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【スミレ(菫)の育て方】種まきの時期はいつ?増やし方は?

2024/3/14

スミレ(菫)の基本情報

科・属 スミレ科スミレ属
分類 多年草
植え付け時期 春(1月~3月)
開花時期 3月〜4月
置き場所 日当たりと風通しの良い場所、半日陰でも可
肥料 春と秋に固形肥料、花後に液肥

スミレ(菫)とは

スミレ

Photo by 黒兎さん@GreenSnap

スミレは、日本や中国、朝鮮半島などが原産のスミレ科スミレ属の多年草です。春の訪れを告げるように可憐な花を咲かせ、日本では特に野生のスミレがよく知られています。

世界中に豊富な種類があることで知られるお花ですが、ガーデニングシーンでも初心者から上級者まで幅広く愛されています。

スミレ(菫)の育て方

置き場所・日当たり

スミレは日当たりが良い場所を好みますが、強い直射日光は避け、夏場は半日陰で育てます。地植えの場合も同様に、日当たりを意識しつつ、夏の強い日差しからは保護してあげましょう。

水やり

スミレの水やりは、土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えてください。地植えの場合は基本的には水やりは必要ありませんが、夏場に乾燥が続く場合は朝夕の涼しい時間帯に水やりを行いましょう。

種まき/植え付け

スミレは種まきで苗を育てるか、苗を購入して育てていきます。種まきは気温が気温が20度前後の春に行います。種は浅くまき、土で軽く覆った後、適度に水を与えます。植え付けの場合は、根鉢を崩さずに植え、水やりを忘れずに。

用土

スミレには、水はけの良い用土を使用しましょう。市販の草花用培養土や山野草用の土、もしくは軽石を混ぜたものなどが適しています。スミレは根腐れを起こしやすいので、水はけは非常に重要です。

肥料

すみれは春の成長期と秋に緩効性の固形肥料を与えます。花後の追肥も効果的です。

病気・害虫

スミレは、うどんこ病やハダニ、アブラムシに注意が必要です。害虫は夏場に発生しやすいので、発見次第、適切な薬剤で対処してください。

植え替え

スミレは根が育ちやすいので、鉢植えで育てる場合は毎年ひと回り大きな鉢に植え替えを行います。この時、古い土を新しい土に変えてあげましょう。

増やし方

スミレは、種まき、株分け、根伏せで増やせます。種まきは前述の通り、気温が20度前後になった春に行いましょう。花後に放置しておくと、こぼれ種で自然に増えることもあります。

株分けは、植え替えと同じタイミングで行います。株が大きくなったら、枝分かれしている部分で分けて別々に植え付けましょう。

根伏せは、スミレの若い根を使って増やす方法です。スミレの根を5〜6cmほど切り取って、切り口をきれいに整え、薄く土をかぶせるように植えましょう。

スミレ(菫)の育て方でよくある質問

スミレの花が終わったらどうする?

スミレの花が終わった後は、枯れた花がらを根本から取り除き、秋には枯れた葉を切り取ることで、翌年の花付きを良くします。種を取りたい場合は、花がらをそのままにして結実するのを待ちます。種は熟すと弾けてしまうので、弾け飛ぶ前に種を採取してください。

スミレの寿命はどのくらい?

スミレの寿命は2〜3年程度です。スミレは寿命を迎えると、夏頃に地上部だけではなく、根もすっかりと枯れてしまいます。枯れたかな?と思ったら、少し掘り起こして根が枯れているか確認してみましょう。

スミレの花が咲かないのはなぜ?

日当たりが不足している、肥料が足りない、または肥料のやり過ぎの可能性があります。環境を見直してみましょう。

スミレ(菫)の育て方まとめ

スミレは多年草のため、冬越しの手間もなく比較的簡単に育てることができます。小さく可憐な花を楽しめるので、ぜひガーデニングに取り入れてみてくださいね。