上記のようにリマインダーとして利用する場合、ブラウザ上でしか予定を登録できないGoogleカレンダーはやはり不便だ。また、予定を本機とGoogleカレンダー上で、計2回も登録しないといけないということは、登録忘れを生む可能性が高まるばかりではなく、予定管理をする上での天敵「面倒になってやめてしまう」という状況になってしまうことになるだろう。
それを解消するために、EM・ONE上で登録した予定を、そのままネット経由でGoogleカレンダーに登録してくれるという、便利なアプリがいくつか存在する。その中で筆者が普段利用しているアプリを紹介する。
・「POSync(作:とーふ氏)」http://www.geocities.jp/bjsoftab4/zero3.htmlこのアプリを使えば、本機に登録した予定をそのままGoogleカレンダーに登録することが可能だ。設定を行えば、リマインダー送信機能も問題なく利用可能であるため、2重登録の手間や登録忘れなどの心配はなくなるだろう。
現在のバージョンにおける筆者唯一の不満点は、起動して同期させるまでのステップに操作が必要なことくらいだ。起動オプションで「自動的に更新」するように仕様変更されれば、タイマー管理で自動的にアプリの起動をしてくれるアプリと連携させて、一定間隔で自動的に同期するように設定できる。これは今後のバージョンアップに期待したいところだ。
メッセンジャーソフトである「Skype」は、登録者同士でテキストメッセージのやりとりを行ったり、IP電話として通話が可能になる便利なサービスだ。パソコン版を利用している方もおられると思うが、Windows Mobile版もリリースされており、基本機能は問題なく利用できるので、その特徴を紹介していこう。
アプリケーションは公式サイトのダウンロードページからダウンロードしよう。筆者はβ版(2.2β)を利用しているが、安心感を重視するなら正規版(2.1)をダウンロードすればよ良いだろう。機種選択では、SHARPのW-ZERO3版(どちらでも内容は同じ)をクリックし、必要なインストールファイルを取得すれば問題はないだろう。
・公式サイトhttp://www.skype.com/intl/ja/download/skype/mobile/
実際にインストールを行い、ユーザーIDとパスワードなどの設定を行うと、もう利用は可能だ。
Skypeのサービスを初めて利用するのであれば、パソコン上でユーザー登録をしてしまった方が簡単だろう。ログインすると、フレンド(登録者)リストが表示されるので、その相手を選んでから「通話」を選べば相手を呼び出すことができる。
呼び出す前には、事前に相手にテキストメッセージを送っておき、お互いにイヤホンマイクを装着しておくと便利だろう。本機には内蔵のスピーカーとマイクが搭載されているので、本体だけでも通話は可能だが、やはりイヤホンマイクがあった方がより通話に集中できるだろう。
また、Skype outという、通常の電話に電話をかける機能も利用可能。電波が届く範囲か、無線LANでネットに接続可能であれば、電話として利用可能だ。ただし、前述したバッテリ持続時間も考慮しておかなければならないだろう。
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