京都造形芸術大学 災害支援スタジオ

坂茂

文献

J-GLOBAL ID：201302243901029649 整理番号：13A1877884

京都造形芸術大学災害支援スタジオ

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著者 (1件)：
資料名：
巻： 88 号： 17 ページ： 054-059,183 発行年： 2013年12月01日
JST資料番号： G0197B ISSN： 1342-5447 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：解説発行国：日本 (JPN) 言語：日本語 (JA)

学生による施工のデザイン・クライテリアを京都造形芸術大学で教えることとなり,学生自身により仮設アトリエを「紙の構造」で建設した。形態としては,SFCの時の半円形断面のアーチに対して,今回はジョイントの応力が最小限になるような円弧アーチにした。そして紙管と紙管のジョイントは,今回は移設可能なように紙菅両端のスチールジョイントをポストテンションされたスチールロッドで固定した。つまり,紙管は圧縮材としてのみ利かせている。アーチの面剛性は2.2mxl.2mの紙管グリッドに構造用合板を固定し,その上に断熱用発泡スチロールを敷き膜で防水した。構造用合板には丸い穴を開けて,発泡スチロールを通して自然光を室内に入れ,その穴を利用して,施工時にはアーチ下の足場から胴体を出して,屋根の上に登らなくても合板の固定作業ができるようにした。

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教育施設,文化施設,宗教建築

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