北アルプスの絶景を巡る 長野県おすすめのドライブルート

岳の町・大町から白馬へ。北アルプスの山懐をビュードライブ

長野県と富山県境にそびえる雄大な北アルプスの山懐を走るマウンテンビューコース。スタートの大町では、北アルプスを一望する高台に立つ市立大町山岳博物館と、さらに絶景が望める鷹狩山展望台へ。大町から白馬へは、そばの里として知られる新行高原経由で。美麻からは長野冬季オリンピックの際に整備された道となり、快適なドライブが楽しめる。時間の余裕があるなら、JR千国駅手前で県道43号に入り、千国の庄史料館や千国番所や白馬ジャンプ競技場、仁科三湖などを見学しながら国道147号を安曇野ICに戻る。

ルートマップ:約3時間34分(約112km)

S:安曇野IC

約27km 県道310号、地方道、県道306号、国道147号、地方道 約50分

1:市立大町山岳博物館

スポット情報
北アルプスの山岳文化、歴史、自然を紹介する山岳専門の博物館。大町市の東、鷹狩[たかがり]山の中腹に位置し、3階の展望室からは大町市と北アルプスの眺望が楽しめる。2階にはライチョウやニホンカモシカなど高山の動植物の生態や北アルプスの地質等を解説している。1階は山と人とのかかわりを豊富な資料と映像で紹介。井上靖の小説『氷壁』[ひょうへき]にも描かれた切れたナイロンザイルの実物などを展示。所要1時間。屋外には付属動植物園を併設。

スポット情報はこちら

約3km 地方道 約10分

2:鷹狩山展望台

スポット情報
大町市街の東、標高1164mの鷹狩山にある展望台。山上一帯は鷹狩山展望公園として整備されており、「恋人の聖地」や長野県の「信州ふるさとの見える(丘)」にも選定。公園内の展望台からは北アルプスの山々から安曇野平野、戸隠連山、美ヶ原高原までを一望できる。春夏秋と表情の異なる北アルプスを眺める絶好のスポットである。山頂へ至る道路は冬期(12~3月頃)は通行止め、山頂トイレも閉鎖。

スポット情報はこちら

約31km 地方道、県道31号、県道33号、国道148号、国道406号 約60分

3:大出吊橋

スポット情報
清流・姫川にかかる橋。橋の向こうにそびえる白馬三山、姫川の流れ、吊り橋と茅葺き屋根の民家が見える景色は、四季折々に違った表情を見せ、多くの写真家や画家に愛されている。

スポット情報はこちら

約9km 国道406号、国道148号 約14分

4:姫川源流自然探勝園

スポット情報
日本海へ注[そそ]ぐ姫川の源流にあり、湧き出る清水は日本名水百選の一つに選ばれ、4月中旬からフクジュソウ群落が一面を埋めつくし、南側に隣接する親海湿原では5月中旬から初秋まで300種以上の花や植物が見られる。

スポット情報はこちら

約42km 国道148号、県道306号、県道309号、県道310号 約80分

5:安曇野IC

ベストシーズン

4月下旬~5月上旬、白馬五竜スキー場のゲレンデは白馬村の花・カタクリの花でいっぱいに。一部のスキー場は春スキーが楽しめる。

7月上旬~8月上旬、白馬岩岳スキー場の山麓と山頂エリアで50余種50万株のゆりが咲き誇る「白馬岩岳ゆり園&マウンテンビュー」が必見。北アルプスや白馬山麓の大パノラマも楽しみ。八方尾根や栂池自然園でのプチトレッキングもおすすめだ。

八方尾根や栂池自然園の紅葉が圧巻。標高差やロープウェイからの眺めなどによって9月下旬~11月上旬と見頃が長いのも魅力。

12月中旬、大町から白馬にかけては数多くのスキー場がオープンする。各スキー場でイベントがあるので事前チェックを。

ドライブ情報

  • 安曇野ICから白馬へは、県道51号・31号・33号が渋滞を避ける迂回路。
  • 国道148号線の佐野坂交差点~さのさかスキー場間、ジャスコ白馬店出入口前あたりは事故多発ゾーン。
  • 12月~4月上旬は積雪があるのでスタッドレスタイヤ装着。
  • 「チェーン装着車以外通行止め」の表示がある場合は、スタッドレスでも通行できない。チェーンを準備しておこう。

問合せ先情報

  • 大町市観光協会 0261-22-0190
  • 白馬村観光局 0261-72-7100

Copyright (C) 2017 JTB Publishing, Inc. All Rights Reserved.
※取材時の情報のため、内容が変更になっている場合があります。お出かけ前にはご確認いただけますようお願いいたします。