- ゼミの志望理由が思い浮かばない
- 志望理由・希望理由を例文を参考に書きたい
- 書き出しや締めをどう書いたらいいか分からない
今回はそんな人に向けて、ゼミの志望理由・希望理由を簡単に書く方法を解説します。
ゼミの志望理由の例文や書類選考・面接の突破方法もあわせて紹介しますよ。
ゼミの志望動機がなさすぎてやばいと悩んでいる人も大丈夫。
ゼミの志望理由を1から考えるためにやるべきことが理解できますので、最後まで読んでみてくださいね。
結論は以下の通り。
お急ぎの方はこちらからどうぞ。
ゼミの志望理由がない人にめちゃくちゃ役立つ記事ですよ。
ゼミの志望理由がない人はたくさんいます
「ゼミの志望理由がないのは自分だけ?」と悩んでいる人も大丈夫。
ゼミの志望理由がない人はたくさんいます。
自分のやりたいことが明確な人は志望理由が簡単に思い浮かぶかもしれません。
しかし「特に理由はないけど卒業するために選ばないと…」という人も多いですよね。
次の章でゼミの志望理由・希望理由の書き方を4ステップで紹介しますので、順番に見ていきましょう。
ゼミの志望理由がないのは自分だけじゃないので大丈夫です。
ゼミの志望理由・希望理由の書き方4ステップ【例文フォーマットも】
ここからはゼミの志望理由・希望理由の書き方を4ステップで解説します。
最後のステップでは例文フォーマットも紹介しますね。
志望理由・希望理由に必要なのは「納得感」です。
過去の経験や将来の夢をもとに志望理由を語ると納得感がめちゃくちゃ出ます。
さらに他のゼミではそれが実現できない理由もあわせて説明できると完璧ですね。
次のステップでゼミの志望理由・希望理由を考えてみましょう。
今までどのような経験をしてきたかを思い出しましょう。
将来どのような仕事につきたいのか、なにを実現したいのかを考えましょう。
他のゼミではなぜダメなのか、その理由を考えましょう。
過去の経験と将来の目標、他のゼミではダメな理由を1本につなげましょう。
それぞれ詳しく解説しますね。
ステップ①自分の過去を振り返る
まずは自分の過去を振り返りましょう。
- 小学校
- 中学校
- 高校
- 大学
それぞれでどんな組織(部活や習いごと)に属して、どんな役割を担当していたかをメモしてください。
印象に残っているエピソードや自分が成長できたと思うエピソードもあわせてメモするとOK。
なんとなく志望しているのではなく、過去にこのような経験をしたことがきっかけで志望するようになったと伝えることで納得感が出ますよ。
ステップ②自分の未来を考える
次の自分の未来を考えましょう。
- 将来どのような仕事をしたいのか?
- 将来なにを実現したいのか?
をメモしてください。
志望するゼミに入ることが将来の夢を実現する手段だと語ることで、「本当に入りたい!」という気持ちを伝えることができます。
そのゼミに入るのは自分の未来をすばらしいものにするための「手段」であって、「目的」ではないことを忘れないようにしてくださいね。
ステップ③他のゼミではダメな理由を考える
他のゼミではダメな理由も考えておきましょう。
過去の経験や将来の夢をもとに志望理由を語るだけでも納得感が出ますが、「それは他のゼミでもできるのは?」と思われる可能性があるので準備しておけば完璧です。
- 志望するゼミでしか経験、勉強できないことはなにか?
- 志望するゼミと他のゼミとの違いはなにか?
など、自分なりに良いと思ったポイントがあるはずです。
「なんとなく楽そうだから…」「教授が好きだから…」という人もいると思います。
そのまま伝えるのではなく、「資格取得も目指しているので自分の時間を確保できるこのゼミが最適と考えている」や「尊敬する教授のゼミに入ることで前向きに勉強できる」とすればOKです。
ステップ④自分の過去と未来、他のゼミではダメな理由をつなげる
これまで考えてきた過去の経験と将来の目標、他のゼミではダメな理由を1本につなげましょう。
例文フォーマットは以下の通りです。
私が○○ゼミを志望する理由は将来◎◎を実現したいからです。(ステップ2:自分の未来を考える)
インターンシップで△△を提供した経験から、ゼミを通じてさらに専門的に学びたいと考えるようになりました。(ステップ1:自分の過去を振り返る)
特にこの分野ではトップの□□先生のもとで勉強できる○○ゼミは私にとって最高の環境だと考えています。(ステップ3:他のゼミではダメな理由を考える)
インターンシップで得たスキルや持ち前の積極性を○○ゼミで活かすことで◇◇に貢献できると思います。
以上より、私は◎◎を実現するために、○○ゼミを志望いたします。
この流れにしたがって文章を作ることで納得感のある志望理由になりますので、ぜひ試してみてくださいね。
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ゼミの志望理由を書くには自己分析が必須。
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ベネッセが提供するアプリなので安心して使えますね。
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\ゼミの志望理由が簡単に書ける/
4ステップでゼミの志望理由を書いていきましょう。
ゼミの志望理由の書き出し・締めを簡単に書くコツ
この章ではゼミの志望理由の書き出し・締めを簡単に書くコツを紹介しますね。
「どうやって書き出したらいいか分からない」「締め方に悩んでしまう」という人はチェックしてくださいね。
志望理由の書き出しには結論を書く
ゼミの志望理由の書き出しには結論を書きます。
先ほどの例でいうと「私が○○ゼミを志望する理由は将来◎◎を実現したいからです。」が結論ですね。
結論を最初に書くのが分かりやすい文章にするためのコツ。
その後に結論を導いた理由と具体例を書くことで説得力のある文章になります。
先ほどの例だと以下が当てはまりますね。
「インターンシップで△△を提供した経験から、ゼミを通じてさらに専門的に学びたいと考えるようになりました。」
志望理由の締めにも結論を書く
ではゼミの志望理由の締めはどうすれば良いか?
締めではあらためて結論を書くのが正解です。
先ほどの例でいうと「以上より、私は◎◎を実現するために、○○ゼミを志望いたします。」ですね。
このような書き出しから締めまで流れをPREP法(プレップ法)と呼びます。
- 結論(Point)
- 理由(Reason)
- 具体例(Example)
- 結論(Point)
就活や社会に出ても使うテクニックなので覚えておくと役立ちますよ
PREP法で志望理由を構成すれば分かりやすい文章が書けますよ。
ゼミの志望理由の例文
この章ではゼミの志望理由の例文を紹介します。
志望理由を考える際の参考にしてくださいね。
例文①文学部系ゼミ
文学部 ○○ゼミ
私は□□教授の○○ゼミへの参加を希望いたします。
なぜなら○○ゼミの研究テーマである日本の伝統芸能に深い関心があるからです。
以前より私は日本特有の芸能文化に魅了されることが多く、その根本がどこにあるのかを探究したいと考えていました。
○○ゼミでの活動を通じて伝統芸能の歴史を紐解いていくことで、日本人だからこそ気付けない日本の魅力を再発見できると思っています。
将来は旅行業界で働き、日本を訪れる海外の方々にこのゼミで学んだ日本文化の魅力を伝えるのが私の夢です。
日本の伝統芸能を目的に世界中から人が集まる。
そんな世の中を作るために○○ゼミへの参加を希望いたします。
例文②法学部系ゼミ
法学部 ○○ゼミ
私が○○ゼミへの参加を希望する理由は、□□教授の研究テーマである「SNS上での誹謗中傷と被害者の救済」に強い関心があるからです。
私にとってSNSは友人や同じ趣味の人たちと気軽にコミュニケーションを取れる生活になくてはならないツールです。
一方、匿名で身に覚えのない誹謗中傷を受けた経験もあり、必ずしも安全で楽しい空間であると言い切れないと感じています。
SNSでは毎日どこかで、いわれのない誹謗中傷を受けている人がたくさんいます。
被害者の救済に向けてどのような法整備がなされているのか、どんな課題があるのかを明らかにしていきたいです。
○○ゼミでの活動を通じて、誹謗中傷を受けた人々を救済できる仕組み作りを進めていきます。
以上が、私の志望理由です。
□□教授のゼミでの活動に大変興味があり、誰にも負けない熱意もあります。
ぜひ参加を認めていただきたく、よろしくお願いいたします。
例文を参考に自分なりの志望動機の作ってみてね。
ゼミの志望理由を磨いて書類選考を突破する方法
ここまでで志望理由の書き方が理解できたと思います。
さらに志望理由を磨いて書類選考を突破する方法を紹介するので、通過率を高めたい人は参考にしてくださいね。
志望理由を磨く方法①誤字・脱字をなくす
志望理由を磨く方法の1つ目は、誤字・脱字をなくすことです。
誤字・脱字があるだけで志望度が低いと評価されてしまう可能性があります。
志望理由は時間をかけて読み返し、誤字・脱字がないようにするようにしましょう。
できれば提出する前に、親しい友人や家族に目を通してもらうのがおすすめ。
自分では完璧と思っていても、第三者の目で見ることで誤字・脱字は見つかるものです。
他の人の意見を取り入れることでより洗練された見栄えの良い志望理由に仕上がることも多いです。
志望理由を磨く方法②指定の文字数に近づける
指定の文字数に近づけるのも志望理由を磨く方法の1つ。
文字数も誤字・脱字と同じく志望度を伝えるために重要です。
たとえば、1000文字以内と指定されている場合、
- 300文字しか書いていない人
- 1000文字ぎりぎりまで書いている人
を比べると「1000文字ぎりぎりまで書いている人」の方が志望度が高いと思われるのは当たり前ですね。
また、文字数が多い方がアピールできる情報が多くなるので、有利であることは間違いありません。
過去の経験や将来の夢も文字数が多い方が詳細に伝えることができます。
無駄な文字をたくさん書くのは意味がありませんが、しっかりと過去を振り返り、将来を考えた人であれば文字数が余ることはありません。
「書くことがない…」という人はあらためてゼミの志望理由・希望理由の書き方4ステップを読んでみてくださいね。
もちろん文字数を超えてしまうのはルール違反でNG。
その時点で落ちてしまう可能性がありますので注意してくださいね。
志望理由を磨く方法③1つの文で欲張らない
1つの文で欲張らないのも大事なポイントです。
1つの文にいろいろな話を入れてしまうと、読んでいる人は言いたいことが理解できません。
たとえば、先ほどの志望理由の例を1文で書くと以下のようになります。
私が○○ゼミを志望する理由は将来◎◎を実現したいからで、それはインターンシップで△△を提供した経験をもとにゼミを通じてさらに専門的に学びたいと考えるようになったためであり、さらにこの分野ではトップの□□先生のもとで勉強できる○○ゼミは私にとって最高の環境だと考えたからです。
伝わらなければどんなに内容が良くても意味がありません。
1文で1つの話を伝えることを意識して、情報を小分けにしてくださいね。
志望理由をさらに磨いて通過率を上げてくださいね。
ゼミの志望理由をうまく伝えて面接を突破する方法
書類選考を通過した後は面接が行なわれます。
志望理由が完璧でも自分の想いをうまく伝えられなければ落ちてしまうこともあるので注意。
次のことを意識して面接の合格を目指しましょう。
ゼミの面接を突破する方法①第一印象をよく見せる
面接では話す内容だけではなく、表情や姿勢などの視覚情報、声のトーンや大きさなど聴覚情報が重要です。
たとえば、いつも猫背の人も面接のときだけは意識して背筋を伸ばす。
声が小さい人は意識して聞こえやすい大きさにするなど、「いい感じの自分」を出せると合格率が上がりますよ。
ゼミの面接を突破する方法②質問内容を理解して結論と理由を答える
面接では質問内容を一瞬で理解して、結論とその理由をシンプルに答えることも大事です。
質問されそうな内容はしっかり事前準備をしておきましょう。
ゼミの面接では以下のことがよく質問されますよ。
- 志望理由
- 卒論のテーマ
- 専門にしたい内容
- サークルや部活の所属有無
- アルバイトの所属有無
- 大学生活で力を入れたこと
- 長所・短所
- 趣味・特技
面接は質問に答える場ではなく面接官と会話する場です。
会話することを意識すれば、自分だけが不自然に話しすぎたり変にアピールしすぎたりすることがなくなりますよ。
ゼミの面接を突破する方法③丸暗記ではなく自然体で答える
面接では丸暗記ではなく自然体で答えることも重要ですね。
丸暗記自体は悪いことではないですが、棒読みになってしまわないように注意が必要。
自然体に見えるように繰り返し練習しておくようにしましょう。
自分で動画撮影を行うなど面接練習をしておくことで面接に慣れておくと完璧ですね。
面接に不安がある人は『dodaキャンパス』の面接セミナーを受けるのもおすすめです。
面接対策までしておけば合格間違いなしです。
ゼミの志望理由がない人のよくある質問
最後に、ゼミの志望理由がない人のよくある質問に回答します。
ぜひチェックして、ゼミ選びの不安をなくしてくださいね。
- ゼミはどうやって決めたらいい?
-
自分の将来の目標をもとにそれを実現する近道になるゼミを選ぶのが基本です。
自分が興味を持つテーマに関して高い実績を持っていたり、卒業生が志望企業に入社していて企業とのつながりがあるゼミを選びましょう。
教授やゼミの学生も同じ興味・関心を持っているメンバーばかりなので、自分の成長やモチベーションアップにも役立ちますよ。
- ゼミの面接ではなにが聞かれる?
-
ゼミの面接では志望理由と大学生活について質問されます。
志望理由は過去の経験や将来の夢をもとに志望理由を語ることで納得感を出しましょう。
さらに他のゼミではそれが実現できない理由もあわせて説明できると完璧です。
また大学生活でなにに力を入れて、そこから何を学んだかを整理しておきましょう。
簡単な自己紹介や長所・短所などもよく質問されますので、事前に準備しておいてくださいね。
- 就活でゼミの活動について聞かれる?
-
聞かれることが多いです。
学生の興味・関心とその企業の事業内容・方針が一致しているか見るための目安になるからですね。
また積極性や向上心を確認する意味でも質問されます。
しっかりとした自分なりの理由を持ってゼミに入ると就活でも有利になりますよ。
疑問点をなくしてゼミ選考に挑んでくださいね。
まとめ|ゼミの志望理由がない人も大丈夫
この記事ではゼミの志望理由・希望理由を簡単に書く方法を解説してきました。
この4ステップを使えば誰でも簡単に効果的な志望理由が完成します。
どんどん活用してすばらしい志望理由・希望理由を作ってくださいね。
なお、ゼミの志望理由を書くことは自分の目標や価値観をより深く考えるためにも役立ちます。
就活で重要な自己分析を先取りして行なっていることになるため、ここで考えたことは希望のゼミに入れた後も無駄になりません。
就活本番のエントリーシートや面接対策で企業の志望動機を考えるときもこの4ステップを使えますので、積極的に活用していきましょう。