本田圭佑、現役続行の野望明かす「そんな金もいらんし」J復帰は否定 橋本英郎の引退試合で1得点

スポーツ報知
前半、ボールをキープし攻めあがる日本代表フレンズ・本田圭佑。左は加地亮(カメラ・馬場 秀則)

 本田圭佑(37=無所属)が16日、元G大阪MF橋本英郎(43)の引退試合に参加し、あらためて現役続行の希望を明かした。スドゥバ(リトアニア)でプレーした21年11月を最後に、プロチームには所属していないが「最近ボールを蹴る回数は減っているけど、トレーニングの量はあまり減らしてはいない。来年のどこかで復帰を目指すに当たって、サッカーボールに触れる量もどっかで増やしていかないと、と思ってる。来年の冬が明けてから、どのタイミング、どの国のどこのクラブでというのは、いくつか候補として的は絞っているので」と明かした。

 22年には左膝の手術も行ったが、この日は日本代表フレンズの一員として前半45分間プレー。はつらつとピッチを走り、橋本のアシストから1ゴールも奪った。「めちゃくちゃ高いところ(レベル)でのプレーを選ぶ、という選択肢はないので。どっちかというと、自分のやりたい場所、タイミングでやれるクラブがあるか。今更、意味のわからん指導者の下、意味のわからん戦術で1年間、やるかと言えば(やらない)。そんな金もいらんし。観客も1000人しか入っていないとか、話にならない。たとえば満員のスタジアムで、レベルが下がっても熱狂的な場所で、なにかひりひりするようなものが得られるのであれば。短い期間でも。1シーズンプレーする、というのはあまり考えていないんで」と希望を明かした。

 一方、あらためてJリーグ、日本国内でプレーする意志はないという。「こうやってたまに帰ってくる、空気がいいなと。今後もそうさせて欲しい」と笑った。実業家、指導者としても活動を続ける本田は、再び世界中のどこかでプレーする機会を求めていた。

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