気になるAdvanced／W-ZERO3[es]のカメラの画質は？

先日ウィルコムの最新スマートフォン「Advanced/W-ZERO3[es]」の着信音の大きさを検証してみましたが、今後はカメラの画質を従来のW-ZERO3シリーズと比較してみました。

ただしまだ試作機であるため、製品版と仕様が異なる場合があることに注意が必要です。

詳細は以下から。
いずれも640×480のVGAサイズ、高画質モードで撮影しました。なお、W-ZERO3が有効画素数133万画素、W-ZERO3[es]とAdvanced/W-ZERO3[es]は有効画素数131万画素です。

まずはW-ZERO3（WS003SH）。全体的にぼやけた感じ。色合いもはっきりしません。

続いてW-ZERO3[es]。なんだか全体的にシャープになる補正をかけたかのように、輪郭がくっきりとしています。

そしてAdvanced／W-ZERO3[es]。撮影シーン設定は「標準」です。

撮影シーン設定を「標準」にしたまま、接写スイッチを「接写モード」に切り替えてみました。どうやら接写モードにした方が良かったようです。

これがAdvanced／W-ZERO3[es]のカメラ設定画面。カメラアプリは縦画面モード専用です。標準、風景、人物、パーティ、夜景、屋内（白熱灯）、屋内（蛍光灯）といった撮影シーン設定や2倍ズームが可能。

使ってみた感想ですが、カメラの追従性がやたらと高いため、これまでのようにシャッターを押してからワンテンポ遅れて撮影されたり、画面がファインダーの役割を果たさないといった事態が避けられるところに非常に好感が持てました。また一歩携帯電話としての使い勝手が改善された形です。ちなみに撮影時はシャッター音に加えて、撮影した写真を保存できたことを知らせる音が鳴るようになっていました。