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SecurityGateway for Email Servers 8.5

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ヒューリスティックとベイジアン

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SecurityGatewayは、一般に普及しているオープンソースSpamAssassin(ヒューリスティックルールおよびベイジアン分類のためのプロジェクト)の高性能なカスタマイズされたバージョンを使用します。メッセージはこの処理に渡されて、内容に基づくスコアを設定します。内蔵されたSpamAssassinの代わりに、SecurityGatewayでは、外部のSpamAssassinデーモンの利用を許可します。

設定

メッセージ分析でヒューリスティックルールとベイジアン分類を使用する

デフォルトで、このオプションは有効です。そのメッセージは、ヒューリスティックルールおよびベイジアン分類法システムを通して渡され、結果に基づいてSpamAssassinスコアを設定することを意味します。このシステムを無効にし、このページの別のオプションを利用停止にする場合は、このチェックボックスを解除します。

ヒューリスティックルールを自動的に更新するオプションとSGSpamD設定画面でベイジアン分類を管理するオプションを構成することができます。下記で"内蔵のローカルSpamAssassinエンジン(SGSpamD)を使用する"オプションで"SGSpamDの設定は、ここをクリック"リンクを通じて画面を表示することができます。

SpamAssassinで戻されるスコアをメッセージスコアへ追加する

デフォルトで、このオプションは、メッセージスコアにSpamAssassinスコアを追加するために使用します。メッセージスコアオプションを使用する時に、最終的なメッセージスコアにSpamAssassinスコアを追加することを、スパム保護の別の階層を提供することができ、そして、SpamAssassinのみ、または他の個々のアンチスパムスコアリングオプションによって捕えられるのに十分な高さを記録しないスパムを捕える可能性を増やします。

SpamAssassinスコアが指定値以上の場合メッセージを拒否する

SpamAssassinスコアに対して除外するしきい値を指定するために、このオプションを使用します。言い換えると、メッセージに対してのSpamAssassinスコアが、この値以上である時、メッセージは隔離または残りのアンチスパムおよびメッセージスコアリングオプションによって処理を継続するのではなく、SMTPセッション中に拒否されます。従って、下記の"SpamAssassinスコアが指定値以上の場合メッセージを隔離する"オプションと連動して、このオプションを使用する場合、隔離値より大きい値に除外するしきい値を常にセットする必要があります。それ以外のメッセージは、SpamAssassinスコアにより決して隔離されません。隔離する充分なスコアを持つメッセージは拒否されます。この除外しきい値に対するデフォルト値は、12.0です。

SpamAssassinスコアが指定値以上の場合メッセージを隔離する

SpamAssassinスコアに隔離用しきい値を指定する場合、このオプションを有効にします。この値以上のスコアをもつメッセージは隔離されます。隔離されたメッセージは、SecurityGatewayにサインインすることで、受信者または管理者によって閲覧と管理ができます。上記の"SpamAssassinスコアが指定値以上の場合メッセージを拒否する"オプションと連動して、このオプションを使用する場合、"SpamAssassinスコアで隔離する"オプションを"SpamAssassinスコアで拒否する"オプションより小さい値に常に設定します。このオプションのデフォルト値は、5.0です。

ヒューリスティックおよびベイジアンシステムのパフォーマンスを監視し、時間をかけて、必要性を満たすために両方の除外および隔離のしきい値を改善する必要があります。通常、比較的少ない検出漏れ(認められていないものを通り抜けるスパム)、および希に誤検出(スパムでないメッセージにスパムとしてフラグを付ける)を伴うデフォルト値は、大部分のスパムをキャッチします。デフォルトの除外をするしきい値12は、妥当なスタートポイントです。大部分のケースで正当なメッセージは、その高さを記録しません。

例外

指定サイズより大きいメッセージを除外する [xx] KB

大容量のメッセージをヒューリスティックおよびベイジアンシステムでスキャンを除外する場合、ここに値(キロバイト単位)で指定します。大容量のメッセージは、まれにスパムとみなされます。スキャンから除外することは、多くのリソースを節約することができます。

ホワイトリストの差出人からのメッセージを除外する

デフォルトでホワイトリストにある差出人からメッセージを送信する場合、SecurityGatewayでメッセージのヒューリスティックおよびベイジアン処理から除外します。これらのメッセージを除外しない場合、このチェックボックスを解除します。

認証されたセッションからのメッセージを除外する

このオプションは、認証済みSMTPセッションの場合に、ヒューリスティックおよびベイジアンシステムからメッセージを除外するために使用します。このオプションはデフォルトで有効です。

ドメインメールサーバからのメッセージを除外する

ドメインメールサーバから到着しているメッセージは、デフォルトでヒューリスティックおよびベイジアン処理から除外されます。それらのサーバから到着しているメッセージを、ヒューリスティックおよびベイジアンで処理する場合、このオプションを解除します。

場所(すべてのドメイン)

内蔵のローカルSpamAssassinエンジン(SGSpamD)を使用する

個別のデーモン-SecurityGatewayスパムデーモン(SGSpamD)として実行するSecurityGateway内蔵SpamAssassinエンジンを使用する場合、このオプションを選択します。SGSpamDを構成するために、SGSpamDの設定は、ここをクリックリンクをクリックします。リモートロケーションで異なるSpamAssassinエンジン実行を使用する場合、下記のリモートSpamAssassinデーモンオプションを選択します。

リモートSpamAssassinデーモン(SpamD)を使用する

内蔵SGSpamDを使用するのではなく、リモートロケーションにあるSpamAssassinデーモンを使用しメッセージをスキャンする場合、このオプションを選択します。

ホストアドレス:

ここにリモートSpamDのIPアドレスを指定します。

ポート:

リモートSpamDを実行しているポートを指定するために、このオプションを使用します。

テスト

リモートSpamDに接続をテストするために、このボタンをクリックします。

例外 - ドメイン

これらの設定を構成する時、ページ上部のドメイン:ドロップダウンリストボックスで、特定のドメインを選択する場合、そのドメインの設定を保存後に、この一覧にドメインが表示されます。ヒューリスティックおよびベイジアン設定を見直し編集するには、対応するドメインの表示/編集リンクをクリック、あるいはデフォルトの全体の設定値をドメインの設定にリセットするには、リセットをクリックします。