発生しました。

対処方法:

コンシューマが起動され、稼動中であることを確認します。


8229: Failed to start a total update session.

原因:

サーバーは、レプリケーションの全体更新セッションを開始できませんでした。

対処方法:

コンシューマが起動され、稼動中であることを確認します。


8230: Failed to create directory for changelog changelog error error.

原因:

パス名が無効か、更新履歴ログディレクトリを作成するためのアクセス権が不足しています。

対処方法:

パスが有効であること、およびディレクトリを作成するための十分なアクセス権限があることを確認します。


8232: Removal of changelog file filename failed.

原因:

データベースエラーが発生しました。

対処方法:

対応するデータベースエラーコードを確認し、データベースの問題に応じた処置を行います。


8234: Changelog is not initialized.

原因:

更新履歴ログが初期化されていないか、更新履歴ログサービスが起動されていないときに更新履歴ログのクリーンアップパラメータを設定しようとしました。

対処方法:

更新履歴ログサービスが有効になっていることを確認します。


8235: Failed to initialize the changelog resource , error ID

原因:

Directory Server は、重要なリソースを初期化できませんでした。

対処方法:

Directory Server がほかのアプリケーションとシステムリソースを争奪する必要がないことを確認します。

Directory Server を再起動します。


8236: Failed to open changelog.

原因:

原因として、データベースまたはファイルのアクセスに問題があることが考えられます。

対処方法:

レプリケーションログを有効にして操作を再試行し、追加情報がエラーログに出力されるかどうかを確認します。


8237: Changelog is in invalid state (state instead of state)

原因:

更新履歴ログサービスが予期したとおりに停止しませんでした。

対処方法:

Directory Server を再起動します。


8238: Failed to start changelog monitoring threads (error)

原因:

Directory Server は、更新履歴ログの管理に必要なスレッドを起動できませんでした。

対処方法:

十分なスレッドが使用可能であること、および Directory Server がほかのアプリケーションとシステムリソースを争奪する必要がないことを確認します。


8239: Removal of changelog file filename failed, file not removed

原因:

Directory Server は、このファイルを削除できませんでした。

対処方法:

Directory Server を再起動します。


8240: allocation failed while converting entry to data (size size)

原因:

Directory Server は、更新履歴ログエントリをデータに変換するための十分なメモリーを割り当てることができませんでした。

対処方法:

Directory Server が十分なメモリーを使用できることを確認します。

Directory Server が停止している場合は再起動します。


8241: Change record has an invalid data version

原因:

データベース内の変更レコードに無効なバージョン番号があります。

対処方法:

次の手順を実行します。

  1. このデータベースのレプリケーションを無効にし、再度有効にします。

  2. サーバーを再度初期化します。

  3. Sun の技術サポートに連絡してください。


8242: Change record has an invalid operation type.

原因:

更新履歴ログに無効な変更レコードがあります。

対処方法:

通常、このエラーは発生しないはずです。発生した場合は、更新履歴ログが破損している可能性があります。その場合は、データの再読み込みを行うか、レプリケーションを無効にしてから有効にすることにより、このデータベースの更新履歴ログをリセットします。これで問題が解決しない場合は、Sun の技術サポートに連絡してください。


8243: Failed to begin transaction for trimming DB error.

原因:

トランザクションの開始中にデータベースエラーが発生しました。リソースに問題がある可能性があります。

対処方法:

データベースエラーを確認し、エラーコードに応じた処置を行います。Directory Server では、Sleepycat Software の Berkeley DB が使用されています。


8244: Failed to abort transaction for trimming DB error.

原因:

トランザクションの中止処理中にデータベースエラーが発生しました。リソースに問題がある可能性があります。

対処方法:

対応するデータベースエラーコードを確認し、データベースの問題に応じた処置を行います。


8245: Failed to commit transaction for trimming DB error.

原因:

トランザクションのコミット中にデータベースエラーが発生しました。リソースに問題がある可能性があります。

対処方法:

対応するデータベースエラーコードを確認し、データベースの問題に応じた処置を行います。


8246: Failed to begin transaction for writing changelog changelog RUV DB error.

原因:

トランザクションの開始中にデータベースエラーが発生しました。リソースに問題がある可能性があります。

対処方法:

対応するデータベースエラーコードを確認し、データベースの問題に応じた処置を行います。


8247: Failed to abort transaction for writing changelog changelog RUV DB error.

原因:

データベースエラーが発生しました。リソースに問題がある可能性があります。

対処方法:

対応するデータベースエラーコードを確認し、データベースの問題に応じた処置を行います。


8248: Failed to commit transaction for writing changelog changelog RUV DB error.

原因:

トランザクションの中止処理中にデータベースエラーが発生しました。リソースに問題がある可能性があります。

対処方法:

対応するデータベースエラーコードを確認し、データベースの問題に応じた処置を行います。


8249: Writing the changelog changelog RUV in the file filename failed DB error.

原因:

トランザクションのコミット中にデータベースエラーが発生しました。リソースに問題がある可能性があります。

対処方法:

対応するデータベースエラーコードを確認し、データベースの問題に応じた処置を行います。


8250: Failed to begin transaction for writing change count entry DB error.

原因:

データベースエラーが発生しました。リソースに問題がある可能性があります。

対処方法:

対応するデータベースエラーコードを確認し、データベースの問題に応じた処置を行います。


8251: Failed to abort transaction for writing change count entry DB error.

原因:

データベースエラーが発生しました。リソースに問題がある可能性があります。

対処方法:

対応するデータベースエラーコードを確認し、データベースの問題に応じた処置を行います。


8252: Failed to commit transaction for writing change count entry DB error.

原因:

データベースエラーが発生しました。リソースに問題がある可能性があります。

対処方法:

対応するデータベースエラーコードを確認し、データベースの問題に応じた処置を行います。


8253: Failed to write change count entry to the file filename DB error.

原因:

データベースエラーが発生しました。リソースに問題がある可能性があります。

対処方法:

対応するデータベースエラーコードを確認し、データベースの問題に応じた処置を行います。


8254: allocation failed while converting change to ldif (size size)

原因:

Directory Server は、変更レコードを LDIF に変換するための十分なメモリーを割り当てることができませんでした。

対処方法:

Directory Server が十分なメモリーを使用できることを確認します。

Directory Server が停止している場合は再起動します。


8255: Change record from LDIF has an invalid data format. Record rejected

原因:

Directory Server は、LDIF から更新履歴ログレコードを読み込んでいるときに無効なデータを検出しました。

対処方法:

LDIF ファイルが有効であることを確認します。


8256: Failed to begin transaction for writing change operation DB error.

原因:

データベースエラーが発生しました。

対処方法:

対応するデータベースエラーコードを確認し、データベースの問題に応じた処置を行います。


8257: Failed to abort transaction for writing change operation DB error.

原因:

データベースエラーが発生しました。

対処方法:

対応するデータベースエラーコードを確認し、データベースの問題に応じた処置を行います。


8258: Failed to commit transaction for writing change operation DB error.

原因:

データベースエラーが発生しました。

対処方法:

対応するデータベースエラーコードを確認し、データベースの問題に応じた処置を行います。


8259: Failed to write change operation with CSN number. DB error.

原因:

データベースエラーが発生しました。

対処方法:

対応するデータベースエラーコードを確認し、データベースの問題に応じた処置を行います。


8260: Failed to create cursor for retrieving first change DB error.

原因:

データベースエラーが発生しました。

対処方法:

対応するデータベースエラーコードを確認し、データベースの問題に応じた処置を行います。


8261: Failed to retrieve first change DB error.

原因:

データベースエラーが発生しました。

対処方法:

対応するデータベースエラーコードを確認し、データベースの問題に応じた処置を行います。


8262: Failed to retrieve the next change DB error.

原因:

データベースエラーが発生しました。

対処方法:

対応するデータベースエラーコードを確認し、データベースの問題に応じた処置を行います。


8263: Failed to delete the current change DB error.

原因:

データベースエラーが発生しました。

対処方法:

対応するデータベースエラーコードを確認し、データベースの問題に応じた処置を行います。


8264: Failed to position in db at CSN number . DB error.

原因:

データベースエラーが発生しました。

対処方法:

対応するデータベースエラーコードを確認し、データベースの問題に応じた処置を行います。


8265: allocation failed while creating changelog file for replica replica

原因:

Directory Server は、更新履歴ログファイルを作成するための十分なメモリーを割り当てることができませんでした。

対処方法:

Directory Server が十分なメモリーを使用できることを確認します。

Directory Server が停止している場合は再起動します。


8266: Failed to open changelog file for replica replica. DB error.

原因:

内部データベースエラーが発生しました。

対処方法:

対応するデータベースエラーコードを確認し、データベースの問題に応じた処置を行います。


8267: Failed to retrieve change count from changelog for replica replica.

原因:

サーバーは、更新履歴ログのエントリ数を取得できませんでした。

対処方法:

レプリケーションログを有効にし、個々のレプリケーションエラーコードで詳細を確認します。


8268: Failed to close changelog file filename . DB error.

原因:

データベースエラーが発生しました。

対処方法:

対応するデータベースエラーコードを確認し、データベースの問題に応じた処置を行います。


8269: Failed to write content of changelog file filename to ldif file

原因:

Directory Server は、更新履歴ログをエクスポートできませんでした。

対処方法:

ディスク容量を確認し、ファイルシステムを確認します。


8270: Failed to retrieve change from changelog file filename while exporting to ldif error code

原因:

内部エラー

対処方法:

Sun の技術サポートに連絡してください。


8271: Consumer replica replica_name has an invalid RUV.

原因:

コンシューマによって返されたレプリケーション更新ベクトルを解析できませんでした。または、レプリケーション更新ベクトルによって問題が発生しました。

対処方法:

コンシューマの設定を確認します。コンシューマを再度初期化することが必要な場合があります。


8272: Replication session aborted for agreement agreement_name because consumer replica is disabled.

原因:

コンシューマが無効になっているエラーを返しました。つまり、コンシューマはレプリケーション更新を受け取る状態になっていません。

対処方法:

コンシューマレプリカを有効にします。コンシューマを再度初期化することが必要な場合もあります。


8276: Failed to start Replication Session for suffix suffix_name.

原因:

レプリカはまだ設定中です。レプリケーションセッションをまだ受け入れることができません。

対処方法:

設定が完了してからサプライヤのレプリケーションを再起動します。


8277: Failed to start Replication Session for suffix suffix_name.

原因:

このサフィックスにレプリカが定義されていないため、レプリケーションセッションを受け入れることができません。

対処方法:

サプライヤのレプリケーションアグリーメントが正しいことを確認します。コンシューマのレプリケーションを有効にします。


8278: Failed to start Replication Session for suffix suffix_name.

原因:

コンシューマは、旧バージョンのレプリカとして設定されているため、マルチマスターレプリケーションを受け入れることができません。

対処方法:

レプリケーショントポロジを修正します。


8279: Failed to start Replication Session for suffix suffix_name.

原因:

コンシューマがレプリケーションの権限を拒否しています。

対処方法:

レプリケーションのアイデンティティーが正しく定義され、サプライヤが使用しているものと一致することを確認します。


8280: Failed to start Replication Session for suffix suffix_name.

原因:

内部エラー

対処方法:

Sun の技術サポートに連絡してください。


8281: Failed to start Replication Session for suffix suffix_name.

原因:

コンシューマは、まだ初期化されていないため、変更を受け入れることができません。

対処方法:

コンシューマをオンラインまたはオフラインで初期化します。


8282: Failed to start Replication Session for suffix suffix_name.

原因:

コンシューマがサプライヤと同じレプリカ ID を持っているようです (両方ともマスター)。

対処方法:

レプリケーションを無効にし、どちらかのサーバーに別のレプリカ ID を設定してから、レプリケーションを再度有効にします。


8283: Failed to start Replication Session for suffix suffix_name.

原因:

コンシューマのレプリカは、レプリケーションセッションのためにすでにビジー状態です。

対処方法:

しばらく待ってから再試行します。このエラーが解決しない場合は、サーバーを再起動します。


8284: Failed to start Replication Session for suffix suffix_name.

原因:

コンシューマサーバーがマスターであるため、部分レプリカを受け入れることができません。

対処方法:

コンシューマを読み取り専用サーバーにするか、レプリケーションアグリーメントから部分レプリケーションの設定を除外します。


8285: Failed to start Replication Session for suffix suffix_name.

原因:

Directory Server は、無効なマッピングツリーの状態を検出しました。

対処方法:

マッピングツリーの状態を確認します。


8286: Abort Replication Session for suffix suffix_name.

原因:

Directory Server は、レプリケーションプロトコル違反を検出しました。

対処方法:

詳細なエラーメッセージに基づいて処置を行います。

必要に応じて、Sun の技術サポートに連絡してください。


8287: Bad Group Packet size value for agreement agreement_name.

原因:

ds5ReplicaTransportGrpPktSize 属性の値が無効です。

対処方法:

レプリケーションアグリーメントを定義している Directory Server の設定を確認します。

対処方法:

レプリケーションアグリーメントに対して試行された変更を確認します。


8288: Bad Concurrency Level value for agreement agreement_name.

原因:

ds5ReplicaTransportConcurrencyLevel 属性の値が無効です。

対処方法:

レプリケーションアグリーメントを定義している Directory Server の設定を確認します。

対処方法:

レプリケーションアグリーメントに対して試行された変更を確認します。


8292: Total update of a consumer consumer with an empty database is not allowed.

原因:

コンシューマの初期化が要求されましたが、サプライヤのデータベースが空です。

対処方法:

サプライヤにデータを読み込んでから、そのサプライヤを使用してコンシューマの初期化を試行します。


8293: A fatal problem occurred on the consumer side: consumer with error error.

原因:

リモートのコンシューマに致命的な問題が発生しました。

対処方法:

コンシューマのエラーログで詳細を確認します。問題を解決したあとは、レプリケーションアグリーメントを更新し、更新をふたたび開始する必要があります。


8294: _cl5TrimFile: Removing changelog file filename as it belongs to an unexisting replica.

原因:

更新履歴ログファイルに、設定が削除されたレプリカからのデータ変更が含まれています。

対処方法:

処置は必要ありません。これは情報メッセージです。


8296: [S] Unable to start a replication session with MODDN enabled. The consumer name does not support MODDN operations.

原因:

DN 変更を使用するには、レプリケーショントポロジ内のすべてのサーバーが DN 変更をサポートする必要があります。

対処方法:

コンシューマサーバーをアップグレードするか、または DN 変更操作を有効にしないようにします。


8297: [C] Start replication request: Unknown tag while decoding tag

原因:

要求が正しくエンコードされていなかったため、プロトコルエラーが発生しました。

対処方法:

Sun の技術サポートに連絡してください。


8298: [C] Start replication request, failed to decode end of sequence

原因:

要求が正しくエンコードされていなかったため、プロトコルエラーが発生しました。

対処方法:

Sun の技術サポートに連絡してください。


8299: Internal Error: [C] while decoding optional csn (partial or medium consistency replication)

原因:

要求が正しくエンコードされていなかったため、プロトコルエラーが発生しました。

対処方法:

Sun の技術サポートに連絡してください。


8300: Internal Error: [C] while parsing optional CSN CSN

原因:

要求が正しくエンコードされていなかったため、プロトコルエラーが発生しました。

対処方法:

Sun の技術サポートに連絡してください。


8301: Protocol Error: [C] while decoding optional csn, bad end of sequence

原因:

要求が正しくエンコードされていなかったため、プロトコルエラーが発生しました。

対処方法:

Sun の技術サポートに連絡してください。


8302: Decoding replicate entry failed.

原因:

プロトコルエラーが発生しました。エントリが正しくエンコードされていませんでした。

対処方法:

エラーコードを確認し、Sun の技術サポートに連絡してください。


8303: Failed with error code error.

原因:

ローカルのコンシューマ上でスキーマのレプリケーションに失敗しました。

対処方法:

エラーコードを確認し、Sun の技術サポートに連絡してください。


8304: Protocol Error: [C] Decoding replication control request failed

原因:

要求が正しくエンコードされていなかったため、プロトコルエラーが発生しました。

対処方法:

Sun の技術サポートに連絡してください。


8305: Protocol Error: [C] Decoding replication control request failed to get control type

原因:

要求が正しくエンコードされていなかったため、プロトコルエラーが発生しました。

対処方法:

Sun の技術サポートに連絡してください。


8306: Protocol Error: [C] Decoding database entries request failed

原因:

エントリが正しくエンコードされていなかったため、プロトコルエラーが発生しました。

対処方法:

Sun の技術サポートに連絡してください。


8307: Failed to import database entry.

原因:

インポートキューにエントリを追加しているとき、またはサプライヤにエントリを通知しているときに、内部エラーが発生しました。

対処方法:

エラーログでディスク容量に問題がないかどうかを確認し、データベースを再度初期化します。問題が解決しない場合は、Sun の技術サポートに連絡してください。


8308: Invalid change_operation: entry_UUID entry CSN CSN_value.

原因:

不正な形式の変更を受け取りました。

対処方法:

Sun の技術サポートに連絡してください。


8309: [C] Pblock allocation failed while decoding replay changes request for operation-code operation on DN DN

原因:

サーバーは、操作を完了するための十分なメモリーを割り当てることができませんでした。

対処方法:

空きメモリーが十分にあることを確認し、サーバーを再起動します。


8310: Protocol error: [C] Detected unsupported operation (operation) in replay changes request

原因:

サーバーは、このバージョンでサポートされない操作を受け取りました。

対処方法:

レプリケーショントポロジ内のサーバーが互換性のあるバージョンのレプリケーションプロトコルを使用していることを確認します。古いバージョンのレプリケーションプロトコルを使用する旧バージョンのサーバーが実行されている可能性があります。


8311: Unexpected operation sequence number value (expecting value).

原因:

レプリケートされた操作の順序付けで内部エラーが発生しました。

対処方法:

Sun の技術サポートに連絡してください。


8312: Replay of pending changes failed returning.

原因:

レプリケートされた変更をこのコンシューマに適用できませんでした。

対処方法:

エラーコードを確認します。削除操作によってリターンコード 32 が生成された可能性があります。このエラーコードは無害です (複数のマスター間での変更の依存関係)。

このエラーが解決しない場合は、Sun の技術サポートに連絡してください。


8313: Internal Error: [C] Decoding of group of changes failed, returning error-code

原因:

レプリケーション変更のグループが正しくエンコードされていなかったため、プロトコルエラーが発生しました。

対処方法:

Sun の技術サポートに連絡してください。


8314: Protocol error received a response instead of a request

原因:

要求が想定されたときに応答を受け取りました。

対処方法:

Sun の技術サポートに連絡してください。


8315: [C] Failed to add op op_num csn CSN to the pending list (err=code)

原因:

次のいずれかです。

  • コンシューマの設定が無効です。

  • コンシューマが初期化されていません。

  • 読み取り専用のレプリカに書き込もうとしました。

  • 関連する変更はすでに適用されています。

対処方法:

レプリカのタイプが適切であることを確認します。

対処方法:

コンシューマレプリカの設定を確認します。必要に応じて、コンシューマを初期化します。


8318: [S] Bind failed with response: error_code .

原因:

認証に失敗しました。原因として、ホストとポートの無効な組み合わせ、無効なアイデンティティー、またはコンシューマがダウンしていることが考えられます。

対処方法:

エラーコードを確認し、レプリケーションアグリーメントを修正します。コンシューマを再起動することが必要な場合があります。


8319: [S] Start Failed with response: error_code .

原因:

レプリケーションを開始できませんでした。これは、レプリケーション設定のエラーによって発生する可能性があります。

対処方法:

エラーログで詳細を確認します。また、コンシューマのエラーログも確認します。


8320: [S] End Failed with response: error_code .

原因:

レプリケーションを終了できませんでした。これは、ネットワークの機能停止が起きた場合、コンシューマがダウンしている場合、またはコンシューマが接続をすでに切断した場合に発生することがあります。

対処方法:

エラーログで詳細を確認します。また、コンシューマのエラーログも確認します。


8321: Failed to close old changelog file file-name DB error error-code - error-message

原因:

データベースエラーが発生しました。

対処方法:

データベースエラーによっては、レプリカを初期化する必要があります。


8322: DB error error-code - error-message

原因:

データベースエラーが発生しました。

対処方法:

データベースエラーによっては、レプリカを初期化する必要があります。


8323: DB error error-code - error-message

原因:

データベースエラーが発生しました。

対処方法:

データベースエラーによっては、レプリカを初期化する必要があります。


8324: [C] Consumer has decided to prioritize a total update regarding incremental sessions

原因:

初期化の要求がほかのレプリケーションセッションより優先されています。

対処方法:

ありません。


8325: replica_write_partial_repl_checksum: failed to update partial repl checksum with value (value) (error-message LDAP error - error-code)

原因:

サーバーは、レプリカエントリの内部に属性値を書き込むときに、問題を検出しました。

対処方法:

これは、サーバーの稼働中はおそらく問題ありませんが、次回サーバーが再起動したときにレプリケーションを中断させる重大なエラーになる可能性があります。これは、重要なレプリケーション設定属性の値を Directory Server の設定に永続的に保存できないために発生します。この問題を回避するには、サーバーをただちに停止し、Directory Server 設定ファイルに含まれるこのサフィックスの cn=replica エントリを確認します。dsfilterspconfigchecksum 属性がエントリ内にすでに存在する場合は、エラーログに記録された値を使用します。dsfilterspconfigchecksum がエントリ内にまだ存在しない場合は、エラーログで推奨された値を使用します。次に、サーバーを再起動します。


8326: replica_write_partial_repl_checksum: failed to update last init timestamp with value (value) (error-message LDAP error - error-code)

原因:

サーバーは、レプリカエントリの内部に属性値を書き込むときに、問題を検出しました。

対処方法:

これは、サーバーの稼働中はおそらく問題ありませんが、次回サーバーが再起動したときにレプリケーションを中断させる重大なエラーになる可能性があります。これは、重要なレプリケーション設定属性の値を Directory Server の設定に永続的に保存できないために発生します。この問題を回避するには、サーバーをただちに停止し、Directory Server 設定ファイルに含まれるこのサフィックスの cn=replica エントリを確認します。dsfilterspconfigchecksum 属性がエントリ内にすでに存在する場合は、エラーログに記録された値を使用します。dsfilterspconfigchecksum がエントリ内にまだ存在しない場合は、エラーログで推奨された値を使用します。次に、サーバーを再起動します。


8327: Changelog directory error-code could not be created

原因:

サーバーは、ファイルシステム上にレプリケーションの更新履歴ログディレクトリを作成できませんでした。

対処方法:

instance-path の下にディレクトリを作成するためのアクセス権がサーバーユーザーにあることを確認します。


8328: invalid priority rule : error-message

原因:

優先順位付きレプリケーション設定が有効ではありません。

対処方法:

エラーメッセージで説明されているような有効なレプリケーション優先順位を指定していることを確認します。


8328: Cannot Delete priority rule : error-message

原因:

優先順位付きレプリケーション値を削除できません。

対処方法:

エラーメッセージで説明されているような有効なレプリケーション優先順位を指定していることを確認します。


8329: Ignored invalid priority rule : error-message

原因:

優先順位付きレプリケーション設定が有効ではありません。

対処方法:

エラーメッセージで説明されているような有効なレプリケーション優先順位を指定していることを確認します。


8330: Failed to write change operation with CSN CSN to database DB error error-code - error-message

原因:

サーバーは、レプリケーションの更新履歴ログデータベースに書き込むことができませんでした。

対処方法:

ファイルシステムのアクセス権を確認し、サーバーを再起動します。


8331: Unable to demote a hub to a read-only replica if some replication agreements are enabled

原因:

サーバーを専用コンシューマロールに降格できませんでした。

対処方法:

更新を必要とするレプリケーションアグリーメントをあらかじめハブから除外します。


12289: PR_Accept() failed error variable (variable )

原因:

この問題は variable によって異なり、Netscape Portable Runtime (NSPR) エラーのレイヤーに基づいています。

対処方法:

バインドしようとした TCP ポートがすでに使用されていることが問題の原因であると判断した場合は、次の処置を検討します。

  • 別のポートを使用して、サーバーを再起動します。

  • そのポートにバインドされたアプリケーションを停止し、サーバーを再起動します。


12290: PR_GetIPNodeByName(variable) failed errno error (message)

原因:

ネームサービスの設定にエラーがあります。

対処方法:

ネームサービスに listen host (variable) を追加します。


12291: No port to listen on.

原因:

LDAP ポートが設定内にありません。

対処方法:

設定ファイルに LDAP ポートを追加するか、コマンド行を使用します。


12292: Unable to create time thread (variable - variable) - shutting down.

原因:

システムエラー。原因としてリソースの問題が考えられます。

対処方法:

コンピュータ上のリソースを解放し、サーバーを再起動します。


12293: Too many open file descriptors - not listening on new connection.

原因:

設定ファイル内にエラーがあります。reservedfd 属性を参照してください。

対処方法:

設定ファイル内の nsslapd-maxdescriptors の値を増やすことにより、ファイル記述子の最大数を増やします。または、Directory Server の設定を確認し、リソースの使用量 (スレッドの数やバックエンドの数など) を減らします。


12294: Not enough descriptors to accept any additional connections.

原因:

新しい接続を受け入れるためのファイル記述子が不足しています。これは、次の場合に発生することがあります。

  1. maxdescriptors 属性の値が小さすぎる

  2. 記述子に対する強い制限値が小さすぎる

  3. reservedescriptors 属性の値が大きすぎる

対処方法:

slapd プロセスが使用できる記述子の数を増やします。

エラーログには、slapd プロセスが現在使用できる記述子の数と slapd の内部で使用するために予約された記述子の数が示されます。プロセスが使用できる記述子の総数を変数より大きくする必要があります。


12295: Cannot initialize lock. The server is terminating

原因:

原因として、システム上のリソースの問題が考えられます。

対処方法:

Directory Server を再起動します。


12296: Cannot create lock. The server is terminating.

原因:

原因として、システム上のリソースの問題が考えられます。

対処方法:

Directory Server を再起動します。


12297: Cannot create condvar. The server is terminating.

原因:

原因として、システム上のリソースの問題が考えられます。

対処方法:

Directory Server を再起動します。


12298: PR_SetNetAddr(PR_IpAddrAny) failed errno error

原因:

内部エラー。

対処方法:

Sun の技術サポートに連絡してください。


12299: PR_EnumerateHostEnt() failed.

原因:

ネームサービスの設定にエラーがあります。

対処方法:

ネームサービスに listen host 変数を追加します。詳細は、オペレーティングシステムのマニュアルを参照してください。


12300: gethostname host failed error error (variable).

原因:

ネームサービスの設定にエラーがあります。

対処方法:

ネームサービスに listen host 変数を追加します。詳細は、オペレーティングシステムのマニュアルを参照してください。


12301: NSS Initialization failed.

原因:

サーバーは、セキュリティーライブラリを初期化できませんでした。

対処方法:

Sun の技術サポートに連絡してください。


12302: Shutting down due to possible conflicts with other slapd processes.

原因:

複数の Directory Server が実行されています。

対処方法:

実行すべきでない Directory Server を停止します。


12304: Shutting down due to inability to find user in system account database.

原因:

サーバーは、システムアカウントデータベースで指定されたユーザーを見つけることができませんでした。

対処方法:

システムアカウントデータベースにユーザーを追加し、サーバーを再起動します。


12308: ber encoding failed.

原因:

これは内部エラーです。ほとんどの場合、メモリー割り当ての問題に関連して発生します。

対処方法:

コンピュータの仮想メモリーを増やし、Directory Server を再起動します。


12318: Call to _base64Decode fails.

原因:

値の base64 エンコーディング中にエラーが発生しました。これは、特定の原因が存在しない内部エラーです。リソースの問題によって発生することがあります。

対処方法:

管理者にエラーを報告します。


12319: connection_push_back_data has failed.

原因:

内部エラーによって要求が中止されました。

対処方法:

Sun の技術サポートに連絡してください。


12320: Invalid arguments: entry.

原因:

設定エラー。サーバーは、フロントエンドの設定エントリを取得できませんでした。

対処方法:

フロントエンドの設定エントリを修正し、サーバーを再起動します。


12321: Failure during frontend sanity check.

原因:

設定エラー。サーバーはフロントエンドの妥当性検査に失敗しました。

対処方法:

フロントエンドの宣言を修正し、サーバーを再起動します。


12322: Start parse of DSML operation fails, operation aborted.

原因:

DsmlParser_startParse() の呼び出し中に内部エラーが発生しました。このエラーには特定の原因はありませんが、リソースの問題が関係している可能性があります。

対処方法:

管理者にエラーを報告します。


12323: Could not store worker context in Batch operation.

原因:

これは、特定の原因が存在しない内部エラーです。リソースの問題に関連して発生することがあります。

対処方法:

管理者にエラーを報告します。


12324: Can’t register HTTP port port.

原因:

内部エラー。サーバーは、HTTP ポートを登録できませんでした。

対処方法:

指定されたポートが現在使用されていないことを確認し、サーバーを再起動します。


12325: Can’t register HTTPS port port .

原因:

内部エラー。サーバーは、HTTPS ポートを登録できませんでした。

対処方法:

指定されたポートが現在使用されていないことを確認し、サーバーを再起動します。


12326: Max size value of parser pool is lower than current size value.

原因:

設定エラー: パーサープールの最大サイズが現在のサイズより小さくなっています。

対処方法:

Directory Server の設定で、ds-hdsml-poolsize 属性の値が ds-hdsml-maxpoolsize 属性の値より小さいことを確認します。


12327: Cannot create XMLCh to UTF8 Transcoder.

原因:

UTF-8 トランスコーダのインスタンスを作成しようとしたときに、エラーが発生しました。これは、特定の原因が存在しない内部エラーです。リソースの問題に関連して発生することがあります。

対処方法:

管理者にエラーを報告します。


12328: Can’t initialize DSML Worker.

原因:

内部エラー。DSML のワーカーの初期化中に、サーバーに障害が発生しました。

対処方法:

Sun の技術サポートに連絡してください。


12329: Extra datacopy failed.

原因:

接続が閉じられたため、要求が処理されませんでした。

対処方法:

接続を確認し、再試行します。


12330: Operation Key creation for HTTP context failed.

原因:

内部のメモリー管理エラーが発生しました。

対処方法:

Sun の技術サポートに連絡してください。


12332: HTTP/DSML frontend initialization failed.

原因:

初期化エラー。サーバーは、プラグイン関数を設定できませんでした。

対処方法:

フロントエンドの設定を修正し、サーバーを再起動します。


12333: HTTP frontend instance creation failed.

原因:

内部エラー。サーバーは、フロントエンドプラグインをインスタンス化できませんでした。

対処方法:

Sun の技術サポートに連絡してください。


12334: Unknown internal error has been raised.

原因:

不明な内部エラー。

対処方法:

Sun の技術サポートに連絡してください。


12335: Error with config attribute attribute .

原因:

設定エラー。設定属性が無効です。

対処方法:

指定された属性を修正し、サーバーを再起動します。


12336: Invalid attribute syntax.

原因:

設定エラー。設定属性の構文が無効です。

対処方法:

指定された属性の構文を修正し、サーバーを再起動します。


12337: System I/O error.

原因:

内部入出力エラー。

対処方法:

Sun の技術サポートに連絡してください。


12338: Memory allocation error.

原因:

システムエラー。原因としてリソース不足 (メモリー不足) が考えられます。

対処方法:

Sun の技術サポートに連絡してください。


12339: Memory usage error.

原因:

メモリー管理のシステムエラー。

対処方法:

Sun の技術サポートに連絡してください。


12340: DSML schema location is not defined.

原因:

設定エラー: DSML スキーマの位置が定義されていません。通常の状況では、DSML スキーマの位置のデフォルト値はハードコードされています。ただし、このデフォルト値は Directory Server の設定で上書きできます。

対処方法:

Directory Server の設定で ds-hdsml-schemalocation 属性の値を修正するか、Directory Server の設定からこの属性を削除します。


12341: DSML schema URN is not defined.

原因:

設定エラー: DSML スキーマの URN が定義されていません。通常の状況では、DSML スキーマの URN のデフォルト値はハードコードされています。ただし、このデフォルト値は Directory Server の設定で上書きできます。

対処方法:

Directory Server の設定で ds-hdsml-urn 属性の値を修正するか、Directory Server の設定からこの属性を削除します。


12342: SOAP schema location is not defined.

原因:

設定エラー。通常の状況では、SOAP スキーマの位置のデフォルト値はハードコードされています。このエラーが発生する場合は、内部に問題があります。

対処方法:

管理者にエラーを報告します。


12343: SOAP schema URN is not defined.

原因:

設定エラー。通常の状況では、SOAP スキーマの URN のデフォルト値はハードコードされています。このエラーが発生する場合は、内部に問題があります。

対処方法:

管理者にエラーを報告します。


12344: Lock for concurrent access to _freeList does not exist.

原因:

内部エラー: 指定されたリストに対する並行アクセスのロックが見つかりません。このロックは事前に定義されているはずです。

対処方法:

管理者にエラーを報告します。


12345: No more parser in the pool, operation aborted.

原因:

パーサーのプールが空で拡張できない (すべてのパーサーが使用中) ときに発生する内部エラーです。

対処方法:

Directory Server の設定の ds-hdsml-poolmaxsize 属性で指定されている最大プールサイズを増やします。


12346: Bad Dsml request - SOAP fault code.

原因:

DsmlParser_getNextRequest の呼び出し中にエラーが発生しました。

対処方法:

ありません。エラーの理由を含む SOAP エラーがクライアントに返されます。


12347: Error with secure identity method.

原因:

設定エラー。セキュリティー保護されたアイデンティティーメソッドの設定パラメータが無効です。

対処方法:

このパラメータを修正し、サーバーを再起動します。セキュリティー保護されたアイデンティティーメソッドのパラメータが取り得る値は、次のとおりです。

clientCertOnly clientCertFirst httpBasicOnly


12348: Exception raised when calling XMLString::transcode.

原因:

XMLString::transcode の呼び出し時に例外が発生しました。これは、特定の原因が存在しない内部エラーです。リソースの問題によって発生することがあります。

対処方法:

管理者にエラーを報告します。


12352: Bad Dsml request - SOAP error message.

原因:

DSMLParser_startParse() の呼び出し中に SOAP/DSML エラーが発生しました。

対処方法:

ありません。エラーの理由を含む SOAP/DSML エラーメッセージがクライアントに返されます。


12353: Parse of fake request fails error.

原因:

このエラーは、パーサーに不正な要求が送信されたときに発生します。有効な疑似要求の場合は発生しないはずです。DSML/SOAP スキーマの URN または位置、あるいはその両方が無効である可能性があります。

対処方法:

エラーログで詳細を確認します。スキーマの URN または位置、あるいはその両方が無効である場合は、Directory Server の設定に含まれる次の属性を確認します。ds-hdsml-dsmlurnds-hdsml-dsmlschemalocation


12354: Parse of fake request fails.

原因:

このエラーは、パーサーに不正な要求が送信されたときに発生します。有効な疑似要求の場合は発生しないはずです。原因は不明です。

対処方法:

Sun の技術サポートに連絡してください。


12355: The XML schema file filename is missing.

原因:

設定エラー: XML スキーマが見つかりません。

対処方法:

欠けているスキーマを指定された位置に挿入し、サーバーを再起動します。


12356: SOAPAction header is missing.

原因:

クライアントは SOAPAction ヘッダーを提供する必要があります。このヘッダーがない場合、要求は拒否されます。

対処方法:

SOAPAction ヘッダーを提供します。ヘッダーの内容は任意の値 (空の値も含む) に設定できます。


12362: PR_Bind() on address host port port failed.

原因:

このサーバーに設定されたポート番号を使用するには、サーバーが root として実行されている必要がある可能性があります。

対処方法:

root のアクセス権を必要としないポートを使用してサーバーを再起動するか、root のアクセス権を持つユーザーとしてサーバーを起動します。


12363: Inconsistency: security is ’off’ while there are attributes configured to be encrypted.

原因:

一部の属性が暗号化するように設定されており、属性を暗号化するにはセキュリティーを有効にする必要があります。しかし、セキュリティーが無効な状態で Directory Server が起動されました。

対処方法:

暗号化された属性を対象とする操作を実行する前に、セキュリティーを有効にし、証明書データベースと鍵データベース、証明書名、およびトークン名が適切に設定されていることを確認してから、Directory Server を再起動します。


20490: Database recovery process FAILED. The database is not recoverable.

原因:

データベースの復旧に失敗しました。

対処方法:

これは、重大なデータベースエラーです。Sun の技術サポートに連絡してください。


20492: Failed to create thread (NSPR error).

原因:

Netscape Portable Runtime (NSPR) が 1 つ以上のスレッドを作成できませんでした。原因として、リソース不足が考えられます。

対処方法:

次の手順を実行します。

  1. 十分な空きメモリーがあること、およびオペレーティングシステムの設定で 1 プロセスあたりのスレッド数が適切に設定されていることを確認します。

  2. ログに示されたエラーコードを NSPR エラーコード (http://www.mozilla.org/projects/nspr/reference/html/prerr.html を参照) に照らして確認します。


20494: Instance instance_name does not have the expected version version_number.

原因:

データベースバージョンが異なるデータベースを開こうとしました。これは、移行の問題である可能性があります。

対処方法:

データベースを古いサーバーからエクスポートし、新しいサーバーにインポートします。


20499: dblayer_instance_start_fail: backend instance_name has no IDs left. Database must be rebuilt.

原因:

内部の NEXTID カウンタが制限に達しました。

対処方法:

データベースを再構築します。


20501: Serious failure in dblayer_txn_begin. Err=value.

原因:

データベースからエラーが報告されました。示された値が正数の場合、これはシステムエラーです。示された値が負数の場合、データベースが認識されていないか、データベースを復旧する必要があります。

対処方法:

これは、重大なデータベースエラーです。Sun の技術サポートに連絡してください。


20502: Serious failure in dblayer_txn_commit. Err=value.

原因:

データベースからエラーが報告されました。示された値が正数の場合、これはシステムエラーです。示された値が負数の場合、データベースが認識されていないか、データベースを復旧する必要があります。

対処方法:

これは、重大なデータベースエラーです。Sun の技術サポートに連絡してください。


20503: Serious failure in dblayer_txn_abort. Err=value.

原因:

データベースからエラーが報告されました。示された値が正数の場合、これはシステムエラーです。示された値が負数の場合、データベースが認識されていないか、データベースを復旧する必要があります。

対処方法:

これは、重大なデータベースエラーです。Sun の技術サポートに連絡してください。


20504: Serious failure in deadlock detect (aborted at address). Err=value.

原因:

データベースからエラーが報告されました。示された値が正数の場合、これはシステムエラーです。示された値が負数の場合、データベースが認識されていないか、データベースを復旧する必要があります。

対処方法:

これは、重大なデータベースエラーです。Sun の技術サポートに連絡してください。


20505: Serious failure during database checkpointing. Err=value.

原因:

ディスクにすぐにページを書き込むことができないこと以外のエラーがデータベースから報告されました。示された値が正数の場合、これはシステムエラーです。示された値が負数の場合、データベースが認識されていないか、データベースを復旧する必要があります。

対処方法:

これは、重大なデータベースエラーです。Sun の技術サポートに連絡してください。


20506: Serious failure during trickle. Err= value.

原因:

データベースからエラーが報告されました。示された値が正数の場合、これはシステムエラーです。示された値が負数の場合、データベースが認識されていないか、データベースを復旧する必要があります。

対処方法:

これは、重大なデータベースエラーです。Sun の技術サポートに連絡してください。


20507: Failed to create guardian file. Database corruption possible.

原因:

これは、ファイルシステムのエラーです。サーバーは、要求されたガーディアンファイルを作成できませんでした。

対処方法:

インストール時に指定されたユーザーがデータベースディレクトリに書き込むための適切なアクセス権を持っていることを確認します。


20508: Database database is corrupt and being marked unavailable. Either re-import or delete the database.

原因:

データベースが壊れています。これは、ほとんどの場合、以前にデータベースのインポートが中止された結果として発生します。

対処方法:

LDIF からインポートするか、データベースを削除します。


20512: Failed to write guardian file. Database corruption possible.

原因:

これは、ファイルシステムのエラーです。サーバーが、ガーディアンファイルを書き込めなかったか、閉じられませんでした。

対処方法:

インストール時に指定されたユーザーがデータベースディレクトリに書き込むための適切なアクセス権を持っていることを確認します。ファイルシステムが満杯でないことを確認します。


20513: Failed to delete guardian file. Database corruption possible.

原因:

これは、ファイルシステムのエラーです。サーバーは、ガーディアンファイルを削除できませんでした。

対処方法:

インストール時に指定されたユーザーがデータベースディレクトリに書き込むための適切なアクセス権を持っていることを確認します。


20517: open or creation of file: filename failed

原因:

Directory Server は、バックアップ中に指定されたファイルを作成できませんでした。

対処方法:

ディスク容量を確認し、ファイルシステムのアクセス権を確認してから、バックアップを再試行します。


20518: write to file: filename failed

原因:

Directory Server は、バックアップ中に指定されたファイルに書き込むことができませんでした。

対処方法:

ディスク容量を確認し、ファイルシステムのアクセス権を確認してから、バックアップを再試行します。


20519: open of file: filename failed

原因:

Directory Server は、復元中に指定されたファイルから読み取ることができませんでした。

対処方法:

ファイルシステムのアクセス権を確認してから、復元を再試行します。


20520: Wrong index definitions for backend backend: the index index is not part of backuped data

原因:

バックアップのインデックス定義が現在の設定と一致しません。

対処方法:

バックアップの設定と一致するように現在の設定を変更してから復元を再試行します。


20521: backend backend is included in backup but not in current configuration

原因:

バックアップに指定されているバックエンドが現在の設定と一致しません。

対処方法:

バックアップに設定されているインデックスでバックエンドを現在の設定に追加してから、復元を再試行します。


20522: backend backend is included in current configuration but not in backup

原因:

現在の設定に指定されているバックエンドがバックアップと一致しません。

対処方法:

バックアップに設定されているインデックスでバックエンドを現在の設定に追加してから、復元を再試行します。


20737: ldbm backend instance: nextid not initialized.

原因:

これは、ソフトウェアの問題です。

対処方法:

Sun の技術サポートに連絡してください。


20738: ldbm backend instance: FATAL ERROR: backend name has no IDs left. DATABASE MUST BE REBUILT.

原因:

データベースの内部識別子の制限に達しました。これは、ローカルデータベースに対して追加と削除が複数回行われた場合に発生する可能性があります。

対処方法:

db2ldif および ldif2db を使用してデータベースを再構築します。


20739: ldbm backend instance: WARNING: backend backend_name may run out of IDs.

原因:

データベースの内部識別子の制限に達しようとしています。これは、ローカルデータベースに対して追加と削除が複数回行われた場合に発生する可能性があります。

対処方法:

制限に達した場合は、db2ldif および ldif2db を使用してデータベースを再構築します。


20740: Numsubordinates assertion failure.

原因:

データベースの整合性が失われています。親エントリにとって不明な子エントリがあり、numsubordinates 属性が親エントリにありません。

対処方法:

db2ldif および ldif2db を使用してデータベースを再構築します。


20745: ldbm_back_seq: id2entry err error.

原因:

ldbm_back_seq 操作の実行中にエントリが見つかりませんでした。データベースの整合性が失われています。

対処方法:

db2ldif および ldif2db を使用してデータベースを再構築します。


20746: ldbm_back_seq: could not open index file for attribute attribute.

原因:

ldbm_back_seq 操作の実行中にインデックスファイルが見つかりませんでした。データベースの整合性が失われています。

対処方法:

db2ldif および ldif2db を使用してデータベースを再構築します。


20747: compare_entries db err error_number while loading entry entry.

原因:

サーバーが特定のエントリをソートしようとしたときに、該当するエントリが削除されました。これは、検索中の VLV 制御または SORT 制御によって発生する可能性があります。

対処方法:

「オンザフライ」ソートを避けるため、VLV インデックスを作成します。


20748: start : Resource limit registration failed.

原因:

ローカルデータベースの登録が制限サブシステムによって許可されなかったため、ローカルデータベースを起動できませんでした。

対処方法:

リソース制限の設定を確認し、サーバーを再起動します。


20749: start : Failed to init database err= error.

原因:

配下のデータベースコンポーネントが起動しなかったため、ローカルデータベースを起動できませんでした。

対処方法:

データベースの設定が正しいこと、および十分な空きディスク容量があることを確認します。


20750: start : Failed to start databases err= error.

原因:

ローカルデータベースインスタンスを起動できませんでした。

対処方法:

データベースの設定が正しいこと、および十分な空きディスク容量があることを確認します。


20751: Database version mismatch (expecting version but found version in directory directory.)

原因:

あるバージョンの Directory Server のバイナリコードが別のバージョンのデータベースで起動されました。

対処方法:

バージョンを調べ、同じバイナリバージョンとデータベースバージョンが使用されていることを確認します。


20752: VLV : can’t get index file file (err error).

原因:

サーバーは、更新中に仮想リスト表示 (VLV) インデックスに使用されるファイルを見つけることができませんでした。

データベースの整合性が失われています。

対処方法:

db2ldif および ldif2db を使用してデータベースを再構築します。


20753: vlv_build_idl: can’t follow db cursor (err error).

原因:

データベースの整合性が失われています。

対処方法:

db2ldif および ldif2db を使用してデータベースを再構築します。


20754: nomem: wants value key value data.

原因:

システムメモリーが不足しています。

対処方法:

設定を確認します。


20755: VLV : can’t get index file file (err error).

原因:

サーバーは、仮想リスト表示 (VLV) インデックスに使用されるファイルを見つけることができませんでした。

データベースの整合性が失われています。

対処方法:

db2ldif および ldif2db を使用してデータベースを再構築します。


20756: VLV : couldn’t get cursor (err error).

原因:

サーバーは、仮想リスト表示 (VLV) インデックスに使用されるカーソルを見つけることができませんでした。

データベースの整合性が失われています。

対処方法:

db2ldif および ldif2db を使用してデータベースを再構築します。


20757: vlv_filter_candidates: Candidate id not found err=error.

原因:

サーバーは、仮想リスト表示 (VLV) インデックス内にあるエントリを見つけることができませんでした。

データベースの整合性が失われています。

対処方法:

db2ldif および ldif2db を使用してデータベースを再構築します。


20758: vlv_trim_candidates_byvalue: Candidate ID id not found err error.

原因:

サーバーは、仮想リスト表示 (VLV) インデックスで参照されているエントリを見つけることができませんでした。

データベースの整合性が失われています。

対処方法:

db2ldif および ldif2db を使用してデータベースを再構築します。


20759: vlv find index: err error.

原因:

サーバーは、仮想リスト表示 (VLV) で使用されるインデックスを見つけることができませんでした。

対処方法:

VLV の設定を確認します。


20760: Couldn’t generate valid filename from Virtual List View Index Name name. Need some alphabetical characters.

原因:

LDAP クライアントが無効な名前の仮想リスト表示 (VLV) インデックスを作成しようとしました。これによって Directory Server に問題が発生することはありません。

対処方法:

有効な名前を使用するように LDAP クライアントを変更します。


20761: Add: maximum ID reached cannot add entry to backend backend.

原因:

データベースの内部識別子の制限に達しました。これは、ローカルデータベースに対して追加と削除が複数回行われた場合に発生する可能性があります。

対処方法:

ldif2dbdb2ldif を使用してデータベースを再生成します。


20762: Add: attempt to index entry failed.

原因:

サーバーは、追加するエントリのインデックスを作成できませんでした。

対処方法:

ログ内の以前のエラーで詳細を確認します。


20763: Retry count exceeded in add.

原因:

追加が成功しないまま、追加再試行カウントの許容値を超えました。ほかの操作が実行中であるため、データベースの該当部分にアクセスしようとして競合が発生した可能性があります。

対処方法:

ほかの操作が終了するまで待機し、追加操作を再試行します。


20764: Line line_number: Fatal Error: Failed to initialize attribute structuring.

原因:

サーバーは、属性構造を初期化できませんでした。メモリーエラーが考えられます。

対処方法:

利用可能なメモリーを確認します。


20765: Attempt to delete a non-tombstone entry entry.

原因:

削除記録エントリではないエントリを削除しようとしました。

対処方法:

Sun の技術サポートに連絡してください。


20766: Attempt to tombstone again a tombstone entry entry.

原因:

すでに削除記録エントリになっているエントリを削除記録エントリにしようとしました。

対処方法:

Sun の技術サポートに連絡してください。


20768: Retry count exceeded in delete.

原因:

削除が成功しないまま、削除再試行カウントの許容値を超えました。ほかの操作が実行中であるため、データベースの該当部分にアクセスしようとして競合が発生した可能性があります。

対処方法:

ほかの操作が終了するまで待機し、削除操作を再試行します。


20772: Retry count exceeded in modify.

原因:

変更が成功しないまま、変更再試行カウントの許容値を超えました。ほかの操作が実行中であるため、データベースの該当部分にアクセスしようとして競合が発生した可能性があります。

対処方法:

ほかの操作が終了するまで待機し、変更操作を再試行します。


20773: Retry count exceeded in modrdn.

原因:

操作が成功しないまま、再試行カウントの許容値を超えました。ほかの操作が実行中であるため、データベースの該当部分にアクセスしようとして競合が発生した可能性があります。

対処方法:

ほかの操作が終了するまで待機し、modrdn 操作を再試行します。


20774: modrdn: could not add new value to index err= error

原因:

サーバーは、インデックスに新しい値を追加できませんでした。

対処方法:

エラーログで詳細を確認し、Sun の技術サポートに連絡してください。


20775: Database error error.

原因:

可能な候補エントリのリストを作成しようとしたときに、データベースエラーが発生しました。インデックスファイルが壊れている可能性があります。

対処方法:

インデックスを再作成し、再試行します。


20776: Null referral in entry.

原因:

候補エントリに NULL リフェラルがあります。

対処方法:

エントリ内のリフェラルを更新するか、ref 属性を削除します。


20777: Filter bypass error on entry entry.

原因:

サーバーは、フィルタテストを省略できませんでした。

対処方法:

Sun の技術サポートに連絡してください。


20778: Unable to add config entries to the DSE.

原因:

サーバーは、DSE に設定エントリを追加できませんでした。

対処方法:

エントリ間に不整合がないことを確認します。


20779: ERROR: ldbm plugin unable to read cn=config.

原因:

cn=config の下の設定情報を読み取ることができませんでした。

対処方法:

Sun の技術サポートに連絡してください。


20780: ERROR: ldbm plugin unable to read attribute nsslapd-instancedir from cn=config.

原因:

cn=config の下の nsslapd-instancedir 属性を読み取ることができませんでした。この属性は存在しない可能性があります。

対処方法:

nsslapd-instancedir 属性が存在し、その値が適切であることを確認します。


20786: Invalid value for attribute. Must be between 0 and 100.

原因:

nsslapd-db-trickle-percentage 属性に無効な値が設定されました。この値は、0 から 100 までの数値であるべきです。

対処方法:

nsslapd-db-trickle-percentage 属性に設定されている値を確認し、修正します。


20787: Attribute can’t be modified while the server is running.

原因:

サーバーの実行中に設定属性を変更しようとしました。この属性はオンラインで変更できません。

対処方法:

サーバーを停止してからこの属性を変更します。


20788: Value value for attribute attribute is not a number.

原因:

この属性値は数値でなければなりません。

対処方法:

この属性に数値が指定されていることを確認します。


20789: Value value for attribute attribute is greater than the maximum value.

原因:

この属性に指定された値は、許容最大値を超えています。

対処方法:

この属性値を最大値以下にします。


20790: Value value for attribute attribute is less than the minimum value.

原因:

この属性に指定された値は、許容最小値を下回っています。

対処方法:

この属性値を最小値以上にします。


20791: Value value for attribute attribute is outside the range of representable values.

原因:

この属性に指定された値は、許容範囲外です。

対処方法:

属性値が表現可能な範囲内であることを確認します。


20792: Could not set instance config attr attribute to value.

原因:

サーバーは、インスタンスの設定属性を設定できませんでした。

対処方法:

属性の構文と値の両方が正しいことを確認します。


20793: Could not retrieve ldbm config info from DSE.

原因:

サーバーは、DSE 内の ldbm の設定にアクセスできませんでした。

対処方法:

Directory Server 設定ファイルが壊れていないか確認し、サーバーを再起動します。


20795: ldbm: instance instance does not exist!

原因:

指定されたインスタンスは存在しないため、見つかりませんでした。

対処方法:

インスタンス名が正しく、既存のインスタンスと一致することを確認します。


20796: ldbm: instance is in the middle of a task. Cancel the task or wait for it to finish then try again.

原因:

指定されたインスタンスは、現在タスクを処理しています。

対処方法:

現在のタスクを取り消すか、現在のタスクが終了するのを待ってから、再試行します。


20797: ldbm: modify attempted to change the root suffix of a backend (which is not allowed).

原因:

ldbm データベースに関連付けられたサフィックスを変更しようとしました。

対処方法:

既存のインスタンスの nsslapd-suffix 属性は変更しないでください。


20806: System info mismatch (expecting variable but found variable in directory directory_name).

原因:

バックエンドの DBVERSION ファイルに含まれるシステム情報が、サーバーの情報と一致しませんでした。

対処方法:

サーバーの情報と一致するように、バックエンドの DBVERSION ファイルを編集します。


20807: Failed to read server system information

原因:

サーバーは、システム情報を取得できませんでした。これは、アクセス権または NSPR コンパイルの問題である可能性があります。

対処方法:

インストール時に指定されたユーザーが適切なアクセス権を持っていることを確認します。


20994: Disk full under variable.

原因:

Directory Server が使用しているディスクの空き容量が disk-full-threshold 属性の値を下回りました。

対処方法:

空きディスク容量を増やします。


20996: Cannot parse entry from database for id id string =variable.

原因:

ファイルシステムのアクセス権または所有権が間違っているため、データベースファイルに正常にアクセスできない可能性があります。

対処方法:

ファイルシステムのアクセス権または所有権によって、Directory Server を実行するユーザーまたはユーザーグループに読み取りと書き込みのアクセスが許可されることを確認します。データベースファイルがあるディレクトリでもアクセスが許可されるようにしてください。

データベースが複数の場所に分かれている場合は、場所ごとにアクセス権限を確認します。

原因:

データベースが壊れている可能性があります。

対処方法:

バックアップからデータベースを復元します。


20997: Inconsistent database: entrydn for entry refers to id id missing from id2entry .

原因:

データベースが壊れています。

対処方法:

バックアップからデータベースを復元します。


21005: Could not open index index for update.

原因:

属性インデックスが設定されていますが、対応するデータベースのインデックスファイルを開くことができませんでした。

対処方法:

インデックスファイルが存在することを確認するか、db2index を使用してインデックスファイルを再作成するか、あるいはその両方を行います。


21006: Could not open index index for range query.

原因:

属性のインデックスが設定されていますが、対応するデータベースのインデックスファイルを開くことができませんでした。

対処方法:

インデックスファイルが存在することを確認するか、db2index を使用してインデックスファイルを再作成するか、あるいはその両方を行います。


21008: Backend initialization failed: could not allocate a lock.

原因:

システムリソースが不足しています。

対処方法:

利用可能なメモリーを確認します。


21009: Backend initialization failed: could not allocate a condition variable.

原因:

システムリソースが不足しています。

対処方法:

利用可能なメモリーを確認します。


21010: Backend initialization failed: could not set plugin functions.

原因:

システムリソースが不足しています。

対処方法:

利用可能なメモリーを確認します。


21011: Backend initialization failed on instance instance: could not allocate a lock.

原因:

システムリソースが不足しています。

対処方法:

利用可能なメモリーを確認します。


21012: Backend initialization failed on instance instance: could not allocate a condition variable.

原因:

システムリソースが不足しています。

対処方法:

利用可能なメモリーを確認します。


21016: Failed to create ancestorid index.

原因:

ディスク上にインデックスを作成できませんでした。

対処方法:

エラーログで、問題の特定につながる以前のメッセージを確認します。


21017: Incomplete parentid index suspected ( value extra keys in ancestorid)

原因:

データベースが壊れています。

対処方法:

parentid インデックスを再作成するか、バックアップからデータベースを復元します。


21018: Entry cache initialization failed: could not allocate lock.

原因:

システムリソースが不足しています。

対処方法:

システムの空きメモリーを確認します。


21022: variable is configured to use more than the available physical memory.

原因:

設定ファイルで定義されているキャッシュサイズがデータベースの制限を超えています。

対処方法:

設定ファイルの cachesize 属性の値を小さくします。


21023: Index index is inconsistent.

原因:

データベースが壊れています。

対処方法:

影響を受けるインデックスを再作成するか、バックアップからデータベースを復元します。


21024: ldbm be malloc fail: Unable to create db name

原因:

システムリソースが不足しています。

対処方法:

システムの空きメモリーを確認し、Directory Server を再起動します。


21249: Failed to encrypt some attribute inside the entry entry before writing it to the database.

原因:

サーバーは、エントリ内の指定された属性を暗号化できませんでした。

対処方法:

属性の暗号化設定を確認します。


21250: Failed to decrypt some attribute inside the entry entry when reading it from the database.

原因:

サーバーは、エントリ内の指定された属性を復号化できませんでした。

対処方法:

属性の暗号化設定を確認します。


21251: Encrypted value’s prefix doesn’t match the corresponding algorithm algorithm in the attribute encryption configuration.

原因:

値がすでに暗号化されているか、設定で指定されているアルゴリズムと一致しません。

対処方法:

属性の暗号化設定が正しいことを確認します。


21252: Server didn’t find plug-in for algorithm algorithm.

原因:

サーバーは、指定されたアルゴリズムのプラグインを見つけることができませんでした。

対処方法:

暗号化プラグインを有効にします。


21253: Failed to encrypt index keys.

原因:

サーバーは、指定された値を暗号化できませんでした。

対処方法:

値がまだ暗号化されていないこと、および値の暗号化に使用される暗号化方式が設定と一致していることを確認します。


21254: Attribute encryption: failed to encrypt /decrypt attribute attribute with algorithm algorithm.

原因:

サーバーは、属性の値を暗号化または復号化できませんでした。属性が間違ったアルゴリズムですでに暗号化されているか、アルゴリズムのプラグインが見つからない可能性があります。

対処方法:

属性の暗号化設定に不一致がないかどうかを確認します。


21255: Encryption plugin (plugin): failed to encrypt.

原因:

プラグインの暗号化機能の実行中にエラーが発生しました。

対処方法:

プラグインのトレースを確認します。プラグイン自体が壊れていないことを確認します。


21256: Encryption plugin (plugin): failed to decrypt.

原因:

プラグインの復号化機能の実行中にエラーが発生しました。

対処方法:

プラグインのトレースを確認します。プラグイン自体が壊れていないことを確認します。


24577: Bulk import process failed: state=state , error code=error.

原因:

一括インポートが中止されました。

対処方法:

一括インポートが開始されたか、または直前に中断されたことを確認してから、更新または再開を試行します。


28673: filter_sp_replace_or_add_checksum: failed to update attribute attribute from entry entry; LDAP error - errnum.

原因:

filterspconfchecksum 属性を新しい値で更新できませんでした。

対処方法:

次の手順を実行します。

  1. この属性がエントリ内にすでにあるかどうかを確認します。

  2. この属性が Directory Server の設定に存在するかどうかを確認します。


32769: Unable to allocate memory. Cannot start Roles plugin.

原因:

ロールプラグインをサービスプロバイダブローカに登録するための十分なメモリーがありません。

対処方法:

サーバーを再起動します。


32770: Unable to allocate memory. Cannot start Roles plugin.

原因:

nsrole 属性を登録するための十分なメモリーがありません。

対処方法:

サーバーを再起動します。


32771: Unable to allocate memory. Cannot create Roles cache.

原因:

このエラーは、コンピュータ上のリソースに問題があることを示しています。

対処方法:

サーバーを再起動します。


32772: Lock creation failed. Cannot create Roles cache.

原因:

このエラーは、コンピュータ上のリソースに問題があることを示しています。

対処方法:

サーバーを再起動します。


32773: Conditional variable creation failed. Cannot create Roles cache.

原因:

このエラーは、コンピュータ上のリソースに問題があることを示しています。

対処方法:

サーバーを再起動します。


32774: Thread creation failed. Cannot create Roles cache.

原因:

このエラーは、コンピュータ上のリソースに問題があることを示しています。

対処方法:

サーバーを再起動します。


32775: Failed to get objectclass from entry .

原因:

指定されたエントリにはオブジェクトクラスがありません。

対処方法:

エントリを確認し、必要なオブジェクトクラスを追加します。


32776: Unsupported operation operation.

原因:

サーバーで不明な操作が実行され、ロールキャッシュの更新が開始されています。

対処方法:

指定された操作が有効であることを確認します。


32778: Maximum number of nested roles exceeded (max value current value). Not retrieving roles from entry entry. Probable circular definition.

原因:

入れ子のロールの最大数を超えました。原因として、ロールの循環定義が考えられます。

対処方法:

ロールの定義を確認します。入れ子のロールの許容最大数は、MAX_NESTED_ROLES によって定義されます。


32779: Nested role entry does not exist.

原因:

この DN に対応するエントリが存在しません。

対処方法:

ロールの定義を確認します。


32780: Cannot initialize Roles plugin.

原因:

サーバーは、pblock パラメータを更新できません。

対処方法:

サーバーを再起動します。


32781: Unknown role type type.

原因:

ロールタイプが不明です。有効なロールタイプは、managedfiltered、または nested です。

対処方法:

ロールの定義を確認し、必要に応じてロールタイプを修正します。


33025: Could not allocate PB.

原因:

内部エラー。原因として空きメモリー不足が考えられます。

対処方法:

メモリーを解放します。このエラーが依然として発生する場合は、Sun の技術サポートに連絡してください。


33026: Internal PBG error.

原因:

内部エラー。

対処方法:

Sun の技術サポートに連絡してください。


33027: Internal search error in Attribute Uniqueness plugin.

原因:

内部エラー。

対処方法:

Sun の技術サポートに連絡してください。


33028: Internal PB error.

原因:

内部エラー。

対処方法:

Sun の技術サポートに連絡してください。


33029: Could not find plugin argument number.

原因:

メモリーが壊れたか、設定が無効です。

対処方法:

プラグインの設定を確認します。設定が有効な場合は、Sun の技術サポートに連絡してください。


33030: Could not find plugin arguments.

原因:

メモリーが壊れたか、設定が無効です。

対処方法:

プラグインの設定を確認します。設定が有効な場合は、Sun の技術サポートに連絡してください。


33031: Could not find a valid argument.

原因:

設定エラー。

対処方法:

Directory Server の設定に含まれるプラグイン設定パラメータを確認します。構文と値が正しいことを確認します。


33032: ADD/MOD/MODRDN: unable to get replication flag.

原因:

内部エラー。

対処方法:

Sun の技術サポートに連絡してください。


33033: ADD/MOD/MODRDN: unable to get target DN.

原因:

内部エラー。

対処方法:

Sun の技術サポートに連絡してください。


33034: Unable to get entry data.

原因:

内部エラー。

対処方法:

Sun の技術サポートに連絡してください。


33035: Could not get MODIFY data.

原因:

内部エラー。

対処方法:

Sun の技術サポートに連絡してください。


33036: Error while retrieving mod values.

原因:

内部エラー。

対処方法:

Sun の技術サポートに連絡してください。


33037: Unable to get new superior DN.

原因:

新しい上位 DN が存在しません。

対処方法:

目的の操作の有効性を確認します。


33038: Unable to get new DN.

原因:

新しい DN が無効か、正しく指定されていません。

対処方法:

目的の操作の有効性を確認します。


33039: Unable to allocate a new entry.

原因:

内部エラー。

対処方法:

Sun の技術サポートに連絡してください。


33040: ADD parameter untagged: error.

原因:

設定エラー。

対処方法:

Directory Server の設定に含まれるプラグイン設定パラメータを確認します。構文と値が正しいことを確認します。


33041: ADD result result.

原因:

ADD 操作の実行中に内部検索でエラーが発生しました。

対処方法:

データベースが壊れていないことを確認し、Sun の技術サポートに連絡してください。


33042: MODIFY result result.

原因:

MOD 操作の実行中に内部検索でエラーが発生しました。

対処方法:

データベースが壊れていないことを確認し、Sun の技術サポートに連絡してください。


33043: MODRDN bad rdn value=value.

原因:

内部エラー。

対処方法:

Sun の技術サポートに連絡してください。


33044: MODRDN result result

原因:

modrdn 操作の実行中に内部検索でエラーが発生しました。

対処方法:

データベースが壊れていないことを確認し、Sun の技術サポートに連絡してください。


33045: NSUniqueAttr_Init Error: error

原因:

設定エラー。

対処方法:

Directory Server の設定に含まれるプラグイン設定パラメータを確認します。


33046: Fatal error Initializing plugin. Disabling.

原因:

プラグインが初期化に失敗しました。

対処方法:

サーバーを再起動します。


33059: Cannot get plugin identity.

原因:

プラグインのアイデンティティー情報を特定できませんでした。

対処方法:

サーバーを再起動します。


33069: Sorry cannot do it but given the chance you just incurred in you may consider playing at the next lottery the number number successively reduced mod [your lottery maximum]

原因:

当選番号が出ました。

対処方法:

Sun の技術サポートに連絡してください。


33793: cos_cache_init: cannot create mutexes

原因:

サーバーは、CoS プラグイン用の相互排他を割り当てることができませんでした。原因として、メモリーの問題が考えられます。

対処方法:

コンピュータ上のリソースを解放し、サーバーを再起動します。


33794: cos_cache_init: cannot register as service provider

原因:

サーバーは、仮想属性のサービスプロバイダを登録できませんでした。

対処方法:

コンピュータ上のリソースを解放し、サーバーを再起動します。


33795: cos_cache_init: PR_CreateThread failed

原因:

サーバーは、CoS スレッドを作成できませんでした。

対処方法:

コンピュータ上のリソースを解放し、サーバーを再起動します。


33796: cos_cache_create: failed to cache the schema

原因:

サーバーは、CoS スキーマのキャッシュを作成できませんでした。

対処方法:

次の手順を実行します。

  1. コンピュータ上のリソースを解放します。

  2. CoS 定義にアクセスして、CoS キャッシュの構築を開始します。

  3. サーバーを再起動します。


33797: cos_cache_create: failed to index cache

原因:

サーバーは、CoS キャッシュのインデックスを作成できませんでした。

対処方法:

次の手順を実行します。

  1. コンピュータ上のリソースを解放します。

  2. CoS 定義にアクセスして、CoS キャッシュの構築を開始します。

  3. サーバーを再起動します。


33798: COS memory allocation failure: variable

原因:

サーバーは、CoS キャッシュ用のメモリーを割り当てることができませんでした。

対処方法:

次の手順を実行します。

  1. コンピュータ上のリソースを解放します。

  2. CoS 定義にアクセスして、CoS キャッシュの構築を開始します。

  3. サーバーを再起動します。


33799: cos_cache_build_definition_list: failed to find suffixes in the rootDSE.

原因:

サーバーは、rootDSE エントリからサフィックスのリストを読み取ることができませんでした。

対処方法:

サーバーを再起動します。


33801: COS Definition error error

原因:

指定された CoS の定義にエラーがあります。

対処方法:

CoS 定義を確認し、修正します。定義の中でその定義自体の指示子を指定することはできません。CoS テンプレートの DN が正しくない可能性があります。


33802: cos_cache_add_dn_tmpls: could not cache cos template variable

原因:

サーバーは、指定されたテンプレートを CoS キャッシュに追加できませんでした。

対処方法:

次の手順を実行します。

  1. コンピュータ上のリソースを解放します。

  2. CoS 定義にアクセスして、CoS キャッシュの構築を開始します。

  3. サーバーを再起動します。


33803: cos_cache_query_atr: failed to get entry dn

原因:

サーバーは、検索操作中にターゲットエントリの DN を見つけることができませんでした。このエラーは、通常の状況では発生しないはずです。

対処方法:

次の手順を実行します。

  1. 検索操作を再試行します。

  2. サーバーを再起動します。


33804: COS failed to get objectclass from entry ( entry)

原因:

サーバーは、検索操作または更新操作中にターゲットエントリの objectClass を見つけることができませんでした。このエラーは、通常の状況では発生しないはずです。

対処方法:

次の手順を実行します。

  1. 検索操作または更新操作を再試行します。

  2. サーバーを再起動します。


33806: cos_start: failed to initialise

原因:

サーバーは CoS プラグインを起動できませんでした。原因として、メモリーの問題が考えられます。

対処方法:

次の手順を実行します。

  1. Directory Server の設定に含まれる CoS プラグイン設定を確認します。

  2. CoS の定義とテンプレートを確認します。

  3. エラーログで、詳細なエラーメッセージを確認します。

  4. サーバーを再起動します。


33807: cos_init: failed to register plugin

原因:

サーバーは CoS プラグインを登録できませんでした。原因として、メモリーの問題が考えられます。

対処方法:

次の手順を実行します。

  1. Directory Server の設定に含まれる CoS プラグイン設定を確認します。

  2. エラーログで、詳細なエラーメッセージを確認します。

  3. サーバーを再起動します。


33808: COS Definition error (no DN)

原因:

指定された CoS の定義にエラーがあります。

対処方法:

CoS 定義を確認し、修正します。


33809: cos_cache_change_notify: failed to get dn of changed entry

原因:

サーバーは、更新操作中にターゲットエントリの DN を取得できませんでした。このエラーは、通常の状況では発生しないはずです。

対処方法:

次の手順を実行します。

  1. 更新操作を再試行します。

  2. サーバーを再起動します。


34307: Request OID (OID) doesn’t match Who Am I? Extended Op OID

原因:

内部エラー

対処方法:

Sun の技術サポートに連絡してください。


34817: ACL library initialization failed.

原因:

サーバーは、ACL プラグインを初期化できません。これは、通常、メモリーに問題があることを示しています。

対処方法:

次の手順を実行します。

  1. Directory Server の設定に含まれる ACL プラグイン設定を確認します。

  2. エラーログで、ほかの詳細なエラーメッセージを確認します。

  3. サーバーを再起動します。


34818: ACL failed to allocate locks.

原因:

サーバーは、初期化時に ACL プラグイン用の相互排他または読み込み/書き込みロックを割り当てることができません。

対処方法:

次の手順を実行します。

  1. OS の設定を確認し、可能な場合はファイル記述子の制限を引き上げます。

  2. Directory Server の設定を確認し、リソースの使用量を減らします。


34819: ACL malloc fail: error.

原因:

サーバーは、ACL プラグイン用の十分な aclpb プールメモリーを割り当てることができません。

対処方法:

コンピュータ上のリソースを解放し、サーバーを再起動します。


34820: ACL internal error: error.

原因:

これは内部エラーであり、通常の状況では発生しないはずです。

対処方法:

次の手順を実行します。

  1. LDAP 操作を再試行します。

  2. サーバーを再起動します。

  3. エラーログファイルをコピーし、Sun の技術サポートに連絡してください。


34822: Unable to initialize the plugin: plugin_name

原因:

サーバーは、ACL プラグイン用の十分な ACL パラメータブロックプールメモリーを割り当てることができません。

対処方法:

コンピュータ上のリソースを解放し、サーバーを再起動します。


34823: Error: ACIs not deleted from entry.

原因:

サーバーは、指定された ACI をエントリから削除できませんでした。エラーログで詳細を参照します。

対処方法:

変更操作を再試行します。


34824: ACL internal init fail: error.

原因:

初期化エラー。サーバーは、libaccess を使用して指定された属性を登録できませんでした。エラーログで詳細を参照します。

対処方法:

ACL プラグインの設定とインストールを確認します。


34826: ACL error adding aci: aci.

原因:

更新中の ACI 属性にエラーがあります。ACI の構文が無効である可能性があります。

対処方法:

ACI のエラーを修正し、ACI の更新操作を再試行します。


34827: ACL parsing error: error.

原因:

マクロ ACI の ACL 解析エラー。ログファイルでエラーの正確な原因を参照します。

対処方法:

ACI のエラーを修正し、ACI の更新操作を再試行します。


34828: ACL parsing error: failed to make filter for string string.

原因:

ACL 解析エラー。サーバーは、指定された文字列用の LDAP フィルタを作成できませんでした。

対処方法:

ACI のエラーを修正し、ACI の更新操作を再試行します。


34829: ACL PARSE ERR(rv=error_code): aci.

原因:

ACL 解析エラー。ログファイルでエラーの正確な原因を参照します。

対処方法:

ACI のエラーを修正し、ACI の更新操作を再試行します。


34830: Can’t add the rest of the acls for entry: entry after delete.

原因:

サーバーは、ACI が削除されたときに、指定されたエントリの ACI を更新できませんでした。

対処方法:

次の手順を実行します。

  1. 更新操作を再試行します。

  2. サーバーを再起動します。


34831: ACL failed to allocate locks.

原因:

サーバーは、操作の実行時に ACL プラグイン用の相互排他または読み込み/書き込みロックを割り当てることができません。

対処方法:

次の手順を実行します。

  1. コンピュータ上のリソースを解放します。

  2. LDAP 操作を再試行します。

  3. サーバーを再起動します。


34832: Operation extension allocation failed.

原因:

サーバーは、操作の実行時に操作の拡張構造を取得または作成できません。

対処方法:

次の手順を実行します。

  1. コンピュータ上のリソースを解放します。

  2. LDAP 操作を再試行します。

  3. サーバーを再起動します。


34834: acl_get_aclpb: Invalid aclpb type

原因:

無効な ACL 操作の拡張が見つかりました。これは内部エラーであり、通常の状況では発生しないはずです。

対処方法:

次の手順を実行します。

  1. LDAP 操作を再試行します。

  2. サーバーを再起動します。

  3. エラーログファイルをコピーし、Sun の技術サポートに連絡してください。


34835: ACLPB parameter parameter value value exceeded allowed value value.

原因:

これは内部エラーであり、通常の状況では発生しないはずです。

対処方法:

次の手順を実行します。

  1. LDAP 操作を再試行します。

  2. サーバーを再起動します。


34838: ACL parent[ ] exceeded the levels limit max_limit: function.

原因:

ACL 解析エラー: 親キーワードが 10 レベルを超えて使用されました。ログファイルを調べて、キーワードが不正に使用された ACI のタイプを確認します。

対処方法:

ACI のエラーを修正し、操作を再試行します。


34842: getRightsControl: insufficient access

原因:

getRights 制御の使用がユーザーに許可されていません。

対処方法:

実行権限を取得するためのアクセス権をユーザーに与えるべきかどうかを確認します。


34844: getRights control parsing:error parsing control paramters

原因:

Directory Server は、実行権限の取得要求で無効な要求パラメータを検出しました。

対処方法:

クライアントによる制御の使用方法を確認します。必要な場合は、Sun の技術サポートに連絡してください。


34846: ACL INTERNAL REFERENTIAL INTEGRITY ERR: message

原因:

ACL の処理を完了するための十分なメモリーを割り当てることができませんでした。

対処方法:

サーバーを再起動します。


36865: collation_unlock: PR_ExitMonitor (variable )=variable; collation_monitor = variable

原因:

照合ロックの解放中にエラーが発生しました。

対処方法:

サーバーを再起動します。


36866: collation_init: PR_NewMonitor failed

原因:

照合ロックの作成中にエラーが発生しました。

対処方法:

サーバーを再起動します。


36867: variable: line line_no: missing directory name in directory directory (ignored)

原因:

NLS パラメータに引数が指定されていませんでした。

対処方法:

設定変数を確認します。


36868: variable: line line_no ignored: only variable arguments (expected collation language country variant strength decomposition oid...)

原因:

照合パラメータに指定された引数が不足しています。

対処方法:

設定変数を確認します。


36869: variable: line line_no: strength value not supported (will use 2)

原因:

照合の強度として無効な値が指定されました。

対処方法:

設定変数を確認します。


36870: variable: line line_no: decomposition value not supported (will use 2)

原因:

照合の分解として無効な値が指定されました。

対処方法:

設定変数を確認します。


36871: Too many tokens (max max_tokens)

原因:

設定行に指定された項目の数が多すぎます。

対処方法:

設定変数を確認します。


36872: Could not open config file filename - absolute path.

原因:

サーバーは、照合設定ファイルを開くことができませんでした。

対処方法:

照合設定ファイルのパスを確認します。


36873: variable: line line_no: bad config line (ignored)

原因:

サーバーは、照合設定ファイルの行を解析できませんでした。

対処方法:

照合設定ファイルを確認します。


36874: Unable to retrieve slapd configuration pathname; using default.

原因:

照合設定ファイルの場所がプラグインに提供されていませんでした。

対処方法:

照合設定ファイルのパスを確認します。


36875: while reading configuration entry (DN ) for Internationalization plugin, error code

原因:

Directory Server は、国際化プラグインの検索中にエラーを検出しました。

対処方法:

国際化プラグインの設定エントリを修正し、Directory Server を再起動します。


36876: Missing Internationalization plugin configuration entry DN

原因:

Directory Server は、国際化プラグインの検索中にエラーを検出しました。

対処方法:

国際化プラグインの設定エントリを修正し、Directory Server を再起動します。


36877: Missing “Collation” attribute in Internationalization plugin configuration entry DN

原因:

Directory Server は、設定エントリの読み取り中にエラーを検出しました。

対処方法:

国際化プラグインの設定エントリを修正し、Directory Server を再起動します。


36878: DN: value index: bad collation config data (ignored)

原因:

Directory Server は、照合設定ファイルの読み取り中にエラーを検出しました。

対処方法:

国際化プラグインの設定エントリを修正し、Directory Server を再起動します。


37121: Not enough pattern space.

原因:

DN 部分文字列フィルタ用に作成されている正規表現を、割り当てられたメモリーに保存できませんでした。

対処方法:

サーバーに提供されている DN 部分文字列フィルタを確認します。


37122: re_comp filter failed.

原因:

部分文字列フィルタ用に作成されている正規表現をコンパイルできませんでした。

対処方法:

サーバーに提供されている部分文字列フィルタを確認します。


37123: dn_assertion2keys_ava: unknown ftype.

原因:

不明なタイプを含むフィルタがサーバーに提供されました。

対処方法:

サーバーに提供されているフィルタを確認します。


37377: statechange_init: failed to register plugin.

原因:

状態変更プラグインをサーバーに登録できませんでした。

対処方法:

サーバーを再起動します。


37378: statechange: failed to create lock.

原因:

サーバーは、状態変更サブシステム用の相互排他を作成できませんでした。

対処方法:

サーバーを再起動します。


37379: statechange: failed to publish state change interface.

原因:

サーバーは、状態変更プラグイン API のインタフェースを公開できませんでした。

対処方法:

サーバーを再起動します。


37380: statechange_post_op: failed to get dn of changed entry.

原因:

サーバーは、変更されたエントリの DN を特定できませんでした。

対処方法:

サーバーを再起動します。


37633: Only one pass through plugin instance can be used

原因:

パススルー認証プラグインの複数のインスタンスを設定しようとしました。

対処方法:

パススルー認証プラグインの設定を確認します。


37634: No pass through servers found in configuration (at least one must be listed)

原因:

リモートサーバーを指定せずにパススルー認証プラグインを使用しようとしました。

対処方法:

パススルー認証プラグインの設定を確認します。


37635: Server parameters should be in the form “maxconnections maxconcurrency timeout ldapversion connlifetime” (got “error ”)

原因:

リモートサーバーに対して指定されたパラメータのセットが無効でした。

対処方法:

パススルー認証プラグインの設定を確認します。


37636: LDAP protocol version should be version or version (got error)

原因:

リモートサーバーに対して指定された LDAP バージョンが無効でした。

対処方法:

パススルー認証プラグインの設定を確認します。


37637: Maximum connections must be greater than zero (got error)

原因:

リモートサーバーへの接続の最大数が 0 以下に指定されています。

対処方法:

パススルー認証プラグインの設定を確認します。


37638: Maximum concurrency must be greater than zero (got error)

原因:

最大並行処理数が 0 以下に指定されています。

対処方法:

パススルー認証プラグインの設定を確認します。


37639: Unable to parse LDAP URL “url” (error)

原因:

LDAP URL の解析中にエラーが発生しました。

対処方法:

パススルー認証プラグインの設定を確認します。


37640: Missing suffix in LDAP URL “url

原因:

LDAP URL にパススルーサフィックスが指定されていませんでした。

対処方法:

パススルー認証プラグインの設定を確認します。


37641: Unable to parse suffix string “ suffix” within variable

原因:

認証のパススルーが行われるサフィックスのリストを分割しているときに、エラーが発生しました。

対処方法:

パススルー認証プラグインの設定を確認します。


37642: Suffix “suffix” is handled by a database backend and therefore will not be subject to pass through authentication

原因:

パススルー認証が設定されているサフィックスの 1 つが、ローカルディレクトリに存在します。

対処方法:

パススルー認証プラグインの設定を確認します。


37644: ldap_charray_add() failed when building suffix list

原因:

サーバーのバックエンドによって処理されるサフィックスのリストにサフィックスを追加しているときに、エラーが発生しました。

対処方法:

サーバーを再起動します。


37645: No active suffixes found

原因:

ローカルサーバーに有効なサフィックスが見つかりません。

対処方法:

サーバーの設定を確認するか、サーバーを再起動するか、あるいはその両方を行います。


37646: passthruauth_init failed

原因:

パススルー認証プラグインを登録できませんでした。

対処方法:

サーバーを再起動します。


37647: Unable to get arguments

原因:

サーバーは、パススルー認証プラグインへの引数のリストを見つけることができませんでした。

対処方法:

パススルー認証プラグインの設定を確認します。


37648: configuration failed (variable)

原因:

指定された引数に基づいてパススルー認証プラグインを設定できませんでした。

対処方法:

パススルー認証プラグインの設定を確認します。


37649: Operation not handled (unable to retrieve bind parameters)

原因:

サーバーは、バインド操作に関して必要な情報を特定できませんでした。

対処方法:

バインド要求を確認します。


37650: error

原因:

サーバーは、バインド要求に関連付けられた制御のセットを取得できませんでした。

対処方法:

バインド要求を確認します。


37651: error

原因:

サーバーは、この接続に関連付けられた DN または認証タイプを設定できませんでした。

対処方法:

サーバーを再起動します。


37889: referint_postop_init failed

原因:

参照完全性プラグインの登録中にエラーが発生しました。

対処方法:

サーバーを再起動します。


37890: referint_postop_del: could not get parameters

原因:

サーバーは、削除操作に関して必要な情報を取得できませんでした。

対処方法:

削除要求を確認します。


37891: referint_postop failed to get argc

原因:

サーバーは、参照完全性プラグインに渡されるパラメータの数を特定できませんでした。

対処方法:

サーバーを再起動します。


37892: referint_postop failed to get argv

原因:

サーバーは、参照完全性プラグインに関連付けられたパラメータを取得できませんでした。

対処方法:

サーバーを再起動します。


37893: referint_postop_del args are NULL

原因:

参照完全性プラグインに対する引数が指定されていませんでした。

対処方法:

参照完全性プラグインの設定を確認します。


37894: referint_postop insufficient arguments supplied

原因:

参照完全性プラグインに対して指定された引数が不足しています。

対処方法:

参照完全性プラグインの設定を確認します。


37895: referint_postop_modrdn: could not get parameters

原因:

サーバーは、modrdn 操作に関して必要な情報を取得できませんでした。

対処方法:

削除要求を確認します。


37896: referint_postop failed to get argc

原因:

サーバーは、参照完全性プラグインに渡されるパラメータの数を特定できませんでした。

対処方法:

サーバーを再起動します。


37897: referint_postop failed to get argv

原因:

サーバーは、参照完全性プラグインに関連付けられたパラメータを取得できませんでした。

対処方法:

サーバーを再起動します。


37898: referint_postop_modrdn args are NULL

原因:

参照完全性プラグインに対する引数が指定されていませんでした。

対処方法:

参照完全性プラグインの設定を確認します。


37899: referint_postop_modrdn insufficient arguments supplied

原因:

参照完全性プラグインに対して指定された引数が不足しています。

対処方法:

参照完全性プラグインの設定を確認します。


37900: update_integrity required config file arguments missing

原因:

参照完全性プラグインに対する引数が指定されていませんでした。

対処方法:

参照完全性プラグインの設定を確認します。


37901: referint_postop search (base=base filter= filter) returned error error.

原因:

削除されたエントリまたは名前が変更されたエントリへの参照を検索しているときに、エラーが発生しました。

対処方法:

次の手順を実行します。

  1. エラーログでエラーの詳細を確認します。

  2. サーバーを再起動します。


37902: referint_postop failed to get argc

原因:

サーバーは、参照完全性プラグインに渡されるパラメータの数を特定できませんでした。

対処方法:

サーバーを再起動します。


37903: referint_postop failed to get argv

原因:

サーバーは、参照完全性プラグインに関連付けられたパラメータを取得できませんでした。

対処方法:

サーバーを再起動します。


37904: args were null in referint_postop_start

原因:

参照完全性プラグインに対する引数が指定されていませんでした。

対処方法:

参照完全性プラグインの設定を確認します。


37905: referint_postop_start PR_CreateThread failed.

原因:

サーバーは、完全性の更新を実行するためのスレッドを作成できませんでした。

対処方法:

サーバーを再起動します。


37906: referint_postop_start insufficient arguments supplied

原因:

参照完全性プラグインに渡された引数が不足していたため、更新の遅れを特定できませんでした。

対処方法:

参照完全性プラグインの設定を確認します。


37907: referint_thread_func could not get args

原因:

サーバーは、参照完全性プラグインに関連付けられたパラメータを取得できませんでした。

対処方法:

サーバーを再起動します。


37908: referint_postop_close could not delete filename

原因:

参照完全性ログファイルを削除できませんでした。

対処方法:

指定されたファイルに対するアクセス権を確認し、サーバーを再起動します。


37909: referint_postop could not open integrity log filename

原因:

参照完全性ログファイルを書き込みのために開くことができませんでした。

対処方法:

指定されたファイルに対するアクセス権を確認し、サーバーを再起動します。


37910: referint_postop could not write integrity log: line length exceeded. It will not be able to update references to the entry entry.

原因:

完全性ログファイルに書き込まれる変更の長さが許容最大長を超えていました。

対処方法:

指定されたエントリへの参照を確認し、必要に応じて手作業で更新します。


37911: writeintegritylog: PR_Write failed : The disk may be full or the file is unwritable :: NSPR error - error.

原因:

サーバーは、完全性ログファイルにデータを書き込むことができませんでした。

対処方法:

次の手順を実行します。

  1. 完全性ログファイルを確認します。

  2. ファイルシステムの状態を確認します。


37912: writeintegritylog: failed to close the file descriptor prfd; NSPR error - error.

原因:

完全性ログファイルを閉じているときに、エラーが発生しました。

対処方法:

次の手順を実行します。

  1. 完全性ログファイルを確認します。

  2. ファイルシステムの状態を確認します。


38402: Invalid mapping: DN

原因:

ID マッピングの設定が無効です。

対処方法:

エラーメッセージの DN によって指定されたエントリに関して、次のことを確認します。

  • dsSearchFilterdsSearchBaseDNNULL でない

  • dsSearchScopesubbase、または onelevel である

  • dsMatching_regexp が正規表現の構文に適合している

  • dsMatching_patterndsMatching_regexp が、どちらも NULL であるか、またはどちらも NULL でない


38403: attribute syntax error: value in mapping entry: DN

原因:

指定された ID マッピングの設定が無効です。

対処方法:

次の点に留意しながら、指定された属性値の構文エラーを修正します。

入力変数を参照する場合は、${...} という構文を使用します。

部分式を参照する場合は、$i を使用します (i は [1..N])。

${、および } の各文字は予約されています。これらの文字を値として使用する場合は、16 進形式を使用します。


38404: Identity Mapping configuration is missing

原因:

Directory Server は、ID マッピングの設定エントリを見つけることができませんでした。

対処方法:

次の作業を実行して、ID マッピングの設定を更新します。

  • cn=identity mapping, cn=config の下にプロトコルエントリを追加する

  • プロトコルエントリの下に cn=protocol, cn=identity mapping, cn=config という DN を持つ ID マッピングエントリを追加する


38405: Authentication protocol name missing

原因:

Directory Server は、ID マッピングプロトコルを見つけることができませんでした。

対処方法:

ID マッピングエントリの CN 属性を更新します。


38407: There are no identity mapping entries for authentication protocol: protocol

原因:

Directory Server は、指定された ID マッピングプロトコルに対応するエントリを見つけることができませんでした。

対処方法:

少なくとも 1 つのプロトコルエントリの下に ID マッピングエントリを追加します。ID マッピングの DN は cn=protocol, cn=identity mapping, cn=config です。


38408: There are no valid identity mapping entries for authentication protocol: protocol

原因:

Directory Server は、指定された ID マッピングプロトコルに対応する有効なエントリを見つけることができませんでした。

対処方法:

このプロトコルに対応する ID マッピングエントリの構文を確認します。


38409: There are no identity mapping configuration for authentication protocol: protocol

原因:

ID マッピングサービスは、指定された認証プロトコルをサポートしません。

対処方法:

次の手順を実行します。

  1. cn=identity mapping, cn=config の下にプロトコルエントリを作成します。

  2. プロトコルエントリの下に cn=protocol, cn=identity mapping, cn=config という DN を持つ ID マッピングエントリを作成します。


38410: Can’t add default identity mapping entry for authentication protocol: protocol

原因:

内部エラー

対処方法:

十分な空きメモリーがあることを確認します。メモリーを追加しても問題が解決しない場合は、Sun の技術サポートに連絡してください。


38913: The default SASL configuration entry could not be read or was not found in the dse.ldif file. It is mandatory.

原因:

必須の SASL 設定エントリ cn=SASL,cn=security,cn=config を設定ファイルから取得できませんでした。

対処方法:

設定ファイルにこのエントリがあることを確認し、ない場合は追加します。このエントリには dsSaslConfig オブジェクトクラスが含まれています。


38914: Out of memory to create the SASL configuration structure.

原因:

メモリー割り当ての問題。

対処方法:

空きメモリーの量を増やします。


38915: The SASL mandatory attribute dsSaslPluginsPath is missing in the dse.ldif file. Some SASL authentication mechanisms will not be available

原因:

必要な属性がありません。

対処方法:

cn=SASL, cn=security, cn=config の設定を修正し、Directory Server を再起動します。


38916: The SASL mandatory attribute dsSaslPluginsEnable is missing in the dse.ldif file. Some SASL authentication mechanisms will not be available

原因:

必要な属性がありません。

対処方法:

cn=SASL, cn=security, cn=config の設定を修正し、Directory Server を再起動します。


38917: Can’t find localhost name.

原因:

ネームサービスにローカルホスト名がありません。

対処方法:

ネームサービスにローカルホスト名を追加します。


38918: SASL initialization failed.

原因:

Directory Server の設定の cn=sasl の下にある SASL 設定エントリの情報が正しくないか、不足しています。

対処方法:

次の手順を実行します。

  1. 設定ファイルにこのエントリがあることを確認します。

  2. 設定エントリの情報が有効であること、つまり認証機構名が正しいことを確認します。


38919: SASL Layer encoding return error error-code

原因:

SASL レイヤーの encode メソッドが失敗しました。

対処方法:

Sun の技術サポートに連絡してください。


38920: Write with SASL security enabled failed with error error-code

原因:

SASL のセキュリティーレイヤーを有効にした状態で、書き込み操作に失敗しました。これは、ネットワークの問題である可能性があります。

対処方法:

問題の原因がネットワークの状態やクライアントアプリケーションの動作ではなかったことを確認します。


38921: SASL Layer decoding return error error-code

原因:

SASL レイヤーの decode メソッドが失敗しました。

対処方法:

Sun の技術サポートに連絡してください。


38922: Read with SASL security enabled failed with error error-code

原因:

SASL のセキュリティーレイヤーを有効にした状態で、読み込み操作に失敗しました。これは、ネットワークの問題である可能性があります。

対処方法:

問題の原因がネットワークの状態やクライアントアプリケーションの動作ではなかったことを確認します。


38923: Size of packet read with SASL security enabled (size) is larger than our buffersize ( size)

原因:

サーバーは、SASL クライアントからのエンコードされたパケットが dsSaslMaxBufSize のバッファーサイズ値より大きいことを検出しました。

対処方法:

SASL クライアントアプリケーションが dsSaslMaxBufSize の値以下のバッファーサイズのネゴシエーションを行うことができることを確認します。


49153: Cannot initialize memberOf plugin.

原因:

isMemberOf プラグインをサーバーに登録できませんでした。

対処方法:

サーバーを再起動します。


49154: Unable to allocate memory. Cannot start memberOf plugin.

原因:

サーバーは、MemberOf プラグインが仮想属性を生成するための十分なメモリーを割り当てることができませんでした。

対処方法:

サーバーを再起動します。


49155: Unable to allocate memory. Cannot start memberOf plugin.

原因:

サーバーは、MemberOf プラグインが仮想属性を生成するための十分なメモリーを割り当てることができませんでした。

対処方法:

サーバーを再起動します。


49156: Maximum number of nested groups exceeded (max number current number) not retrieving member from entry DN -- probable circular definition.

原因:

MemberOf プラグインでは、指定されたレベル数を超えたグループの入れ子は許可されません。

対処方法:

指定されたレベル数より深い入れ子になったグループがないことを確認します。


49157: Unable to preload memberOf attributes for groups!

原因:

サーバーは、isMemberOf 属性値のキャッシュを作成するのに必要なスレッドを作成できませんでした。

対処方法:

サーバーが使用できるリソースを増やし、サーバーを再起動します。


53516: Cannot initialize Monitoring plugin.

原因:

監視プラグインのパラメータブロックを更新できませんでした。

対処方法:

サーバーを再起動します。