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xofs ドライバのアンロード

アンインストールの際、一部のディレクトリが誤って xofs の制御下に置かれたままになっている場合(たとえば、シナリオが実行中で、ディレクトリが xofs によってマウントされている)、アンインストール手順で xofs ドライバをシステムからアンロードすることはできません。

この場合は、コンピュータを再起動するか、xofs ドライバを手動でアンロードします。

xofs ドライバをアンロードする方法

  1. 以下のコマンドを使用して、いずれかの xofs マウント ポイントが存在するかどうかを確認します。
    #cat /etc/xofs_mnttab
    
  2. ディレクトリを使っているすべてのプロセスを停止します。 使用しているプラットフォームに応じた fuser コマンドを使用して、ユーザのディレクトリ内のファイルを開いているプロセスを検出します。

    AIX と Solaris

    #fuser -c <dir_from_xofs_mnttab>
    

    Linux

    #fuser -u <dir_from_xofs_mnttab>
    
  3. 手順 1 で検出したディレクトリに以下の umount コマンドを使用します。
    #umount <dir_from_xofs_mnttab>
    
  4. xofs ドライバを使用しているプロセスがないことを確認し、手動でアンロードします。 各プラットフォームでの適切な手順に従ってください。
    AIX

    以下のコマンドをルート ユーザで実行して、xofs がカーネルにロードされているかどうか確認します。

    echo lke | kdb| grep xofs
    

    以下のコマンドをルート ユーザで実行して、xofs ドライバをアンロードします。

    /opt/CA/ARCserveRHA/bin/xoctl u /opt/CA/ARCserveRHA/bin/xofs.ext
    

    Solaris

    以下のコマンドを実行して、ドライバがメモリにロードされているかどうかを確認します。

    modinfo|grep xofs
    

    以下のコマンドを実行して、xofs ドライバを手動でアンロードします。

    modunload -i <xofs ID> 
    

    Linux

    以下のコマンドを実行して、xofs ドライバのリファレンス カウンタが 0 であることを確認します。

    /sbin/lsmod|grep xofs
    

    以下のコマンドを実行して、xofs ドライバを手動でアンロードします。

    /sbin/rmmod xofs