【イカリソウの花言葉】由来や特徴は？いつの誕生花？

【イカリソウの花言葉】由来や特徴は？いつの誕生花？

イカリソウはそのユニークな名前と美しい花で知られ、花言葉にもその花姿に由来したメッセージが込められています。

今回は、イカリソウの花言葉や名前の由来、基本情報、花の特徴、さらには種類や品種についてご紹介します。また、生薬としても利用されるイカリソウの興味深い一面も垣間見てくださいね。

イカリソウの花言葉とは？

イカリソウの花言葉は「旅立ち」「君を離さない」です。イカリソウは、名前の通り、船の錨(イカリ)に似た姿の美しい花を咲かせます。花言葉は、船を確実に固定する錨の役割に由来し、旅立ちの先に絶え間ない絆を感じさせます。

イカリソウはどんな花？

Photo by avecさん@GreenSnap

イカリソウは、メギ科に属するイカリソウは日本原産の美しい花です。日本の山野に自生し、日当たりの良い日陰やこぼれびを好んで育ちます。自生する地域では群生して育つ姿を見ることができます。

イカリソウは、漢字で「錨草」、「碇草」と書きます。これは、花が咲くと四方に花びらが広がり、まるで錨で船を留めるような形状になることから由来しています。この美しい花姿に因んで「イカリソウ」と名付けられました。また、茎が三つに分かれる様子から「三枝九葉草（サンシクヨウソウ）」とも呼ばれています。

イカリソウの種類

イカリソウには様々な種類が存在します。

キバナイカリソウ

黄色い花を咲かせる品種で、基本種よりも大きく成長します。その美しさは育てがい十分なものです。

バイカイカリソウ

矮小性のあるイカリソウで、小さな花が1センチ前後に咲きます。梅の盆栽のような風情を楽しめます。

トキワイカリソウ

東北から山陰地方に自生し、通年を通して葉をつける常緑性のイカリソウ。その独特な特性が魅力です。

イカリソウは何月何日の誕生花？

イカリソウは、3月13日の誕生花です。

イカリソウの花言葉を楽しもう！

船の錨の形によく似たイカリソウは、日本の山野で見ることができる山野草です。主に落葉樹の下に生えていることが多いので、見つけた際には航海や人と人との絆を感じさせる花言葉に思いを馳せながら、観察してみてくださいね。