Netflixの実写ドラマ版『アバター 伝説の少年アン』よりジェットとジューンの画像が初公開
そのほかにも人気のキャラクターの実写版での姿を見ることができる
もうすぐクリスマスだが、その前に冬至を祝って、Netflixが実写版ドラマシリーズ『アバター 伝説の少年アン』のキャストの新画像を公開した。
画像の公開は今回が初めてではないが、ジューンとジェットなど、実写版での姿が初めて公開されたキャラクターもいる。『アバター 伝説の少年アン』でジューンを演じるのは、ドラマ『シカゴ・メッド』や『ティーン・ウルフ』で知られるアーデン・チョー。ジェットはセバスチャン・アモルーソが演じる。
ニコロデオン・アニメーション・スタジオ制作のテレビアニメシリーズ『アバター 伝説の少年アン』をあまり知らない人のために少し解説しておこう。ジューンは、アバターを捕えるために、火の王オザイの長男ズーコに雇われたモラル的にグレーな賞金稼ぎ。一方のジェットは土の王国の難民たちのグループ「自由の戦士」のリーダーで、「火のベンダー」によって両親を殺害されて以降、長い間、火の国に対する憎悪を抱いてきた。
新画像では、そのほかにも実写版となった人気のキャラクターを見ることができる。そのうちの1人は、孫のカタラとソカに「ばあば」と呼ばれているカンナ(ケイシー・キャンプ=ホリネック)。ばあばはベンダーではないが、優れたヒーラーで、南の水の部族の年長者のひとり。また、スキの母親でキヨシ島の長であるユカリ(タムリン・トミタ)の姿もある。今回公開された画像からすると、土の王国の発明家メカニスト(ダニー・プディ)も登場時間が多そうだ。アニメと同様にひげとエプロンの姿を確認できる。ティーザー予告編と同時にリリースされた画像で、すでに公開されているキャラクターは以下のとおり。
- 主人公・アバターの少年アン(ゴードン・コーミエ)
- カタラ(キアウェンティオ)
- サカ(イアン・オウズリー)
- スキ(マリア・チャン)
- ズーコ(ダラス・リウ)
- オザイ(ダニエル・デイ・キム)
- アイロー(ポール・サン=ヒョンジュ・リー)
- アズーラ(エリザベス・ユー)
- ジャオ(ケン・レオン)
アニメ版と同様に、ドラマ『アバター 伝説の少年アン』でも、火の国の王オザイの暴力的な支配から世界の国々を守るために、「水、土、火、気」の4つの技をマスターする旅に出るアバターの少年アンを中心に描かれる。人々の運命は彼の手にかかっており、4つの技すべてを操ることができるようになるには、アンは信用できる師匠に助けを求めなければならない。
「実写版『アバター 伝説の少年アン』は、オリジナルのシリーズについてみんなが知っていることや愛していることすべてを蘇らせるだろうと感じています」とコーミエはブラジルで開催されたNetflixのグローバルファンイベント「Tudum」で言っていた。「そして、このシリーズのことを聞いたことがなかった新しいファンにもたくさんこの世界を知ってもらえるといいなと思います。僕はすごくわくわくしています。個人的にこの作品のファンですし、みんなと同じようにとにかく楽しみです」
『アバター 伝説の少年アン』のショウランナー、製作総指揮、脚本家はアルバート・キムがつとめる。キムは、2005年のシリーズのクリエイターであるブライアン・コニーツコとマイケル・ダンテ・ディマーティノがプロジェクトを離れたあと、2021年に同作に参加することとなった。
制作会社Ridebackのダン・リンとリンジー・リベラトア、ジャバー・ライサニとマイケル・ゴイ、ロザンヌ・リャンもキムとともに製作総指揮をつとめる。ライサニ、ゴイ、キム、ジェット・ウィルキンソンは同作の監督も行う。
実写版ドラマシリーズ『アバター 伝説の少年アン』は1話1時間で全8話。2024年2月22日にNetflixで配信開始予定。